JIS A 1150:2007 コンクリートのスランプフロー試験方法

JIS A 1150:2007 規格概要

この規格 A1150は、粗骨材の最大寸法が40mm以下の,高強度コンクリート,高流動コンクリート,水中不分離性コンクリートなどのスランプフロー試験の方法について規定。

JISA1150 規格全文情報

規格番号
JIS A1150 
規格名称
コンクリートのスランプフロー試験方法
規格名称英語訳
Method of test for slump flow of concrete
制定年月日
2001年6月12日
最新改正日
2014年2月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 1920-2:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, 生コンクリート 2020, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
2001-06-12 制定日, 2007-12-17 改正日, 2014-02-25 改正
ページ
JIS A 1150:2007 PDF [8]
                                                                                   A 1150 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験用器具・・・・[1]
  •  3.1 スランプコーン・・・・[1]
  •  3.2 突き棒・・・・[1]
  •  3.3 平板・・・・[1]
  •  3.4 ノギス又はメジャー・・・・[2]
  •  3.5 測定用補助器具・・・・[2]
  •  3.6 受け容器・・・・[2]
  •  3.7 ストップウォッチ・・・・[2]
  •  4 試料・・・・[2]
  •  4.1 試料の準備・・・・[2]
  •  4.2 コンクリートの温度・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  6 結果・・・・[3]
  •  7 報告・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1150 pdf 1] ―――――

A 1150 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本コン
クリート工学協会(JCI)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS A 1150:2001
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1150 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1150 : 2007

コンクリートのスランプフロー試験方法

Method of test for slump flow of concrete

序文

  この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 1920-2,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh
concreteを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,粗骨材の最大寸法が40 mm以下の,高強度コンクリート,高流動コンクリート,水中不分
離性コンクリートなどのスランプフロー試験の方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1920-2:2005,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方
JIS A 1156 フレッシュコンクリートの温度測定方法
JIS B 7512 鋼製巻尺

3 試験用器具

3.1 スランプコーン

  スランプコーンは,JIS A 1101に規定するものとする。

3.2 突き棒

  突き棒は,JIS A 1101に規定するものとする。

3.3 平板

  平板は,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0 mm以上の鋼製のものとし,大きさが0.8 m×0.8 m以
上で,表面が平滑なものとする。取っ手をつける場合には,スランプフローの測定の障害にならない位置

――――― [JIS A 1150 pdf 3] ―――――

2
A 1150 : 2007
につける。

3.4 ノギス又はメジャー

  ノギス又はメジャーは,JIS B 7512のコンベックスルール又はこれに相当するもので,1 mmまで読み取
れるものとする。

3.5 測定用補助器具

  測定用補助器具1) は,図1に示すように,スランプフローの測定に用いるものとする。
注1) 例えば,山形鋼などを切断加工したものでもよい。

3.6 受け容器

  受け容器は,容量10 L以上のバケツなどとし,必要に応じて用意する。

3.7 ストップウォッチ

  ストップウォッチは,0.1秒まで計測できるものとする。
図1−測定器具の使用例

4 試料

4.1 試料の準備

  試料は,JIS A 1115の規定によって採取するか,又はJIS A 1138の規定によって作る。

4.2 コンクリートの温度

  コンクリートの温度はJIS A 1156の規定によって測定する。

5 試験方法

  試験方法は,次による。
a) スランプコーン及び平板の設置 スランプコーン及び平板は,内面及び表面を湿布などでふく。スラ

――――― [JIS A 1150 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 1150 : 2007
ンプコーンは,水平に設置した平板上に置く。
なお,水平の確認は,水準器を用いて行う。
b) 試料の詰め方 試料は,材料の分離を生じないように注意して詰めるものとし,スランプコーンに詰
め始めてから,詰め終わるまでの時間は2分以内とする。
高強度コンクリート及び高流動コンクリートの場合,適切な受け容器にためておいて偏りがないよ
うに流し込み,突き固めや振動を与えない一層詰めとするか,又は3層に分けて詰め,各層5回突き
棒で一様に突く。
水中不分離性コンクリートの場合,3層に分けて詰め,各層25回突き棒で一様に突く。
c) スランプフローの測定 スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上端に合わ
せてならした後,直ちにスランプコーンを鉛直方向に連続して引き上げる。スランプコーンを引き上
げる時間は,JIS A 1101の規定によって高さ30 cmで23秒とする。ただし,試料がスランプコーン
とともに持ち上がって落下するおそれのある場合は,10秒でゆっくり引き上げる。この後,スランプ
コーンの内側に多量の試料が付着している場合には,これをかき落として試料の中心部に静かに加え
る。
コンクリートの動きが止まった後に,広がりが最大と思われる直径と,その直行する方向の直径を
1 mmの単位で測る。コンクリートの広がりが著しく円形からはずれ,スランプフローの両直径の差
が50 mm以上となった場合には,同一バッチの別試料によって新たに試験する。
なお,スランプを測定する場合には,コンクリートの中央部において下がりを0.5 cm単位で測定す
る。
d) フローの流動停止時間の測定 フローの流動停止時間を求める場合には,スランプコーン引上げ開始
から,目視によって停止が確認されるまでの時間を,ストップウォッチで0.1秒単位で測る。

6 結果

  スランプフローは,両直径の平均値を5 mm又は0.5 cm単位に丸めて表示する。

7 報告

  報告は,次の事項について行う。
a) 必ず報告する事項 必ず報告する事項は,次による。
1) 試験年月日
2) バッチ番号
3) 粗骨材の最大寸法(mm)
4) コンクリートの温度(℃)
5) 試料の詰め方
6) スランプフロー(mm又はcm)
b) 必要に応じて報告する事項 必要に応じて報告する事項は,次による。
1) 天候
2) 気温(℃)
3) フローの流動停止時間(秒)
4) スランプ(cm)
5) 目視による材料分離の有無

――――― [JIS A 1150 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 1150:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1920-2:2005(MOD)

JIS A 1150:2007の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1150:2007の関連規格と引用規格一覧