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A 1150 : 2020
附属書JC
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 1150:2020) 旧規格(JIS A 1150:2014) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 引用規 JIS A 0203 コンクリート用語 2 引用規 JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法各種試験方法が細分化され,フレッシュ
格 JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法格 JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採コンクリートの品質管理を網羅してし
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採 取方法 まう方向にいくことと,JIS A 1156(フレ
取方法 JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作ッシュコンクリートの温度測定方法)で
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO り方 の報告との重複を避けるため,コンクリ
1920-1:2004,Testing of concrete−Part 1: JIS A 1156 フレッシュコンクリートの温度測ートの温度の規定を削除した。
Sampling of fresh concrete 定方法 また,用語及び定義(箇条3)を追加し
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作 JIS B 7512 鋼製巻尺 たことによって,JIS A 0203を追加した。
り方
JIS B 7512 鋼製巻尺
3 用語及 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A− − “3 用語及び定義”が追加された。
び定義 0203による。
4 試験器 3 試験用
平板は,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0 平板は,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0
平板の大きさを定性的な記載に変更す
具 mm以上の鋼などの金属製とし,表面が平滑な 器具 mm以上の鋼製のものとし,大きさが0.8 m×0.8
ることによって(平板の)選択範囲を広
4.3 平板 3.3 平板
もの。その大きさは,スランプフロー試験がで m以上で,表面が平滑なものとする。 げた。
きる余裕をもった寸法とする。
5 試料 4 試料
試料は,JIS A 1115の規定によって採取するか, 4.1 試料の準備 各種試験方法が細分化され,フレッシュ
又はJIS A 1138の規定によって作る。 試料は,JIS A 1115の規定によって採取する
コンクリートの品質管理を網羅してし
か,又はJIS A 1138の規定によって作る。 まう方向にいくことと,JIS A 1156での
4.2 コンクリートの温度 報告との重複を避けるため,コンクリー
トの温度の規定を削除した。
コンクリートの温度はJIS A 1156の規定によ
って測定する。
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020
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――――― [JIS A 1150 pdf 11] ―――――
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A 1150 : 2020
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現行規格(JIS A 1150:2020) 旧規格(JIS A 1150:2014) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名
: 2
6 試験方 5試験方
高強度コンクリート及び高流動コンクリートの “適切な受け容器にためておいて偏り
高強度コンクリート及び高流動コンクリートの
020
法 場合,JIS A 1101の箇条6 b)に従って3層に分法 がないように流し込み,”が“3層に分け
場合,適切な受け容器にためておいて偏りがな
b) 試料の けて詰め,各層5回突き棒で一様に突く,又はb) 試料の て詰め,各層5回突き棒で一様に突く。”
いように流し込み,突き固めや振動を与えない
詰め方 詰め方
必要に応じて適切な受け容器にためておいて偏 一層詰めとするか,又は3層に分けて詰め,各に掛かるのか不明瞭であること,また,
りがないように流し込み,突固め若しくは振動 層5回突き棒で一様に突く。 試料の詰め方及び突き方は,JIS A 1101
を与えない1層詰めとする。 水中不分離性コンクリートの場合,3層に分けて
の規定に従っていることから,文章の順
水中不分離性コンクリートの場合,JIS A 1101の 詰め,各層25回突き棒で一様に突く。 序及び表現を修正した。
箇条6 b)に従って3層に分けて詰め,各層25回
突き棒で一様に突く。
6 試験方 5 試験方
スランプコーンに詰めたコンクリートの上面を フロー測定のコンクリートの試料の量
スランプコーンに詰めたコンクリートの上面を
法 法
スランプコーンの上端に合わせてならす。突固 を一定値とするため,追記した。また,
スランプコーンの上端に合わせてならした後,
c) スラン c) スラン
めによって試料の上面がスランプコーンの上端 ペースト及びモルタル成分の多い部分
直ちにスランプコーンを鉛直方向に連続して引
プフロー プフロー
よりも低くなった場合は,少量の同じコンクリ を意図的に追加した場合,スランプフロ
き上げる。スランプコーンを引き上げる時間は,
の測定 の測定
ートの試料を足して上面をならす。その後,平 JIS A 1101の規定によって高さ30 cmで23秒 ーの測定値に影響する可能性も否定で
板にこぼれた試料を湿布などで取り除き,直ち きないため,追加する試料は,“同じコン
とする。ただし,試料がスランプコーンととも
にスランプコーンを静かに鉛直方向に連続して クリートの試料”であること,足した後
に持ち上がって落下するおそれのある場合は,
引き上げる。スランプコーンを引き上げる時間 10秒でゆっくり引き上げる。 に上面をならすことを明示した。
は,JIS A 1101の箇条6 c)に従って高さ300 mm 平板にこぼれた試料の有無によって測
で2秒3秒とする。ただし,試料がスランプコ 定値が変わるため,湿布などで取り除く
ーンとともに持ち上がって落下するおそれのあ 具体的な内容を追記した。また,JIS A
る場合は,試料が落下しない程度にゆっくり引 1101の箇条6 c)の記述と整合させ,スラ
き上げる。 ンプコーンを“静かに”引き上げるとし
た。
さらに,試料がスランプコーンとともに
持ち上がって落下するおそれのある場
合の引き上げる時間を10秒に特定でき
ないため,表現を修正した。
――――― [JIS A 1150 pdf 12] ―――――
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A 1150 : 2020
現行規格(JIS A 1150:2020) 旧規格(JIS A 1150:2014) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
8 報告 1) 試験年月日 7 報告 1) 試験年月日 試料の詰め方の記載内容が不明確であ
a) 必ず報 2) バッチ番号又は運搬車番号 a) 必ず報 2) バッチ番号 ったため,報告事項を具体的な記載と
告する事 3) 粗骨材の最大寸法(mm) 告する事 3) 粗骨材の最大寸法(mm) し,b)(必要に応じて報告する事項)に
項 4) スランプフロー(mm又はcm) 項 4) コンクリートの温度(℃) 移行した。
5) 試料の詰め方 JIS A 1156が制定されたことによって,
6) スランプフロー(mm又はcm) コンクリート温度の報告が両規格で重
複することを避け,この試験規格では,
スランプフローの試験方法に特化する
ため,コンクリートの温度を削除した。
8 報告 1) 天候 7 報告 1) 天候 附属書JAにおいて,必ず報告する事項
b) 必要に 2) 気温又は試験室の温度(℃) b) 必要に 2) 気温(℃) のため,500 mmフロー到達時間を追記
応じて報 3) 試料の詰め方(層数及び突き数) 応じて報 3) フローの流動停止時間(秒) した。
告する事 4) 500 mmフロー到達時間(秒) 告する事 4) スランプ(cm)
項 5) フローの流動停止時間(秒) 項 5) 目視による材料分離の有無
6) スランプ(cm)
7) 目視による材料分離の有無
A11 50 : 2
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JIS A 1150:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1920-2:2016(MOD)
JIS A 1150:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 1150:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1101:2005
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1101:2020
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1115:2020
- フレッシュコンクリートの試料採取方法
- JISA1138:2018
- 試験室におけるコンクリートの作り方
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺