JIS A 1163:2020 ボス供試体の作製方法及び圧縮強度試験方法 | ページ 4

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A 1163 : 2020
a) 直角定規を当てたときの読み
b) ボス型枠組立調整器を当てたときの読み
図B.4−ボス型枠組立調整器の直角度の測定(例)

――――― [JIS A 1163 pdf 16] ―――――

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附属書C
(規定)
検査供試体の寸法測定によるボス型枠の検査
C.1 一般
ボス型枠の形状,寸法などの検査は,ボス型枠製造者が,ボス型枠に直接コンクリート又はモルタルを
打ち込んで作製した検査供試体によって行う。
検査個数は,1製造ロットからランダムに抽出した3個とする。
抽出したボス型枠を用いて検査供試体を作製し,その供試体の寸法,平面度及び直角度を測定する。平
面度は両載荷面を測定し,直角度は載荷面と側面とで測定する。
C.2 供試体寸法の測定
寸法の測定は,図C.1のように両載荷面(A面及びB面)の4辺(短辺)及び長辺を4隅で0.1 mmま
で測定し,測定結果をボス型枠の内寸法とする。
検査供試体の長辺は,式(C.1)によって算出し,四捨五入して小数点以下1桁に丸める。
a1 a2 b1 b2
L (C.1)
4
ここに, L : 検査供試体の長辺(mm)
a1,a2,b1,b2 : 各長辺(mm)
a) 面の短辺の測定箇所 b) 長辺の測定箇所 c) 面の短辺の測定箇所
図C.1−検査供試体の寸法測定
C.3 平面度の測定
載荷面の平面度は,図C.2に示す試験装置を用いて測定する。
試験装置は,平面度測定装置にJIS B 7503に規定する目量0.001 mmのダイヤルゲージ,又は目量0.001
mmのデジタルゲージを取り付けたものである。

――――― [JIS A 1163 pdf 17] ―――――

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各載荷面の平面度の測定は,載荷面上に試験装置を設置し,載荷面の中央及び各端部から10 mmの位置
を通る3本の平行な直線を測線とし,測線に沿ってゲージをスライドさせる。平面度測定装置から載荷面
までの距離を,測線の両端から10 mm及び中央の3点,1載荷面当たり3測線上の9点を測定する4)。各
測線の両端部と中心部の凹凸を求め,その平均値を載荷面の平面度とする。
各供試体の平面度は,両載荷面の測定結果の大きい方の値とする。
供試体3個の平面度の最大値を,ボス型枠の平面度とする。
注4) 測定点に気泡がある場合は,測定点をその近傍に移動する。
デジタルゲージ
平面度測定装置
側線 平面度測定装置
検査供試体
検査供試体
デジタルゲージ
測定点
図C.2−検査供試体の載荷面の平面度の測定
C.4 直角度の測定
直角度は,図C.3に示す直角度測定装置を用いて測定する。
直角度測定装置は,JIS B 7513の表1に規定する精密定盤上に,デジタルハイトゲージ用スタンドを設
置する。ハイトゲージにJIS B 7503に規定する目量0.001 mmのダイヤルゲージ,又は目量0.001 mmのデ
ジタルゲージを取り付け,検査供試体の上端から5 mm下の位置(測定高さH)にゲージを固定する[図
C.3 b)]。
直角度は,ハイトゲージスタンド下端にJIS B 7514に規定する直定規及びJIS B 7526の表1に規定する
直角定規を当て,その直角定規に同規定の直角定規を立てて当てたときのゲージの読み[図C.3 a)]と,
同位置に検査供試体の一方の載荷面を当てたときのゲージの読み[図C.3 b)]との差である。
各載荷面の直角度は,上記方法によるゲージの読みの差の測定と,検査供試体を90°回転させ,同様の
方法でゲージの読みの差を測定し,2方向の測定結果の平均値とする。
各供試体の直角度は,両載荷面について測定した結果の,大きい方の値とする。
供試体3個の直角度の最大値を,ボス型枠の直角度とする。

――――― [JIS A 1163 pdf 18] ―――――

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A 1163 : 2020
a) 直角定規を立てて当てたときの読み
b) 検査供試体を当てたときの読み
図C.3−載荷面と側面との直角度の測定
C.5 測定結果の判定
ボス型枠3個の内寸法,載荷面の平面度及び載荷面と側面との直角度の測定結果が表1に示す許容差を
満足する場合,検査ロットのボス型枠は,所定の精度を満足していると判断する。
当該ロットの型枠を用いて作製されたボス供試体については,6.2.2の圧縮強度試験時の寸法などの測定
を省略することができる。

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