JIS A 1476:2016 建築材料の含水率測定方法

JIS A 1476:2016 規格概要

この規格 A1476は、蒸発温度で加熱乾燥させることによって,建築材料の含水率を測定する方法について規定。試料採取方法は除く。

JISA1476 規格全文情報

規格番号
JIS A1476 
規格名称
建築材料の含水率測定方法
規格名称英語訳
Measuring method for moisture content of building materials by drying at elevated temperature
制定年月日
2006年4月20日
最新改正日
2016年12月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 12570:2000(MOD), ISO 12570:2000/AMENDMENT 1:2013(MOD)
国際規格分類

ICS

91.100.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
2006-04-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2016-12-20 改正
ページ
JIS A 1476:2016 PDF [12]
                                                                                   A 1476 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 定義,記号及び単位・・・・[1]
  •  3.1 定義・・・・[1]
  •  3.2 記号及び単位・・・・[2]
  •  4 測定原理・・・・[2]
  •  5 測定装置・・・・[2]
  •  6 試料・・・・[3]
  •  6.1 試料の寸法及び数量・・・・[3]
  •  6.2 試料の準備・・・・[3]
  •  7 測定手順・・・・[3]
  •  7.1 試験状態・・・・[3]
  •  7.2 試料の質量を直ちに計量する場合の測定手順・・・・[3]
  •  7.3 試料を不透湿材料で密封した場合の測定手順・・・・[4]
  •  8 計算及び測定結果の表し方・・・・[4]
  •  8.1 質量基準質量含水率・・・・[4]
  •  8.2 容積基準質量含水率・・・・[5]
  •  8.3 容積基準容積含水率・・・・[5]
  •  8.4 乾燥密度・・・・[5]
  •  8.5 試験結果・・・・[5]
  •  9 測定精度・・・・[5]
  •  10 試験報告・・・・[6]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[7]
  •  附属書JB(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1476 pdf 1] ―――――

A 1476 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人建材
試験センター(JTCCM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS A 1476:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1476 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1476 : 2016

建築材料の含水率測定方法

Measuring method for moisture content of building materials by drying at elevated temperature

序文

  この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 12570及びAmendment 1(2013)を基とし,技術的
内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照
を,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,蒸発温度で加熱乾燥させることによって,建築材料の含水率1)を測定する方法について規
定する。ただし,試料採取方法は除く。
注1) 材料中の含水率は,自由水及び結合水に対するものである。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12570:2000,Hygrothermal performance of building materials and products−Determination of
moisture content by drying at elevated temperature及びAmendment 1:2013(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
注記 対応国際規格 : ISO 9346:1987,Thermal insulation−Mass transfer−Physical quantities and
definitions(MOD)

3 定義,記号及び単位

3.1 定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1.1
質量基準質量含水率(moisture content mass by mass)
蒸発し得る水分の質量を材料の乾燥質量で除したもの。

――――― [JIS A 1476 pdf 3] ―――――

2
A 1476 : 2016
3.1.2
容積基準質量含水率(moisture content volume by volume)
蒸発し得る水分の質量を乾燥した材料の容積で除したもの。
3.1.3
容積基準容積含水率(moisture content mass by volume)
蒸発し得る水分の容積を乾燥した材料の容積で除したもの。
3.1.4
乾燥密度(dry density)
乾燥した材料の単位容積当たりの質量。

3.2 記号及び単位

  記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 名称 単位
u 質量基準質量含水率 kg/kg
w 容積基準質量含水率 kg/m3
Ψ 容積基準容積含水率 m3/m3
m 乾燥前の試料の質量 kg
ma 乾燥前の試料とこん包材料との合計質量 kg
m0 乾燥後の試料の質量 kg
mp 乾燥後のこん包材料の質量 kg
ρ0 乾燥密度 kg/m3
ρw 水の密度 kg/m3
V 乾燥した試料の容積 m3
θ
水の温度 ℃

4 測定原理

  含水率は,乾燥前の試料の質量と加熱乾燥させた後の質量とによって求める。

5 測定装置

  測定装置は,次に示すもので構成する。
a) 乾燥機2)は,表2に示す各乾燥温度で相対湿度が10 %以下に維持できなければならない。この相対湿
度にするために,高温多湿の気候又は4070 ℃で乾燥させる場合は,乾燥空気を乾燥機に供給する
ことが必要になる場合もある。
注2) 一つの乾燥機が表2に示す全ての乾燥温度を満足する必要はなく,乾燥温度ごとに乾燥機を
用意してもよい。
b) 測定する試料の質量に対して0.1 %以下の精度をもつはかり
c) 目量が0.5 mmの鋼尺又は鋼製巻尺
d) 最小目盛が0.1 mmで試料の寸法を測定できるノギスなど
e) デシケータ(ただし,乾燥剤は,シリカゲルを使用する。)

――――― [JIS A 1476 pdf 4] ―――――

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A 1476 : 2016

6 試料

6.1 試料の寸法及び数量

  試料の寸法及び数量は,材料を代表するように選定する。
注記 寸法及び数量は,関連する製品規格,その他の適用される文書又は受渡当事者間の合意による
ことができる。

6.2 試料の準備

6.2.1  試料を大きな部分から採取する場合,含水率に重大な影響を与えないように,切り出すときなどに
は注意する。
6.2.2 容積基準質量含水率w又は容積基準容積含水率Ψを算出する場合,7.2又は7.3に規定する精度で
容積が求められるように,試料の表面は清浄で平らな板状とする。
6.2.3 屋外でサンプリングした場合又は試料を作製後直ちに乾燥ができない場合は,試料は水蒸気を通さ
ない金属製容器に詰め込むか又は少なくとも透湿抵抗が144×10−3 m2・s・Pa/ng(例えば,厚さが0.2 mmの
ポリエチレンフィルムのようなもの)以上の不透湿性のフィルム,若しくはアルミニウムはくで二重にこ
ん包し,乾燥前に含水率が変化しないように密封する。
なお,雨の中でサンプリングした場合又は水に浸せきしたものをサンプリングした場合には,試料表面
に付着した水を固く絞った布で拭き取った後に,密封する。
試料は,識別できるように必要事項を記録する。

7 測定手順

7.1 試験状態

  試験を実施する部屋は換気をすることができ,測定環境温度は,測定期間中23±6 ℃とする。

7.2 試料の質量を直ちに計量する場合の測定手順

  試料の乾燥前に,0.1 %の精度をもつひょう量はかりで試料の質量を量る。容積基準質量含水率又は容積
基準容積含水率の測定が必要な場合は,箇条5で規定した精度の鋼尺,鋼製巻尺,ノギスなどを用いて,
乾燥後の試料の寸法を測定する。試料の容積の測定誤差は,1 %を超えてはならない。
恒量とするために,関連する製品規格で規定する温度で試料を乾燥させる。乾燥温度が製品規格に規定
されていない場合は,表2の中から該当する材料区分を選択して,乾燥温度(基準乾燥温度)とする。
表2−基準乾燥温度
材料 乾燥温度

105 ℃において組織的構造が変化しない材料。例えば,木質系材料, 105±2
石材,モルタル,コンクリート,気泡コンクリート,セラミック。
65105 ℃の間で組織的構造的な変化が起こる材料。例えば,発泡プ 65±2
ラスチック材,布,紙。
高い温度で結晶水の蒸発又は発泡剤の放散が起こる材料。例えば,せ 40±2
っこう系材料,気泡材。
注記1 乾燥温度を選択する場合には,次の点に注意する。
a) 試料が損傷を受けない。b) 発泡プラスチックの発泡剤のように,材料の拡散による質
量変化がない。c) 試料に大きな寸法変化がない。d) こん包材料が損傷しない。

――――― [JIS A 1476 pdf 5] ―――――

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JIS A 1476:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 12570:2000(MOD)
  • ISO 12570:2000/AMENDMENT 1:2013(MOD)

JIS A 1476:2016の国際規格 ICS 分類一覧

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規格番号
規格名称
JISA0202:2008
断熱用語