JIS A 1513:2018 建具の性能試験方法通則

JIS A 1513:2018 規格概要

この規格 A1513は、建築物の開口部に取り付けるサッシ及びドアセットの性能試験の一般事項について規定。

JISA1513 規格全文情報

規格番号
JIS A1513 
規格名称
建具の性能試験方法通則
規格名称英語訳
Windows and doorsets -- General rule for test method
制定年月日
1982年3月1日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1982-03-01 制定日, 1987-05-01 確認日, 1993-02-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2001-02-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS A 1513:2018 PDF [7]
                                                                                   A 1513 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 性能項目・・・・[1]
  •  3 試験の一般条件・・・・[1]
  •  3.1 試験体・・・・[1]
  •  3.2 試験装置・・・・[2]
  •  3.3 試験環境・・・・[2]
  •  4 試験項目・・・・[2]
  •  5 試験結果・・・・[2]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[3]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1513 pdf 1] ―――――

A 1513 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
サッシ協会(JSMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS A 1513:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1513 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 1513 : 2018

建具の性能試験方法通則

Windows and doorsets-General rule for test method

序文

  この規格は,1982年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1996年に
行われたが,その後の建具の性能に対するニーズの変化などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属
書Aに示す。

1 適用範囲

  この規格は,建築物の開口部に取り付けるサッシ及びドアセット(以下,建具という。)の性能試験の一
般事項について規定する。

2 性能項目

  建具の性能項目を,表1に示す。
表1−性能項目
性能項目 性能項目の意昧
強さ 外力に耐える程度
耐風圧性 風圧力に耐える程度
耐衝撃性 衝撃力に耐える程度
気密性 空気のもれを防ぐ程度
水密性 風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度
遮音性 音を遮る程度
断熱性 熱の移動を抑える程度
遮熱性 日射熱を遮る程度
結露防止性 建具表面の結露の発生を防ぐ程度
防火性 火災時の延焼防止の程度
面内変形追随性 地震によって生じる面内変形に追随し得る程度
耐候性 構造,強度,表面状態などがある期間にわたり使用に耐え得る品質を保持している程度
形状安定性 環境の変化に対して形状寸法が変化しない程度
開閉力 開閉操作に必要な力の程度
開閉繰返し 開閉繰返しに耐え得る程度

3 試験の一般条件

3.1 試験体

  試験体は,使用状態に組み立てられた完成品とする。ガラス及び金物類を用いる場合は,実際に使われ
るガラス及び金物類を予定された工法によって,はめ込み又は取り付けたものを試験体とする。製品で試

――――― [JIS A 1513 pdf 3] ―――――

2
A 1513 : 2018
験ができない場合は,製品の部分から採取し,試験体とする。ただし,製品から試験体を採取できない場
合は,製品と同一素材かつ同一条件で作られた代用試験体を用いることができる。

3.2 試験装置

  試験装置は,所定の性能値を必要な精度で測定できるものとする。
なお,試験時の安全性については,十分配慮しなければならない。

3.3 試験環境

  試験環境は,特に規定のない限り標準状態とする。標準状態とは,温度535 ℃,相対湿度4585 %,
気圧8601 060 hPaをいう。
なお,金属製及び樹脂製の建具は,相対湿度の範囲を適用しない。ただし,試験体に結露が生じてはな
らない。
試験環境は,試験を実施する前に測定し,記録する。

4 試験項目

  建具の性能項目に適用する試験項目,測定項目及び測定単位を,表2に示す。
表2−試験項目,測定項目及び測定単位
性能項目 試験項目 測定項目 測定単位
強さ 戸先かまち強さ 戸先かまち強さ試験 たわみ mm
ねじり強さ ねじり強さ試験 変位 mm
鉛直荷重強さ 鉛直荷重強さ試験 変位 mm
耐風圧性 耐風圧性試験 変位・たわみ mm
耐衝撃性 耐衝撃性試験 形状変化 −
気密性 気密性試験 通気量 m3/(h・m2)
水密性 水密性試験 漏水 −
遮音性 遮音性試験 音響透過損失 dB
断熱性 断熱性試験 熱貫流率 W/(m2・K)
遮熱性 日射熱取得率試験 日射熱取得率 −
結露防止性 結露防止性試験 温度低下率 −
結露状況 −
防火性 防火性試験 変化 −
面内変形追随性 面内変形追随性試験 操作トルク N・m
操作力・開放力 N
耐候性 耐候性試験 変化 −
形状安定性 温湿度試験 形状変化 −
開閉力 開閉力試験 開閉力 N
開閉繰返し 開閉繰返し試験 変化 −
変位 mm
開閉力 N

5 試験結果

  試験結果において,測定値が温度,湿度,気圧などの関係で変化する場合は,基準状態における値に換
算して表す。基準状態とは,温度20 ℃(293 K),相対湿度65 %,気圧1 013 hPaをいう。

――――― [JIS A 1513 pdf 4] ―――――

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A 1513 : 2018
附属書A
(参考)
技術上重要な改正に関する新旧対照表
現行規格(JIS A 1513:2018) 旧規格(JIS A 1513:1996) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
1 適用範囲 建築物の開口部に取り付けるサッシ及 試験方法の通則として普遍性をもたせるため,JIS A
1. 適用範囲 JIS A 0005に規定する1種及び2種の開
びドアセットを適用範囲として規定。 口部構成材を適用範囲として規定。 0005(建築用開口部構成材の標準モデュール呼び寸法)
に規定する開口部構成材の種類を限定しないこととし
た。これに伴って,引用規格としてJIS A 0005を記載し
ていた“備考”を削除した。
2. 性能項目 “建具の基本性能項目を,表1に示す。”
2 性能項目 “建具の性能項目を,表1に示す。”と 表1の表題と表現を統一するため,“基本性能項目”を
規定。 と規定。 “性能項目”に改めた。
“強さ”の性能の意味を“外力に耐え “強さ”の性能の意味を“面内及び面性能項目の意味をより適切な表現に改めた。
る程度”と規定。 外力に耐える程度”と規定。
“耐風圧性”の性能の意味を“風圧力 “耐風圧性”の性能の意味を“圧力差性能項目の意味をより適切な表現に改めた。
に耐える程度”と規定。 による変形に耐える程度”と規定。
“気密性”の性能の意味を“空気のも “気密性”の性能の意味を“圧力差に性能項目の意味をより適切な表現に改めた。
れを防ぐ程度”と規定。 よって生じる空気のもれを防ぐ程度”
と規定。
“水密性”の性能の意味を“風雨によ “水密性”の性能の意味を“圧力差に性能項目の意味をより適切な表現に改めた。
る建具室内側への水の浸入を防ぐ程 よって生じる建具室内側への雨水など
度”と規定。 の侵入を防ぐ程度”と規定。
“遮熱性”を追加し,性能の意味を“日 遮熱性の規定なし。 2014年にJIS A 1493(窓及びドアの熱性能−日射熱取得
射熱を遮る程度”と規定。 率の測定)が制定されたことに伴って,遮熱性を建具の
性能項目に追加した。
性能項目を“結露防止性”と規定。 性能項目を“防露性”と規定。 性能項目名を2015年に改正されたJIS A 1514(建具の
結露防止性能試験方法)の試験名称に合わせて“防露性”
A1
から“結露防止性”に改めた。
5
“防火性”の性能の意味を“火災時の “防火性”の性能の意味を“火災時の性能項目の意味をより適切な表現に改めた。
13
延焼防止の程度”と規定。 拡大防止の程度”と規定。
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――――― [JIS A 1513 pdf 5] ―――――

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JIS A 1513:2018の国際規格 ICS 分類一覧