JIS A 4704:2020 軽量シャッター構成部材

JIS A 4704:2020 規格概要

この規格 A4704は、建築物及び工作物に使用するスラットの板厚が1.0 mm以下で,手動スプリング式,電動式及び電動スプリング併用式の鋼製の軽量シャッター構成部材について規定。

JISA4704 規格全文情報

規格番号
JIS A4704 
規格名称
軽量シャッター構成部材
規格名称英語訳
Components of light-weight rolling door for buildings
制定年月日
1961年11月1日
最新改正日
2020年8月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1961-11-01 制定日, 1964-11-01 確認日, 1968-01-01 確認日, 1971-08-01 確認日, 1972-03-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1983-12-01 確認日, 1988-09-01 改正日, 1994-06-01 改正日, 1998-04-20 改正日, 2003-02-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2015-02-20 改正日, 2019-10-21 確認日, 2020-08-20 改正
ページ
JIS A 4704:2020 PDF [25]
                                                                                   A 4704 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類・・・・[7]
  •  5 性能・・・・[8]
  •  5.1 構成部材の曲げ強さ・・・・[8]
  •  5.2 開閉性能・・・・[8]
  •  5.3 開閉繰返し性能・・・・[9]
  •  6 構造・・・・[10]
  •  6.1 外壁用防火シャッターの構造・・・・[10]
  •  6.2 構成部材の構造・・・・[10]
  •  7 寸法・・・・[11]
  •  7.1 シャッターの内のり幅及び内のり高さ・・・・[11]
  •  7.2 スラット1枚当たりの幅・・・・[13]
  •  7.3 構成部材の寸法及び寸法許容差・・・・[13]
  •  8 材料・・・・[13]
  •  9 加工及び組立・・・・[14]
  •  10 塗装・・・・[14]
  •  10.1 一般・・・・[14]
  •  10.2 下地のさび止め処理及びさび止め塗装・・・・[15]
  •  10.3 塗装仕上げ・・・・[15]
  •  11 試験方法・・・・[15]
  •  11.1 構成部材の曲げ試験・・・・[15]
  •  11.2 開閉性試験・・・・[18]
  •  11.3 開閉繰返し試験・・・・[20]
  •  12 検査・・・・[21]
  •  13 製品の呼び方・・・・[21]
  •  14 表示・・・・[21]
  •  15 取扱い上及び維持管理上の注意事項・・・・[21]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 4704 pdf 1] ―――――

           A 4704 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本シヤッター·ドア協会(JSDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて
日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本産業規格である。これによって,JIS A 4704:2015は改正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 4704 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
                                                                              A 4704 : 2020

軽量シャッター構成部材

Components of light-weight rolling door for buildings

1 適用範囲

 この規格は,建築物及び工作物に使用するスラットの板厚が1.0 mm以下で,手動スプリング式,電動
式及び電動スプリング併用式の鋼製の軽量シャッター構成部材1)(以下,構成部材という。)について規定
する。ただし,横引き又は水平引きの構成部材には適用しない。
    注記 技術上重要な改正に関する新旧対照表を,附属書Aに示す。
    注1) 組み立てる前の状態のものをいう。
            なお,組み立てた軽量シャッターを,以下,シャッターという。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
    JIS A 9511 発泡プラスチック保温材
    JIS B 1801 伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン
    JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
    JIS G 3131 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
    JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
    JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
    JIS G 3312 塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
    JIS G 3313 電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
    JIS G 3350 一般構造用軽量形鋼
    JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管
    JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
    JIS G 3466 一般構造用角形鋼管
    JIS G 3521 硬鋼線
    JIS G 3522 ピアノ線
    JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
    JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
    JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
    JIS H 4100 アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
    JIS H 8602 アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
    JIS H 8610 電気亜鉛めっき

――――― [JIS A 4704 pdf 3] ―――――

           2
A 4704 : 2020
    JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
    JIS K 5621 一般用さび止めペイント
    JIS K 5651 アミノアルキド樹脂塗料
    JIS K 5674 鉛·クロムフリーさび止めペイント
    JIS K 6744 ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
    JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による(図1図3参照)。
3.1
スラット
  シャッターカーテンを構成するもので,鋼帯をロール成形した部材。
3.2
座板
  シャッターカーテンの下端に取り付ける部材。
3.3
シャッターカーテン
  開口部を仕切るために設けるもので,連結したスラットと座板とを組み合わせたもの。
3.4
施錠装置
  戸締まりのために設けるもので,シャッターカーテンの閉鎖時にシャッターカーテンの開放を制限する
装置。
3.5
巻取りシャフト
  シャッターカーテンを巻き取る軸。
3.6
スプリング
  巻取りシャフトにシャッターカーテンを巻き取るための回転力を与える部材。
3.7
軸受部
  く(躯)体に固定し,巻取りシャフトを保持するもの。
3.8
ケース
  防じん(塵)及び防雨を目的として,巻取りシャフトに巻かれたシャッターカーテンを覆うカバー。
3.9
まぐさ
  天井面又はケース下面におけるシャッターカーテン用の開口部の見切り材。
3.10
ガイドレール
  閉鎖時にシャッターカーテンを保持するためのもので,開閉時には左右の案内をするレール。

――――― [JIS A 4704 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
                                                                                   A 4704 : 2020
3.11
中柱
  シャッターを一直線上に複数設置する場合に用いる,シャッターカーテン左右の案内をするレール。
3.12
上げ落とし
  中柱下部を床面に固定する部材。
3.13
受皿
  床面に設置し,上げ落としを固定する部材。
3.14
電動式開閉機
  巻取りシャフトを駆動する装置で,電動機,減速ギヤ,ブレーキ,スプロケット及び手動操作部分など
から構成される装置。手動で巻取りシャフトを駆動できる手動操作部分は,停電時などの電源遮断時に操
作する。
3.15
シャフトローラチェーン
  開閉機の回転力を巻取りシャフトに伝達するローラチェーン。
3.16
シャフトスプロケット
  巻取りシャフトに固定され,シャフトローラチェーンによって駆動するスプロケット。
3.17
制御盤
  押しボタンスイッチ,リミットスイッチなどからの信号を処理し,電動式開閉機の動作を制御する制御
機器を内蔵したもの。
3.18
押しボタンスイッチ
  シャッターカーテンの動作を選択するための壁などに設置した押しボタン式のスイッチ。開ボタン,閉
ボタン及び停止ボタンがある。
3.19
リモコンスイッチ
  無線信号を用いてシャッターカーテンなどの動作を選択する携帯式のスイッチ。
3.20
リミットスイッチ
  シャッターカーテンの動作範囲の上限及び下限の2か所に設定され,シャッターカーテンがそれらの位
置に達すると自動的に動作を停止するスイッチ。
3.21
安全装置
  障害物感知装置及び急降下停止装置の総称。
3.22
障害物感知装置

――――― [JIS A 4704 pdf 5] ―――――

           4
A 4704 : 2020
  シャッターカーテンが電動式開閉機によって降下中に障害物を感知したとき,シャッターカーテンの降
下が直ちに停止するか,又は直ちに停止後,反転上昇して停止する装置。座板部分にスイッチを設け,障
害物を感知した場合に送信機から感知信号を発信するものと開閉機の負荷状態から障害物を感知するもの
とがある。
3.23
急降下停止装置
  シャッターの異常時にシャッターカーテンが急降下した場合に作動し,停止する装置。
3.24
送信機
  障害物感知装置の感知信号を制御盤に送る装置。
3.25
全開
  座板がまぐさ近傍で停止している状態,又は座板の上面がまぐさ下面で停止している状態。
3.26
全閉
  座板が床面に接した状態で停止している状態。
3.27
管理用シャッター
  主に防犯目的で設置するシャッター。
3.28
外壁用防火シャッター
  延焼のおそれのある外壁開口部に設置するシャッター。
3.29
手動スプリング式
  スプリングでシャッターカーテンの重さとバランスをとり,手動で開閉する方式。
3.30
電動式
  電源によって,電動式開閉機が駆動し,開閉する方式。
3.31
電動スプリング併用式
  スプリングでシャッターカーテンの重さとバランスをとり,電源によって,電動式開閉機が駆動し,開
閉する方式。

――――― [JIS A 4704 pdf 6] ―――――

                                                                                             5
                                                                                   A 4704 : 2020
                            図1−手動スプリング式のシャッター(例)

――――― [JIS A 4704 pdf 7] ―――――

           6
A 4704 : 2020
                          図2−電動スプリング併用式のシャッター(例)

――――― [JIS A 4704 pdf 8] ―――――

                                                                                             7
                                                                                   A 4704 : 2020
                                  図3−電動式シャッター(例)

4 種類

  シャッターの種類は,表1のとおり,用途によって管理用シャッター及び外壁用防火シャッターの2種
類に区分し,さらに,開閉方式,スラットの鋼板の表示厚さ,スラットの材質及び安全装置の有無によっ
て細分する。

――――― [JIS A 4704 pdf 9] ―――――

           8
A 4704 : 2020
                                     表1−シャッターの種類
  シャッター  種類     開閉方式    スラットの  スラットの材質(材質記号)安全装置による区分
    の種類   の呼び                 鋼板の表示                             障害物  急降下
                                         厚さ                               感知装置 停止装置
                                         mm
 管理用     管理   手動スプリング式 0.4,0.5,0.6,
                                                  溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯   −      −
 シャッター                          0.8        (SGC),塗装溶融亜鉛めっき
                     電動式                      鋼板及び鋼帯(CGC),ポリ塩
                                      0.4,0.5,0.6,                         ○b)     ○c)
                     電動スプリング併 0.8,1.0   化ビニル被覆金属板(SV),冷 ○b)     −
                     用式                        間圧延ステンレス鋼板及び鋼
                                                  帯(SUS)
 外壁用防火 外防   手動スプリング式 0.8        溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯   −      −
 シャッターa)       電動式          0.8,1.0   (SGC),塗装溶融亜鉛めっき ○b)     ○c)
                     電動スプリング併            鋼板及び鋼帯(CGC),冷間圧 ○b)     −
                     用式                        延ステンレス鋼板及び鋼帯
                                                  (SUS)
   ○ : 適用 − : 適用外 とする。
 注a) スラット,座板,ケース及びガイドレールに使用する鋼板の厚さは0.8 mm以上とする。
    b) シャッターの近くに人が近寄れない構造となっている場合は,受渡当事者間の協定によって,障害物感知装
      置の設置を省略することができる。
    c) 急降下停止装置の対応が困難な場合は,受渡当事者間の協定によって省略することができる。

5 性能

5.1 構成部材の曲げ強さ

  スラット,中柱及び上げ落としの曲げ強さは,次の規定に適合しなければならない。
  なお,外壁開口部に設置するシャッターの耐風圧強度は,受渡当事者間の協定による。
a) スラットの曲げ強さ スラットの曲げ強さは,11.1.1によって試験を行ったとき,ガイドレールから
    の脱落がなく,また,残留たわみ量は,スラット長さの1/200以下で,かつ,使用上有害な変形がな
    い(表4参照)。
b) 中柱の曲げ強さ 中柱の曲げ強さは,11.1.2によって試験を行ったとき,支持台からの脱落がなく,
    また,残留たわみ量は,中柱長さの1/200以下で,かつ,使用上有害な変形がない(表4参照)。
c) 上げ落としの曲げ強さ 上げ落としの曲げ強さは,11.1.3によって試験を行ったとき,使用上有害な
    変形がない。

5.2 開閉性能

5.2.1 手動スプリング式シャッターの開閉性能
  手動スプリング式シャッターの開閉性能は,11.2.1によって試験を行ったとき,表2に適合しなければ
ならない。
                                          表2−開閉力
                             スラットの鋼板の表示厚さ    開閉力
                                      mm                   N
                                       0.4
                                       0.5               60以下
                                       0.6
                                       0.8              100以下

――――― [JIS A 4704 pdf 10] ―――――

                                                                                             9
                                                                                   A 4704 : 2020
5.2.2 電動式(電動スプリング併用式を含む。)シャッターの開閉性能
  電動式(電動スプリング併用式を含む。)シャッターの開閉性能は,11.2.2によって試験を行ったとき,
次の規定に適合しなければならない。
a) 開閉性
  1) シャッターカーテンを開閉したときの平均速度は,1.57 m/minとする。
  2) シャッターカーテンを開閉中に,押しボタンスイッチ又はリモコンスイッチの停止ボタンの操作に
      よってシャッターカーテンが停止する。
  3) シャッターカーテンを開閉したとき,上限又は下限設定位置において,自動的に停止する。
  4) シャッターカーテンを開閉中に,押しボタンスイッチ又はリモコンスイッチをシャッターカーテン
      の作動方向と逆方向に操作したとき,逆方向に作動しない。
  5) 電源遮断時には,手動操作によって開閉できる。
b) 障害物感知装置の動作性能
  1) 押しボタンスイッチ又はリモコンスイッチの閉ボタンの操作によって,シャッターカーテンが降下
      中に障害物感知装置が作動したとき,シャッターカーテンが直ちに停止,又は直ちに停止後,反転
      上昇して停止する。
  2) 障害物感知装置が作動したときに,シャッターカーテンが直ちに停止する構造の場合,1) の作動後
      に,押しボタンスイッチ又はリモコンスイッチの閉ボタンの操作によって再降下の信号を受けたと
      き,シャッターカーテンが降下しない。また,1) の作動後に,押しボタンスイッチ又はリモコンス
      イッチの開ボタンの操作によって開放の信号を受けたとき,シャッターカーテンは上昇する。
  3) 障害物感知装置が作動したときに,シャッターカーテンが直ちに停止後,反転上昇して停止する構
      造の場合,1) の作動後に,押しボタンスイッチ又はリモコンスイッチの閉ボタンの操作によって再
      降下の信号を受けて降下したとき,再度,障害物感知装置が作動して,シャッターカーテンが直ち
      に停止後,反転上昇して停止する。
  4) 障害物感知装置が作動し,シャッターカーテンが停止するまでに荷重計にかかる最大荷重は,700 N
      以下とする。
c) 急降下停止装置の動作性能
      急降下停止装置は,急降下停止装置の作動位置からシャッターカーテンが停止するまでの距離を
    300 mm以下とする。

5.3 開閉繰返し性能

  開閉繰返し性能は,11.3によって試験を行ったとき,円滑に作動しなければならない。
  なお,開閉繰返し回数は,表3による。開閉繰返し回数は,開くと閉じるとで1回とする。
                                表3−シャッターの開閉繰返し回数
                             開閉方式               開閉繰返し回数
                         手動スプリング式
                     電動式(電動スプリング併          5 000回
                          用式を含む。)

――――― [JIS A 4704 pdf 11] ―――――

           10
A 4704 : 2020

6 構造

6.1 外壁用防火シャッターの構造

  シャッターカーテンがケース及びガイドレールと接する部分は相じゃくりとし,シャッターカーテンが
閉鎖したときに防火上有害な隙間が生じない構造とする。

6.2 構成部材の構造

6.2.1 スラット
  スラット同士のかみ合い方式は,インターロッキング形又はオーバーラッピング形とする(図4参照)。
スラット相互のずれ止めは,端金物を付けるか,又はスラット端部を折り曲げ加工する(図5参照)。
           a) インターロッキング形スラット            b) オーバーラッピング形スラット
                                   図4−スラットの種類(例)
                                 図5−スラットのずれ止め(例)
6.2.2 軸受部
  軸受部は,シャッターカーテン,巻取りシャフトなどによる荷重に十分耐える構造とする。

――――― [JIS A 4704 pdf 12] ―――――

                                                                                            11
                                                                                   A 4704 : 2020
6.2.3 座板
  外壁用防火シャッターの座板にアルミニウムを使用する場合には,鋼板で覆う構造とする。
6.2.4 ガイドレール
  ガイドレールの構造は,次による。
a) ガイドレールは,スラットによる所定の荷重に十分耐える構造とする。
b) スラットとガイドレールとのかみ合わせは,スラットをいずれかに寄せたときでも,他端の有効かみ
    合わせ長さは20 mm以上(端金物がある場合には,端金物の寸法を含む。)としなければならない。
6.2.5 中柱
  中柱の構造は,次による。
a) スラットと中柱とのかみ合わせは,スラットをいずれかに寄せたときでも,他端の有効かみ合わせ長
    さは20 mm以上(端金物がある場合には,端金物の寸法を含む。)としなければならない。
b) 中柱上部を軸受部の下部に差し込み,下端を上げ落としで受皿に固定したとき,中柱が回転又はねじ
    れを生じない構造とする。
c) 中柱の下部に設置する上げ落としは,中柱に堅ろうに取り付ける。
6.2.6 ケース
  外壁用防火シャッターに使用するケースは,スラットの巻き込み口及び建物の耐火構造のはり,壁,床
などで防火上有効に覆われる部分を除いて,その全周を鋼板で覆う構造とする。
  なお,管理用シャッターの場合は,受渡当事者間の協定によって,ケースを省略してもよい。
6.2.7 シャフトローラチェーン及びシャフトスプロケット
  電動式開閉機と巻取りシャフトとを連結するシャフトローラチェーン及びシャフトスプロケットは,JIS
B 1801による。
6.2.8 障害物感知装置
  障害物感知装置に送信機を用いるものは,電池残量がなくなった場合は,押しボタンスイッチの閉ボタ
ンを押している間だけ閉鎖する構造とする。また,障害物感知装置に異常が検出された場合には,閉鎖し
ない構造又は押しボタンスイッチの閉ボタンを押している間だけ閉鎖する構造とする。
6.2.9 リモコンスイッチ
  リモコンスイッチは,停止ボタンなどを押してから開ボタン又は閉ボタンを押して操作する構造とする。

7 寸法

7.1 シャッターの内のり幅及び内のり高さ

  シャッターの内のり幅及び内のり高さの寸法(図6参照)は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS A 4704 pdf 13] ―――――

           12
A 4704 : 2020
   l シャッターの内のり幅
                                     a) シャッターの内のり幅
   h シャッターの内のり高さ
                                    b) シャッターの内のり高さ
                         図6−シャッターの内のり幅及び内のり高さ(例)

――――― [JIS A 4704 pdf 14] ―――――

                                                                                            13
                                                                                   A 4704 : 2020

7.2 スラット1枚当たりの幅

  スラット1枚当たりの幅寸法(図7参照)は,受渡当事者間の協定による。
                                 a) インターロッキング形スラット
                                 b) オーバーラッピング形スラット
   P スラット1枚当たりの幅
                               図7−スラット1枚当たりの幅(例)

7.3 構成部材の寸法及び寸法許容差

  スラット,座板,ガイドレール及び中柱の寸法及び寸法許容差は,表4による。
                               表4−構成部材の寸法及び寸法許容差
                                                                                  単位 mm
         構成部材            寸法許容差                          参考図
         スラット
           及び         長さ     L     ±2
           座板
       ガイドレール     深さ     A     ±2
           及び
           中柱         溝幅     B     ±2
                                                   ガイドレール             中柱

8 材料

  スラット,座板,巻取りシャフト,スプリング,軸受部,ケース,ガイドレール及び中柱に使用する主
要材料は,表5によるか,又は性能及び品質がこれらと同等以上の構成部材とする。

――――― [JIS A 4704 pdf 15] ―――――

次のページ PDF 16

JIS A 4704:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4704:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA9511:2017
発泡プラスチック保温材
JISB1801:2020
伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3312:2019
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2015
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3313:2021
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3350:2017
一般構造用軽量形鋼
JISG3444:2015
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3444:2021
一般構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2016
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2021
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3466:2015
一般構造用角形鋼管
JISG3466:2021
一般構造用角形鋼管
JISG3521:2018
硬鋼線
JISG3522:2014
ピアノ線
JISG4304:2012
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4304:2021
熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2012
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG4305:2021
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISH4100:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
JISH8602:2010
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜
JISH8610:1999
電気亜鉛めっき
JISK5572:2010
フタル酸樹脂エナメル
JISK5621:2019
一般用さび止めペイント
JISK5651:2002
アミノアルキド樹脂塗料
JISK5674:2019
鉛・クロムフリーさび止めペイント
JISK6744:2019
ポリ塩化ビニル被覆金属板及び金属帯
JISZ8401:2019
数値の丸め方

基本,コンデンサ,抵抗器,変成器・インダクタ

価格 16,720円(税込)本体価格:15,200円

発売年月日:2020-07-31

JIS HB 23-1 電子 III-1 2020

Amazon詳細ページへ

※最新の情報は詳細ページでご確認ください。

JIS ハンドブックから規格の検索、規格番号や名称が調べて探すことができます。
JIS ハンドブック 一覧 規格 種類別