28
A 5023 : 2018
める。
m1
T
V
ここに, T : 再生細骨材Lの単位容積質量(kg/L)
V : 容器の容量(L)
m1 : 容器中の試料の質量(kg)
なお,気乾状態の試料を用いて試験を行い,含水率の測定を行った場合は,次の式による。
m1 m0
T
V m2
ここに, m2 : 含水率測定のための試料の乾燥前の質量(kg)
m0 : 含水率測定のための試料の乾燥後の質量(kg)
b) 2回の試験の平均値を,試験結果とする。ただし,単位容積質量の平均値からの差は,0.02 kg/L以下
でなければならない。この条件を満足しないときは,試験が適正に行われていないと判断し,試験を
再度実施する。
c) ) で求めた単位容積質量を用い,次の式によって,推定吸水率を計算し,四捨五入によって小数点以
下2桁に丸める。
Q 25T 41
ここに, Q : 再生細骨材Lの推定吸水率(%)
T : 再生細骨材Lの単位容積質量(kg/L)
D.6 記録
記録は,次の事項のうち必要なものを記載する。
a) 骨材を採取した位置及び日時
b) 2回の単位容積質量試験値及びその平均値(kg/L)
c) 推定吸水率(%)
d) 試験年月日
e) 試験者氏名
――――― [JIS A 5023 pdf 31] ―――――
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A 5023 : 2018
附属書E
(規定)
連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置の性能試験方法
E.1 一般
この附属書は,連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置の性能を,セメント,水,細骨材,粗骨材
及び混和材料のそれぞれに対して,試験する方法1) 及び評価について規定する。
注1) この規格は,連続式の固定ミキサの形式証明の試験及び計量キャリブレーションに主として適
用するが,現場キャリブレーション及びキャリブレーションチェックにも適用することができ
る。
E.2 試験用器具
E.2.1 はかり
はかりは,E.4に示す試験における各試料の質量の0.1 %まで正確に計量できるものとする。
E.2.2 容器
容器は,E.4に示す試験における各試料を納めることができる容量のもので,十分強固なものとする。
また,水及び混和剤溶液の容器は水密なものとする。
E.3 試料
試料は,セメント,水,細骨材,粗骨材,混和剤及び混和材とする。混和剤は,JIS A 6204に適合する
化学混和剤又はJIS A 6205に適合する防せい剤とする。混和材は,JIS A 6201に適合するフライアッシュ,
JIS A 6202に適合する膨張材,JIS A 6206に適合する高炉スラグ微粉末又はJIS A 6207に適合するシリカ
フュームとする。
E.4 試験方法
試験は,セメント,水,細骨材,粗骨材,混和剤及び混和材の各試料について,次に示す手順で行う。
a) 計量装置及び供給装置のダイヤル,バルブなどを所定の目盛に設定する。
b) 計量及び供給する試料を,貯蔵槽に公称容量の約9/10まで積載する。
c) 連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置を,連続して所定の時間作動し,試料を容器に排出する。
そして,その試料の質量を計量する。
d) ) の操作を,貯蔵槽に公称容量の1/10程度試料が残るまで20回繰り返す。
E.5 計算
E.5.1 測定値の平均値及び変動係数
計量ダイヤル,バルブなどの設定目盛ごとにE.4のb) d) の手順によって求めた20個の質量測定値の
平均値及び変動係数を次の式によって計算し,四捨五入によって有効数字3桁までに丸める。
n
1 ix
x
ni1
ここに, x : 平均値
――――― [JIS A 5023 pdf 32] ―――――
30
A 5023 : 2018
xi : 測定値
n : 測定値の個数=20
n
1 2)
s (xix
ni1
ここに, s : 標準偏差
v 100
ここに, v : 変動係数(%)
E.5.2 測定値の平均値の差
計量ダイヤル,バルブなどの設定目盛ごとにE.4のb) d) の手順によって求めた20個の質量測定値の
うち,最初の5個の測定値,及び最後の5個の測定値についてそれぞれ平均値を求め,これらの平均値の
差を次の式によって計算し,四捨五入によって有効数字3桁までに丸める。
x1 x2
x 100
x1 x2
ここに, x 5個の測定値の平均値の差(%)
1x : 5個の測定値の平均値のうち大きい値
2x : 5個の測定値の平均値のうち小さい値
E.6 評価
E.5.1及びE.5.2で求めた各試料の20個の測定値の変動係数(%)及び5個の測定値の平均値の差(%)
を,連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置の性能を示す指標とする。
表E.1の値以下であれば,連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置の性能は満足するものとする。
表E.1−試料の20個の測定値の変動係数(%)及び5個の測定値の平均値の差(%)
単位 %
試料の種類 20個の測定値の変動係数 5個の測定値の平均値の差
水 0.6 1
セメント 1.3 2
骨材 2 3
混和剤 2 3
混和材 1.3 2
E.7 記録
記録は,次の事項について行う。
a) 連続式の固定ミキサの種類,形式,名称
b) 貯蔵槽の公称容量
c) 試験実施の年月日,天候,気温,湿度
d) 試験実施機関名
e) 計量ダイヤル,バルブなどの設定目盛
――――― [JIS A 5023 pdf 33] ―――――
31
A 5023 : 2018
f) 試料の名称,種類2),生産者名又は産地名
g) 骨材の最大寸法,粒度,密度,吸水率
h) 骨材の表面水率
i) 20個の測定値,平均値,変動係数(%)
j) 最初の5個及び最後の5個の測定値,平均値,平均値の差(%)
k) 連続式の固定ミキサの計量装置及び供給装置の性能についての評価
注2) セメント,混和剤及び混和材の場合には商品名でもよい。
――――― [JIS A 5023 pdf 34] ―――――
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A 5023 : 2018
附属書F
(規定)
連続式の固定ミキサの練混ぜ性能試験方法
F.1 一般
この附属書は,連続式の固定ミキサの練混ぜ性能試験方法及び評価について規定する。
F.2 試料の採取
試料は,表F.1に示すミキサの標準廃棄量に相当するコンクリートを排出した後に,第1回目の採取を
行う。この試料の量は100 L以上とする。次いで,コンクリートを4分間排出した後か,又は1 000 Lを排
出した後の,いずれか排出量の少ない方の時点での試料を100 L以上採取する。
表F.1−ミキサの標準廃棄量
練混ぜ能力(m3/h)a) 練混ぜ時間(秒)b) 標準廃棄量(L)
10 1316 50
15 1316 50
20 1316 70
25 1316 70
35 1518 90
45 1518 100
55 1518 120
注a) 材料がミキサ部を通過する時間によって算定された練混ぜ能力とする。
b) 材料がミキサ部を通過する時間とする。
F.3 試験項目
採取した二つの試料について,次に示す5項目の試験を行う。
F.3.1 空気量差
ミキサから排出後あらかじめ定めた時間の経過後に,JIS A 1128に従って空気量を測定する。二つの試
料の空気量の差の絶対値を求め,これを空気量差(%)とする。
F.3.2 スランプ差
ミキサから排出後あらかじめ定めた時間の経過後に,JIS A 1101に従ってスランプを測定する。これは
空気量の測定と同時に行うものとする。二つの試料のスランプの差の絶対値を求め,これをスランプ差
(cm)とする。
F.3.3 モルタルの単位容積質量差
JIS A 1119に従ってモルタルの単位容積質量をそれぞれ二つの試料について測定し,モルタルの単位容
積質量差(%)を求める。
F.3.4 単位粗骨材量差
JIS A 1119に従って,単位粗骨材量をそれぞれ二つの試料について測定し,単位粗骨材量差(%)を求
める。
F.3.5 圧縮強度差
JIS A 1108に従って圧縮強度を求め,二つの試料の圧縮強度から,次の式によって圧縮強度差(%)を
――――― [JIS A 5023 pdf 35] ―――――
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JIS A 5023:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS A 5023:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1101:2005
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1101:2020
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1102:2014
- 骨材のふるい分け試験方法
- JISA1103:2014
- 骨材の微粒分量試験方法
- JISA1104:2019
- 骨材の単位容積質量及び実積率試験方法
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1109:2020
- 細骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1110:2020
- 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1115:2020
- フレッシュコンクリートの試料採取方法
- JISA1116:2019
- フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)
- JISA1119:2014
- ミキサで練り混ぜたコンクリート中のモルタルの差及び粗骨材量の差の試験方法
- JISA1128:2019
- フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法―空気室圧力方法
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISA1144:2010
- フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法
- JISA1145:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
- JISA1146:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
- JISA1154:2020
- 硬化コンクリート中に含まれる塩化物イオンの試験方法
- JISA1158:2014
- 試験に用いる骨材の縮分方法
- JISA1158:2020
- 試験に用いる骨材の縮分方法
- JISA1801:2009
- コンクリート生産工程管理用試験方法―コンクリート用細骨材の砂当量試験方法
- JISA5002:2003
- 構造用軽量コンクリート骨材
- JISA5021:2018
- コンクリート用再生骨材H
- JISA5022:2018
- 再生骨材コンクリートM
- JISA5308:2019
- レディーミクストコンクリート
- JISA6201:2015
- コンクリート用フライアッシュ
- JISA6202:2017
- コンクリート用膨張材
- JISA6204:2011
- コンクリート用化学混和剤
- JISA6205:2003
- 鉄筋コンクリート用防せい剤
- JISA6206:2013
- コンクリート用高炉スラグ微粉末
- JISA6207:2016
- コンクリート用シリカフューム
- JISA8603-2:2010
- コンクリートミキサ―第2部:練混ぜ性能試験方法
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISR5211:2009
- 高炉セメント
- JISR5213:2009
- フライアッシュセメント
- JISR5214:2019
- エコセメント
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい