JIS A 5031:2016 一般廃棄物,下水汚泥又はそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材 | ページ 7

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A 5031 : 2016
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附属書F
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(参考)
1 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
0 16
現行規格(JIS A 5031:2016) 旧規格(JIS A 5031:2010) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
1 適用範囲 a) 一般廃棄物の溶融固化施設から産出さ1. 適用範 備考2. ここでいう一般廃棄物の溶融固化溶融処理施設及び処理の対象の産業廃棄物を明

れる溶融スラグ骨材のうち,自治体な 施設から産出される溶融スラグ骨確にするため。
どの委託によって一般廃棄物を処理す 材には,自治体等が一般廃棄物の
る民間溶融施設で産出される溶融スラ 溶融固化施設で処理することを認
グ骨材,及び自治体などが処理するこ めた指定の産業廃棄物を一般廃棄
とを認めた産業廃棄物を一般廃棄物と 物と混合処理している場合に産出
混合処理している場合に産出される溶 される溶融スラグ骨材を含めても
融スラグ骨材。 よい。
e) 溶融スラグ骨材は,次のものには使用 備考3. 次の材料として,溶融スラグ骨材旧規格では,備考3.において,他の製品規格に
しない。 を用いてはならない。 言及する箇所があったが,溶融スラグ骨材の利
1) プレストレストコンクリート全般 − JIS A 5308に規定するレディ 用については,利用する側の製品規格で規定す
(例 JIS A 5373に規定するプレキ ーミクストコンクリート るべきであるため,他の製品規格に言及する箇
ャストプレストレストコンクリー − JIS A 5406に規定する建築用 所を削除した。
ト,現場施工のプレストレストコン コンクリートブロック
クリートなど) − プレストレストコンクリート
2) 建築物に用いるプレキャストコンク − 建築物に用いるプレキャスト
リートで,建築物の基礎,主要構造 コンクリートで,建築物の基
部その他安全上,防火上又は衛生上 礎,主要構造部その他安全
重要である部分に用いるもの 上,防火上又は衛生上重要で
(JIS A 5308に規定するレディーミクスト ある部分に用いるもの
コンクリート及びJIS A 5406に規定する
建築用コンクリートブロックは削除。)

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現行規格(JIS A 5031:2016) 旧規格(JIS A 5031:2010) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
2 引用規格 JIS Q 17025,JIS Q 17050-1及びJIS Q 2. 引用規 − 日本工業標準調査会標準部会の土木技術専門委
17050-2を追加。 格 員会及び建築技術専門委員会が共同で“建設分
野の規格への環境側面の導入に関する指針 附
属書1コンクリート用スラグ骨材に環境安全品
質及びその検査方法を導入するための指針”を
定めたことから,環境安全品質に関する基準及
び検査方法を規定したため。
JIS R 5201を追加。 − 平成20年度に社会問題化した建築物のポップ
アウト現象を契機として,平成21年度から2
年計画で実施した“コンクリート用溶融スラグ
の試験方法の標準化調査委員会”において,ポ
ップアウトの原因究明と次回の改正の際に導入
するための“ポップアウトの確認試験方法”の
開発が行われたことから,ポップアウトに関す
る品質基準及び検査方法を規定したため。
3 用語及び ポップアウト(3.1)を規定。 − − 上記のとおり,ポップアウトに関する品質基準
定義 及び検査方法を規定したため。
環境安全品質(3.2),環境安全形式検査− − 上記のとおり,環境安全品質に関する基準及び
(3.3),環境安全受渡検査(3.4),利用模 検査方法を規定したため。
擬試料(3.5),溶融スラグ骨材試料
(3.6),環境安全品質基準(3.7),環境安
全受渡検査判定値(3.8),環境安全形式試
験(3.9)及び環境安全受渡試験(3.10)
を規定。
5 品質 4. 品質
5.4.1 b) 溶融スラグ粗骨材の粗粒率は,製 4.7.1 b) 粗粒率は,購入契約時に定められ
溶融スラグ粗骨材及び細骨材の粗粒率の規定値
5.4 粒度及 4.7 粒度及
造業者と購入者とが協議によって定めた粗 た粗粒率と比べ,±0.30以上変化しては (範囲)の表記に誤りがあったため,JIS A
び粗粒率 び粗粒率
粒率に対して±0.30の範囲のものでなけれ ならない。 5005に合わせて修正した。これによって,粗
ばならない。 骨材では±0.30,細骨材では±0.20の値が範囲
4.7.2 b) 粗粒率は,購入契約時に定められ
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5.4.2 b) 溶融スラグ細骨材の粗粒率は,製 た粗粒率と比べ,±0.20以上変化しては に含まれることとなった。
0
造業者と購入者とが協議によって定めた粗 ならない。
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粒率に対して±0.20の範囲のものでなけれ
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ばならない。
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現行規格(JIS A 5031:2016) 旧規格(JIS A 5031:2010) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名
: 2
5.5 膨張性 測定開始後24時間経過後のモルタルに膨 4.4 膨張性 モルタルの膨張率が2 %以下でなければな判定値2 %以下を満足する溶融スラグでポップ
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張があってはならない。 らない。 アウト試験の試験体を作製したときに,モルタ
ル中で気泡が発生したため,判定値を見直すた
めの調査・検討を行った。その結果,24時間
後の膨張が認められなかったモルタルでは発泡
が生じなかったため,判定値を変更した。
5.6 ポップ 4.1 一般事
溶融スラグ骨材は,6.10によって試験を行 備考 ここで,ポップアウトとは,“膨張上記のとおり,ポップアウトに関する品質基準
アウト い,ポップアウトがあってはならない。 項 圧によって,コンクリート表面がは及び検査方法を規定したため。
()がれ,円錐状等のくぼみが発
生する現象”のことをいう。
5.7 環境安 4. 品質
溶融スラグ骨材の環境安全品質は,6.11に − 上記のとおり,環境安全品質に関する基準及び
全品質基準 よって試験を行い,表8の品質基準に適合 検査方法を規定したため。
しなければならない。
6 試験方法 ポップアウト確認試験方法を規定。併せ 5. 試験方 − 上記のとおり,ポップアウトに関する品質基準
6.10 ポッ て,附属書C(規定)溶融スラグ骨材のモ法 及び検査方法を規定したため。
プアウト確 ルタルによるポップアウト確認試験方法,
認試験 及び附属書D(参考)溶融スラグ骨材に含
まれる可溶性Caの測定方法を追加。
6.11 環境 5. 試験方
環境安全品質試験方法を規定。併せて,附 − 上記のとおり,環境安全品質に関する基準及び
安全品質試 属書E(規定)溶融スラグ骨材の環境安全法 検査方法を規定したため。
験 品質試験方法を追加。
7 検査 7.1 1か月分の溶融スラグ骨材の生産量を6. 検査 品質管理によって1か月単位での品質データが
6.1 溶融スラグ骨材のロットは,受け入れ
品質管理上の1ロットとし,溶融スラグ骨 る溶融対象物の性状の変更及び/又は運 蓄積されたこと,1か月の生産量が出荷量のオ
材の品質を定期的な検査で確認する。ただ 転条件の変更によって,品質管理上無視 ーダーに近いこと,また,実証実験を行い1か
し,十分なストックヤードを確保し,事前 できない品質の変化が生じた時点で別な 月分の溶融スラグのばらつきを把握できたこと
に検査して出荷前に試験値を確認する場合 ものとする。 から実情に合わせて1か月分の溶融スラグの生
には,保管量全体を1ロットとすることが 産量を品質管理上の1ロットと規定することと
でき,7.2及び7.3.5の検査の頻度は適用 した。
しない。
7.2(化学分析及び物理的性質,アルカリ6. 検査 − 上記のとおり,ポップアウトに関する品質基準
シリカ反応性,粒度及び粗粒率,膨張性並 及び検査方法を規定したため。
びにポップアウトの検査)を追加。

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現行規格(JIS A 5031:2016) 旧規格(JIS A 5031:2010) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
7.3(環境安全品質の検査)を追加。 6. 検査 − 上記のとおり,環境安全品質に関する基準及び
検査方法を規定したため。
9 報告 試験成績表の様式表11及び表12の中にポ 8. 報告 − 上記のとおり,ポップアウトに関する品質基準
ップアウトの確認を追加。 及び検査方法を規定したため。
8. 報告
環境安全に関わる試験成績表の様式の標準 − 上記のとおり,環境安全品質に関する基準及び
として表13及び表14を追加。 検査方法を規定したため。
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JIS A 5031:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5031:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0203:2019
コンクリート用語
JISA1102:2014
骨材のふるい分け試験方法
JISA1103:2014
骨材の微粒分量試験方法
JISA1109:2020
細骨材の密度及び吸水率試験方法
JISA1110:2020
粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JISA1122:2014
硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法
JISA1145:2017
骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
JISA1146:2017
骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
JISA1158:2014
試験に用いる骨材の縮分方法
JISA1158:2020
試験に用いる骨材の縮分方法
JISA1804:2009
コンクリート生産工程管理用試験方法―骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(迅速法)
JISA5005:2009
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5005:2020
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5011-2:2016
コンクリート用スラグ骨材―第2部:フェロニッケルスラグ骨材
JISA5011-3:2016
コンクリート用スラグ骨材―第3部:銅スラグ骨材
JISA5308:2019
レディーミクストコンクリート
JISA5371:2016
プレキャスト無筋コンクリート製品
JISA5372:2016
プレキャスト鉄筋コンクリート製品
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0058-1:2005
スラグ類の化学物質試験方法―第1部:溶出量試験方法
JISK0058-2:2005
スラグ類の化学物質試験方法―第2部:含有量試験方法
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0119:2008
蛍光X線分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISQ17025:2018
試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
JISQ17050-1:2005
適合性評価―供給者適合宣言―第1部:一般要求事項
JISQ17050-2:2005
適合性評価―供給者適合宣言―第2部:支援文書
JISR5201:2015
セメントの物理試験方法
JISZ8801-1:2019
試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい