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度とすることができる。
表1−レディーミクストコンクリートの種類及び区分
コンクリー 粗骨材の スランプ又はス 呼び強度
トの種類 最大寸法 ランプフローa) 18 21 24 27 30 33 36 40 42 45 50 55 60 曲げ
mm cm 4.5
普通コンク 20,25 8,10,12,15,○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − − − −
リート 18
21 − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − − − −
45 − − − ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − − − −
50 − − − − − ○ ○ ○ ○ ○ − − − −
55 − − − − − − ○ ○ ○ ○ − − − −
60 − − − − − − − ○ ○ ○ − − − −
40 5,8,10,12, ○ ○ ○ ○ ○ − − − − − − − − −
15
軽量コンク 15 8,12,15,18,○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ − − − − − −
リート 21
舗装コンク 20,25,40 2.5,6.5 − − − − − − − − − − − − − ○
リート
高強度コン 20,25 12,15,18,21 − − − − − − − − − − ○ − − −
クリート 45,50,55,60 − − − − − − − − − − ○ ○ ○ −
注a) 荷卸し地点での値であり,45 cm,50 cm,55 cm及び60 cmはスランプフローの値である。
購入者は,レディーミクストコンクリートの購入に際し,次のa) d) までの事項を生産者と協議のうえ,
指定する。また,必要に応じて,e) q) の事項を生産者と協議のうえ指定することができる。ただし,a)
h) までの事項は,この規格で規定している範囲とする。
a) セメントの種類
b) 骨材の種類
c) 粗骨材の最大寸法
d) アルカリシリカ反応抑制対策の方法
e) 骨材のアルカリシリカ反応性による区分
f) 呼び強度が36を超える場合は,水の区分
g) 混和材料の種類及び使用量
h) 5.6に定める塩化物含有量の上限値と異なる場合は,その上限値
i) 呼び強度を保証する材齢
j) 表6に定める空気量と異なる場合は,その値
k) 軽量コンクリートの場合は,軽量コンクリートの単位容積質量
l) コンクリートの最高温度又は最低温度
m) 水セメント比の目標値2) の上限
n) 単位水量の目標値3) の上限
o) 単位セメント量の目標値4) の下限又は目標値4) の上限
p) 流動化コンクリートの場合は,流動化する前のレディーミクストコンクリートからのスランプの増大
量[購入者がd) でコンクリート中のアルカリ総量を規制する抑制対策の方法を指定する場合,購入
者は,流動化剤によって混入されるアルカリ量(kg/m3)を生産者に通知する。]
――――― [JIS A 5308 pdf 6] ―――――
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q) その他必要な事項
注2) 配合設計で計画した水セメント比の目標値
3) 配合設計で計画した単位水量の目標値
4) 配合設計で計画した単位セメント量の目標値
4.2 製品の呼び方
レディーミクストコンクリートの呼び方は,コンクリートの種類による記号,呼び強度,スランプ又は
スランプフロー,粗骨材の最大寸法及びセメントの種類による記号による。
レディーミクストコンクリートの呼び方に用いる記号は,表2及び表3による。
例 普通 21 12 20 N
セメントの種類による記号
粗骨材の最大寸法(mm)
スランプ(cm)
呼び強度
コンクリートの種類による記号
例 高強度 50 60 20 L
セメントの種類による記号
粗骨材の最大寸法(mm)
スランプフロー(cm)
呼び強度
コンクリートの種類による記号
表2−コンクリートの種類による記号及び用いる骨材
コンクリートの種類 記号 粗骨材 細骨材
普通コンクリート 普通 砕砂,各種スラグ細骨材,再生細骨材H,砂
砕石,各種スラグ粗骨材,
再生粗骨材H,砂利
軽量コンクリート 軽量1種 人工軽量粗骨材 砕砂,高炉スラグ細骨材,砂
軽量2種 人工軽量細骨材,人工軽量細骨材に一部砕砂,
高炉スラグ細骨材,砂を混入したもの。
舗装コンクリート 舗装 砕砂,各種スラグ細骨材,再生細骨材H,砂
砕石,各種スラグ粗骨材,
再生粗骨材H,砂利
高強度コンクリート 高強度 砕石,砂利 砕砂,各種スラグ細骨材,砂
――――― [JIS A 5308 pdf 7] ―――――
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表3−セメントの種類による記号
種類 記号
普通ポルトランドセメント N
普通ポルトランドセメント(低アルカリ形) NL
早強ポルトランドセメント H
早強ポルトランドセメント(低アルカリ形) HL
超早強ポルトランドセメント UH
UHL
超早強ポルトランドセメント(低アルカリ形)
中庸熱ポルトランドセメント M
ML
中庸熱ポルトランドセメント(低アルカリ形)
低熱ポルトランドセメント L
低熱ポルトランドセメント(低アルカリ形) LL
耐硫酸塩ポルトランドセメント SR
SRL
耐硫酸塩ポルトランドセメント(低アルカリ形)
高炉セメントA種 BA
高炉セメントB種 BB
高炉セメントC種 BC
シリカセメントA種 SA
シリカセメントB種 SB
シリカセメントC種 SC
フライアッシュセメントA種 FA
フライアッシュセメントB種 FB
フライアッシュセメントC種 FC
普通エコセメント E
5 品質
5.1 品質項目
レディーミクストコンクリートの品質項目は,強度,スランプ又はスランプフロー,空気量,及び塩化
物含有量とし,荷卸し地点において,5.25.6に規定する条件を満足しなければならない。
5.2 強度
強度は,10.2に規定する試験を行ったとき,次の規定を満足しなければならない。強度試験における供
試体の材齢は,4.1 i) の指定がない場合は28日,指定がある場合は購入者が指定した材齢とする。
a) 1回の試験結果は,購入者が指定した呼び強度の強度値5) の85 %以上でなければならない。
b) 3回の試験結果の平均値は,購入者が指定した呼び強度の強度値5) 以上でなければならない。
注5) 呼び強度に小数点を付けて,小数点以下1桁目を0とするN/mm2で表した値である。ただし,
呼び強度の曲げ4.5は,4.50 N/mm2である。
5.3 スランプ
スランプは,購入者が指定した値に対して,表4の範囲内でなければならない。
――――― [JIS A 5308 pdf 8] ―――――
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表4−荷卸し地点でのスランプの許容差
単位 cm
スランプ スランプの許容差
2.5 ±1
5及び6.5 ±1.5
8以上18以下 ±2.5
21 ±1.5 a)
注a) 呼び強度27以上で,高性能AE減水剤
を使用する場合は,±2とする。
5.4 スランプフロー
スランプフローは,購入者が指定した値に対して,表5の範囲内でなければならない。
なお,材料分離を生じてはならない。
表5−荷卸し地点でのスランプフローの許容差
単位 cm
スランプフロー スランプフローの許容差
45,50及び55 ±7.5
60 ±10
5.5 空気量
空気量及びその許容差は,表6による。
なお,4.1 j) で空気量が指定された場合にも,その許容差は±1.5 %とする。
表6−荷卸し地点での空気量及びその許容差
単位 %
コンクリートの種類 空気量 空気量の許容差
普通コンクリート 4.5 ±1.5
軽量コンクリート 5.0
舗装コンクリート 4.5
高強度コンクリート 4.5
5.6 塩化物含有量
塩化物含有量は,塩化物イオン(Cl−)量として0.30 kg/m3以下とする。ただし,4.1 h) で塩化物含有量
の上限値の指定があった場合は,その値とする。また,購入者の承認を受けた場合には,0.60 kg/m3以下
とすることができる。
6 容積
レディーミクストコンクリートの容積は,荷卸し地点で,レディーミクストコンクリート納入書に記載
した容積を下回ってはならない。
7 配合
レディーミクストコンクリートの配合は,次による。
a) 配合は,箇条4において指定された事項及び箇条5に規定する品質を満足し,かつ,箇条11に規定す
る検査に合格するように,生産者が定める。
――――― [JIS A 5308 pdf 9] ―――――
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なお,スランプフローで評価を行うコンクリートの場合は,材料分離を生じないように,生産者は
配合を定める。
b) 生産者は,12.1の表10に示すレディーミクストコンクリート配合計画書を,配達に先立って,購入者
に提出しなければならない。
c) 生産者は,購入者の要求があれば,配合設計,レディーミクストコンクリートに含まれる塩化物含有
量の計算,及びアルカリシリカ反応抑制対策の方法の基礎となる資料を提出しなければならない。
8 材料
8.1 セメント
セメントは,次のいずれかの規格に適合するものを用いる。
a) IS R 5210
b) IS R 5211
c) IS R 5212
d) IS R 5213
e) IS R 5214のうち,普通エコセメント。ただし,普通エコセメントは,高強度コンクリートには適用
しない。
8.2 骨材
骨材は,附属書Aに適合するものを用いる。ただし,再生骨材Hは,普通コンクリート及び舗装コンク
リートに適用する。また,各種スラグ粗骨材は,高強度コンクリートには適用しない。
なお,附属書Aに規定する砕石,砕砂,電気炉酸化スラグ骨材,砂利及び砂を使用する場合は,B.3,
B.4及びB.5に規定するアルカリシリカ反応抑制対策のいずれかを適用しなければならない。また,フェ
ロニッケルスラグ骨材を使用する場合には,JIS A 5011-2の附属書D(アルカリシリカ反応抑制対策の方
法)によるアルカリシリカ反応抑制対策を,銅スラグ細骨材を使用する場合には,表A.1に規定する区分
Aのものを使用したアルカリシリカ反応抑制対策を,再生骨材Hを使用する場合には,B.4又はB.5に規
定するアルカリシリカ反応抑制対策を,それぞれ適用しなければならない。
8.3 水
水は,附属書Cに適合するものを用いる。ただし,スラッジ水は,高強度コンクリートには適用しない。
8.4 混和材料
混和材料は,次による。
a) フライアッシュ,膨張材,化学混和剤,防せい剤,高炉スラグ微粉末及びシリカフュームはそれぞれ,
次の規格に適合するものを用いる。
1) IS A 6201
2) IS A 6202
3) IS A 6204
4) IS A 6205
5) IS A 6206
6) IS A 6207
b) 砕石粉は,JIS A 5041に適合するものを混和材料として用いることができる。この場合には,骨材に
表A.1に規定する区分Aを使用する。
c) ) 及びb) 以外の混和材料を使用する場合は,コンクリート及び鋼材に有害な影響を及ぼさず,所定
――――― [JIS A 5308 pdf 10] ―――――
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JIS A 5308:2019の国際規格 ICS 分類一覧
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- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1101:2005
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1101:2020
- コンクリートのスランプ試験方法
- JISA1102:2014
- 骨材のふるい分け試験方法
- JISA1103:2014
- 骨材の微粒分量試験方法
- JISA1104:2019
- 骨材の単位容積質量及び実積率試験方法
- JISA1105:2015
- 細骨材の有機不純物試験方法
- JISA1106:2018
- コンクリートの曲げ強度試験方法
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1109:2020
- 細骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1110:2020
- 粗骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1115:2020
- フレッシュコンクリートの試料採取方法
- JISA1116:2019
- フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)
- JISA1118:2017
- フレッシュコンクリートの空気量の容積による試験方法(容積方法)
- JISA1119:2014
- ミキサで練り混ぜたコンクリート中のモルタルの差及び粗骨材量の差の試験方法
- JISA1121:2007
- ロサンゼルス試験機による粗骨材のすりへり試験方法
- JISA1122:2014
- 硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法
- JISA1128:2019
- フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法―空気室圧力方法
- JISA1132:2020
- コンクリートの強度試験用供試体の作り方
- JISA1134:2006
- 構造用軽量細骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1135:2006
- 構造用軽量粗骨材の密度及び吸水率試験方法
- JISA1137:2014
- 骨材中に含まれる粘土塊量の試験方法
- JISA1142:2018
- 有機不純物を含む細骨材のモルタルの圧縮強度による試験方法
- JISA1143:2018
- 軽量粗骨材の浮粒率の試験方法
- JISA1144:2010
- フレッシュコンクリート中の水の塩化物イオン濃度試験方法
- JISA1145:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
- JISA1146:2017
- 骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
- JISA1147:2019
- コンクリートの凝結時間試験方法
- JISA1150:2007
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- コンクリート用砕石及び砕砂
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- JISA5011-4:2018
- コンクリート用スラグ骨材―第4部:電気炉酸化スラグ骨材
- JISA5021:2018
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- 鉄筋コンクリート用防せい剤
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- コンクリート用高炉スラグ微粉末
- JISA6207:2016
- コンクリート用シリカフューム
- JISA8603-2:2010
- コンクリートミキサ―第2部:練混ぜ性能試験方法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7518:2018
- デプスゲージ
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- ろ紙(化学分析用)
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- JISR5201:2015
- セメントの物理試験方法
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
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- 高炉セメント
- JISR5212:2009
- シリカセメント
- JISR5213:2009
- フライアッシュセメント
- JISR5214:2019
- エコセメント
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい