JIS A 5371:2016 プレキャスト無筋コンクリート製品 | ページ 2

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9.2 検査方法

  URC製品の検査方法は,JIS A 5365及び表5による。
表5−URC製品の検査方法
種類 適用する附属書の箇条
暗きょ類 A.7による。
舗装・境界ブロック類 B.7による。
路面排水溝類 C.7による。
ブロック式擁壁類 D.7による。
その他の製品 受渡当事者間の協議による。
例1 用排水路類
例2 のり面被覆ブロック類
例3 緑化ブロック類

9.3 検査の判定

  検査の判定方法は,JIS A 5365による。

10 製品の呼び方

  製品の呼び方は,JIS A 5361による。

11 表示

  URC製品には,JIS A 5361に規定した事項を表示する。ただし,この規格の附属書において特別に表示
方法を定めてある場合には,その規定に従うものとする。また,II類に該当する製品については,次の事
項を製品に表示しなければならない。
a) “II類”の文字又はその略号
b) 種類(製造業者が定めた呼び)又はその略号
c) その他必要な事項又はその略号

12 報告

  製造業者は,購入者から要求があった場合には,製品の外観,性能,形状・寸法などに関する資料を提
出しなければならない。

――――― [JIS A 5371 pdf 6] ―――――

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附属書A
(規定)
暗きょ類
A.1 概要
この附属書は,主として下水道用又はかんがい排水用として用いる暗きょ類のI類及びII類について規
定する。
A.2 種類
暗きょ類の種類は,表A.1による。
なお,I類は,表A.2による。
表A.1−暗きょ類の種類
大分類 小分類
暗きょ類 無筋コンクリート管
その他
表A.2−暗きょ類I類の種類
種類 用途による区分 詳細
無筋コンクリート管 大きな荷重の作用しない水路に推奨仕様A-1による。
用いるもの。
A.3 性能
暗きょ類の性能及び性能照査方法は,次による。
a) 類に区分される製品 製品の性能は,推奨仕様A-1の規定に適合しなければならない。
b) I類に区分される製品 製品の性能は,JIS A 5362の箇条4及び箇条5の規定に従い,受渡当事者間
の協議によって定める。一般には表A.3の規定によってもよい。
表A.3−暗きょ類の性能及び性能照査方法
性能項目 性能 性能照査方法
使用性 設計図書,A.6又は実績による。
使用時に想定される荷重によって,所定の機能を
失わず,快適に使用できなければならない。また,
流水に接する面は,実用上支障のない程度に滑ら
かでなければならない。
耐久性a) 設計図書又は実績による。
想定される作用によるひび割れ,材料特性の経時
的な低下などによって,所要の性能が損なわれて
はならない。
施工性 設計図書又は実績による。
有害な変状を生じることなく運搬,据付,組立,
接合などの作業を安全かつ容易に行うことができ
なければならない。
注a) 耐久性の照査は,水セメント比,又は水セメント比及び空気量が同等で,かつ,製造方法が同様
の製品の実績によってもよい。

――――― [JIS A 5371 pdf 7] ―――――

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A.4 形状,寸法及び寸法の許容差
暗きょ類の形状,寸法及び寸法の許容差は,次による。ただし,I類は,設計思想に差がなく,性能,
及び性能照査方法が同じであれば,所要の性能を満足する範囲で購入者の要求によって基準寸法を±10 %
の範囲で変更することができる。
a) 形状 無筋コンクリート管の形状例を,図A.1に示す。
図A.1−無筋コンクリート管の形状例
b) 寸法及び寸法の許容差 I類に区分される製品の寸法及び寸法の許容差は,表A.4による。II類に区分
される製品の寸法及び寸法の許容差は,受渡当事者間の協議による。
表A.4−無筋コンクリート管の寸法及び寸法の許容差
単位 mm
種類 内径 厚さ 長さ
寸法 100600 2458 1 000
無筋コンクリート管 +3 +5 +10
許容差 ±4±7
−2 −3 −5
注記1 面取り,切欠き,実用上差し支えない範囲での凹凸など,形状に影響を与えず強
度を損なわない程度の加工を行ってもよい。
注記2 長さは,標準品の長さを示し,短尺物は,これよりも短くすることができる。
注記3 許容差の詳細については,推奨仕様A-1による。
A.5 コンクリートの品質
A.5.1 材料及び製造方法
コンクリートに使用する材料及び製造方法は,箇条7による。
A.5.2 圧縮強度
コンクリートの圧縮強度は,所定の材齢において製品の曲げ耐力試験を満足する値でなければならない。
なお,II類は,受渡当事者間の協議による。
A.6 試験方法
A.6.1 コンクリートの圧縮強度試験
コンクリートの圧縮強度試験は,JIS A 1108による。

――――― [JIS A 5371 pdf 8] ―――――

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なお,供試体は製品と同一養生を行ったもの,又はその他適切な方法によって管理したものとする。
A.6.2 製品の曲げ耐力試験
製品の曲げ耐力試験は,JIS A 5363に規定する曲げ耐力試験方法による。
A.7 検査
検査は,JIS A 5365によるほか,次による。
a) 最終検査 暗きょ類の最終検査は,外観,性能,形状及び寸法について行い,次による。
1) 外観 外観については,製品の特性,製造方法,製造数量などを考慮して,全数検査又は抜取検査
とする。
2) 性能,形状及び寸法 性能,形状及び寸法については,抜取検査とする。
性能を代用特性として供試体で行う場合には,製品との相関を得ておかなければならない。
3) 検査ロットの大きさ 検査ロットの大きさは,製品の特性,製造方法,製造数量,製造期間,受注
数量などを考慮し製造業者が定める。
検査ロットは,製品の特性,使用材料,コンクリートの配合,製造方法などが同じものとする。
b) 受渡検査 暗きょ類の受渡検査は,外観,形状及び寸法について行う。検査ロットの大きさ及び抜取
方式は,受渡当事者間の協議によって,購入者が定める。ただし,受渡当事者間の協議によって,省
略することができる。
A.8 表示
暗きょ類には,JIS A 5361によって,次の事項を表示する。
a) 種類又はその略号
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月日又はその略号
d) リサイクル材を用いている場合には,その旨を表示
A.9 その他(推奨仕様)
暗きょ類のI類を,表A.5に示す。
表A.5−推奨仕様
構造別製品群規格 推奨仕様
JIS A 5371 附属書A 暗きょ類 推奨仕様A-1 無筋コンクリート管

――――― [JIS A 5371 pdf 9] ―――――

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推奨仕様A-1
無筋コンクリート管
A-1.1 概要
この推奨仕様は,附属書Aのうち,暗きょ類I類の無筋コンクリート管(以下,管という。)について
記載する。
A-1.2 種類
管の種類は,内径によって,推奨仕様A-1 表1のとおり区分する。
推奨仕様A-1 表1−管の種類及び曲げひび割れ耐力
単位 kN・m/m
種類 曲げひび割れ耐力
100 0.595
150 0.708
200 0.814
250 0.922
300 1.10
350 1.40
400 1.77
450 2.25
500 2.78
600 4.02
A-1.3 性能
管の性能は曲げひび割れ耐力とし,推奨仕様A-1 表1に規定する値以上とする。
A-1.4 形状,寸法及び寸法の許容差
管の形状,寸法及び寸法の許容差は,推奨仕様A-1 表2による。
なお,A.4に規定する範囲で基準寸法を変更した場合,購入者の要求があったときには製造業者は,そ
の管が表A.3の規定に適合していることを示す設計図書又は性能試験の資料を提示しなければならない。

――――― [JIS A 5371 pdf 10] ―――――

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