JIS A 5525:2019 鋼管ぐい

JIS A 5525:2019 規格概要

この規格 A5525は、土木・建築などの構造物の基礎(地すべり抑止用のくいを含む。)に使用する溶接鋼管ぐいについて規定。

JISA5525 規格全文情報

規格番号
JIS A5525 
規格名称
鋼管ぐい
規格名称英語訳
Steel pipe piles
制定年月日
1963年10月1日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.140.75, 93.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
1963-10-01 制定日, 1966-10-01 確認日, 1969-10-01 確認日, 1971-10-01 改正日, 1974-12-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1983-11-01 改正日, 1988-07-01 改正日, 1994-02-01 改正日, 1998-11-20 確認日, 2004-10-20 改正日, 2009-06-20 改正日, 2014-02-20 改正日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS A 5525:2019 PDF [25]
                                                                                   A 5525 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 くいの構成・・・・[1]
  •  4 種類の記号・・・・[2]
  •  5 製造方法・・・・[2]
  •  6 化学成分・・・・[2]
  •  7 機械的性質・・・・[3]
  •  8 工場円周溶接・・・・[3]
  •  9 附属品,加工及び塗装・被覆・・・・[3]
  •  10 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[4]
  •  10.1 管端の形状・・・・[4]
  •  10.2 寸法及び質量・・・・[5]
  •  10.3 単管の形状及び寸法の許容差・・・・[8]
  •  11 外観・・・・[10]
  •  12 試験・・・・[10]
  •  12.1 分析試験・・・・[10]
  •  12.2 機械試験・・・・[10]
  •  12.3 放射線透過試験・・・・[12]
  •  13 検査及び再検査・・・・[12]
  •  13.1 検査・・・・[12]
  •  13.2 再検査・・・・[12]
  •  14 表示・・・・[12]
  •  15 報告・・・・[12]
  •  附属書A(規定)突起付き素管の品質規定・・・・[13]
  •  附属書B(参考)附属品の代表例・・・・[16]
  •  附属書C(参考)加工及び塗装・被覆の代表例・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 5525 pdf 1] ―――――

A 5525 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 5525:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成32年3月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 5525:2014を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 5525 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 5525 : 2019

鋼管ぐい

Steel pipe piles

1 適用範囲

  この規格は,土木・建築などの構造物の基礎(地すべり抑止用のくいを含む。)に使用する溶接鋼管ぐい
(以下,くいという。)について規定する。
なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することがで
きる突起付き素管の品質規定を附属書Aに示す。
注記1 地すべり抑止用の鋼管には,この規格のほかJIS G 3444(一般構造用炭素鋼鋼管)及びJIS G
5201(溶接構造用遠心力鋳鋼管)が用いられている。
注記2 この規格は,主として,外径318.5 mm2 000 mmのくいに適用されている。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 3104 鋼溶接継手の放射線透過試験方法
JIS Z 3121 突合せ溶接継手の引張試験方法
JIS Z 3211 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用被覆アーク溶接棒
JIS Z 3312 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ
JIS Z 3313 軟鋼,高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ
JIS Z 3351 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ
JIS Z 3352 サブマージアーク溶接及びエレクトロスラグ溶接用フラックス
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 くいの構成

  くいの構成及び各部の呼び名は,図1による。

――――― [JIS A 5525 pdf 3] ―――――

2
A 5525 : 2019
注a) 単管とは,素管のまま,又は素管を工場円周溶接にて継いだ管(以下,継ぎ管という。)をいう。
b) くいは,単管又は単管を溶接によって連結した管をいう。現場で連結する単管は,上側を上ぐい,中側を
中ぐい,下側を下ぐいという。ただし,中ぐいが2本以上になる場合は,下側から中1ぐい,中2ぐい(以
下,順次番号付与)という。
c) 工場円周溶接とは,素管と素管とを製造業者が円周溶接によって単管にする場合をいう。
d) 現場円周溶接とは,施工業者が現場にて単管と単管とを円周溶接によってくいにする場合をいう。
図1−くいの構成及び各部の呼び名

4 種類の記号

  くいは,2種類とし,種類の記号は,表1による。
表1−種類の記号
種類の記号
SKK400
SKK490

5 製造方法

  製造方法は,次による。
a) 素管は,アーク溶接によるスパイラルシーム溶接若しくはストレートシーム溶接,又は電気抵抗溶接
によって製造する。
なお,工場円周溶接においては,素管のシーム溶接部端部を,互いに円周方向に,円周長の1/8以
上ずらさなければならない。
b) 突起付き素管の製造方法は,A.1による。
c) 単管は,素管のまま又は素管を工場円周溶接した継ぎ管とする。また,継ぎ管は,種類の異なる素管
又は厚さの異なる素管を工場円周溶接してもよい。

6 化学成分

  素管は,12.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。

――――― [JIS A 5525 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 5525 : 2019
表2−化学成分
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S
SKK400 0.25以下 − − 0.040以下 0.040以下
SKK490 0.18以下 0.55以下 1.65以下 0.035以下 0.035以下
必要に応じて,この表に規定のない合金元素を添加してもよい。

7 機械的性質

  素管は,12.2によって試験を行い,その引張強さ,降伏点又は耐力,伸び,溶接部引張強さ,及びへん
平性は,表3による。へん平性の場合は,表3による平板間の距離まで圧縮したとき,試験片に割れを生
じてはならない。ただし,溶接部引張強さは,アーク溶接によって製造した素管に適用し,へん平性は,
電気抵抗溶接によって製造した素管に適用する。
表3−機械的性質
引張強さ 降伏点又は 伸び 溶接部引張強さ へん平性
耐力 % 平板間の距離
種類の記号
引張試験片 引張試験方向 (H)
N/mm2 N/mm2 5号試験片 管軸直角方向a) N/mm2 mm
2
SKK400 400以上 235以上 18以上 400以上 D b)
3
7
SKK490 490以上 315以上 18以上 490以上 D b)
8
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 鋼帯又は鋼板から引張試験の供試材を採取する場合は,圧延方向又は圧延方向に直角の方向とする。
b) は,管の外径を表す。

8 工場円周溶接

  工場円周溶接の溶接材料及び溶接部の品質は,次による。
a) 溶接材料 素管を溶接して単管とする場合の工場円周溶接に使用する溶接材料は,素管の材料の規定
引張強さ以上のものとし,次のいずれかの規格によるか又はそれらの組合せによる。
JIS Z 3211,JIS Z 3312,JIS Z 3313,JIS Z 3351,JIS Z 3352
なお,種類の異なる素管の工場円周溶接を行う場合に使用する溶接材料の引張強さは,400 N/mm2
以上とする。
b) 溶接部の品質 工場円周溶接部は,12.3によって放射線透過試験を行い,JIS Z 3104の附属書4の表
1(きずの種別)のきずの種別に対し,JIS Z 3104の附属書4の6.(きずの分類)によってきずが1類
3類に該当する場合を合格とする。

9 附属品,加工及び塗装・被覆

  注文者は,くいに付随する附属品1),加工2) 及び塗装・被覆を指定してもよい。その場合の外観,検査,
表示などは,受渡当事者間の協定による。本体に規定する項目のほかに,単管に取り付ける附属品の代表
的な例,及び単管に施す加工及び塗装・被覆の代表的な例を,それぞれ附属書B及び附属書Cに示す。
注1) 附属品とは,くいの施工時に必要となる仮設部材をいう。
2) 加工とは,コンクリートへの荷重伝達などくいの性能を得るために施す加工をいう。

――――― [JIS A 5525 pdf 5] ―――――

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JIS A 5525:2019の関連規格と引用規格一覧