JIS A 5526:2022 H形鋼ぐい | ページ 2

           4
A 5526 : 2022
表6−形状及び寸法の許容差
区分 許容差 摘要
+規定せず
辺(B)
−1.0 mm
+規定せず
高さ(H)
−1.0 mm
+規定せず
16 mm以下
−0.7 mm
厚さ(t1,t2)
+規定せず
16 mm超え
−4 %
+規定せず
長さ −
−0 mm
辺Bの1.0 %以下。
高さHが300 mm以下 ただし,許容差の最
直角度(T) 小値は,1.5 mm
高さHが300 mm超え 辺Bの1.2 %以下
高さHが300 mm以下 長さの0.15 %以下
曲がり 上下,左右の曲がりに適用する。
高さHが300 mm超え 長さの0.10 %以下
高さHが300 辺Bが200 mm以下 ±2.5 mm
中心の偏り mm以下 辺Bが200 mm超え ±3.5 mm
(S)
高さHが300 mm超え ±3.5 mm
高さHが400 mm未満 2.0 mm以下
ウェブ反り
高さHが400 mm以上600 mm未満 2.5 mm以下
(W)
高さHが600 mm以上 3.0 mm以下
辺B又は高さHの
1.6 %以下。
切断面の直角度(e)
ただし,許容差の最
小値は,3.0 mm

8 外観

  くいの外観は,JIS G 3192の箇条10(外観)による。

9 試験

9.1 分析試験

  分析試験は,次による。
a) 一般事項及び分析用試料の採り方 分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404
の箇条8(化学成分)による。
b) 分析方法 溶鋼分析方法は,JIS G 0320による。

――――― [JIS A 5526 pdf 6] ―――――

                                                                                             5
A 5526 : 2022

9.2 機械試験

9.2.1 試験一般
機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,供
試材の採り方は,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類とする。
9.2.2 引張試験片の数
試験片の数は,同一溶鋼に属し,最大厚さが最小厚さの2倍以内のくいを一括して一組とし,引張試験
片を1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超えるときは,2個採取する。
9.2.3 引張試験片の採取位置
試験片の採取位置は,JIS G 0416による。
9.2.4 引張試験片の採取方向
試験片の採取方向は,圧延方向に平行とする。
9.2.5 引張試験片
試験片は,JIS Z 2241の1A号又は4号試験片とする。
9.2.6 引張試験方法
試験の方法は,JIS Z 2241による。

10 検査

  検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条5に適合しなければならない。
c) 機械的性質は,箇条6に適合しなければならない。
d) 形状,寸法,質量及びその許容差は,箇条7に適合しなければならない。
e) 外観は,箇条8に適合しなければならない。

11 再検査

  引張試験で合格とならなかったくいは,JIS G 0404の9.8(再試験)によって再試験を行い,合否を決定
してもよい。

12 表示

  検査に合格したくいは,打込開始時まで,容易に消えない適切な方法で,次の項目を表示する。ただし,
受渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲で項目の一部を省略してもよい。
a) 種類の記号

――――― [JIS A 5526 pdf 7] ―――――

           6
A 5526 : 2022
b) 溶鋼番号又は検査番号
c) 寸法(高さ,辺,厚さ及び長さ)
d) 製造業者名又はその略号

13 報告

  製造業者は,特に指定のない限り,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404
の箇条13(報告)による。ただし,注文時に特に指定のない場合,検査文書は,JIS G 0415の5.1(検査
証明書3.1)による。
なお,化学成分は,表2の注a) によった場合,添加した合金元素の分析値を報告しなければならない。

JIS A 5526:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5526:2022の関連規格と引用規格一覧