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A 5705 : 2016
表4−床タイルの性能
性能項目 区分 接着形 置敷き形
種類 単層ビニル 複層ビニル コンポジショ 置敷きビニル 薄形置敷き
床タイル 床タイル ンビニル 床タイル ビニル
床タイル 床タイル
種類を表す記号 TT FT KT FOA FOB
へこみ量 mm 試験 23 ℃ 0.25以上 0.25以上 0.15以上 0.40以上 0.25以上
温度 45 ℃ 1.20以下 1.20以下 0.80以下 2.00以下 1.20以下
残留へこみ量 mm 0.25以下 0.45以下 0.25以下
加熱による長さ及び幅変化率 % −0.25以上 −0.20以上 −0.15以上
0.25以下 0.20以下 0.15以下
吸水による長さ及び幅変化率 % − −0.20以上 −
0.20以下
熱膨張率 ℃−1 − 6.0×10−5以下
反り mm 試験 5℃ − 0.5以下
温度 23 ℃ 2.0(−)a)以下
耐汚染性 影響なし
難燃性 残炎時間 秒 − 20以下
炭化長 mm − 100以下
注a) “(−)”は,下反りの場合の規定値を表す記号。
6.2.2 床シートの性能
床シートの性能は,7.1,7.5,7.6,7.7,7.11及び7.13によって試験したとき,表5の規定に適合しなけ
ればならない。
表5−床シートの性能
性能項目 区分 発泡層のないもの 発泡層のあるもの
種類 単層ビニル 複層ビニル 発泡複層ビニル クッション
床シート 床シート 床シート フロア
種類を表す記号 TS FS HS KS
へこみ量 mm 試験 23 ℃ 0.30以上
温度 45 ℃ 1.5以下 −
残留へこみ量a) m 試験 A法 0.75以下 −
方法 B法 (0.25以下) 0.35以下
加熱による長さ及び幅変化率 % −2.00以上 −2.00以上 −0.50以上
2.00以下 2.00以下 0.50以下
耐汚染性 影響なし
密度 kg/m3 − 650以上 650未満
注a) 発泡層のないビニル床シートはA法(JIS A 1454の10.2による。)で測定を行う。また,B法(JIS A
1454の10.3による。)は参考値とする。
6.3 外観
外観は,7.1及び7.14によって試験したとき,表6の規定に適合しなければならない。
――――― [JIS A 5705 pdf 6] ―――――
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A 5705 : 2016
表6−外観
欠点 欠点の種類 結果の判定
区分
a 欠け(裂けた箇所及び切断箇所を含む。),ひび割れ, いずれの欠点も目立つものとして確認されない。
折れしわ,穴,離
b いずれの欠点も目立つものとして確認されない。
光沢及び色調の不ぞろい,汚れ,きず,異物の混入
7 試験
7.1 試験の共通事項
試験の共通事項は,JIS A 1454の箇条5(共通事項)による。
7.2 床タイルの寸法
床タイルの寸法の測定は,JIS A 1454の箇条6(床タイルの寸法)による。
7.3 床タイルの直角度
床タイルの直角度の測定は,JIS A 1454の箇条7(床タイルの直角度)による。
7.4 床シートの寸法
床シートの寸法の測定は,JIS A 1454の箇条8(床シートの寸法)による。
7.5 へこみ試験
へこみ試験は,JIS A 1454の9.2(へこみ試験A法),及び/又はJIS A 1454の9.3(へこみ試験B法)
による。
7.6 残留へこみ試験
7.6.1 床タイルの残留へこみ試験
床タイルの残留へこみ試験は,JIS A 1454の10.2(残留ヘこみ試験A法)による。
7.6.2 床シートの残留へこみ試験
床シートの残留へこみ試験は,次による。
a) 発泡層のないビニル床シートは,JIS A 1454の10.2による。
b) 発泡層のある床シートの残留へこみ試験は,JIS A 1454の10.3(残留ヘこみ試験B法)による。
7.7 加熱による長さ及び幅変化試験
加熱による長さ及び幅変化試験は,JIS A 1454の箇条11(加熱による長さ及び幅変化試験)による。
7.8 床タイルの吸水による長さ及び幅変化試験
床タイルの吸水による長さ及び幅変化試験は,JIS A 1454の箇条12(吸水による長さ及び幅変化試験)
による。
7.9 床タイルの熱膨張試験
床タイルの熱膨張試験は,JIS A 1454の箇条13(熱膨張率試験)による。
7.10 床タイルの反り試験
床タイルの反り試験は,JIS A 1454の箇条14(反り試験)による。
7.11 耐汚染性試験
耐汚染性試験は,JIS A 1454の箇条15(耐汚染性試験)による。
7.12 難燃性試験
床タイルの難燃性試験は,JIS A 1454の箇条19(難燃性試験)による。
――――― [JIS A 5705 pdf 7] ―――――
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A 5705 : 2016
7.13 密度
床シートの密度は,JIS A 1454の25.2(床材の密度測定A法)による。ただし,床シートの体積が,寸
法を測定することによって計算できるものは,JIS A 1454の25.3(床材の密度測定B法)によってもよい。
7.14 外観
床タイル及び床シートの外観は,JIS A 1454の箇条27(外観)による。
8 検査
8.1 検査の種類及び検査項目
製品の検査は,形式検査6)と受渡検査7)とに区分し,検査の項目は,それぞれ次による。
注6) 形式検査とは,新製品の製造及び根本的な製造条件を変更した場合に,設計で示した全ての特
性を満足するかどうかを判定するための検査。
7) 受渡検査とは,既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,
合理的な抜取検査方式によって必要と認める特性が満足するものであるかどうかを判定するた
めの検査。
a) 形式検査項目
1) 床タイルの寸法
2) 床タイルの直角度
3) 床シートの寸法
4) へこみ試験
5) 残留へこみ試験
6) 加熱による長さ及び幅変化試験
7) 吸水による長さ及び幅変化試験
8) 熱膨張率試験
9) 反り試験
10) 耐汚染性試験
11) 難燃性試験
12) 密度
13) 外観
b) 受渡検査項目
1) 床タイルの寸法
2) 床タイルの直角度
3) 床シートの寸法
4) 外観
8.2 判定基準
形式検査及び受渡検査は,箇条7の試験を行い,箇条6に適合しているものを合格とする。
9 製品の呼び方
製品の呼び方は,例1及び例2に示すように規格番号又は規格名称,製品の種類を表す記号又は製品の
名称,及び製品の寸法の順とする。
――――― [JIS A 5705 pdf 8] ―――――
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A 5705 : 2016
例1 JIS A 5705−TT−2.5×300×300
製品の寸法
製品の種類を表す記号
規格番号
例2 ビニル系床材−単層ビニル床タイル−2.5×300×300
製品の寸法
製品の名称
規格名称
10 表示
この規格の全ての要求事項に適合したビニル系床材のこん包又は包装には,次の事項を表示する。
a) 規格番号又は規格名称
b) 製品の種類を表す記号
c) 製造業者名又はその略号
d) 製造年月又はその略号
e) 寸法(厚さ,幅及び長さ)
f) 難燃性の表示 : 難燃性をもつ置敷きビニル床タイル及び薄形置敷きビニル床タイルは,“難燃”の文字
の表示を行う。
11 添付文書
添付文書を,製品に添付する場合には,次の事項の中から必要なものを記載する。
a) 選択上の注意事項
b) 運搬及び保管上の注意事項
c) 施工上の注意事項
d) 維持管理上の注意事項
e) その他の注意事項
f) 受渡当事者間の協定事項
g) 製品の揮発性有機化合物(VOC)情報
h) その他
――――― [JIS A 5705 pdf 9] ―――――
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A 5705 : 2016
A5
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附属書A
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(参考)
5 : 2
技術上重要な改正に関する新旧対照表
0 16
現行規格(JIS A 5705:2016) 旧規格(JIS A 5705:2010) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名
6.1.1 表2−床タイルの寸法 6.1.1 表2−床タイルの寸法 a) 表に区分を挿入した。
床タイル 単位 mm 床タイル 単位 mm b) 置敷きビニル床タイル
の寸法 区 種類 厚さa) 幅b) 長さc) の寸法 種類 厚さa) 幅 長さ の厚さ許容差が基準寸
分 表示 許容 (最小表 (最小表 基準 許容 (最小)b) (最小)c)法を重複してしまうの
寸法 差 示寸法) 示寸法) 寸法 差 で±0.30 mmから±
接 単層ビニル床 2.0 ±0.15 300以上 300以上 単層ビニル床タ 2.0 ±0.15 300 300 0.24 mmに変更した。
着 タイル, イル c) 幅及び長さには,許容
形 複層ビニル床 2.5 複層ビニル床タ 2.5 差があるにもかかわら
タイル, イル
ず,最小と記載されて
コンポジショ 3.0 コンポジション 3.0
いるため,表記数字未
ンビニル床タ ビニル床タイル
満が片側規格と判断さ
イル 置敷きビニル床 4.0 ±0.30 450 450
れるおそれがあるの
置 置敷きビニル 4.0 ±0.24 450以上 450以上 タイル 4.5
敷 床タイル 4.5 で,最小表示寸法とし
5.0
き た。
形 5.0 5.5
5.5 薄形置敷きビニ 2.0 ±0.15 450 450
薄形置敷きビ 2.0 ±0.15 450以上 450以上 ル床タイル 2.5
ニル床タイル 2.5 3.0
3.0 注a) この表以外の床タイルの厚さについては,受
注a) 床タイルの厚さについては,受渡当事者間の 渡当事者間の協定によるものとし,置敷きビ
協定によってこの表の表示寸法以外のものと ニル床タイル以外の許容差は,±0.15 mmと
してもよいが,厚さの許容差は,この表を適 し,置敷きビニル床タイルの許容差は,±0.30
用する。 mmとする。
b) 床タイルの幅の許容差は,その表示幅に対し b) 床タイルの幅の許容差は,その幅に対して±
て±0.10 %とする。 0.10 %とする。
c) 床タイルの長さの許容差は,その表示長さに c) 床タイルの長さの許容差は,その長さに対し
対して±0.10 %とする。 て±0.10 %とする。
――――― [JIS A 5705 pdf 10] ―――――
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JIS A 5705:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.10 : フィルム及びシート
JIS A 5705:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1454:2016
- 高分子系張り床材試験方法