JISA8340-4 : 2011 土工機械-安全-第4部:油圧ショベルの要求事項

JIS A 8340-4:2011の規格概要

この規格 A8340-4は、JIS A 8308で定義した油圧ショベルに対する安全要求事項について規定。

JISA8340-4 規格全文情報

規格番号
JIS A8340-4 
規格名称
土工機械-安全-第4部:油圧ショベルの要求事項
制定年月日
2004/03/25
最新改正日
2011/09/25
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 20474-5:2008(MOD)
国際規格分類

ICS

13.300,53.100
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
土木II:2019
改訂:履歴
  • 2004-03-25制定日
  • 2010-05-25確認日
  • 2011-09-25改正日
  • 2016-10-25確認日

A 8340-4:2011

目 次

ページ

序文 P.1

1 適用範囲 P.1

2 引用規格 P.1

3 用語及び定義 P.2

3A 油圧ショベル特有の重大な危険源のリスト P.3

4 安全要求事項及び/又は安全方策 P.3

4.1 一般 P.3

4.2 乗降用,移動用設備(Access) P.3

4.3 運転席 P.3

4.4 操縦装置 P.4

4.5 旋回ブレーキ P.5

4.6 安定性及び安全装置 P.5

4.6A 騒音 P.6

4.7 履帯式ミニショベルの駐車ブレーキ P.6

4.8 脚式油圧ショベル特有の要求 P.6

5 安全要求事項・安全方策の検証 P.6

6 使用上の情報 P.6

6.1 取扱説明書 P.6

附属書JA(参考)油圧ショベル特有の重大な危険源のリスト P.8

附属書JB(規定)油圧ショベルの旋回ブレーキに対する要求事項 P.9

附属書JC(規定)長尺作業装置付き油圧ショベルの要求事項 P.11

附属書JD(参考)代表的な機種の例 P.27

附属書JE(規定)非爆発環境下の地下作業に用いる油圧ショベルに対する要求事項 P.33

参考文献 P.34

附属書JF(参考)JISと対応国際規格との対比表 P.35

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A 8340-4:2011

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本建設

機械化協会(JCMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本産業規格を改正

すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。

これによって,JIS A 8340-4:2004は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の

特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

JIS A 8340(土工機械−安全)の規格群には,次に示す部編成がある。

JIS A 8340-1 第1部:一般要求事項

JIS A 8340-2 第2部:ブルドーザの要求事項

JIS A 8340-3 第3部:ローダの要求事項

JIS A 8340-4 第4部:油圧ショベルの要求事項

JIS A 8340-5 第5部:ダンパ(重ダンプトラック及び不整地運搬車)の要求事項

JIS A 8340-6 第6部:機械式ショベルの要求事項

JIS A 8340-7 第7部:グレーダの要求事項

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日本産業規格 JIS

A 8340-4:2011

土工機械−安全−第4部:油圧ショベルの要求事項

Earth-moving machinery−Safety−Part 4: Requirements for hydraulic excavators

序文

この規格は,JIS B 9700-1(機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部:基本用語,方

法論)に記述するタイプC規格(個別機械安全規格)である。

このタイプC規格の条項がタイプA規格又はB規格で規定する条項と異なる場合,このタイプC規格

の条項がそれらの規格の条項より優先する。

関連する機械類及び対象とする危険源,危険状態及び危険事象の範囲は,この規格の適用範囲に示す。

この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 20474-5を基とし,技術的内容を変更して作成した

日本産業規格である。また,この規格では,特定の国又は地域で要求する事項を記載しているISO/TS

20474-14の中から,日本で要求される事項及び必要に応じて関係する項目を併せて基礎としている。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一

覧表にその説明を付けて,附属書JFに示す。

1

適用範囲

この規格は,JIS A 8308で定義した油圧ショベルに対する安全要求事項について規定する。

注記1 この規格を適用する代表的な機種を,附属書JDに示す。

この規格は,土工機械類に共通の安全要求事項を規定したJIS A 8340-1:2011と併せて用いるが,この規

格で規定した事項は,JIS A 8340-1:2011よりも優先する。

この規格は,製造業者が意図した使用及び予見し得る誤使用の条件下で,直接関わる全ての油圧ショベ

ル特有の重大な危険源,危険状態及び危険事象を考慮している。この規格は,稼動,運転及び保全中の重

大な危険源,危険状態及び危険事象から起こるリスクを除去し,又は低減するための適切な技術的手段を

具体的に示している。

注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 20474-5:2008,Earth-moving machinery−Safety−Part 5: Requirements for hydraulic

excavators(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)

は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

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2

A 8340-4:2011

JIS A 8308 土工機械−基本機種−用語

JIS A 8317-2 土工機械−運転員位置における放射音圧レベルの決定−動的試験条件

JIS A 8319 土工機械−走行速度の測定方法

JIS A 8340-1 土工機械−安全−第1部:一般要求事項

注記 対応国際規格:ISO 20474-1:2008,Earth-moving machinery−Safety−Part 1: General requirements

(MOD)

JIS A 8403-1 土工機械−油圧ショベル−第1部:用語及び仕様項目

注記 対応国際規格:ISO 7135:1993,Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Terminology and

commercial specifications(MOD)

JIS A 8403-4 土工機械−油圧ショベル−第4部:バケットの定格容量

注記 対応国際規格:ISO 7451:1997,Earth-moving machinery−Volumetric ratings for hydraulic

excavator buckets and backhoe loader buckets(IDT)

JIS A 8421-3 土工機械−ローダ−第3部:バケット定格容量

注記 対応国際規格:ISO 7546:1983,Earth-moving machinery−Loader and front loading excavator

buckets−Volumetric ratings(IDT)

JIS A 8921 土工機械−ミニショベル横転時保護構造(TOPS)−試験方法及び性能要求項目

注記 対応国際規格:ISO 12117:1997,Earth-moving machinery−Tip-over protection structure (TOPS)

for compact excavators−Laboratory tests and performance requirements(IDT)

JIS A 8922 土工機械−油圧ショベル−運転員保護ガードの試験及び性能要求事項

注記 対応国際規格:ISO 10262:1998,Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Laboratory tests

and performance requirements for operator protective guards(IDT)

JIS D 0006-1 土工機械−機関−第1部:ネット出力試験方法

ISO 10567:2007,Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Lift capacity

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 8340-1及びJIS A 8403-1によるほか,次による(附属書

JD参照)。

3.1

油圧ショベル

自走する履帯式又は車輪式の機械で,通常360°旋回できる上部旋回体をもち,作業中は下部走行体を

停止したままで,油圧で駆動するブーム,アーム及びバケットの作動によって土砂などを掘削,旋回及び

放土するもの。

注記 油圧ショベルは,マテリアルハンドリング及び運搬にも使用する。

3.1.1

超小旋回形油圧ショベル

狭あい(隘)な現場でも作業できるよう通常下部走行体全幅とほぼ同等(+20 %以下)の幅以内で旋回

できる後端旋回半径とフロント最小旋回半径とをもつように設計した油圧ショベル。

3.1.2

後方超小旋回形油圧ショベル

旋回時に車体後方の安全を確保するよう,上部旋回体の後端旋回半径が下部走行体全幅の120 %以内で

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JIS A 8340-4:2011の対応国際規格一覧

  • ISO 20474-5:2008(MOD)

JIS A 8340-4:2011の引用国際規格一覧

  • ISO 10567:2007

JIS A 8340-4:2011の国際規格分類一覧

  • 13.300
  • 53.100

JIS A 8340-4:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
A8308
土工機械-基本機種-用語
A8317-2
土工機械-運転員位置における放射音圧レベルの決定-動的試験条件
A8319
土工機械-走行速度の測定方法
A8340-1
土工機械-安全-第1部:一般要求事項
A8403-1
土工機械-油圧ショベル-第1部:用語及び仕様項目
A8403-4
土工機械-油圧ショベル-第4部:バケットの定格容量
A8421-3
土工機械-ローダ-第3部:バケット定格容量
A8921
土工機械-ミニショベル横転時保護構造(TOPS)-試験方法及び性能要求項目
A8922
土工機械-油圧ショベル-運転員保護ガードの試験及び性能要求事項
D0006-1
土工機械-機関-第1部:ネット出力試験方法