JISA8421-1 : 1998 土工機械-ローダ-第1部:用語及び仕様項目

JIS A 8421-1:1998の規格概要

この規格 A8421-1は、自走式のクローラローダ及びホイールローダ並びにその作業装置について,用語及び仕様項目について規定。JIS A 8308に規定するローダに適用。

JISA8421-1 規格全文情報

規格番号
JIS A8421-1 
規格名称
土工機械-ローダ-第1部:用語及び仕様項目
制定年月日
1998/06/20
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 7131:1997(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.53,53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木II:2019
改訂:履歴
  • 1998-06-20制定日
  • 2004-02-20確認日
  • 2008-10-01確認日
  • 2013-10-21確認日
  • 2018-10-22確認日

A 8421-1 : 1998 (ISO 7131 : 1997)

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本産業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。これによってJIS A 8421-1994は廃止され,この規格とJIS A 8421-2に置き換えられる。

今回の改正では,対応する国際規格に整合させるために,ISO 7131 : 1997を基礎として用いた。

JIS A 8421-○は,一般名称を“土工機械−ローダ”として,次の各部によって構成する。

第1部:用語及び仕様項目

第2部:仕様書様式及び性能試験方法

第3部:バケット定格容量

第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法

第5部:定格積載質量の計算及び検証方法

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本産業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

A 8421-1 : 1998

(ISO 7131 : 1997)

土工機械−ローダ−第1部:用語及び仕様項目

Earth-moving machinery−Loaders−Part 1 : Terminology and commercial specification

序文 この規格は,1997年に第2版として発行されたISO 7131, Earth-moving machinery−Loaders−

Terminology and commercial specificationsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成

した日本産業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲 この規格は,自走式のクローラローダ及びホイールローダ並びにその作業装置について,

用語及び仕様項目について規定する。

この規格は,JIS A 8308に規定するローダに適用する。

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS A 8303 土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法

備考 ISO 7457 : 1997, Earth-moving machinery−Determination of turning dimensions of wheeled

machinesが,この規格と一致している。

JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語

備考 ISO 6165 : 1997, Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致してい

る。

JIS A 8314 土工機械−ホイール式機械−かじ取り装置要求事項

備考 ISO 5010 : 1986, Earth-moving machinery−Rubber-tyred machines−Steering requirementsが,こ

の規格と一致している。

JIS A 8411-1 土工機械−寸法及び記号の定義−第1部:本体

備考 ISO 6746-1 : 1987, Earth-moving machinery−Definitions of dimensions and symbols−Part 1 : Base

machineが,この規格と一致している。

JIS A 8411-2 土工機械−寸法及び記号の定義−第2部:作業装置

備考 ISO 6746-2 : 1987, Earth-moving machinery−Definitions of dimensions and symbols−Part 2 :

Equipmentが,この規格と一致している。

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A 8421-1 : 1998 (ISO 7131 : 1997)

JIS A 8421-3 土工機械−ローダ−第3部:バケット定格容量

備考 ISO 7546 : 1983, Earth-moving machinery−Loader and front loading excavator buckets−

Volumetric ratingsが,この規格と一致している。

JIS A 8421-4 土工機械−ローダ−第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法

備考 ISO/DIS 14397-2, Earth-moving machinery−Loaders and backhoe loaders−Part 2 : Test method to

measure breakout forces and lift capacity at maximum lift heightが,この規格と一致している。

JIS A 8421-5 土工機械−ローダ−第5部:定格積載質量の計算及び検証方法

備考 ISO/DIS 14397-1, Earth-moving machinery−Loaders and backhoe loaders−Part 1 : Calculation and

verification methods for rated operating mass loadedが,この規格と一致している。

JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法

備考 ISO 9249 : 1989, Earth-moving machinery−Engine test code−Net powerからの引用事項は,この

規格の該当事項と同等である。

ISO 3450 : 1996, Earth-moving machinery−Braking systems of rubber-tyred machines−Systems and

performance requirements and test procedures

ISO 6014 : 1986, Earth-moving machinery−Determination of ground speed

ISO 6016(1), Earth-moving machinery−Methods of measuring the masses of whole machines, their equipment

and components

注(1) 追って,改訂出版される。

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1

全般

3.1.1

ローダ (loader) 自走するクローラ式又はホイール式の機械で,前部にバケットアタッチメント

を装着したエクィップメントを装備し,主として(バケットを使用して)積込み作業を行うように設計さ

れたもので,機械の前進動作によって積込み又は掘削を行う。

備考 ローダの作業サイクルは,通常土砂などの積込み,持上げ,運搬又は放出からなる(JIS A 8308

参照)。

3.1.1.1

コンパクトローダ (compact loader) 運転質量(ISO 6016参照)が,4 500kg以下のローダで,

狭あいなスペースで,より機動性をもって作業するために設計されたもの。

3.1.1.2

スキッドステアローダ (skid steer loader) 通常,左右のアタッチメント支持構造物の間に運転席

があり,固定式足回りをもった機械で,左右の駆動装置の速度を変えるか,逆回転させることによって操

向するコンパクトローダの一種。

3.1.2

本体 (base machine) 製造業者の仕様書によって,規定するローダで,エクィップメントを除いた

もの。

備考 本体は,5.に示すエクィップメントを装着するのに必要な台座等を備える。

3.1.3

エクィップメント (equipment) 機械本来の設計機能を果たすために本体に装着される構成部品

のセット。

3.1.4

アタッチメント (attachment) 特定の用途のために本体又はエクィップメントに装着される構成

部品の組立品。

3.1.5

構成部品 (component) 本体,エクィップメント又はアタッチメントの部品若しくはその組立品。

3.2

質量 (masses)

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A 8421-1 : 1998 (ISO 7131 : 1997)

3.2.1

運転質量 (operating mass) 規定量の燃料,潤滑油,作動油及び冷却水を搭載した本体に,エクィ

ップメント,製造業者の指定する空荷のバケット,ボディ又はボウル,並びに携行工具その他の附属品,

キャブ又はキャノピ,ROPS, FOPSなどを装備し,乗車定員(1名当たり75 kg)を含む質量。

3.2.2

出荷質量 (shipping mass) 燃料をタンク容量の10 %とし,潤滑油,作動油及び冷却水を規定量と

して乗員を含まない本体の質量。製造業者の指定によって,エクィップメント,キャブ,キャノピ,ROPS

又はFOPSなどを取り付けるか,又は除いた質量とする。

3.2.3

キャブ,キャノピ,ROPS又はFOPSの質量 (cab, canopy, ROPS or FOPS mass) 本体への取付具

を含めたキャブ,キャノピ,ROPS又はFOPSの質量。

3.3

アタッチメント

3.3.1

バックホウ (backhoe) ブーム,アーム及びバケットの動きによって,通常は地表面下を掘削し,

旋回及び放土を行うローダの後部に装着された装置。掘削は,ローダの方向へ引き寄せる動きで行う。

備考 バックホウの旋回角度は,360°未満である(図18参照)。

3.3.2

スカリファイヤ (scarifier) 地面やアスファルト舗装面,砂利道及び同様な表面を浅く切り込み,

砕くためのつめを備えた装置。

備考 スカリファイヤは,通常ローダの後部に装着されるが,バケットの後部に装着されることもあ

る(図19参照)。

3.3.3

サイドダンプバケット (side dump bucket) ローダの前方へ押す力によって荷を積み,バケットの

端から横方向に放土できるバケット。前方向にも放土できる(図20参照)。

3.3.4

マルチパーパスバケット (multi-purpose bucket) ブレードとその上端を支点としたクラムからな

るバケットで,クラムの開閉角度によって,ドーザ,スクレーパ及びバケットとして使用できるもの(図

21参照)。

3.3.5

パレットフォーク (pallet fork) 倉庫用パレットの積上げ,運搬及び積降しを行うためのフォーク

をもつ装置(図22参照)。

3.3.6

ログフォーク(ロググラップル) [log fork (log grapple)] 原木の積上げ,運搬及び積降しを行う

ためのフォークと先端クランプをもつ装置(図23参照)。

3.3.7

ウインチ (winch) 本体後部に取り付けられた巻胴をもった装置(図24参照)。

4. 本体

4.1

ローダの形式 ローダは,次の要素によって分類される。

4.1.1

足回り装置 2種がある。

a) クローラローダ(図1)

b) ホイールローダ(図2)

図1 クローラローダ

図2 ホイールローダ

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JIS A 8421-1:1998の対応国際規格一覧

  • ISO 7131:1997(IDT)

JIS A 8421-1:1998の引用国際規格一覧

  • ISO 3450:1996
  • ISO 6014:1986
  • ISO 6016

JIS A 8421-1:1998の国際規格分類一覧

  • 01.040.53
  • 53.100

JIS A 8421-1:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
A8303
土工機械-ホイール式機械の回転半径測定方法
A8308
土工機械-基本機種-用語
A8314
土工機械-ゴムタイヤ式機械-かじ取り装置要求事項
A8411-1
土工機械-寸法及びコードの定義-第1部:本体
A8411-2
土工機械-寸法及びコードの定義-第2部:作業装置
A8421-3
土工機械-ローダ-第3部:バケット定格容量
A8421-4
土工機械-ローダ-第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法
A8421-5
土工機械-ローダ-第5部:定格積載質量の計算及び検証方法
D0006
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