JISA8423-1 : 1998 土工機械-グレーダ-第1部:用語及び仕様項目

JIS A 8423-1:1998の規格概要

この規格 A8423-1は、JIS A 8308に規定された自走式のグレーダ及びその作業装置の用語並びに商用仕様項目について規定。

JISA8423-1 規格全文情報

規格番号
JIS A8423-1 
規格名称
土工機械-グレーダ-第1部:用語及び仕様項目
制定年月日
1998/06/20
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

ISO 7134:1993(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.53,53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木II:2019
改訂:履歴
  • 1998-06-20制定日
  • 2004-02-20確認日
  • 2008-10-01確認日
  • 2013-10-21確認日
  • 2018-10-22確認日

A 8423-1 : 1998

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本産業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。これによってJIS A 8423-1994は廃止され,この規格とJIS A 8423-2に置き換えられる。

今回の改正では,対応する国際規格に整合させるために,ISO 7134 : 1993を基礎として用いた。

JIS A 8423-○は,一般名称を“土工機械−グレーダ”として,次の各部によって構成する。

第1部:用語及び仕様項目

第2部:仕様書様式及び性能試験方法

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本産業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

A 8423-1 : 1998

土工機械−グレーダ−第1部:用語及び仕様項目

Earth-moving machinery−Graders−Part 1 : Terminology and commercial specifications

序文 この規格は,1993年に第2版として発行されたISO 7134, Earth-moving machinery−Graders−

Terminology and commercial specificationsを翻訳し,併せて1996年6月15日に発行されたその修正票

TECHNICAL CORRIGENDUM 1の内容も含め,その他は技術的内容及び規格票の様式を変更することな

く作成した日本産業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲 この規格は,JIS A 8308に規定された自走式のグレーダ及びその作業装置の用語並びに商

用仕様項目について規定する。

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの

規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付

記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS A 8303 土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法

備考 ISO 7457 : 1997, Earth-moving machinery−Determination of turning dimensions of wheeled

machinesが,この規格と一致している。

JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語

備考 ISO 6165 : 1997, Earth-moving machinery−Basic types−Vocabularyが,この規格と一致してい

る。

JIS A 8314 土工機械−ホイール式機械−かじ取り装置要求事項

備考 ISO 5010 : 1992, Earth-moving machinery−Rubber-tyred machines−Steering requirementsが,こ

の規格と一致している。

JIS A 8411-1 土工機械−寸法及び記号の定義−第1部:本体

備考 ISO 6746-1 : 1987, Earth-moving machinery−Definitions of dimensions and symbols−Part 1 : Base

machineが,この規格と一致している。

JIS A 8411-2 土工機械−寸法及び記号の定義−第2部:作業装置

備考 ISO 6746-2 : 1988, Earth-moving machinery−Definitions of dimensions and symbols−Part 2 :

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A 8423-1 : 1998

Equipmentが,この規格と一致している。

JIS A 8420-1 土工機械−トラクタ−第1部:用語及び仕様項目

備考 ISO 6747 : 1988, Earth-moving machinery−Tractors−Terminology and commercial specifications

が,この規格と一致している。

JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法

備考 ISO 9249 : 1989, Earth-moving machinery−Engine test code−Net powerからの引用事項は,この

規格の該当事項と同等である。

ISO 3450 : 1996 Earth-moving machinery−Braking systems of rubber-tyred machines−Systems and

performance requirements and test procedures

ISO 6014 : 1986 Earth-moving machinery−Determination of ground speed

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

3.1

一般 (general)

3.1.1

グレーダ (grader) 自走するホイール式の機械で,前後の車軸間に調節可能なブレードをもつも

の。機械は,更に前部に,又は前後車軸間に,ブレード又はスカリファイヤを装備することがあり,主と

して機械の前進動作によって路面の切削,土砂などの整地,法面成形,溝掘り及び路面かき起こしをする

ように設計されたもの。

3.1.2 本体 (base machine) 製造業者の仕様書によって,規定されたエクィップメントを除いたグレーダ。

ただし,アタッチメントを装着するのに必要な台座を備えるものとする。

3.1.3

エクィップメント (equipment) 機械本来の設計機能を果たすために本体に装着される構成部品

のセット。

3.1.4

アタッチメント (attachment) 指定された用途のために本体に装着される任意の構成部品の組立

品。

3.1.5

構成部品 (component) 本体,エクィップメント又はアタッチメントの部品若しくはその組立品。

3.2

質量 (masses)

3.2.1

運転質量 (operating mass) 規定量の燃料,潤滑油,作動油及び冷却水を搭載した本体に,製造業

者が指定するエクィップメント,携行工具その他の附属品,キャブ又はキャノピ,ROPS(1),FOPS(2)など

を装備し,乗車定員(1名当たり75kg)を含む質量。

注(1) ROPS 転倒時保護構造

(2) FOPS 落下物に対する保護構造

3.2.2

出荷質量 (shipping mass) 燃料をタンク容量の10%とし,潤滑油,作動油及び冷却水を規定量と

して乗員を含まない本体の質量。製造業者の指定によって,エクィップメント,キャブ,キャノピ,ROPS(1)

又はFOPS(2)を取り付けるか,又は除いた質量とする。

3.2.3

キャブ,キャノピ,ROPS又はFOPSの質量 (cab, canopy, ROPS or FOPS mass) 本体への取付具

を含めたキャブ,キャノピ,ROPS又はFOPSの質量。

3.3

性能 (performance)

3.3.1

エンジン定格出力 (net power) JIS D 0006に規定する定格出力。

3.3.2

走行速度 (maximum travel speeds) 堅い平面上で,前進及び後進の各速度段で出すことができる

走行速度(ISO 6014参照)。

3.4

アタッチメント (attachments)

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A 8423-1 : 1998

備考1. アタッチメントの寸法は,3.7に定義され記載される。

3.4.1

スカリファイヤ (scarifier) 地面,アスファルト舗装路,砂利道などの表面を浅く切り込み砕くた

めのつめを備えた機構。スカリファイヤは,グレーダの前輪の前,又は前輪と後輪との間に装着される。

3.4.2

リッパ (ripper) 支持ブラケットによって本体の後部に装着されるフレームから成るアタッチメ

ント。1本又は複数のつめをもつ。

3.4.3

スノープラウ (snowplough) 前輪の前に装着され,モールドボーのプラウ作用によって雪を側方

に排除する装置。ワンウェイ形及びV形がある。

3.4.4 フロントブレード (front blade) 通常湾曲した断面形状をもち,前輪の前に装着されるブレードで,

土砂などを切削して押し出す装置。

3.5

かじ取り性能 (steering capability)

3.5.1

最小回転半径 (turning radius) 前輪かじ取り角及びリーニングとアーティキュレートを最大にし

たときの外側前輪タイヤ中心の軌跡の半径(JIS A 8303参照)。

3.6

本体の寸法 (dimensions of base machine)

3.6.1

前車軸最低地上高さ (front axle ground clearance), H18 基準地表面 (GRP) (3)と前車軸最低部とのZ

座標上の距離。

a) ゼロY平面内の前車軸最低部。

b) ゼロY平面の左右両側で前車輪輪距の25%以内にある,車軸の最低部(図1参照)。

注(3) X,Y及びZ平面,並びにGRPは,JIS A 8411-1に規定する。

図1 寸法 H18

3.6.2

ブレード高さ (blade height), H19 ブレードピッチ角を中間点にした状態で,ブレード中央でのカ

ッティングエッジの下端からブレード上端までのZ座標上の距離(図2参照)。

図2 寸法 H19

3.6.3

最大上昇量 (lift above ground), H20 ブレードを最大に上昇させたとき,カッティングエッジ最下

点とGRPとのZ座標上の距離。

ブレードピッチ角が調整可能な場合,ブレードピッチ角を最大上昇量が得られるまで調整する(図3参

照)。

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JIS A 8423-1:1998の対応国際規格一覧

  • ISO 7134:1993(IDT)

JIS A 8423-1:1998の引用国際規格一覧

  • ISO 3450:1996
  • ISO 6014:1986

JIS A 8423-1:1998の国際規格分類一覧

  • 01.040.53
  • 53.100

JIS A 8423-1:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
A8303
土工機械-ホイール式機械の回転半径測定方法
A8308
土工機械-基本機種-用語
A8314
土工機械-ゴムタイヤ式機械-かじ取り装置要求事項
A8411-1
土工機械-寸法及びコードの定義-第1部:本体
A8411-2
土工機械-寸法及びコードの定義-第2部:作業装置
A8420-1
土工機械-トラクタドーザ-第1部:用語及び仕様項目
D0006
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