JIS A 8603-2:2010 コンクリートミキサ―第2部:練混ぜ性能試験方法 | ページ 2

4
A 8603-2 : 2010
P1,P2 : ミキサから採取した2個の試料
SAC1,SAC2 : 空気量試験用の試料
SMG1,SMG2 : その後の粗骨材及びモルタル量試験に使用する空気量試験用の試料
SS1,SS2 : コンシステンシー(スランプ)試験用の試料
Sσ1,Sσ2,Sσ3 : 圧縮強度試験用の供試体(P1からの3個の立方体又は円筒)
圧縮強度試験用の供試体(P2からの3個の立方体又は円筒)
Sσ'1,Sσ'2,Sσ'3 :
図1−試料採取の図式
5.3.2 バッチ式強制練りミキサ
5.3.2.1 パン形ミキサ
パン形ミキサでは,試料を同心円上から採取する。図2はターボミキサからの試料採取の例を示す。
1 中心部試料
2 周辺部試料
3 練混ぜが不完全となる円筒部分
図2−ターボミキサからの試料採取

――――― [JIS A 8603-2 pdf 6] ―――――

                                                                                              5
A 8603-2 : 2010
練混ぜが不完全となる円筒部分のない他のパン形ミキサでは,二つの同心円を分ける半径は,パン内径
の1/4とする。
5.3.2.2 パドルミキサ
図3のa)及びb)に1軸又は2軸のパドルミキサからの試料採取の例を示す。
1 前部
2 後部
3 中心部
a) 1軸パドルミキサ b) 2軸パドルミキサ
注記1 1,2及び3は,練混ぜ中のコンクリート位置を示すもので,いずれも排出直後に採取する。
注記2 3の白抜きは,1又は2から採取できない場合にだけ採取する部分を示す。
図3−パドルミキサからの試料採取
5.3.3 重力式ミキサ
バッチの排出に当たっては,図4のa),b)及びc)に示すように便宜的に三つの部分(前半部,中間部及
び後半部)に分割し,排出過程の前半部及び後半部から試料を採取する。
a) 傾胴形ドラムミキサ
b) シュート排出形ドラムミキサ
1 前半部
2 中間部
3 後半部
c) 逆転排出形ドラムミキサ
図4−重力式ミキサからの試料採取

――――― [JIS A 8603-2 pdf 7] ―――――

6
A 8603-2 : 2010
5.3.4 連続練りミキサ
最初の試料は,安定した流れの中,排出コンクリートがちょうど理論出荷容量に達したときに採取すべ
きで,2番目の試料は,最初の試料から4分経過後に採取する。それぞれの容量は少なくとも100 Lとす
る。試料採取の箇所を図5に示す。
1 安定した品質のものが得られるまで採取しない。
2 0.5分の待ち時間
3 最初の試料
4 4分の待ち時間
5 2番目の試料
図5−連続練りミキサからの試料採取
5.3.5 ホッパからのサンプリング
練混ぜ槽から直接採取する方法がない場合は,ミキサホッパから採取してもよい。試料採取の箇所を図
6に示す。
1 左側
2 右側
図6−ミキサホッパからの試料採取

5.4 構成材料の量の差の試験

5.4.1  コンクリート中の空気量,モルタル量及び粗骨材量の差
5.4.1.1 試験方法
次の方法によって実施する(図7参照)。
a) 各試料から3個の供試体を取る。

――――― [JIS A 8603-2 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
A 8603-2 : 2010
b) IS A 1128(5.4.1.2参照)に規定する圧力法を用いて,空気量A1及びA2を測定する。
空気量測定に引き続き,同じ供試体を用いて,次のようにモルタル量及び粗骨材量を測定する。
c) 供試体の質量mを測定する。
d) IS Z 8801-1に適合した4 mm又は4.75 mmのふるいの上で,供試体に含まれる小さな粒子を洗い落
とす。
e) 粗骨材の質量を測定する。
骨材の質量を次のように計算する。
− 表面乾燥飽水状態において,ふるい上に残った粗骨材の質量 (ms)
− JIS A 1109及びJIS A 1110に規定した骨材の密度試験方法及び吸水率試験方法による,表面乾燥飽水
状態での粗骨材の単位体積質量 (Ds)
− 水中のふるい上に残った粗骨材の実質量 (mw)

――――― [JIS A 8603-2 pdf 9] ―――――

8
A 8603-2 : 2010
注記 粗骨材の体積の測定には,二つの方法がある。
図の(1)の表面乾燥飽水法(ms),又は,図の(2)の水中の粗骨材質量(mw)から計算
図7−2軸パドルミキサ及びホッパを用いた試験の例
5.4.1.2 空気量の計算
コンクリートの空気量試験には,5.3.1によって2回分の試料を採取し,JIS A 1128によって試験する。
それらの偏差率ΔAは,平均値から次の式によって計算し,%で表す。
A1 A2
ΔA 100
A1 A2

――――― [JIS A 8603-2 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS A 8603-2:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 18650-2:2006(MOD)

JIS A 8603-2:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8603-2:2010の関連規格と引用規格一覧