JISA8701 : 1994 アスファルトフィニッシャの仕様書様式及び性能試験方法

JIS A 8701:1994の規格概要

この規格 A8701は、アスファルトフィニッシャの仕様書の様式及び記入要領とその性能試験方法について規定。

JISA8701 規格全文情報

規格番号
JIS A8701 
規格名称
アスファルトフィニッシャの仕様書様式及び性能試験方法
制定年月日
1968/04/01
最新改正日
1994/11/01
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木II:2019
改訂:履歴
  • 1968-04-01制定日
  • 1971-07-01確認日
  • 1975-09-01改正日
  • 1978-11-01確認日
  • 1984-01-01確認日
  • 1985-08-01改正日
  • 1990-08-01確認日
  • 1994-11-01改正日
  • 2001-08-20確認日
  • 2006-11-20確認日
  • 2011-10-20確認日
  • 2016-10-20確認日

日本産業規格 JIS

A 8701-1994

アスファルトフィニッシャの仕様書様式及び性能試験方法

Standard form of specifications and testing methods of ashalt finishers

1. 適用範囲 この規格は,アスファルトフィニッシャの仕様書の様式(以下,仕様書の様式という。)及

び記入要領とその性能試験方法について規定する。

なお,性能試験方法は,附属書に規定する。

備考 この規格の引用規格を,次に示す。

JIS A 8915 土工機械の重心位置測定方法

JIS B 7505 ブルドン管圧力計

JIS B 7507 ノギス

JIS B 7510 精密水準器

JIS B 7512 鋼製巻尺

JIS B 7516 金属製直尺

JIS C 1502 普通騒音計

JIS C 1505 精密騒音計

JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法

JIS D 1001 自動車用エンジン出力試験方法

JIS D 5301 自動車用鉛蓄電池

JIS D 8201 自動車用タイヤゲージ

JIS K 2204 軽油

JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法

JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法

JIS Z 8731 騒音レベル測定方法

2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

(1) 標準舗装幅 エクステンション着脱式スクリードでは,エクステンションを取り外した状態における

幅。伸縮スクリードでは,スクリードを最も縮めた状態における幅。

(2) スクリード装置標準状態 スクリード装置が標準舗装幅で作業可能な状態。

(3) スクリード装置移動状態 フィニッシャを走行させるため,標準状態のスクリード装置を十分上昇さ

せた状態。

3. 仕様書の様式 仕様書の様式は,次のとおりとする。

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A 8701-1994

(1) 仕様書は,付表1の様式による。

(2) 仕様書は,アスファルトフィニッシャの性能及び諸元の概略を示すもので,記入の際は,目的に応じ

項目を適当に選ぶことがでる。

なお,各部の構造,材料,試験方法なども必要に応じて付記する。

(3) 必要に応じて,全体図などの図面を添付する。

4. 仕様書の記入要領 仕様書の記入順序及び記入要領は,次による。

(1) 車両形式名称 アスファルトフィニッシャの呼び方に用い,製造業者名略称,呼び名及び種類の順序

に記入する。

(2) 製造業者名 製造業者名を記入する。

(3) 質量 質量は,機械質量及び運転質量とし,次の事項を測定する。

(a) 機械質量 燃料,潤滑油,作動油及び冷却水を規定量とし,タイヤ空気圧は規定された圧力とする。

スクリード装置はエクステンションを取り付けた状態で,携行工具その他の附属品を装備した質量。

(b) 運転質量 機械質量に乗車定員(1名当たり75kg)を加えた質量。

(4) エンジン出力 アスファルトフィニッシャに装着する状態におけるエンジンの定格出力を,JIS D

1001又はJIS D 0006によって記入する。

(5) 性能 性能は,舗装幅,舗装厚さ,走行速度,最小回転半径及び登坂能力とし,次の事項を記入する。

(a) 舗装幅 アスファルト混合物を連続して敷きならしができる標準舗装幅と最大舗装幅。

(b) 舗装厚さ アスファルト混合物を連続して敷きならしができる最小舗装厚さと最大舗装厚さを記入

し,そのときの作業速度の範囲,舗装幅を併記する。

(c) 走行速度 エンジンの定格回転速度における作業時と移動時の各速度段の前進及び後進における走

行速度。

なお,油圧駆動式の場合は,走行速度の範囲。

(d) 最小回転半径 最小の回転を行ったときの車体最外側部及びクローラ外側の軌跡の半径又は外側前

輪タイヤ中心の軌跡の半径。

(e) 登坂能力 作業時と移動時に,連続して登坂することができる坂路の傾斜角度。

(6) 寸法 寸法は,全長,全幅,全高,クローラ中心距離,接地長さ,シュー幅,軸距,輪距及び接地圧

又は線圧とし,次の事項を記入する。

(a) 全長 スクリード装置を地面に下ろした状態でアスファルトフィニッシャ全体の最大長さ。

(b) 全幅 標準舗装幅での作業時の最大幅及び輸送時の最大幅。

(c) 全高 クローラ下面又はタイヤ接地面から最高部までの高さ。

(d) クローラ中心距離 左右クローラの中心距離(クローラ式だけ)。

(e) 接地長さ 規定数のシューからなるクローラを装着したときの起動輪及び遊動輪の中心間の水平距

離(クローラ式だけ)。

(f) シュー幅 シューの幅(クローラ式だけ)。

(g) 軸距 前輪及び後輪の中心間の水平距離。タンデム式は,トラニオン中心を車軸の中心とする(ホ

イール式だけ)。

(h) 輪距 前後車輪の左右タイヤの中心距離(ホイール式だけ)。

(i) 接地圧又は線圧 クローラ式では,運転荷重(運転質量×9.81N)をクローラの接地長さとシュー幅

の積の2倍で除した値,ホイール式では,車輪荷重をタイヤの接地幅で除した値とする。

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A 8701-1994

(7) エンジン エンジンは,名称,形式,シリンダ数−内径×行程,総行程容積,性能,燃料系統,潤滑

系統,空気清浄器,冷却形式,充電発電機,始動電動機及び蓄電池とし,次の事項を記入する。

(7.1) 名称 製造業者名略称,呼び名及び種類の順序に記入する。

(7.2) 形式 サイクル,冷却方式,シリンダ配置,燃焼室形式及び過給方式の順序に記入する。

(7.3) シリンダ数−内径×行程 ミリメートル (mm) の単位で記入する。

(7.4) 総行程容積 単位はリットル (l ) とし,0.01の位まで記入する。

(7.5) 性能 アスファルトフィニッシャに装着する状態での性能をいう。

(a) 定格回転速度 毎分回転数 (min-1) の単位で記入する。

(b) 定格出力 定格回転速度における出力 (kW) を記入する。

(c) 最大トルク ニュートン・メートル (N・m) の単位で記入し,そのときの回転速度を付記する。

(d) 燃料消費率 定格出力における燃料消費率 (g/kW・h)。

(7.6) 燃料系統

(a) 燃料 JIS K 2204による種類。

(b) 調速機 遠心式・空気式・油圧式などの別及びオールスピード式・最高最低式などの別。

(7.7) 潤滑系統

(a) 潤滑方式 はねかけ式・歯車ポンプ圧送式などの別。

(b) ろ過方式 フルフロー式・バイパス式などの別。

(c) 冷却方式 空冷式・水冷式などの別。

(7.8) 空気清浄器 遠心式・油槽式・ろ紙式などの別。

(7.9) 冷却形式 ファンの吸込式・押出式の別,放熱器の加圧式・開放式などの別。

(7.10) 充電発電機 直流・交流の別,電圧及び電流。

(7.11) 始動電動機 電圧及び出力。

(7.12) 蓄電池 JIS D 5301などによる種類,電圧,容量及び個数。

(8) 伝動装置 伝動順序に従い,次の装置について記入する。

(8.1) 主クラッチ

(a) 操作方法 手動式・足踏み式などの別,及びブースタの有無。

(b) 摩擦板 乾式・湿式の別,単板・多板の別及びその枚数,フェーシングの材質。

(8.2) 走行駆動装置

(a) 形式 油圧式・機械式の別,主・副の変速機の別,変速方式,駆動輪数(ホイール式だけ),及び速

度同調装置の有無。

(b) 段数 作業時,移動時のそれぞれについて前進,後進の各速度段数。

(8.3) 作業駆動装置

(a) 形式 油圧式・機械式の別。

(9) 操向装置 操向装置は,形式,操向クラッチ及び操向ブレーキとし,次の事項を記入する。

(9.1) 形式 操向クラッチ式,左右独立駆動式,差動歯車式,前輪操向式などの別。

(9.2) 操向クラッチ 乾式・湿式の別,単板・多板の別,作動形式(スプリング式,油圧式,電磁式)及

び操作形式。

(9.3) 操向ブレーキ 乾式・湿式の別,バンド式・多板式などの別,作動形式及び操作形式。

(10) 足回り装置 足回り装置は,懸架装置,クローラ,車輪及びブレーキ装置とし,次の事項を記入する。

(10.1) 懸架装置 3点支持式,イコライザ式,3点イコライザ式,固定式,揺動式前車軸などの別。

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A 8701-1994

(10.2) クローラ 形式,シューの枚数,ピッチ及び緊張装置。

(a) 形式 鉄・ゴムの別,組立式・一体式の別など。

(b) シューの枚数 片側の枚数。

(c) ピッチ トラックピン中心間の距離。

(d) 緊張装置 ばね式・油圧式などの別。

(10.3) 車輪 前輪及び後輪の車輪数,タイヤの種類,タイヤサイズ及び標準空気圧。

(a) 車輪数 前輪及び後輪の車輪数。

(b) タイヤの種類 ソリッドタイヤ・ゴムタイヤの別。

(c) タイヤサイズ 前輪及び後輪のタイヤサイズ。

(b) 標準空気圧 前輪及び後輪タイヤの標準的な使用空気圧。

(10.4) ブレーキ装置

(a) 走行ブレーキ 形式(全輪制動,後輪制動などの別及び内部拡張式,ディスク式などの別)及び操

作機構(油圧式,機械式など)を記入する。さらに,倍力装置がある場合は,その種類,形式など。

(b) 駐車ブレーキ 制動方式,形式(外部収縮式,内部拡張式,ディスク式などの別)などを記入する。

(11) 運転装置 運転装置は,運転席,操作レバー・ペダル及びスイッチ類,計器及び照明装置とし,次の

事項について記入する。

(a) 運転席 位置及び方向。位置は本体かスクリードかの別,方向は左右の別。

(b) 操作レバー・ペダル及びスイッチ類 操作レバー・ペダル及びスイッチ類の名称及びそれぞれの数。

(c) 計器 名称及び数。

(d) 照明装置 名称,電圧,容量及び数。

(12) ホッパ ホッパは,形式,容量及びプッシュローラ地上高さとし,次の事項を記入する。

(a) 形式 固定式・可変式の別。

(b) 容量 積載容量を容積と質量で表示する。容積は,ホッパの内容積から算出し,質量は,アスファ

ルト混合物の密度を2.0t/m3として計算する。

(c) プッシュローラ地上高さ プッシュローラ中心の地面からの高さ。

(13) フィーダ フィーダは,形式,有効幅,駆動方式,速度段数,フィーダ速度及び自動制御装置とし,

次の事項を記入する。

(a) 形式 一連式・二連式の別,走行装置との連動式,独立駆動式の別。

(b) 有効幅 フィーダ装置のチェーンカバーの内幅。

(c) 駆動方式 機械式・油圧式の別。

(d) 速度段数 多段式の場合は段数,連続式の場合はその旨。

(e) フィーダ速度 多段式の場合は各段の速度,連続可変式の場合は速度の範囲。

(f) 自動制御装置 自動始動停止装置の有無。

(14) スプレッダ スプレッダは,形式,寸法,駆動方式,速度段数,回転速度及び自動制御装置とし,次

の事項を記入する。

(a) 形式 フィーダ装置との連動式・独立駆動式の別及び左右の連動・単動の別。

(b) 寸法 スクリュの外周直径,ピッチなど。

(c) 駆動方式 機械式・油圧式の別。

(d) 速度段数 多段式の場合は段数。連続可変式の場合はその旨。

(e) 回転速度 多段式の場合は各段の速度。連続可変式の場合は速度の範囲。

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JIS A 8701:1994の国際規格分類一覧

  • 53.100

JIS A 8701:1994の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
A8915
土工機械の重心位置測定方法
B7505
-
B7507
ノギス
B7510
精密水準器
B7512
鋼製巻尺
B7516
金属製直尺
C1502
-
C1505
-
D0006
-
D1001
自動車用エンジン出力試験方法
D5301
始動用鉛蓄電池
D8201
自動車用タイヤゲージ
K2204
軽油
Z8704
温度測定方法-電気的方法
Z8705
ガラス製温度計による温度測定方法(追補1)
Z8731
環境騒音の表示・測定方法