JIS A 9511:2017 発泡プラスチック保温材

JIS A 9511:2017 規格概要

この規格 A9511は、保温保冷材として使用する発泡プラスチック保温材について規定。住宅及び建築物において,主として常温で使用する断熱材には適用しない。

JISA9511 規格全文情報

規格番号
JIS A9511 
規格名称
発泡プラスチック保温材
規格名称英語訳
Preformed cellular plastics thermal insulation materials
制定年月日
1958年8月25日
最新改正日
2017年3月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.99, 91.100.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1958-08-25 制定日, 1961-08-25 確認日, 1961-11-01 改正日, 1964-06-01 改正日, 1965-10-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1970-05-01 改正日, 1974-01-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1979-02-01 改正日, 1984-02-01 改正日, 1989-02-01 確認日, 1989-09-01 改正日, 1995-05-01 改正日, 2000-03-20 確認日, 2003-06-20 改正日, 2006-03-25 改正日, 2006-11-20 改正日, 2009-08-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS A 9511:2017 PDF [29]
                                                                                   A 9511 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及び製品記号・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[5]
  •  5.1 特性・・・・[5]
  •  5.2 寸法・・・・[10]
  •  5.3 外観・・・・[15]
  •  6 試験・・・・[15]
  •  6.1 試験片の状態調節及び試験場所・・・・[15]
  •  6.2 試料及び試験片・・・・[15]
  •  6.3 数値の丸め方・・・・[15]
  •  6.4 外観・・・・[15]
  •  6.5 寸法・・・・[15]
  •  6.6 密度・・・・[17]
  •  6.7 熱伝導率・・・・[17]
  •  6.8 透湿係数・・・・[18]
  •  6.9 圧縮強さ・・・・[18]
  •  6.10 曲げ強さ・・・・[18]
  •  6.11 引張強さ・・・・[18]
  •  6.12 厚さ収縮率・・・・[19]
  •  6.13 燃焼性・・・・[20]
  •  6.14 吸水量・・・・[23]
  •  6.15 ホルムアルデヒド放散特性・・・・[24]
  •  7 検査・・・・[24]
  •  7.1 検査の種類及び検査項目・・・・[24]
  •  7.2 判定基準・・・・[25]
  •  8 表示・・・・[25]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[26]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 9511 pdf 1] ―――――

A 9511 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
保温保冷工業協会(JTIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS A 9511:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成30年3月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 9511:2009によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 9511 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 9511 : 2017

発泡プラスチック保温材

Preformed cellular plastics thermal insulation materials

序文

  この規格は,住宅及び建築物において,主として常温で使用する断熱材について規定したJIS A 9521(建
築用断熱材)が2014年9月に改正されたことに伴い,プラント,ビル設備など工業用途の保温保冷材料と
して使用する発泡プラスチック保温材に適用することを明確にするために改正した。

1 適用範囲

  この規格は,保温保冷材として使用する発泡プラスチック保温材について規定する。
この規格は,一般工業用途のほか,冷凍倉庫など特殊な温湿度環境下で使用する断熱材並びに住宅及び
建築物の設備機器,配管などに使用する発泡プラスチック保温材にも適用できる。ただし,住宅及び建築
物において,主として常温で使用する断熱材には適用しない。
なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Aに示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1412-3 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第3部 : 円筒法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散
測定方法−小形チャンバー法
JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放
散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部 : 断熱材
JIS A 6005 アスファルトルーフィングフェルト
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
JIS K 6767 発泡プラスチック−ポリエチレン−試験方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気

――――― [JIS A 9511 pdf 3] ―――――

2
A 9511 : 2017
JIS K 7201-2 プラスチック−酸素指数による燃焼性の試験方法−第2部 : 室温における試験
JIS K 7220 硬質発泡プラスチック−圧縮特性の求め方
JIS K 7221-2 硬質発泡プラスチック−曲げ試験−第2部 : 曲げ特性の求め方
JIS K 7222 発泡プラスチック及びゴム−見掛け密度の求め方
JIS K 7225 硬質発泡プラスチック−水蒸気透過性の求め方
JIS P 3401 クラフト紙
JIS Z 1514 ポリエチレン加工紙
JIS Z 1520 はり合せアルミニウムはく

3 用語及び定義

  この規格で用いる用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1
発泡プラスチック保温材
保温の目的を果たすために使用される材料のうち,ビーズ法ポリスチレンフォーム保温材,押出法ポリ
スチレンフォーム保温材,硬質ウレタンフォーム保温材,ポリエチレンフォーム保温材及びフェノールフ
ォーム保温材をいう。
3.2
面材
発泡プラスチック保温材の発泡体部分の表面,裏面又は表裏面に一体化されたシート状又はフィルム状
の材料。
3.3
成形面材
面材のうち,発泡プラスチック保温材の発泡成形時に一体成形し,発泡体部分に自己接着される面材。
3.4
スキン層
発泡プラスチック保温材の発泡時に発泡プラスチック保温材の表面に成形される発泡体部分の樹脂層。
3.5
フロン類
ハイドロフルオロカーボン(HFC),クロロフルオロカーボン(CFC),及びハイドロクロロフルオロカ
ーボン(HCFC)の総称。
注記1 ハイドロフルオロオレフィン(HFO)は,フロン類には該当しない。ハイドロフルオロオレ
フィン(HFO)とは,HFO-1233zd,HFO-1336mzzなどをいう。
注記2 国内では,現時点でハイドロフルオロカーボン(HFC)だけが使用できる。

4 種類及び製品記号

  発泡プラスチック保温材の種類及び製品記号は,表1による。また,面材及びスキン層の種類及び記号
は,表2による。
なお,硬質ウレタンフォーム保温材においては,フロン類の使用の有無によって次の区分とする。硬質
ウレタンフォーム保温材以外の発泡プラスチック保温材にはフロン類は使用しない。
A種 : 発泡剤として炭化水素(HC),二酸化炭素(CO2)などを用い,フロン類を用いないもの。

――――― [JIS A 9511 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 9511 : 2017
B種 : 発泡剤としてハイドロフルオロカーボン(HFC)を用いたもの。
表1−発泡プラスチック保温材の種類及び記号
種類 製品記号 摘要
ビーズ法ポリ 保温板 特号 EPS-B-特 ポリスチレン又はその共重合体に発泡剤,難燃剤
スチレンフォ 1号 EPS-B-1 (HBCDを含まない)及び添加剤を加えた発泡性
ーム保温材 2号 EPS-B-2 ビーズを型内発泡成形したもの,又は発泡成形し
3号 EPS-B-3 たブロックから切り出した保温板,保温筒若しく
4号 EPS-B-4 は継手カバー。使用温度の目安は,保温板では
保温筒a), b) 1号 EPS-C-1 80 ℃以下,保温筒及び継手カバーでは70 ℃以下
2号 EPS-C-2 である。種類の区分は,主に熱伝導率及び機械的
3号 EPS-C-3 特性による。表面,裏面又は表裏面に面材を接着
継手カバーa), b) EPS-F したものもある。
押出法ポリス 保温板 1種 b A XPS1bA ポリスチレン又はその共重合体に発泡剤,難燃剤
チレンフォー B XPS1bB (HBCDを含まない)及び添加剤を溶融混合し,
ム保温材 C XPS1bC 連続的に押出発泡成形したもの,又は押出発泡成
2種 b A XPS2bA 形したブロックから切り出した保温板。使用温度
B XPS2bB の目安は,80 ℃以下である。種類の区分は,主に
C XPS2bC 熱伝導率及び圧縮強さによる。表面,裏面又は表
3種 a A XPS3aA 裏面に面材を接着したものもある。
B XPS3aB
C XPS3aC
D XPS3aD
b A XPS3bA
B XPS3bB
C XPS3bC
D XPS3bD
A 硬質ウレ 保温板 1種 1号 A-PUF-B-1.1 ポリイソシアネート,ポリオール及び発泡剤を主
種 タンフォ 2号 A-PUF-B-1.2 剤として発泡成形した保温板,保温筒で,種類の
ーム保温 3号 A-PUF-B-1.3 区分は,発泡成形方法,熱伝導率,機械的特性に
材 4号 A-PUF-B-1.4 よる。使用温度の目安は,100 ℃以下である。
2種 1号 A-PUF-B-2.1
2号 A-PUF-B-2.2 1種 : 発泡成形したもの,又は発泡成形したブロ
3号 A-PUF-B-2.3 ックから切り出した保温板,又保温筒で表面,裏
面又は表裏面に面材を接着したものもある。
4号 A-PUF-B-2.4
3種 1号 A-PUF-B-3.1
2種 : 面材間で発泡させ,自己接着によってサン
2号 A-PUF-B-3.2
ドイッチ状に成形した非透湿性成形面材付保温板
保温筒a), b)
1種 1号 A-PUF-C-1.1
又は保温筒
2号 A-PUF-C-1.2
3号 A-PUF-C-1.3 3種 : 面材間で発泡させ,自己接着によってサン
4号 A-PUF-C-1.4 ドイッチ状に成形した透湿性成形面材付保温板
2種 1号 A-PUF-C-2.1
2号 A-PUF-C-2.2
B 硬質ウレ 保温板 1種 1号 B-PUF-B-1.1
種 タンフォ 2号 B-PUF-B-1.2
ーム保温 2種 1号 B-PUF-B-2.1
材 2号 B-PUF-B-2.2
保温筒a), b)
1種 1号 B-PUF-C-1.1
2号 B-PUF-C-1.2
2種 B-PUF-C-2

――――― [JIS A 9511 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 9511:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 9511:2017の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA0202:2008
断熱用語
JISA1324:1995
建築材料の透湿性測定方法
JISA1412-1:2016
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部:保護熱板法(GHP法)
JISA1412-2:1999
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
JISA1412-3:1999
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第3部:円筒法
JISA1901:2015
建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法―小形チャンバー法
JISA1902-4:2015
建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件―第4部:断熱材
JISA6005:2005
アスファルトルーフィングフェルト
JISB7507:2016
ノギス
JISB7512:2018
鋼製巻尺
JISB7516:2005
金属製直尺
JISG3452:2019
配管用炭素鋼鋼管
JISK6742:2016
水道用硬質ポリ塩化ビニル管
JISK6767:1999
発泡プラスチック―ポリエチレン―試験方法
JISK7100:1999
プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
JISK7201-2:2007
プラスチック―酸素指数による燃焼性の試験方法―第2部:室温における試験
JISK7220:2006
硬質発泡プラスチック―圧縮特性の求め方
JISK7221-2:2006
硬質発泡プラスチック―曲げ試験―第2部:曲げ特性の求め方
JISK7222:2005
発泡プラスチック及びゴム―見掛け密度の求め方
JISK7225:2018
硬質発泡プラスチック―水蒸気透過性の求め方
JISP3401:2000
クラフト紙
JISZ1514:1994
ポリエチレン加工紙
JISZ1520:1990
はり合せアルミニウムはく

JIS ハンドブックから規格の検索、規格番号や名称が調べて探すことができます。
JIS ハンドブック 一覧 規格 種類別