この規格ページの目次
JIS B 0104:1991 規格概要
この規格 B0104は、転がり軸受に関する用語について規定。
JISB0104 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0104
- 規格名称
- 転がり軸受用語
- 規格名称英語訳
- Rolling bearings -- Vocabulary
- 制定年月日
- 1960年1月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5593:1984(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.21, 21.100.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械要素(ねじを除く) 2021
- 改訂:履歴
- 1960-01-01 制定日, 1962-01-01 確認日, 1966-04-01 確認日, 1967-08-01 改正日, 1971-01-01 確認日, 1974-01-01 確認日, 1977-01-01 確認日, 1978-07-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1991-02-01 改正日, 1996-02-01 確認日, 2001-09-20 確認日, 2005-07-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 0104:1991 PDF [55]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0104-1991
転がり軸受用語
Rolling bearings−Vocabulary
1. 適用範囲 この規格は,転がり軸受(以下,軸受という。)に関する用語について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 1512 転がり軸受の主要寸法
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 5593 Rolling bearings−Vocabulary
3. この規格では,ISO 5593に規定されていない用語を追加している。
なお,ISO 5593に規定している用語の定義は,この規格に一致している。
2. 分類及び配列 用語の分類及び配列は,次による。
01 軸受
01.01 軸受一般
01.02 ラジアル軸受
01.03 スラスト軸受
01.04 リニア軸受
01.05 玉軸受
01.06 ころ軸受
02 軸受部品
02.01 軸受部品一般
02.02 軸受部品の部分
02.03 軌道輪
02.04 軌道盤
02.05 転動体
02.06 保持器
03 軸受配列及びサブユニット
03.01 軸受配列
03.02 サブユニット
03.03 保持器付き転動体
04 寸法
04.01 寸法方式及び系列
04.02 中心軸,平面,方向
04.03 主要寸法
――――― [JIS B 0104 pdf 1] ―――――
2
B 0104-1991
04.04 サブユニット及び部品の寸法
05 許容差・許容値に関連する寸法
05.01 内径及び外径
05.02 幅及び高さ
05.03 面取寸法
05.04 玉の寸法
05.05 ころの寸法
05.06 形状
05.07 回転精度
05.08 すきま
06 トルク,荷量及び寿命
06.01 トルク
06.02 実荷重
06.03 等価荷重
06.04 定格荷重
06.05 寿命
06.06 計算に用いる係数
07 その他
07.01 ハウジング
07.02 位置決め及び固定
07.03 雑
3. 用語及び定義 用語及び定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。
備考1. 用語欄の丸括弧の太字は用語の一部であるが,紛らわしくない場合は省略してもよい。
2. 対応英語で丸括弧を施している部分は,省略されることが多い。対をなす用語は,対をなす
部分の一方を角括弧を用いて連記し,一つの欄にまとめて記載してある。定義欄,対応英語
欄でも同様である。
例 玉[ころ]循環リニア軸受,recirculating ball [roller] linear bearing
3. 図は一例であり,単純化した図が多い。
なお,付図番号113までの図は,ISO 5593に対応している。
4. 定義欄の太字で示した用語は,この規格に規定した用語であり,結合して用いた用語も太字
で示す。例えば,用語欄になく,定義欄で太字の“静ラジアル荷重”は,“静荷重”と“ラジ
アル荷重”とを結合して用いた用語である。
参考1. 用語の番号はISO 5593に対応しており,ISO 5593に規定されていない用語については,番号
の最後の二けたを51から始め,番号の後に*印が付けて区別してある。
2. 対応英語は,ISO 5593に規定されたものである。ただし,番号の末尾に*印が付けてある用
語の対応英語は,ISO 5593にはない。
3. 付図番号151以降の図は,ISO 5593にない図である。
――――― [JIS B 0104 pdf 2] ―――――
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B 0104-1991
01 軸受
01.01 軸受一般
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
荷重を支え,かつ相対運動する部品間の(滑り運動よ 付図133 rolling bearing
01.01.01 (転がり)軸受
(ころがりじくりむしろ)転がり運動で機能する軸受。 参照
うけ) 備考1. 軌道部材と転動体とで構成され,転動体
の間隔を保ち及び/又は転動体を案内す
る手段があるものとないものとがある。
2. ラジアル荷重,アキシアル荷重又はそれ
らの組合せ荷重を支えるように設計でき
る。
01.01.02 単列軸受 1列の転動体をもつ軸受。 付図14, single row (rolling)
6,815,17,bearing
18,2124,
2731
参照
01.01.03 複列軸受 2列の転動体をもつ軸受。 付図5,7,double row (rolling)
16,20,25,bearing
26
参照
01.01.04 多列軸受 同じ方向の荷重を支える3列以上の転動体をもつ軸 付図19 multi-row (rolling)
受。 参照 bearing
備考 例えば,四列円筒ころ軸受というように,
列数と軸受の形式を示すのがよい。
01.01.05 総転動体軸受 各列の転動体間のすきまの和が,転動体の直径を超え 付図14,22,full complement
ず,かつ,軸受に満足な機能をもたせるのに十分小さ 23 (rolling) earing
な量である,保持器なしの軸受。 参照
参考 総玉軸受及び総ころ軸受がある。
0°を超え90°未満の呼び接触角をもつ軸受。
01.01.06 アンギュラコン 付図4,5,7,angular contact
タクト軸受 10,12, (rolling) earing
16,17,20,
21,27,29,
31
参照
01.01.07 非調心軸受 両軌道の中心軸のミスアラインメント(1)をほとんど 付図16,
rigid (rolling) earing
許容できない軸受。 814,17
注(1) ミスアラインメントとは,配置が一直線上 30
にないことを意味する。 参照
01.01.08 自動調心軸受 一方の軌道が球状であることによって,両軌道の中心 付図7,15, self-aligning (rolling)
軸間の角ミスアラインメント及び角運動に適応でき 16,31 bearing
る軸受。 参照
01.01.09 外部調心軸受 調心輪,調心座金又はハウジングの補助座面に合う一 付図8参照 external aligning
方の軌道輪又は軌道盤の表面の形状によって,軸受中 (rolling) earing
心軸とハウジングの中心軸との間の角ミスアライン
メントに適応できる軸受。
01.01.10 分離形軸受 サブユニットに分離できる軸受。 付図6, separable (rolling)
(ぶんりがたじ 914, bearing
くうけ) 1921,
2426,
2831
参照
――――― [JIS B 0104 pdf 3] ―――――
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B 0104-1991
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
01.01.11 非分離形軸受 最終の製作組立て後は,どちらの軌道輪も簡単には分 付図15, non-separable
離できない軸受。 7,8,1517,(rolling) earing
22,23,27
参照
01.01.12 二つ割り軸受 split (rolling) earing
取付けを容易にするため,両軌道輪及び(保持器を用 付図18
いる場合には)保持器を二つの半環状の部分に分割し 参照
た軸受。
−
01.01.13 メートル系軸受 主としてメートル系単位の,端数がない値の主要寸法 metric (rolling)
及び寸法精度をもつ軸受。 bearing
01.01.14 メートル系列軸ISOの寸法方式のメートル系列に適合する軸受。 − metric series (rolling)
受 bearing
01.01.15 インチ系軸受 インチ系単位の主要寸法及び寸法精度をもつ軸受。 − inch (rolIing) earing
01.01.16 インチ系列軸受 ISOの寸法方式のインチ系列に適合する軸受。 − inch series (rolling)
bearing
01.01.17 開放軸受 シールもシールドも付いていない軸受。 付図1,47,open (rolling) earing
919,21,
2431
参照
01.01.18 シール軸受 片側又は両側にシールが付いた軸受。 付図2,8,sealed (rolling)
参考 片シール軸受及び両シール軸受がある。20参照 bearing
01.01.19 シールド軸受 片側又は両側にシールドが付いた軸受。 付図3参照 shielded (rolling)
参考 片シールド軸受及び両シールド軸受があ bearing
る。
01.01.20 キャップ軸受 (1) 1個若しくは2個のシール又は1個若しくは2個 付図2,3,8, capped (rolling)
のシールドが付いた軸受。 20参照 bearing
(2) シール及びシールドが1個ずつ付いた軸受。
01.01.21 (潤滑剤)封入軸 あらかじめ製造業者で潤滑剤を封入した軸受。 − prelubricated (rolling)
受 bearing
−
01.01.22 (航空機)機体用 制御系を含む航空機の一般構造用として設計・製作し airframe (rolling)
軸受 た軸受。 bearing
備考 機体に用いる円すいころ軸受及び計器用精
密軸受は含まない。
01.01.23 計器用精密軸受 計器用として設計・製作した軸受。 − instrument precision
(rolling) earing
鉄道車両車軸用として設計・製作した軸受。
01.01.24 鉄道車両車軸用 付図20参照 railway axlebox
軸受 参考 最も一般的な形式は,ラジアルころ軸受で (rolling) earing
ある。
01.01.25 組合せ用軸受 一対組合せ又は多数組合せの軸受配列における1個の − matched (rolling)
軸受。 bearing
01.01.51* 基本軸受 主要寸法がJIS B 1512による軸受。 − standard (rolling)
bearing
01.01.52* 特定軸受 主要寸法がJIS B 1512に一致しない特定の寸法系列に− established line
よる軸受。 (rolling) earing
通常,呼び軸受外径が9mm未満の軸受。
01.01.53* ミニアチュア軸 − miniature (rolling)
受 bearing
01.01.54* 小径軸受 通常,呼び軸受内径が10mm未満で,呼び軸受外径が − extra small (rolling)
(しょうけいじ9mm以上の軸受。 bearing
くうけ)
――――― [JIS B 0104 pdf 4] ―――――
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B 0104-1991
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
01.01.55* 小形軸受 呼び軸受内径が10mm以上で,呼び軸受外径が約 − small size (rolling)
(こがたじくう80mmまでの軸受。 bearing
け)
01.01.56* 中形軸受 呼び軸受外径が約80mmから約180mmまでの軸受。 − medium size (rolling)
bearing
01.01.57* 大形軸受 呼び軸受外径が約180mmから約800mmまでの軸受。 − large size (rolling)
bearing
01.01.58* 超大形軸受 呼び軸受外径が約800mmを超える軸受。 − extra large size
(rolling) earing
01.01.59* 熱安定化軸受熱安定化処理を施した軸受。 − heat stabilized
(rolling) earing
ラジアル荷重を受ける転動体とアキシアル荷重を受 付図151
01.01.60* コンバインド軸 combined (rolling)
受 ける転動体とを共にもつ軸受。 参照 bearing
01.01.61* 組合せ軸受 duplex (rolling)
背面配列,正面配列又は並列配列で組み合わせた軸 付図152,
受。 153,154 bearing
参考1. 背面組合せ軸受,正面組合せ軸受及び並 参照
列組合せ軸受がある。
2. 組合せ用軸受 (01.01.25),一対組合せ
(03.01.06) 及び多数組合せ (03.01.07) 参
照。
−
01.01.62* 互換性(サブユニ 同様の一群の分離形軸受において,そのサブユニット (rolling) earing with
ット)軸受 を任意に組み合わせても機能を損なうことがないよ interchangeable
うに設計・製作した軸受。 sub-unit
参考 互換性サブユニット (03.02.02) 参照。
−
01.01.63* 非互換性(サブユ 同様の一群の分離形軸受において,そのサブユニット (rolling) earing with
ニット)軸受 を任意に組み合わせて用いるように設計・製作してい non-interchangeabl
ない軸受 e sub-unit
01.02 ラジアル軸受
番号 用語 定義 備考 対応英語(参考)
01.02.01 ラジアル軸受 0°以上45°以下の呼び接触角をもち,主としてラジ 付図123radial (rolling) earing
アル荷重を支える軸受。 参照
参考 主な部品は,内輪,外輪及び保持器付き又
は保持器なしの転動体である。
0°の呼び接触角をもつラジアル軸受。
01.02.02 ラジアルコンタ 付図13, radial contact (rolling)
クト軸受 6,8,11, bearing
1315,
18,19,
22,23参照
0°を超え45°以下の呼び接触角をもつラジアル軸 付図4,5, 7,angular contact radial
01.02.03 アンギュラコン
タクトラジア受。 10,12, (rolling) earing
ル軸受 16,17,20,
21
参照
球状外径面と固定具付きの広幅内輪とをもつラジア 付図8参照 insert (rolling) earing
01.02.04 インサート軸受
ル軸受。
参考 主に,簡単な形式の軸受箱の中で用いる。
01.02.05 テーパ穴軸受 テーパ穴の内輪をもつラジアル軸受。 付図7,19 tapered bore (rolling)
参照 bearing
――――― [JIS B 0104 pdf 5] ―――――
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JIS B 0104:1991の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5593:1984(MOD)
JIS B 0104:1991の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.20 : 転がり軸受
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.21 : 機械的システム及び構成要素(用語集)
JIS B 0104:1991の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1512:1950
- 輸出ラジアル玉軸受
- JISB1512:2000
- 転がり軸受―主要寸法