JIS B 0105:2012 工作機械―名称に関する用語

JIS B 0105:2012 規格概要

この規格 B0105は、主として金属切削に用いる工作機械の名称に関する用語について規定。

JISB0105 規格全文情報

規格番号
JIS B0105 
規格名称
工作機械―名称に関する用語
規格名称英語訳
Machine tools -- Designation -- Vocabulary
制定年月日
1959年3月30日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.25, 25.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工作機械 2019
改訂:履歴
1959-03-30 制定日, 1962-03-20 確認日, 1965-03-01 確認日, 1968-02-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1974-04-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 1998-09-20 確認日, 2002-08-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-05-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS B 0105:2012 PDF [45]
                                                                                   B 0105 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語の分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0105 pdf 1] ―――――

B 0105 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
工作機械工業会(JMTBA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0105:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0105 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0105 : 2012

工作機械−名称に関する用語

Machine tools-Designation-Vocabulary

序文

  この規格は,1959年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1993年に
行われたが,その後の技術の進展に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,主として金属切削に用いる工作機械の名称に関する用語について規定する。

2 用語の分類

  工作機械の名称に関する用語は,次による。
a) 基本
b) 旋盤
c) ボール盤
d) 中ぐり盤
e) フライス盤
f) 研削盤
g) 多軸制御・複合工作機械
h) 表面仕上げ機械
i) 歯切り盤及び歯車仕上げ盤
j) 平削り盤・立て削り盤・形削り盤
k) ブローチ盤
l) 切断機
m) 特殊加工機械
n) 専用工作機械
o) その他の工作機械

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
なお,図1図48は,その工作機械の構造の一例を示す。
注記1 用語の読み方が紛らわしいものについては,用語の下に括弧書きで読みを示している。
注記2 参考として,機械の大きさの表し方,対応英語及び慣用語を示している。

――――― [JIS B 0105 pdf 3] ―――――

2
B 0105 : 2012
a) 基本
番号 用語 定義 参考
機械の大きさの表し方 対応英語 慣用語
01100 工作機械 主として金属の工作物を,切削,研 machine tool,
削などによって,又は電気,その他 metal cutting machine
のエネルギーを利用して不要な部分 tool
を取り除き,所要の形状に作り上げ
る機械。ただし,使用中機械を手で
保持したり,マグネットスタンドな
どによって固定するものを除く。
注記 狭義であることを特に強調す
るときには,金属切削工作機
械ということもある。
01101 多軸工作機 工作物を取り付けることのできる主 multi-spindle machine
械 軸を複数備えた工作機械。 tool
01102 多頭工作機 回転工具を取り付ける主軸頭又は工 multi-head machine
械 作物を取り付ける主軸台を複数備え tool
た工作機械。
01200 数値制御工 工具と工作物との相対運動を,位置, numerically
作機械 速度などの数値情報によって制御 controlled machine
し,加工に関わる一連の動作をプロ tool
グラムした指令によって実行する工
作機械。
01201 多軸制御工 5軸以上の制御軸数をもつ数値制御 multi-axis controlled
作機械 工作機械 machine tool
01202 複合工作機 工具の自動交換機能(タレット形を multi-tasking machine
械 含む。)を備え,工作物の段取り替え tool,
なしに,フライス削り,旋削,研削 combined machine
などの多種類の加工のできる数値制 tool
御工作機械。
注記 加工機能だけでなく,計測機
能を備えた機械もある。
b) 旋盤
番号 用語 定義 参考
機械の大きさの表し方 対応英語 慣用語
02000 旋盤 工作物を回転させ,主としてバイト lathe,
などの静止工具を使用して,外丸削 turning machine
り,中ぐり,突切り,正面削り,ね
じ切りなどの切削加工を行う工作機
械。
注記 数値制御によって運転するも
のと,数値制御によらずに運
転するものとがあり,数値制
御によるものを,特に,数値
制御旋盤という(図1参照)。
02100 普通旋盤 水平面内で回転する主軸,ベッド,
ベッド上の振り,センcentre lathe,
主軸台,心押台,往復台,送り機構
タ間距離,及び往復台engine lathe,
などからなる基本的な旋盤(図2参上の振り。 parallel lathe,
照)。 conventional lathe

――――― [JIS B 0105 pdf 4] ―――――

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B 0105 : 2012
番号 用語 定義 参考
機械の大きさの表し方 対応英語 慣用語
02101 卓上旋盤 主として作業台上に据え付け,コレ
ベッド上の振り及びセbench lathe ベンチ
ンタ間距離。
ットチャックによる作業を主体とす レース
る小形の旋盤。
02102 工具旋盤 工具,ジグなどの加工のために,ね tool room lathe
じ切り装置,テーパ削り装置,二番
取り装置などを備えた旋盤。
02103 多頭旋盤 複数の主軸台をもつ旋盤。 主軸頭の数,コレットmulti-head lathe
注記 主軸が向き合っている対向主
口径又はチャック外
軸旋盤,平行になった平行2径,及び切削できる長
主軸旋盤などがある。 さ。
02104 多刃旋盤 刃物台上に多数の刃物を取り付け,
ベッド上の振り,センmulti-cut lathe
(たじんせ タ間距離,及び往復台
全部又は幾つかの刃物で同時に切削
んばん) を行う旋盤。 上の振り。
02105 くし形刃物 横送り刃物台上に多数の刃物をくし
チャック外径,切削でgang tooling lathe
台旋盤 きる長さ,及び横送り
歯状に取り付け,これらを順次使用
する旋盤(図3参照)。 台の移動量。
02106 ねじ切り旋 ねじ切り専用に使用する旋盤。 ベッド上の振り,センthread cutting lathe
盤 タ間距離,及び往復台
上の振り。
普通旋盤に準じる。
02107 親ねじ旋盤 主として工作機械の親ねじを切る旋 lead screw cutting
盤(図4参照)。 lathe
注記 ピッチ補正機能を備えてい
る。
02200 倣い旋盤 普通旋盤に準じる。
刃物台が形板,模型又は実物に倣っ copying lathe
て動き,それらと同じ輪郭を削り出
す旋盤。
02300 タレット旋 タレットヘッドに多数の刃物又は工
ベッド上の振り,横送turret lathe,
盤 具を取り付け,タレットヘッドを割
り台上の振り,及び主capstan lathe
り出して切削する旋盤。 軸端からタレット面ま
での距離。
通常,タレットヘッドは六角形をし
ている。
02301 卓上タレッ タレットヘッドを備えた卓上旋盤。 タレット旋盤に準じbench turret lathe
ト旋盤 る。
02400 自動旋盤 カム,油圧,電気的な機構又は数値 automatic screw 自動盤
制御によって,自動的に切削を行う machine,
旋盤。 automatic lathe
注記 棒材用及びチャック作業用が
あり,チャック作業で限られ
た工程だけの加工を行うもの
を特に単能盤ということもあ
る。
02401 単軸自動旋 主軸が1本の自動旋盤。 コレット口径又はチャsingle spindle
盤 注記 主軸台が主軸の軸方向に移動ック外径,及び切削で automatic lathe
することによって送り運動をきる長さ。
行うものを主軸台移動形とい
い,主軸台が固定し,刃物台
が送り運動するものを主軸台
固定形という。

――――― [JIS B 0105 pdf 5] ―――――

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JIS B 0105:2012の国際規格 ICS 分類一覧