JIS B 0109-11:2019 往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第11部:燃料装置

JIS B 0109-11:2019 規格概要

この規格 B0109-11は、往復動内燃機関において,一般に用いる要素及びシステム用語のうち,燃料装置に関する用語について規定。

JISB0109-11 規格全文情報

規格番号
JIS B0109-11 
規格名称
往復動内燃機関―要素及びシステム用語―第11部 : 燃料装置
規格名称英語訳
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 11:Fuel systems
制定年月日
2019年3月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7967-11:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

01.040.27, 27.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-03-20 制定
ページ
JIS B 0109-11:2019 PDF [26]
                                                                                 B 0109-11 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.1 燃料供給装置・・・・[2]
  •  3.2 気化器・・・・[2]
  •  3.3 燃料噴射装置・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0109-11 pdf 1] ―――――

B 0109-11 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本内燃機関連合会(JICEF)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 0110:1999は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 0109の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 0109-1 第1部 : 機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-2 第2部 : 主要運動部品
JIS B 0109-3 第3部 : 弁,カム及び駆動装置
JIS B 0109-4 第4部 : 過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 第5部 : 冷却装置
JIS B 0109-6 第6部 : 潤滑装置
JIS B 0109-7 第7部 : 調速装置
JIS B 0109-8 第8部 : 始動装置
JIS B 0109-9 第9部 : 制御及び監視装置
JIS B 0109-10 第10部 : 点火装置
JIS B 0109-11 第11部 : 燃料装置
JIS B 0109-12 第12部 : 排気浄化装置

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0109-11 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0109-11 : 2019

往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第11部 : 燃料装置

Reciprocating internal combustion engines-Vocabulary of components and systems-Part 11: Fuel systems

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 7967-11を基とし,我が国の内燃機関の燃料装置に
関する用語の使用実態と合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,往復動内燃機関において,一般に用いる要素及びシステム用語のうち,燃料装置に関する
用語について規定する。
この規格では,燃料装置に関する用語を,次のように区分している。
− 燃料供給装置(3.1)
− 気化器(3.2)
− 燃料噴射装置(3.3)
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7967-11:2014,Reciprocating internal combustion engines−Vocabulary of components and systems
−Part 11: Fuel systems(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0108-1によるほか,次による。
注記 用語の途中に丸括弧( )を付けてあるものは,紛らわしくない場合には,丸括弧内を省略し
てもよい。

――――― [JIS B 0109-11 pdf 3] ―――――

2
B 0109-11 : 2019

3.1 燃料供給装置

3.1.1
燃料供給装置(fuel supply system)
燃料タンクから,機関に燃料を噴射する高圧機器まで燃料を移送するための低圧の機器で構成する装置。
3.1.2
燃料供給ポンプ(fuel feed pump)
燃料タンクから,一つ又は複数のフィルタを通して,昇圧機器へ燃料を送る低圧のポンプ。
3.1.3
燃料フィルタ(fuel filter)
燃料中の異物を除去し,清浄にするフィルタ。燃料こし器ともいう。
3.1.4
プライミングポンプ(priming pump)
始動時に燃料管に燃料を充するポンプ。

3.2 気化器

3.2.1
気化器(carburetor)
液体燃料を気化して機関の吸気と混合し,併せて空燃比を制御する装置(図1及び図2参照)。
3.2.2
単純気化器(elementary carburetor)
補償装置がない主系統,フロート装置,ベンチュリ(3.2.34)及び絞り弁(3.2.42)をもつ最も簡単な気
化器(3.2.1)。
3.2.3
フロート気化器(float carburetor)
フロート(3.2.47)によって燃料油面の高さを一定にし,ベンチュリ(3.2.34)の負圧によって燃料を吸
い出す気化器(3.2.1)。
3.2.4
電子制御気化器(electronic controlled carburetor)
電子回路によって空燃比の制御を行う気化器(3.2.1)。
3.2.5
空燃比フィードバック付き気化器(air-fuel ratio feedback controlled carburetor)
空燃比フィードバック制御を行う装置を組み込んだ気化器(3.2.1)。
3.2.6
固定ベンチュリ気化器(fixed-venturi carburetor)
ベンチュリ(3.2.34)の流路面積が常に一定である気化器(3.2.1)。
3.2.7
可変ベンチュリ気化器(variable venturi carburetor)
ベンチュリ(3.2.34)の流路面積を連続的に変えることのできる気化器(3.2.1)。
3.2.8
上向気化器(updraft carburetor)
混合気出口が,上向きになっている気化器(3.2.1)。

――――― [JIS B 0109-11 pdf 4] ―――――

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B 0109-11 : 2019
3.2.9
下向気化器(downdraft carburetor)
混合気出口が,下向きになっている気化器(3.2.1)。
3.2.10
横向気化器(horizontal carburetor,sidedraft carburetor)
混合気出口が,横向きになっている気化器(3.2.1)。
3.2.11
単胴気化器(single-barrel carburetor)
一組のベンチュリ(3.2.34)をもつ気化器(3.2.1)(図2参照)。
3.2.12
多胴気化器(multi-barrel carburetor)
二組以上のベンチュリ(3.2.34)をもつ気化器(3.2.1)。
3.2.13
双胴気化器(two-barrel carburetor)
二組のベンチュリ(3.2.34)をもつ気化器(3.2.1)(図1参照)。
3.2.14
多連気化器(compound carburetor,multiple carburetor,multi-carburetor)
2個以上の独立した気化器(3.2.1)で構成され,複数の絞り弁(3.2.42)が同時に又は連動して作動する
気化器(3.2.1)。
注記 2個の気化器で構成される多連気化器を2連気化器(twin-carburetor)という。
3.2.15
2段気化器(two-stage carburetor)
特性の違う2個の気化器(3.2.1)で構成し,2個の絞り弁(3.2.42)が連動して作動する気化器(3.2.1)。
注記 最初に作動する気化器を一次気化器,後から作動する気化器を二次気化器という。
3.2.16
フロート系統(float circuit,float system)
気化器(3.2.1)の燃料の油面を一定に保つためのフロートを含む一連の機構。
3.2.17
主系統(main metering system,main circuit,high-speed system,high-speed circuit)
気化器(3.2.1)の内部で,アイドリング時以外には常時燃料が流れている燃料通路又はそれを形成する
一連の機構。
3.2.18
低速系統(slow speed system,idle system,idle circuit)
気化器(3.2.1)の内部で,機関のアイドリング時に燃料を流す通路。
3.2.19
ステップ系統(secondary idle system,secondary low speed system)
2段気化器(3.2.15)の2段側で,絞り弁(3.2.42)開度の小さいときに主系統からの燃料を流す通路。
3.2.20
高力系統(power system,full-power circuit,power enrichment system)
気化器(3.2.1)の内部で,機関の高出力運転時に混合気を濃くするための追加燃料を流す通路。

――――― [JIS B 0109-11 pdf 5] ―――――

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