JIS B 0113:1989 規格概要
この規格 B0113は、液体及び気体燃料を用いる工業用燃焼装置に関する用語について規定。
JISB0113 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B0113
- 規格名称
- 工業用燃焼装置用語
- 規格名称英語訳
- Glossary of terms-relating to industrial combustion equipments
- 制定年月日
- 1967年2月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 27.060.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1967-02-01 制定日, 1970-01-01 確認日, 1973-01-01 確認日, 1975-12-01 確認日, 1979-01-01 改正日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 改正日, 1994-09-01 確認日, 2001-08-20 確認日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 0113:1989 PDF [11]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 0113-1989
工業用燃焼装置用語
Glossary of Terms−Relating to Industrial Combustion Equipments
1. 適用範囲 この規格は,液体及び気体燃料を用いる工業用燃焼装置に関する主な用語について規定す
る。
2. 分類 用語は,次のとおりに分類する。
(1) 種類及び形式
(2) 構造
(3) 附帯設備
(4) 燃焼一般
(5) 性能及び試験
3. 用語及び意味 用語及び意味は,次のとおりとする。
なお,参考のために,対応英語を示す。
備考1. 用語の下の括弧内の仮名書きは,読み方を示す。
2. この用語の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
(1) 種類及び形式
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
101 バーナ 燃料を燃焼させるための器具及び装置。 burner
102 油バーナ 液体燃料を燃焼させるバーナの総称。 oil burner
103 ガスバーナ 気体燃料を燃焼させるバーナの総称。 gas burner
104 油圧式油バーナ 油圧エネルギーだけで油を霧化する形式
圧力噴霧式pressure jet type oil
の油バーナ。 バーナ, burner,
メカニカルmechanical atomizing oil
バーナ burner
105 戻り油形油圧式油バー バーナ本体に送り込んだ油を戻すことが
リターン形wide range type oil
ナ できる油圧噴霧式油バーナ。 オイルバー burner,
ナ oil return type oil burner
106 非戻り油形油圧式油バ バーナ本体に送り込んだ油を戻すことが
ストレートstraight type oil burner,
ーナ できない油圧噴霧式油バーナ。 形オイルバnon-return type oil burner
ーナ,
ノンリター
ン形オイル
バーナ
――――― [JIS B 0113 pdf 1] ―――――
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B 0113-1989
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
107 低圧空気式油バーナ 油の霧化を比較的低圧[一般には20kPa
低圧バーナlow pressure air
[{0.2kgf/cm2}] 以下]の空気で行う形式の油 atomizing oil burner,
バーナ。 low pressure air jet type
oil burner
108 連動形低圧空気式油バ 油量及び空気量の調節装置が連動できる
低圧ワンレproportioning single lever
ーナ 低圧空気噴霧式油バーナ。 バー形オイ type oil burner
ルバーナ
109 非連動形低圧空気式油 油量及び空気量の調節装置が連動できな
低圧手動形individual control type oil
バーナ い低圧空気噴霧式油バーナ。 オイルバー burner
ナ
110 高圧気流式油バーナ 比較的高圧[一般には100kPa [{1kgf/cm2}]
高圧バーナsteam or air jet type oil
以上]の空気又は蒸気を用いて油の霧化を burner,
行う形式の油バーナ。 steam or air atomizing oil
burner
111 内部混合形高圧気流式 バーナの内部で,油と空気又は蒸気とを混
内部混気式intermixing type oil
油バーナ 合した後に噴霧する形式の高圧気流噴霧
オイルバー burner
式油バーナ。 ナ
112 外部混合形高圧気流式 バーナの外部で,油を空気又は蒸気で噴霧
外部混合形injector atomizer,
油バーナ する形式の高圧気流噴霧式油バーナ。
オイルバーsteam or air jet type oil
ナ burner
113 回転式油バーナ バーナ先端部の霧化筒又は円板の回転に
ロータリバrotary oil burner
ーナ
よる遠心力及び空気流で油の霧化を行う
形式の油バーナ。
114 横形回転式油バーナ バーナの回転する主軸が横になっている horizontal rotary oil
回転霧化式油バーナ。 burner
115 立形回転式油バーナ バーナの回転する主軸が垂直になってい
立形ロータvertical rotary oil burner
る回転霧化式油バーナ。 リバーナ
116 超音波バーナ 音波バーナ
超音波エネルギーによって油の霧化を行 ultrasonic burner
う形式のバーナ。
117 蒸発式油バーナ バーナ内部で油を蒸発させて燃焼を行う
ポットタイvaporizing type oil burner
形式の油バーナ。 プバーナ,
気化式バー
ナ
118 予混合式ガスバーナ バーナの内部又は別に設けた混合室で,ガ
元混合式ガpremixing type gas
スバーナ,
スと燃焼用空気の全量又は一部とを混合 burner
プレミック
して,バーナから吹き出して燃焼を行う形
式のガスバーナ。 スガスバー
ナ
119 全予混合式ガスバーナ ガスと燃焼用空気の全量を内部混合して premixing type gas
燃焼を行う形式のガスバーナ。 burner
120 部分予混合式ガスバー ガスと燃焼用空気の一部を内部混合して
セミプレミpartial premixing type
ナ 燃焼を行う形式のガスバーナ。 ックスガス gas burner
バーナ
121 外部混合式ガスバーナ ガスバーナノズルの先端部で,ガスと燃焼
先混合式ガnon-premixing type gas
スバーナ,
用空気とを接触混合して燃焼させる形式 burner,
のガスバーナ。 ノズルミッnozzle mixing type gas
クス形ガス burner
バーナ
――――― [JIS B 0113 pdf 2] ―――――
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B 0113-1989
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
122 誘導混合式ガスバーナ ガス又は空気の噴射によって空気又はガ
ベンチュリinspirator type gas
スを誘導して混合する形式のガスバーナ。
式ガスバー burner,
ナ, induced mixing type gas
インスピレ burner,
ータ式ガスinjector type gas burner
バーナ
123 強制混合式ガスバーナ ガスと空気を加圧して,強制的に混合する
ブラストバforced mixing type gas
形式のガスバーナ。 ーナ burner
124 大気圧バーナ 燃焼用空気の一部を混合管などによって
アトモスヘatmospheric burner
リックバー
燃料ガスの動圧で大気中から吸引する予
混合式ガスバーナ。 ナ
125 そで火付バーナ 主ノズルの周囲に多数の小口径ノズルを flame retention burner,
配置した予混合式ガスバーナ。 piloted gas burner
126 拡散炎形ガスバーナ 燃料と空気とを拡散混合させながら燃焼 diffusion type gas burner
させるガスバーナ。
127 エキセスエアガスバー 特に多量の過剰空気でも安定燃焼が得ら excess air gas burner
ナ れるような構造をもったガスバーナ。
128 バリアブルフレームバ 火炎の長さを自由に変えることができる variable flame burner
ーナ 外部混合式ガスバーナ。
129 フラットフレームバー 炉壁に沿って平面的な炎を作る外部混合 flat flame burner
ナ 式ガスバーナ。
130 油・ガス混焼式バーナ 油とガスとを同時又は単独に燃焼できる
コンビネーcombination burner,
形式のバーナ。 ションバーcombination oil and gas
ナ burner
131 油・ガス切換式バーナ 油又はガスをいずれか一方に切り換えて
切替専焼式dual fuel burner
燃焼できる形式のバーナ。 バーナ
132 ガンタイプバーナ ガンタイプ
形状が砲のような形をしていて,送風機・ gun type burner
点火装置などが組み込まれ,筒状の送風管
及びその先端に燃料噴出口をもつバーナ。
133 放射バーナ 附属したタイルその他の耐火物を燃料の
ふく射バーradiant burner
ナ,
燃焼によって加熱し,その放射を熱の伝達
に利用することを主目的とするバーナ。
赤外線バー
ナ
134 酸素バーナ 酸素又は酸素富化空気を用いて燃焼させ fuel oxygen burner,
るバーナ。 oxy-fuel burner
135 ウォールフレームバー 軸線方向に対し,直角の方向に平面的に火 wall flame burner
ナ 炎を形成し,炉内壁面に沿って火炎を伸長
させる構造をもつバーナ。
136 低NOxバーナ 燃焼におけるNOx生成を抑制する構造を low NOx burner
(ていえぬおっくすば バーナ本体に組み込んだバーナ。
ーな)
137 分割火炎形バーナ 低NOxバーナの一種で,形成される火炎 divided flame type burner
を数個の独立した小火炎に分割させるも
の。
138 セラミックバーナ バーナの主な機能に関係する部分にセラ ceramic burner
ミック材料を使用したバーナ。
139 輝炎バーナ 火炎からの放射率が高い輝炎を生成する luminous flame burner
ようにしてあるバーナ。
――――― [JIS B 0113 pdf 3] ―――――
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B 0113-1989
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
140 直接点火バーナ 点火用バーナを使用しないで,主バーナに direct igniting burner
直接高電圧の電弧などによって点火させ
るバーナ。
141 熱交換器付バーナ 燃焼排ガスによって燃焼用空気を予熱す
レキュペレrecuperative burner
る熱交換器を組み込んだバーナ。 ータ付バー
ナ
142 ラジアントチューブバ ラジアントチューブ(放射管)を備え,そ radiant tube burner
ーナ の中で長炎燃焼させるバーナ。
143 フレアスタック 石油精製プラントなどから出る可燃性廃 flare stack
ガスを煙突などの上端部で燃焼させる装
置。
(2) 構造
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
201 ノズルチップ 燃料の噴出口。 nozzle tip
202 送油管 油を送る管。 導油管 oil tube,
feed tube
203 戻り油管 油を戻す管。 oil return tube
204 たわみ管 配管系統における管の軸方向の伸縮,横方
フレキシブflexible tube
ルチューブ,
向の変位,曲げ変位などに適応してたわみ
が可能な管。 可とう(撓)
管
205 油旋回室 バーナ頭部で油が旋回する室。 swirl chamber
206 送風管 燃焼用空気を送る管。 blast tube,
blower tube
207 エアレジスタ 燃焼用空気を燃焼に適した流れ及び量に air register
整える部分で,保炎器,エアコーン,案内
羽根などによって構成する。
208 保炎器 火炎を安定させる機能をもつバーナの部
スタビライflame stabilizer
ザ
分。スワラとディフューザの二つの形式に
大別される。
209 スワラ 火炎を旋回させる形式の保炎器。 旋回器 swirler
210 ディフューザ 保炎板,
火炎を保炎板によって安定させる形式の diffuser,
保炎器。 フレームホflame holder
ルダ
211 エアコーン バーナ先端部の空気流を整える部品。 air cone
212 案内羽根 空気又はガスに,整流又は旋回を与える羽 guide vane,
根。 air whirl
213 ノズルアダプタ ノズルを取り付ける金具。 nozzle adapter
214 霧化筒 遠心力によって油を霧化させるための筒。
アトマイジatomizing cup
ングカップ
215 空気ノズル 霧化用及び燃焼用空気の吹出口。 エアノズルair nozzle
216 油量調整装置 油量を増減する装置。 oil controller
217 空気量調整ハンドル 空気量を増減するときに操作するハンド
エアハンドair handle
ル。 ル
218 油量調整ハンドル 油量を増減するときに操作するハンドル。
オイルハンoil handle
ドル
219 油量調整弁 油量を増減するバルブ。 oil regulating valve
――――― [JIS B 0113 pdf 4] ―――――
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B 0113-1989
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
220 混合室 燃料と空気又は蒸気とを混合させる室。
ミキシングmixing chamber
チャンバ
221 アトマイザ 液体燃料を微粒化させる器具。 オイルガンatomizer
(3) 附帯設備
参考
番号 用語 意味
慣用語 対応英語
301 貯蔵タンク 燃料を貯蔵するためのタンク。 ストレージstorage tank
タンク
302 油供給タンク 油をバーナに供給しやすくするため,一時
油サービスservice tank
蓄えておく小容量のタンク。 タンク
303 ヘッドタンク 重力によって一定圧力の油をバーナに供
重力給油タhead tank
給する小容量のタンク。 ンク
304 検油タンク 蒸気式油加熱器からの凝縮水を集め,油の
オブザベーobservation tank
混入の有無を検視する小容量のタンク。
ションタン
備考 主として船舶で用いる。 ク
305 油面調整装置 自動的に容器の油面を一定に保持させる oil level controller
レベラ,レベ
装置。 ルコントロ
ーラ
306 移送ポンプ 油をタンクに送るポンプ。 oil transfer pump
307 噴燃ポンプ 油をタンクからバーナに送るポンプ。 oil feed pump
308 油加熱器 油を加熱する器具。 オイルプレoil preheater
ヒータ
309 油ろ過器 油をろ過する器具。 オイルストoil strainer
レーナ,
油こし器
310 ガスろ過器 ガスをろ過する器具。 ガスストレgas strainer
ーナ
311 油圧調整弁 送油の圧力を調整するバルブ。 pressure control valve
312 差圧調整弁 流体間の圧力差を規定値に保つように調 differential pressure
整するバルブ。 control valve
313 油温調整弁 送油の温度を調整するバルブ。 oil temperature control
valve
314 逃がし弁 容器内の異常昇圧を避ける安全弁。 relief valve
315 ベント弁 排気又は放出管に取り付けるバルブ。 vent valve
316 逆止め弁 逆止弁,
弁体が流体の背圧によって閉じ,逆流を防 check valve,
(ぎゃくどめべん) 止するように作動するバルブ。 チェッキ弁non-return valve
317 監視コック 全閉確認のスイッチを具備した手動開閉 supervising cock
式のコック。
318 ゼ口ガバナ 二次側のガス圧をほぼ大気圧に調整する zero governor
ガス圧力調節器。
319 均圧弁 二次側のガス圧を,加えた空気圧と等しく gas-air-ratio regulator
する機能をもつバルブ。
320 ガス圧調整弁 ガバナ
ガスの供給圧力を一定圧に制御保持する gas pressure regulator
バルブ。
321 安全遮断弁 緊急遮断弁
緊急時に短時間で燃料の噴出停止を行い, safety shut-off valve
自動的に復帰しない形で使用するバルブ。
322 燃料遮断弁 燃料の噴出停止を行うためのバルブ。 fuel shut-off valve
――――― [JIS B 0113 pdf 5] ―――――
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