JIS B 0151:2018 鉄鋼製管継手用語

JIS B 0151:2018 規格概要

この規格 B0151は、蒸気,水,ガス,空気などの流体を通す鉄鋼製の配管に用いる鉄鋼製管継手に関する用語及び定義について規定。

JISB0151 規格全文情報

規格番号
JIS B0151 
規格名称
鉄鋼製管継手用語
規格名称英語訳
Iron and steel pipe fittings -- Vocabulary
制定年月日
1973年1月1日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.23, 23.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1973-01-01 制定日, 1976-01-01 確認日, 1979-01-01 確認日, 1984-01-01 確認日, 1989-04-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2001-01-20 改正日, 2005-07-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS B 0151:2018 PDF [24]
                                                                                   B 0151 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 0151 pdf 1] ―――――

B 0151 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人配管
技術研究協会(JSPE)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS B 0151:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 0151 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0151 : 2018

鉄鋼製管継手用語

Iron and steel pipe fittings-Vocabulary

序文

  この規格は,1973年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2001年に
行われたが,その後の関連する日本工業規格(日本産業規格)の改正などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,蒸気,水,ガス,空気などの流体を通す鉄鋼製の配管に用いる鉄鋼製管継手に関する用語
及び定義について規定する。

2 分類

  用語は,次のとおり分類する。
a) 基本
b) 接合方式
c) 固定式管継手
1) 管継手
2) ネック付き管継手
3) 管フランジ
d) 可動式管継手
1) 可動式
2) ベローズ形

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次による。
なお,対応英語を参考として示す。
注記1 用語の一部に,丸括弧“( )”を付けてあるものは,この丸括弧の中の用字を含めた用語及
び丸括弧の中の用字を省略した用語の二通りがあることを示し,丸括弧の中の用字を含めた
用語を優先する。
紛らわしくない場合は,丸括弧の部分を省略してもよい。
注記2 用語欄で,丸括弧内の仮名書きは読み方を示す。
注記3 定義欄で,用語の後に付けてある丸括弧内の数字は,この規格の用語番号を示す。
図は,一例を示す。

――――― [JIS B 0151 pdf 3] ―――――

2
B 0151 : 2018
a) 基本
番号 用語 定義 対応英語(参考)
1001 管 流体を通す筒。 pipe,
注記 管には,“くだ”又は“かん”の読み方がある。 tube
1002 管継手 配管において,次の目的で管の接続などに用いる継手。 connector,
a) 流体の方向転換 pipe fittings,
b) 流体の分岐又は集合 pipe joint,
c) 管の接続 pipe coupling,
d) 管径の異なるものとの接続 tube fittings,
e) 管の末端の閉鎖 tube coupling
f) 計器,バルブなどの取付け
g) 膨張,収縮などの吸収
h) 管の回転又は屈曲
注記 管継手には,“くだつぎて”又は“かんつぎて”の読み方
がある。
1003 接合方式 管又は管継手を,管,管継手又は機器と接続する方式。 connection type
1004 固定式管継手 fixed fittings
流体の分岐,集合若しくは方向転換,又は管の接続若しくは閉
鎖の目的のために用いる管継手。
注記 管継手自体は,接合する管の変位を調整しない。
1005 可動式管継手 adjustable fittings
管の軸方向の伸縮,横方向の変位,曲げ変位,振動などに対応
する目的のために用いる管継手。
1006 同径管継手 径の呼びが全て同一の管継手。 equal fittings
(どうけいくだつ
ぎて)
1007 径違い管継手 二つ以上の異なる径の呼びをもつ管継手。 reducing fittings
(けいちがいくだ
つぎて)
1008 偏心管継手 相対する管の軸心を平行にずらして接続する管継手。 eccentric fittings
1009 同心管継手 相対する管の軸心を同一直線上に接続する管継手。 concentric fittings
1010 ネック付き管継手 端部に継目なく追加された直管部分をもつ管継手。 necked fittings
1011 管フランジ 管,機器などの接続に用いるつば状の管継手。 pipe flange
b) 接合方式
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2001 ねじ込み式 管用ねじで接続する接合方式(図1参照)。 threaded type,
screwed type
2002 ユニオン式 union type
部品をユニオンナット及びユニオンねじで挟んで接続する接合
方式(図2参照)。
2003 突合せ溶接式 端部を突き合わせて溶接する接合方式(図3参照)。 butt welding type
(つきあわせよう
せつしき)
2004 差込み溶接式 端部を差し込んで溶接する接合方式。 slip-on welding type,
(さしこみようせ socket welding type
注記 差込み溶接式には,スリップオン溶接式(2005)及びソケ
つしき) ット溶接式(2006)がある。
2005 スリップオン溶接式 slip-on welding type
差込み溶接式(2004)で端部の位置決め手段がないもの(図4
参照)。
2006 ソケット溶接式 差込み溶接式(2004)でストッパのあるもの(図5参照)。socket welding type
2007 フランジ式 flanged type
管フランジ(1011)を,ガスケットを挟んでボルト及びナット
で接続する接合方式(図6参照)。

――――― [JIS B 0151 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 0151 : 2018
番号 用語 定義 対応英語(参考)
2008 くい込み式 bite type,
金属製のスリーブを管の端部にくい込ませて接続する接合方式
(図7参照)。 flareless type,
olive type
2009 フレア式 flared type
管の端部を円すい状に広げて接続する接合方式(図8参照)。
2010 メカニカル式 mechanical type
ゴム輪又はガスケットを押輪で締め付け,挿し口と受口とを密
着させる接合方式(図9参照)。
2011 ハウジング式 housing type
接続両端部に特殊形状のガスケットをはめ込み,その上からハ
ウジングをかぶせ,ボルト・ナット,ピンなどで締め付ける接
合方式(図10参照)。
c) 固定式管継手
1) 管継手
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3101 エルボ elbow
互いにある角度をなす二つの管の接続に用い,曲率半径が比較
的小さい管継手(図11参照)。
3102 ベンド bend
互いにある角度をなす二つの管の接続に用い,曲率半径が比較
的大きい管継手(図12参照)。
注記 返しベンド(JIS B 2301参照)とは,曲率半径が著しく小
さいものをいう。
3103 T tee
三つの管をT字状に接続するために用いるT形の管継手(図13
参照)。
注記 チーズともいう。
3104 Y lateral
三つの管をY字状に接続するために用いるY形の管継手(図14
参照)。
3105 クロス cross
四つの管を十字状に接続するために用いる十字形の管継手(図
15参照)。
3106 レジューサ reducer
直径が異なる二つの管を,同心又は偏心して接続するために用
いる主として突合せ溶接式の管継手(図16参照)。
注記 比較的大きな管継手では片落ち管ともいう。
3107 ソケット socket
二つの管を直線状に接続するために用いる主としてねじ込み式
の管継手(図17参照)。
3108 カップリング coupling
二つの管を直線状に接続するために用いる主としてソケット溶
接式の管継手(図18参照)。
3109 キャップ 管の末端を閉鎖するために用いる帽子状の管継手(図19参照)。 cap
3110 ボス boss
本管に引出し穴をあけ,枝管をねじ込み又は差込み溶接で接続
する管継手(図20参照)。
3111 プラグ plug
管の末端及び管穴を閉鎖するために用いる栓状の管継手(図21
参照)。
3112 ユニオン ユニオン式(2002)の組立管継手(図22参照)。 union
3113 組みフランジ 管フランジ2個一組のフランジ式(2007)の管継手(図23参照)。 flange union
3114 ブッシング bushing
内・外面に,径が異なるめねじ及びおねじが切ってある管継手
(図24参照)。
3115 (管用)止めナット lock nut
ねじ込み式管継手の緩み止めに用いるナット状の管継手(図25
参照)。
3116 ニップル 直線軸の両端におねじが切ってある管継手(図26参照)。 nipple
3117 ハーフカップリング half coupling
一端を機器,管の側面などに溶接し,他端を管にねじ込み又は
差込み溶接で接続する管継手(図27参照)。
3118 タッカ 主として排水配管の補修に用いる管継手(図28参照)。 tacker

――――― [JIS B 0151 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 0151:2018の国際規格 ICS 分類一覧