JIS B 0262:1989 テーパねじゲージの検査方法

JIS B 0262:1989 規格概要

この規格 B0262は、JIS B 0253に規定する管用テーパねじゲージの検査方法について規定。

JISB0262 規格全文情報

規格番号
JIS B0262 
規格名称
テーパねじゲージの検査方法
規格名称英語訳
Inspection method for taper screw gauges
制定年月日
1957年3月29日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械計測 2021, ねじ I 2020, ねじ II 2020
改訂:履歴
1957-03-29 制定日, 1959-12-01 改正日, 1962-12-01 確認日, 1965-12-01 確認日, 1968-11-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1977-09-01 改正日, 1982-10-15 確認日, 1989-09-01 改正日, 1994-12-01 確認日, 2000-06-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 0262:1989 PDF [16]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 0262-1989

テーパねじゲージの検査方法

Inspection Method for Taper Screw Gauges

1. 適用範囲 この規格は,JIS B 0253(管用テーパねじゲージ)に規定する管用テーパねじゲージ(以
下,テーパねじゲージという。)の検査方法について規定する。
なお,JIS B 0253の附属書に規定するテーパねじケージの検査方法は,附属書に規定する。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参
考として併記したものである。
引用規格 :
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
JIS B 0271 ねじ測定用三針
JIS B 1506 ころ軸受用ころ
JIS B 7153 工具顕微鏡
JIS B 7502 外側マイクロメータ
JIS B 7506 ブロックゲージ
JIS B 7520 指示マイクロメータ
JIS B 7533 てこ式ダイヤルゲージ
JIS B 7544 デプスマイクロメータ
JIS B 7545 テストバー
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験機
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
2. 測定場所の温度条件 テーパねじゲージの測定を実施する場所の温度は,20±2℃(1)とする。
注(1) 温度の許容差は,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)の温度2級である。
3. 測定項目,測定箇所,測定要領及び測定機器具 テーパねじゲージの測定項目,測定箇所,測定要領
及び測定機器具を表1に示す。

――――― [JIS B 0262 pdf 1] ―――――

2
B 0262-1989
表1 測定項目,測定箇所,測定要領及び測定機器具
測定される
測定区分 テーパねじ測定項目 測定箇所(2) 測定要領 測定機器具(3)
ゲージ
JIS B 7520(指示マイ
クロメータ)に規定
する指示マイクロメ
外径
ータ,JIS B 7506(ブ
及び
4.による。 ロックゲージ)に規
外径の
定するブロックゲー
テーパ
ジの1級,表2に示
すテーパねじ測定用
ころ及び補助板
JIS B 7520に規定す
る指示マイクロメー
有効径 タ,JIS B 7506に規定
及び するブロックゲージ
5.による。
有効径の の1級,表2に示す

ー テーパ テーパねじ測定用こ
パ ろ及び補助板,テー
ね Xの方向 先及び元の2か所
じ パねじ測定用四針(4)
寸 プ
法 ラ
又 グ
は ゲ
形 ー
状 ジ ピッチ 6.による。
検 又
査 は

検 Xの方向 先から元へピッチ全部



JIS B 7153(工具顕微
山の半角 7.による。 鏡)に規定する工具
顕微鏡
Xの方向 先及び元の2か所
端に最も近い完全ねじ溝
谷の径は測定しな
い。ねじ形テンプレ
谷の径 ートによって形状
及び だけを比較観察す
谷の形状 る。点検プラグの場
合は逃げの幅を測
定する。

――――― [JIS B 0262 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
B 0262-1989
測定される
測定区分 テーパねじ測定項目 測定箇所(2) 測定要領 測定機器具(3)
ゲージ
JIS B 7533(てこ式ダ
イヤルゲージ)に規
定するてこ式ダイヤ
テーパねじ
T1及びT2を測定し, ルゲージ,JIS B 7506
プラグゲー切欠きの
T2−T1の値を算出 に規定するブロック
ジ又は点検長さ
する。 ゲージの1級又はJIS
プラグ
B 7502(外側マイクロ
メータ)に規定する
外側マイクロメータ
有効径 点検プラグを手で JIS B 0253に規定す
る点検プラグ,JIS B
しっかりねじ込み,
ピッチ テーパねじリング 7533に規定するてこ
ゲージの大径の端 式ダイヤルゲージ,
山の半角 面と点検プラグの JIS B 7506に規定す
切欠きの端面との るブロックゲージの
有効径の ずれを測定する 1級又はJIS B 7544
テーパ (JIS B 0253の8.参
(デプスマイクロメ
表4に定めるテーパ
ねじリングゲージ内
径測定用テーパプラ
グゲージ,JIS B 7533
寸 検に規定するてこ式

又 内径 9.による。 ダイヤルゲージ,JIS
は B 7506に規定するブ

状 テ ロックゲージの1級
検 ー 又はJIS B 7544に規
査 パ
ね 定するデプスマイク
じ ロメータ

ン 谷の径は測定しな 硫黄(グラファイト
グ 混合),せっこう又は
い。鋳型がとれるも
ゲ 谷の径
のは形状だけをね チンメルマンアマル
ー 及び
ジ じ形テンプレート ガム,JIS B 7153に規
谷の形状
によって比較観察 定する工具顕微鏡
する。
JIS B 7502に規定す
ゲージの
る外側マイクロメー
長さ

T1,T2,T3の3か所
T4の最大値及び最
小値を測定し,その
各々の値について JIS B 7502に規定す
切欠きの
T1 T2 T3 る外側マイクロメー
長さ T4 タ
3
の値を算出する。

――――― [JIS B 0262 pdf 3] ―――――

4
B 0262-1989
測定される
測定区分 テーパねじ測定項目 測定箇所(2) 測定要領 測定機器具(3)
ゲージ
表面粗さ標準片と
表面粗さ ゲージ面 の比較観察による。 表面粗さ標準片
テーパねじリングゲージ
テーパねじ

の リングゲー
他 ジ,テーパ テーパねじプラグゲージ JIS B 7725(ビッカー
の ねじプラグ 荷重294.2N [{30kgf}]
ス硬さ試験機)に規
検 硬さ (テーパロック形)
査 ゲージ及び 以上 定するビッカース硬
点検プラグ さ試験機(5)
(トリロック形)
図の矢印 (→) 付近
注(2) ここに示す測定箇所を採ることができない場合には,これに代わる適宜の箇所を選定する。
(3) ここに示した測定機器具に限らないが,これと同等以上のものでなければならない。
(4) IS B 0271(ねじ測定用三針)に定める針4本を一組としたものとする。ただし,テーパねじゲージの山数に
対応する針が規定されていないときには,これに最も近い寸法の針とする。
(5) IS B 7726(ロックウェル硬さ試験機)に規定するロックウェル硬さ試験機に代えることができる。
4. テーパねじプラグゲージ及び点検プラグの外径の測定方法 テーパねじプラグゲージ及び点検プラ
グの外径の測定は,原則としてころ及び補助板による方法で行う(図1参照)。ころ及び補助板の寸法と許
容差は表2による。
図1 ころ及び補助板によるテーパねじプラグゲージの外径の測定方法
初めに,直定規によるすきみ,工具顕微鏡などによって,外径寸法の不ぞろいがないことをよく確かめ

――――― [JIS B 0262 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
B 0262-1989
た後,図1に示すように測定しようとするテーパねじプラグゲージ又は点検プラグを小径の端面を下にし
て定盤の上に立て,両わきから補助板及びころを当てがい,ころの外側距離LOを測定する。次に,ころの
上面がテーパねじプラグゲージ又は点検プラグの大径の端面とほぼ一致するような高さHのブロックゲー
ジの上に補助板及びころを載せ,その場合のころの外側距離LHを測定する。
H
L LO
外径のテーパ比は, H で求める。
1
また,テーパ角度の合否は, (LHLO )(H )
16 がテーパ角度の許容差に入っているかどうかによる。
基準径の位置における外径寸法Dは,次の式で求める。
LH LO
D LH K 2(B K) ec 2(l5 2H K)
2 2H
ここに, B : 両側の補助板の厚さの平均値
K : 両側のころの直径の平均値
l5 : 最大切欠きから小径の端面までの長さの測定値と,最小切
欠きから小径の端面までの長さの測定値との和の21
燿 テーパ角度の基準寸法
テーパ比が1 : 16,すなわち2 47′24″の場合は
LH LO
D LH K .1000 488 2(BK) 2(l5 2H K)
2H
で計算する。
表2 テーパねじ測定用ころ及び補助板の寸法及びその許容差
単位 mm
補助板
適用するねじの山数
(25.4mmにつき) ころ直径 板厚 板厚の寸法
板幅
許容差
28 4
19 6 1
9 ±0.1
14 8
11 10 2
備考1. ころの精度は,JIS B 1506(ころ軸受用ころ)に規定
する精密級とする。
2. 補助板の平行度,平面度及び表面粗さは,JIS B 7506
に規定する1級とする。
3. ころ及び補助板の長さは規定しない。
5. テーパねじプラグゲージ及び点検プラグの有効径の測定方法 テーパねじプラグゲージ及び点検プ
ラグの有効径の測定は,原則として四針法による。

――――― [JIS B 0262 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 0262:1989の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 0262:1989の関連規格と引用規格一覧