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表C.1−ステンレス鋼の成分仕様(続き)
鋼種a) 化学成分b) 鋼種区
質量分率 % 分表示d)
C Si Mn P S N Al Cr Mo Nbc) Ni Se Ti Cu
最大 最大 最大 最小
オーステナイト系
10 ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 17.019.0 − − 9.012.0 − − − A2h)
11 ≦0.07 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 17.019.0 − − 8.011.0 − − − A2
15 ≦0.08 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 17.019.0 − − 9.012.0 − 5×% C≦0.80 − A3i)
16 ≦0.08 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 17.019.0 − 10×% C≦1.0 9.012.0 − − − A3i)
17 ≦0.12 1.0 2.0 0.060 0.150.35 − − 17.019.0 −j) − 8.010.0k) − − − A1
13 ≦0.10 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 17.019.0 − − 11.013.0 − − − A2
19 ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.02.5 − 11.014.0 − − − A4
20 ≦0.07 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.02.5 − 10.513.5 − − − A4
21 ≦0.08 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.02.5 − 11.014.0 − 5×% C≦0.80 − A5i)
23 ≦0.08 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.02.5 10×% C≦1.0 11.014.0 − − − A5i)
19a ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.53.0 − 11.514.5 − − − A4
20a ≦0.07 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 − − 16.518.5 2.53.0 − 11.014.0 − − − A4
10N ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 0.120.22 − 17.019.0 − − 8.511.5 − − − A2
19N ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 0.120.22 − 16.518.5 2.02.5 − 10.513.5 − − − A4h)
19aN ≦0.030 1.0 2.0 0.045 ≦0.030 0.120.22 − 16.518.5 2.53.0 − 11.514.5 − − − A4h)
注a) この鋼種の数字は,仮のもので,関連する国際規格が発行されたときに変更する。
b) この表に記載されていない元素は,溶せん(銑)終了の目的を除いて購買者の合意なしに,故意に添加してはならない。製造時に使用するスクラップ又は他の原
料から,焼入性,機械的性質及び適用性に影響するようなものが添加されないように,合理的なあらゆる予防処置をとらなければならない。
B1
c) タンタル(Ta)は,ニオブ(Nb)で確定する。
054
d) 鋼種区分表示は,ISO 683-13にはない。
-
1 : 2
e) (C+N)の最大質量分率は,0.040 %。
0
f) 8×(C+N)の質量分率は,(Nb+Ti)の質量分率以上で0.80 %以下。
13(
g) 照会及び注文時に協定によって,モリブデン(Mo)の質量分率が0.200.60 %の鋼を供給してもよい。
ISO3
h) 粒界腐食に対して優れた抵抗性をもつ。
i) 安定化鋼。
50
j) 質量分率0.70 %未満のモリブデン(Mo)の添加は,製造業者の任意である。
6-1
k) 継目なし管を製造する素材のニッケル(Ni)の最大質量分率は,0.5 %増加させてもよい。
: 2
注2) 廃止された国際規格
00
1
9
9
)
――――― [JIS B 1054-1 pdf 21] ―――――
B1
2
附属書D
0
05
(参考)
4-
1 : 2
冷間加工用ステンレス鋼
013(
(ISO 4954:1993からの抜粋)
ISO3 5
表D.1−冷間加工用ステンレス鋼
06-1
鋼種 化学成分b) 鋼種区分
: 2
呼び方a) 質量分率 % 表示c)
009
番号 名称 ISO 4954 : 1979 C Si Mn P S Cr Mo Ni その他
)
による記号 最大 最大 最大 最大
フェライト系
71 X3 Cr 17 E − ≦0.04 1.00 1.00 0.040 0.030 16.018.0 ≦1.0 F1
72 X6 Cr 17 E D1 ≦0.08 1.00 1.00 0.040 0.030 16.018.0 ≦1.0 F1
73 X6 CrMo 17 1 E D2 ≦0.08 1.00 1.00 0.040 0.030 16.018.0 0.901.30 ≦1.0 F1
74 X6 CrTi 12 E − ≦0.08 1.00 1.00 0.040 0.030 10.512.5 ≦0.50 Ti : 6×% C≦1.0 F1
75 X6 CrNb 12 E − ≦0.08 1.00 1.00 0.040 0.030 10.512.5 ≦0.50 Nb : 6×% C≦1.0 F1
マルテンサイト系
76 X12 Cr 13 E D10 0.090.15 1.00 1.00 0.040 0.030 11.513.5 ≦1.0 C1
77 X19 CrNi 16 2 E D12 0.140.23 1.00 1.00 0.040 0.030 15.017.5 1.52.5 C3
オーステナイト系
78 X2 CrNi 18 10 E D20 ≦0.030 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 9.012.0 A2d)
79 X5 CrNi 18 9 E D21 ≦0.07 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 8.011.0 A2
80 X10 CrNi 18 9 E D22 ≦0.12 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 8.010.0 A2
81 X5 CrNi 18 12 E D23 ≦0.07 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 11.013.0 A2
82 X6 CrNi 18 16 E D25 ≦0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 15.017.0 17.019.0 A2
83 X6 CrNiTi 18 10 E D26 ≦0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 9.012.0 Ti : 5×% C≦0.80 A3e)
84 X5 CrNiMo 17 12 2 E D29 ≦0.07 1.00 2.00 0.045 0.030 16.518.5 2.02.5 10.513.5 A4
85 X6 CrNiMoTi 17 12 2 E D30 ≦0.08 1.00 2.00 0.045 0.030 16.518.5 2.02.5 11.014.0 Ti : 5×% C≦0.80 A5e)
86 X2 CrNiMo 17 13 3 E − ≦0.030 1.00 2.00 0.045 0.030 16.518.5 2.53.0 11.514.5 A4d)
87 X2 CrNiMoN 17 13 3 E − ≦0.030 1.00 2.00 0.045 0.030 16.518.5 2.53.0 11.514.5 N : 0.120.22 A4d)
88 X3 CrNiCu 18 9 3 E D32 ≦0.04 1.00 2.00 0.045 0.030 17.019.0 8.510.5 Cu : 3.004.00 A2
――――― [JIS B 1054-1 pdf 22] ―――――
表D.1−冷間加工用ステンレス鋼(続き)
注a) 鋼種の番号は,連続した数字である。名称は,ISO/TC 17/SC 2で提案されたシステムによる。記号は,ISO 4954: 1979に使用されている旧式の表示である。
b) この表に引用されていない元素は,溶せん(銑)の終了の目的を除いて購買者との協定なしに,故意に添加しないのが望ましい。製造時に使用するスクラップ
又は他の原料から,機械的性質及び適用性に影響するようなものが添加されないように,合理的なあらゆる予防処置をとるのが望ましい。
c) 鋼種区分表示は,ISO 4954にはない。
d) 粒界腐食に対して優れた抵抗性をもつ。
e) 安定化鋼。
B1 054-
1 : 2013(ISO3 506-1 : 2
00
2
9
1
)
――――― [JIS B 1054-1 pdf 23] ―――――
22
B 1054-1 : 2013 (ISO 3506-1 : 2009)
附属書E
(参考)
塩化物が引き起こす応力腐食に特定の抵抗をもつ
オーステナイト系ステンレス鋼
(EN 10088-1:2005からの抜粋)
塩化物が引き起こす応力腐食(例えば,室内水泳プール)で,ボルト,小ねじ及び植込みボルトの破壊
の危険性は,表E.1に示す材料を使用することによって軽減できる。
表E.1−塩化物が引き起こす応力腐食に特定の抵抗をもつオーステナイト系ステンレス鋼
オーステナイト系 化学成分 質量分率 %
ステンレス鋼 C Si Mn P S N Cr Mo Ni Cu
(記号/材料番号) 最大 最大 最大 最大 最大
X2 CrNiMoN 17-13-5 0.030 1.00 2.00 0.045 0.015 0.12 16.5 4.0 12.5
(1.4439) 0.22 18.5 5.0 14.5
X1 NiCrMoCu 25-20-5 0.020 0.70 2.00 0.030 0.010 ≦0.15 19.0 4.0 24.0 1.20
(1.4539) 21.0 5.0 26.0 2.00
X1 NiCrMoCuN 25-20-7 0.020 0.50 1.00 0.030 0.010 0.15 19.0 6.0 24.0 0.50
(1.4529) 0.25 21.0 7.0 26.0 1.50
X2 CrNiMoN 22-5-3a) 0.030 1.00 2.00 0.035 0.015 0.10 21.0 2.5 4.5
(1.4462) 0.22 23.0 3.5 6.5
注a) フェライト−オーステナイト系ステンレス鋼
――――― [JIS B 1054-1 pdf 24] ―――――
23
B 1054-1 : 2013 (ISO 3506-1 : 2009)
附属書F
(参考)
高温での機械的性質及び低温での適用
F.0A ナットの関係
ボルト,小ねじ又は植込みボルトの強度が,正確に計算されていれば,組み合わせるナットは,自動的
に要求事項を満たす。したがって,高温又は低温での適用の場合には,ボルト,小ねじ及び植込みボルト
の機械的性質を考慮すれば十分である。
F.1 高温での下降伏応力(下降伏点)又は永久伸び0.2 %耐力
この附属書に示す値は,参考である。使用者は,実際の組成,取り付けられたおねじ部品に加えられる
荷重及び環境によって重要な変化が起こることを理解することが望ましい。荷重が変動し,高い温度での
操作が長期間の場合又は応力腐食の可能性がある場合には,使用者は製造業者に相談することが望ましい。
表F.1に,高温での下降伏応力(下降伏点)ReL及び永久伸び0.2 %耐力Rp0.2の値を,室温での値との%
による比で示す。
表F.1−ReL及びRp0.2への温度の影響
鋼種区分 ReL及びRp0.2
%
温度
+100 ℃ +200 ℃ +300 ℃ +400 ℃
A2,A3, 85 80 75 70
A4, A5
C1 95 90 80 65
C3 90 85 80 60
注記 これは,強度区分70及び80だけに適用する。
F.2 低温での適用温度
低温でのオーステナイト系ステンレス鋼製ボルト,小ねじ及び植込みボルトの適用温度を,表F.2に示
す。
表F.2−低温におけるステンレス鋼製ボルト,小ねじ及び植込みボルトの適用
(オーステナイト系だけ)
鋼種区分 連続使用での使用温度の下限
A2, A3 −200 ℃
A4, A5 ボルト及び小ねじa) −60 ℃
植込みボルト −200 ℃
注a) おねじ部品の製造中の条件に高度の
変形を加えた場合,合金元素Moに
関連して,オーステナイトの安定化
が減少し,遷移温度が高い値に移行
する。
――――― [JIS B 1054-1 pdf 25] ―――――
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JIS B 1054-1:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3506-1:2009(IDT)
JIS B 1054-1:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.060 : 締結用部品 > 21.060.10 : ボルト,ねじ,びょう
JIS B 1054-1:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0205-1:2001
- 一般用メートルねじ―第1部:基準山形
- JISB0205-2:2001
- 一般用メートルねじ―第2部:全体系
- JISB0205-3:2001
- 一般用メートルねじ―第3部:ねじ部品用に選択したサイズ
- JISB1047:2006
- 耐食ステンレス鋼製締結用部品の不動態化
- JISB1051:2014
- 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
- JISB1092:2006
- 締結用部品―品質保証システム
- JISG0573:1999
- ステンレス鋼の65%硝酸腐食試験方法
- JISG0575:1999
- ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法