JIS B 1071:2010 締結用部品―精度測定方法

JIS B 1071:2010 規格概要

この規格 B1071は、JIS B 1021に基づいて,締結用部品に与えられた寸法公差及び幾何公差に関する特性の測定方法について規定。

JISB1071 規格全文情報

規格番号
JIS B1071 
規格名称
締結用部品―精度測定方法
規格名称英語訳
Fasteners -- Methods of verification for size and geometry
制定年月日
1985年3月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ねじ I 2020, ねじ II 2020
改訂:履歴
1985-03-01 制定日, 1990-03-01 確認日, 1995-02-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2005-01-20 確認日, 2010-09-21 改正日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 1071:2010 PDF [25]
                                                                                   B 1071 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 測定項目・・・・[2]
  •  4 測定方法・・・・[3]
  •  4.1 ねじ・・・・[3]
  •  4.2 寸法公差付き形体・・・・[5]
  •  4.3 幾何公差付き形体・・・・[14]
  •  附属書A(参考)トリロールジグ(一例)・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1071 pdf 1] ―――――

B 1071 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会
(JFRI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1071:1985は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1071 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1071 : 2010

締結用部品−精度測定方法

Fasteners-Methods of verification for size and geometry

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 1021に基づいて,締結用部品に与えられた寸法公差及び幾何公差に関する特性の測
定方法について規定する。
測定方法は,実測による方法,ゲージによる方法又は比較による方法とする。
注記 被測定部品の軸部を保持して回転させるために使用するジグの例を附属書Aに示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ
JIS B 1012 ねじ用十字穴
JIS B 1013 皿頭ねじ−頭部の形状及びゲージによる検査
JIS B 1015 おねじ部品用ヘクサロビュラ穴
JIS B 1016 六角穴のゲージ検査
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部 : ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B
及びC
JIS B 1194 六角穴付き皿ボルト
JIS B 7153 測定顕微鏡
JIS B 7184 測定投影機
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7515 シリンダゲージ
JIS B 7516 金属製直尺
JIS B 7520 指示マイクロメータ
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7533 てこ式ダイヤルゲージ
JIS B 7540 Vブロック
JIS B 7544 デプスマイクロメータ

――――― [JIS B 1071 pdf 3] ―――――

2
B 1071 : 2010

3 測定項目

  締結用部品の特性値に対する測定で対象とする項目(以下,測定項目という。)は,表1による。
表1−測定項目
測定項目 JIS B 1021の箇条 測定方法
1 1.1 a) 有効径 4.1.2 4.1.1 a) による。
ね め
じ ね b) 内径 4.1.1 b) による。

1.2 a) 有効径 3.1.2 4.1.2 a) による。

ね b) 外径 4.1.2 b) による。

1.3 a) 外径 5.1.1 4.1.3 a) による。

ッ b) 谷の径 4.1.3 b) による。


ね c) 山頂切取りの幅 4.1.3 c) による。

d) ねじ先の形状 4.1.3 d) による。
2 2.1 a) ねじ部長さ 3.1.4.5 4.2.1 a) による。
寸 外 b) 長さ 3.1.4.4,5.1.3.3 4.2.1 b) による。
法 側
公 寸 c) 二面幅 3.1.3.1.1,4.1.3.1,5.1.2.1.1 4.2.1 c) による。
差 法 d) 対角距離 3.1.3.1.2,4.1.3.2,5.1.2.1.2 4.2.1 d) による。

き e) 頭部の高さ 4.2.1 e) による。
3.1.3.1.3,3.1.4.2,5.1.2.1.3,5.1.3.2
形 f) ナットの高さ 4.1.4.1,4.1.5.1 4.2.1 f) による。

g) 頭部及びナットの有効高さ 4.2.1 g) による。
3.1.3.1.4,4.1.4.2,4.1.5.1,5.1.2.1.4
h) 頭部の直径 3.1.4.1,5.1.3.1 4.2.1 h) による。
i) 円筒部径 3.1.4.6 4.2.1 i) による。
j) 座面の径 3.1.4.3,4.1.4.3 4.2.1 j) による。
k) 座の高さ 3.1.4.3,4.1.4.3 4.2.1 k) による。
l) 首下移行円の径 3.1.4.3 4.2.1 l) による。
m) 溝付きナットのキャッスル部の径 4.1.5.1 4.2.1 m) による。
n) 溝付きナットの溝底から座面までの距離 4.2.1 n) による。
2.2 a) 六角穴の二面幅 3.1.3.2.1 4.2.2 a) による。
内 b) 六角穴の対角距離 4.2.2 b) による。

寸 c) すりわりの幅 3.1.3.2.2,5.1.2.2.1 4.2.2 c) による。
法 d) すりわりの側面の傾き 4.2.2 d) による。
e) 十字穴 3.1.3.2.4,5.1.2.2.3 4.2.2 e) による。
f) ヘクサロビュラ穴 3.1.3.2.5,5.1.2.2.4 4.2.2 f) による。
g) 六角穴の深さ 3.1.3.2.3 4.2.2 g) による。
h) すりわりの深さ 3.1.3.2.3,5.1.2.2.2 4.2.2 h) による。
i) ナットのねじ部の面取り 4.1.4.3 4.2.2 i) による。
j) 溝付きナットの溝の幅 4.1.5.1 4.2.2 j) による。

――――― [JIS B 1071 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 1071 : 2010
表1−測定項目(続き)
測定項目 JIS B 1021の箇条 測定方法
3 3.1 a) 外側形体(締付け部の形体) 3.2.1.1.1,5.2.1.1 4.3.1 a) による。
幾 お b) 内側形体(締付け部の形体) 3.2.1.1.2 4.3.1 b) による。
何 ね
公 じ c) 軸部に対する外側形体の位置度 3.2.1.2,5.2.1.2 4.3.1 c) による。
差 部 d) 軸部に対するすりわりの位置度 4.3.1 d) による。
付 品
き e) 軸部に対する十字穴の位置度 4.3.1 e) による。
形 f) 軸部に対する内側形体の位置度 3.2.1.2 4.3.1 f) による。

g) 軸部に対する円形の頭部の位置度 3.2.2.1,5.2.2.1 4.3.1 g) による。
h) ねじ部に対する割りピン穴の位置度 3.2.2.1 4.3.1 h) による。
i) ねじ部に対する(半)棒先の位置度 4.3.1 i) による。
j) ねじ部に対する円筒部の位置度 4.3.1 j) による。
k) 軸部の真直度 3.2.2.2,5.2.2.3 4.3.1 k) による。
l) 軸部に対する座面の軸方向全振れ 3.2.2.3,5.2.2.2 4.3.1 l) による。
m) 軸部に対するねじ先端面の軸方向全振れ 3.2.2.3 4.3.1 m) による。
3.2.2.1
n) ねじ部に対するねじ先円すい面の円周振れ 4.3.1 n) による。
o) 座面の形状からの偏差 3.2.2.4 4.3.1 o) による。
3.2 a) 外側形体(締付け部の形体) 4.2.1.1 4.3.2 a) による。
め b) ねじ部に対する六角側面の位置度 4.2.1.2 4.3.2 b) による。

じ c) ねじ部に対する四角側面の位置度 4.3.2 c) による。
部 d) ねじ部に対する円形外周部の位置度 4.2.2.1 4.3.2 d) による。

e) ねじ部に対する割りピン溝の位置度 4.3.2 e) による。
f) ねじ部に対する座面の軸方向全振れ 4.2.2.2 4.3.2 f) による。
g) 座面の形状からの偏差 4.2.2.3 4.3.2 g) による。

4 測定方法

4.1 ねじ

4.1.1  めねじ
測定項目 測定方法 測定器具の例
a) 有効径 ・JIS B 0251による
めねじの有効径(D2)は,その公差域クラスに対応する通り・
止りのねじプラグゲージを用い,JIS B 0251に規定する方法に
ねじプラグゲー
よって調べる。 ジ
b) 内径 方法1 : ゲージによる方法
・JIS B 0251による
めねじ内径(D1)は,その公差域クラスに対応する通り・止
りのプレーンプラグゲージを用い,JIS B 0251に規定する方法
プレーンプラグ
によって調べる。 ゲージ
ナットの有効内径部1) の長さ(y)は,プレーン止り側プラ
グゲージがナットの両面から入った長さの和(z1+z2)をナット
a) 有効内径部
の実測高さ(m)から差し引いた値とする。
なお,プリベリングトルク形ナットにおける不完全内径部2)
の長さ(x)は,プレーン止り側プラグゲージがナットの座面か
ら入った長さとする。
注1) めねじ内径が,規定された許容域内にある部分[図
b) 不完全内径部 1 a) 参照]。
2) めねじ内径が,規定された最大許容寸法を超えてい
図1
る部分[図1 b) 参照]。

――――― [JIS B 1071 pdf 5] ―――――

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JIS B 1071:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1071:2010の関連規格と引用規格一覧