JIS B 1082:2009 ねじの有効断面積及び座面の負荷面積

JIS B 1082:2009 規格概要

この規格 B1082は、JIS B 0205-3で規定する一般用メートルねじの有効断面積及びねじ部品の座面が相手側の面に接触して負荷を受ける部分の面積の計算方法について規定。

JISB1082 規格全文情報

規格番号
JIS B1082 
規格名称
ねじの有効断面積及び座面の負荷面積
規格名称英語訳
Stress area and bearing area for threaded fasteners
制定年月日
1987年2月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.040.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ねじ I 2020, ねじ II 2020
改訂:履歴
1987-02-01 制定日, 1992-10-01 確認日, 1997-12-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2009-03-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 1082:2009 PDF [12]
                                                                                   B 1082 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 有効断面積・・・・[1]
  •  3.1 有効断面積の計算方法・・・・[1]
  •  3.2 一般用メートルねじの有効断面積・・・・[2]
  •  4 負荷面積・・・・[3]
  •  4.1 負荷面積の計算方法・・・・[3]
  •  4.2 ねじ部品のねじの呼びに対する負荷面積及び面積比・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1082 pdf 1] ―――――

B 1082 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会
(JFRI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 1082:1987は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1082 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
B 1082 : 2009

ねじの有効断面積及び座面の負荷面積

Stress area and bearing area for threaded fasteners

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 0205-3で規定する一般用メートルねじの有効断面積及びねじ部品の座面が相手側の
面に接触して負荷を受ける部分の面積(以下,負荷面積という。)の計算方法について規定する。
注記 ねじの有効断面積は,主としておねじ部の応力計算に用いられるが,ナットの保証荷重応力な
どを求めるときにも用いる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部 : ねじ部品用に選択したサイズ
JIS B 1001 ボルト穴径及びざぐり径
JIS B 1002 二面幅の寸法
JIS B 1101 すりわり付き小ねじ
JIS B 1111 十字穴付き小ねじ
JIS B 1176 六角穴付きボルト
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1182 四角ボルト
JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット
JIS B 1189 フランジ付き六角ボルト

3 有効断面積

3.1 有効断面積の計算方法

  一般用メートルねじの有効断面積は,式(1)又は式(2)によって算出する。
2
π d2 d3
As,nom (1)
4 2
又は As, nom0.785 4d 0.938 2 P (2)
ここに, As, nom : 一般用メートルねじの有効断面積 (mm2)
d : おねじ外径の基準寸法 (mm)
d2 : おねじ有効径の基準寸法 (mm)
d3 : おねじ谷の径の基準寸法 (d1) からとがり山の高さHの1/6
を減じた値

――――― [JIS B 1082 pdf 3] ―――――

2
B 1082 : 2009
H
d3 d1 (mm)
6
H : とがり山の高さ (H=0.866 025 404 P) (mm)
P : ねじのピッチ (mm)
π : 円周率
注記1 式(1)は,JIS B 1051に規定するものと一致している。
注記2 式(2)は,式(1)から次の式を誘導し,これにπ=3.141 6,H=0.866 025 404 Pを代入して得た
ものである。
2
π 13
As, nom d H
4 12

3.2 一般用メートルねじの有効断面積

  JIS B 0205-3に規定する一般用メートルねじの有効断面積を表1に示す。
表1−一般用メートルねじの有効断面積
単位 mm2
並目ねじ 細目ねじ
ねじの呼び ピッチ 有効断面積 ねじの呼び 有効断面積
(mm) As, nom As, nom
M1 0.25 0.460 M8 ×1 39.2
M 1.2 0.25 0.732 M10×1.25 61.2
M 1.4 0.3 0.983 M10×1 64.5
M 1.6 0.35 1.27 M12×1.5 88.1
M 1.8 0.35 1.70 M12×1.25 92.1
M2 0.4 2.07 M14×1.5 125
M 2.5 0.45 3.39 M16×1.5 167
M3 0.5 5.03 M18×2 204
M 3.5 0.6 6.78 M18×1.5 216
M4 0.7 8.78 M20×2 258
M5 0.8 14.2 M20×1.5 272
M6 1 20.1 M22×2 318
M7 1 28.9 M22×1.5 333
M8 1.25 36.6 M24×2 384
M10 1.5 58.0 M27×2 496
M12 1.75 84.3 M30×2 621
M14 2 115 M33×2 761
M16 2 157 M36×3 865
M18 2.5 192 M39×3 1 030
M20 2.5 245 M42×3 1 210
M22 2.5 303 M45×3 1 400
M24 3 353 M48×3 1 600
M27 3 459 M52×4 1 830
M30 3.5 561 M56×4 2 140
M33 3.5 694 M60×4 2 480
M36 4 817 M64×4 2 850
M39 4 976 − −
M42 4.5 1 120 − −
M45 4.5 1 310 − −

――――― [JIS B 1082 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 1082 : 2009
表1−一般用メートルねじの有効断面積(続き)
単位 mm2
並目ねじ 細目ねじ
ねじの呼び ピッチ 有効断面積 ねじの呼び 有効断面積
(mm) As, nom As, nom
M48 5 1 470 − −
M52 5 1 760 − −
M56 5.5 2 030 − −
M60 5.5 2 360 − −
M64 6 2 680 − −

4 負荷面積

4.1 負荷面積の計算方法

  ねじ部品の負荷面積は,座面の形状・寸法,ボルト穴径の大きさなどによって異なるが,相手側の面に
接する座面の形状が円形,六角形及び四角形の場合は,表2の計算式によって求める。
表2−負荷面積を求める計算式
座面の形状 負荷面積を求める計算式
円形 π 2 2 2 2
Ab1 dw dh dw
0.785 4 dh
4
2
六角形 3 πdh 2
Ab2 s2 0.866 0s2 - 0.785 4
dh
2 4
2
四角形 πdh 2
Ab3 s2 s2 0.785 4dh
4
ここに, Ab1 : 座面が円形の場合の負荷面積 (mm2)(図1参照)
Ab2 : 座面が六角形の場合の負荷面積 (mm2)(図2参照)
Ab3 : 座面が四角形の場合の負荷面積 (mm2)(図3参照)
dw : 座面の直径a) (mm)
s : 六角及び四角の二面幅b) (mm)
dh : ボルト穴の直径c) (mm)
π : 円周率。この表の式では,π=3.141 6を用いている。
注a) 座面の外周に丸み又は面取りがある場合は,それを除いた平面部の直径
とする(図4図7参照)。
b) 座付き及び座面に面取りを施したものは,座面の形状を円形として扱う
(図6及び図7参照)。
c) ボルト穴に面取りがある場合は,面取り部の直径をdhとする(図8参照)。

――――― [JIS B 1082 pdf 5] ―――――

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