JIS B 1192-3:2018 ボールねじ―第3部:精度測定方法 | ページ 5

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注記 基準トルク変動率の許容域については,表11参照。
図18−動トルクの測定方法
予圧動トルク又は予圧全動トルクは,図18に示すように,測定条件でねじ軸を回転させたとき,ナット
を停止させておくために必要な力(F又はFt)を測定し,測定値にその力の作用線と直角方向に測定した
ねじ軸中心との距離(l4)を乗じて,次の式によって算出する。
Tp=F×l4 又は Tt=Ft×l4
ここに, Tp : 予圧動トルク(N・m)
Tt : 予圧全動トルク(N・m)
F : ナットを停止させておくための力(シールなしの場合)(N)
Ft : ナットを停止させておくための力(シール付きの場合)(N)
l4 : F又はFtの作用線と直角方向に測定したねじ軸中心までの距
離(m)
なお,測定条件は,測定回転速度を100 min−1とし,使用する潤滑油の粘度を,JIS K 2001に規定する
ISO VG 100とする。

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附属書JA
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(参考)
2-
3 : 2
JISと対応国際規格との対比表
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JIS B 1192-3:2018 ボールねじ−第3部 : 精度測定方法 ISO 3408-3:2006,Ball screws−Part 3: Acceptance conditions and acceptance tests
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
国際 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
全体 様式 − − 変更 ISO規格とJISにおける測定方 我が国独自のC系列を追加している
法の記載様式が異なる。 ため,使いやすさ,他の部編成との
一貫性を加味して,従来のJISを踏
襲した様式とした。
ISO規格との技術的内 − − 追加 従来のJISのC系列を追加した。 C系列は,我が国独自の規格である
容の違いを記載 そのため,C系列の規格は全て側が,海外でも一部適用され始めたた
線又は点線の下線となる。 め,従来のJISをそのまま残した。
今後,ISOへ採用を働きかける。
側線及び点線の下線が多いが,技
術的内容はほぼ同じである。
1 適用範囲 ボールねじの精度測定 1 JISとほぼ同じ 削除 ISO規格の図1の構成図を削除 JISでは第1部の図1に明白に図示
方法,測定条件及び許容 した。 されており,重複するため。
値について規定 このため,以降の図番号にずれが
生じた。
2 引用規格 引用した規格を記載 2 ISO 230-1 変更 JISではトルク測定に使用する 使用者にとって引用規格を掲載した
ISO 286-2 方が分かりやすいと判断した。
潤滑油の粘度,及び試験場所の標
準状態を引用した。

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
4 種類及び ボールねじの種類及び 4.1 JISとほぼ同じ 追加 JISでは,C系列の規格を追加 従来から我が国で使用されてきた規
等級 等級を規定 した。 格であるため,従来のJISを踏襲した。
− 4.2.1 代表移動量誤差の許容 削除 JISでは,代表移動量誤差の許 ISO規格の計算値と対応する代表移
値の出典,及び有効長さ 容値の出展,及び有効長さに対動量誤差の許容値(E2)が一致しない
に対する変動(許容値) する変動(許容値)の計算式をため混乱を招く。また,計算式は我が
の計算式を記載 削除した。 国で一般的なC系列に適用できない
式であるため削除した。
− 4.2.2.2 代表移動量誤差を計算削除 ISO規格では計算によって求め 最小二乗法は一般的な計算式であり,
で求める方法を記載 る方法として,最小二乗法の計従来のJISでも記載していない。
算式を記載しているが,JISで
は,6.2の測定方法で,最小二乗
法という用語だけを記載した。
− 4.2.2.3 代表移動量誤差及び変削除 ISO規格では,作図によって求 JISでは,第1部の図3 a),b)に記載
動を作図で求める方法 める方法として図3 a),b)を記しており,重複するため削除した。
を記載 載している。
5 ボールね − 5.1 等級及び代表移動量誤 削除 ISO規格では種類別の等級を規 我が国では一般的に使用されている
じの精度 差,変動の測定方法を規 定し,代表移動量誤差,変動の測定方法ではなく混乱を避けるため
定 測定方法として図3を記載して 削除した。
いる。
5.1 代表移動量誤差及 5.2 JISとほぼ同じ 追加 JISでは表4において,代表移 記号の説明があった方が,分かりやす
び変動 動量誤差の計算式の記号説明 いため従来のJISを踏襲した。
を追加した。
5.2.1 C系列ボールねじ − − 追加 JISでは,幾何公差に対する図 幾何公差に対する図示例を示した方
のねじ軸各部の円周振 示例を図1(C系列)及び図2 が分かりやすいため,従来のJISを踏
れ及び5.2.2 Cp系列及 (Cp及びCt系列)に記載した。襲した。
びCt系列ボールねじの
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ねじ軸各部の円周振れ
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5.2.2 Cp系列及びCt系 5.3 JISとほぼ同じ 追加 円周振れ公差記号及び全振れ ISO規格にはないが,分かりやすくす
2-
3
列ボールねじのねじ軸 公差記号を追加した。以降同 るため追加した。
: 2
各部の円周振れ 様。 今後,ISO規格への採用を働きかけ
01
る。
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3

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の
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国際 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
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規格
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箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 番号 の評価
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6 測定方法 6.1 測定場所の状態 − − 追加 JISでは,測定場所の状態を規 従来のJISを踏襲した。
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定した。
6.2 代表移動量誤差及 5.2 JISとほぼ同じ 追加 JISでは,代表移動量誤差及び 計算及び作図による求め方を記載し
び変動 変動の計算及び作図による求 たほうが分かりやすいため,従来の
め方を追加した。 JISを踏襲した。
変動(v2π)については,詳しく記載し
また,JISでは変動(v2π)につ
いて,1リードごとの測定点を た方が分かりやすいと判断した。
詳しく記載した。
6.2 代表移動量誤差及 5.2 JISとほぼ同じ 変更 ISO規格では移動量誤差及び変 図を統合した方が分かりやすいと判
び変動 図3 断し,従来のJISを踏襲した。
動を個々に図示しているが,JIS
では図3に統合した。
6.3.2.3 ねじ軸のねじ部 5.3 JISとほぼ同じ 追加 JISでは,測定子間隔を確保で ISO規格にはないが,従来のJISを踏
軸線に対する支持部端 きない場合の実測値の算出方 襲した。
面の円周振れ 法を追加した。
− 5.4 機能試験として動トル 削除 JISでは軸方向剛性の測定方法 ISO規格では許容値が規定されてい
ク及び軸方向剛性の測 (E13)は削除した。 ないため削除した。
定方法を記載
附属 表A-1で代表移動量誤 削除 JISでは表A-1は削除した。 JISでは,表2に3 150 mmを超える
書A 差の計算結果を記載 許容値も記載しており重複すること,
(3 150 mmを超える範 またISO規格で規定のないCp7,Cp10
囲並びに7級及び10級) の許容値は必要ないと判断した。
表A-2で代表移動量の 削除 JISでは表A-2は削除した。 JISの6.2の測定方法 表12と重複す
300 mm当たりの測定間 るため。
隔を記載
表A-3で超過移動量を 削除 JISでは表A-3は削除した。 我が国ではこの用語の概念がなく,第
規定 1部でも削除したため。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 3408-3:2006,MOD

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B 1192-3 : 2018
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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3 : 2018
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JIS B 1192-3:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3408-3:2006(MOD)

JIS B 1192-3:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1192-3:2018の関連規格と引用規格一覧