JIS B 1195:2009 溶接ボルト | ページ 2

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B 1195 : 2009
表1−形状・寸法
単位 mm
ねじの呼び 並目 M4 M5 M6 M8 M10 M12
(d ) 細目 − − − M8×1 M10×1.25 M12×1.25
頭部 D 基準寸法 10 12 14 18 22 26
許容差 ±0.4
H 基準寸法 1.3 1.8 2 2.5 3.5 4.5
許容差 ±0.2
r 0.20.5 0.20.6 0.250.7 0.40.9 0.41.2 0.61.4
溶接突起部 E 基準寸法 1.5 2 2.5 3 4 4
許容差 ±0.25
h 基準寸法 0.7 0.7 0.8 0.8 1 1
許容差 ±0.1
G 最大 8.5 10 11.5 15 18 21
(参考) 基準寸法 5 6 7 9 11 13
+0.3
相手板穴直径 許容差 0
呼び長さe) l 6 ±0.5
8 ±0.5
10
12 ±0.5
14 ±0.5
16 ±0.5

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――――― [JIS B 1195 pdf 6] ―――――

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B 1195 : 2009
表1−形状・寸法(続き)
頭部の側面には,圧造成形による加工丸みがあってもよい。
Gの最小寸法は規定しないが[G(最大)−1]mm以上であることが望ましい。
溶接突起部は,受渡当事者間の協定によって球状とすることができる。
注記 ねじ部品各部の寸法記号は,JIS B 0143を参照。
注a) 座面から完全ねじ部までの長さ(a)は,4ピッチ相当の長さ以下とする。
b) 1個のボルトにおける溶接点を含む高さ (H+h) のばらつきは,0.15 mm以下とする。
c) ねじがない部分の直径は,ほぼ有効径とする。
d) ねじ先の形状は,ねじの呼びM8以下のものはあら先,ねじの呼びM10以上のものは面取り先又は平先
とする。ただし,あら先のものは,めねじへの食付きが良好でなければならない。
なお,ねじの呼びM8以下のもので,面取り先又は平先を必要とする場合は,注文者が指定する。
e) 呼び長さにおける太線の枠内は,各ねじの呼びに対して推奨する呼び長さ(l)であって,枠内の数値は,l
の許容差を示す。
なお,lに括弧を付けたものは,できるだけ用いない。また,この表以外のlを特に必要とする場合は,
注文者が指定する。

――――― [JIS B 1195 pdf 7] ―――――

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B 1195 : 2009
附属書A
(参考)
押込みはく離強さ及びその試験方法

序文

  この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
A.1 押込みはく離強さ
ボルトをA.2の方法によって試験したときの押込みはく離強さを参考として表A.1に示す。
なお,押込みはく離試験において溶接部が変形しても,そのときの力が表A.1の値以上ならばよい。
表A.1−押込みはく離強さ
ねじの呼び径 mm 4 5 6 8 10 12
押込みはく離強さ kN 1.56 2.77 4.33 6.24 11.08 11.08
押込みはく離強さ(F)は,次の計算式によって求めたものである。
F=S×n×
2
π Eただし,Eは,表1による
ここに,S : 溶接点1個の根元の断面積(S=4
溶接突起部基準寸法)
n : 1個のボルトにおける溶接点の数(n=3)
溶接部の引張強さ( 294 N/mm2)
A.2 押込みはく離試験方法
ボルトを表A.2の鋼板に溶接し,それを図A.1のようにスペーサの上に載せ,力中心ができるだけねじ
の中心と一致するようにボルトの軸端に圧縮力を徐々に加え,ボルトがはく離するときの力を測定する。
なお,表A.1の力以下で鋼板が著しくわん曲した場合は,表A.2の呼び厚さ内で厚めのものを用いるか,
鋼板の調質区分を高めるか,又はスペーサの内径とボルト頭部とのすき間をできるだけ狭めて再試験する。
表A.2−ボルトを溶接する鋼板
単位 mm
ねじの呼び径 ボルトを溶接する鋼板
呼び厚さ 適用規格
4 0.81.0 JIS G 3141のSPCCとする。ただし,
5 1.01.2 調質区分は任意とする。
6 1.21.6
8 1.62.0
10 2.02.3
12 2.33.2

――――― [JIS B 1195 pdf 8] ―――――

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注記1 鋼板の穴径(d´)は,表1に参考として規定する相手板穴直径である。
注記2 ボルトの溶接条件は,受渡当事者間で決めるとよい。
注記3 表A.2に規定した呼び厚さ以外の鋼板を使用する場合は,受渡当事者間で決めるとよい。
図A.1−押込みはく離試験方法

――――― [JIS B 1195 pdf 9] ―――――

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B 1195 : 2009
附属書B
(参考)
トルクはく離強さ及びその試験方法

序文

  この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
B.1 トルクはく離強さ
ボルトをB.2の方法によって試験したときのトルクはく離強さを,参考として表B.1に示す。
なお,トルクはく離試験において,ボルトが表B.1の値以下で破断することなく,溶接部が変形しても
そのときのトルクが表B.1の値以上ならばよい。
表B.1−トルクはく離強さ
ねじの呼び径 mm 4 5 6 8 10 12
トルクはく離強さ N・m 2.06 4.12 6.96 17.2 34.3 59.8
トルクはく離強さ(T)は,次の計算式によって求めた“ねじ部のねじり強さ”を示し
たものである。
πd 3
T= s
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A
4s
ds
ここに,ds : ねじ部有効断面積(As)の直径
π
ボルトのせん断強さ( 392×0.7≒274 N/mm2)
B.2 トルクはく離試験方法
ボルトを表A.2の鋼板に溶接し,その鋼板を図B.1のように固定し,できるだけねじの中心に直角な平
面上で回転力を与え,ボルトが破断又は溶接部がはく離するときのトルクを測定する。
なお,表B.1のトルク以下で溶接部の板がむしり取られた場合は,表A.2の呼び厚さ内で厚めのものを
用いるか,又は板の調質区分を高めて再試験する。

――――― [JIS B 1195 pdf 10] ―――――

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JIS B 1195:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1195:2009の関連規格と引用規格一覧