JIS B 1217:2018 管フランジ用ボルト・ナット

JIS B 1217:2018 規格概要

この規格 B1217は、JIS B 2220,JIS B 2239,JIS B 2240及びJIS B 2241に規定した管フランジの締結に使用するボルト,ナット及び関連部品について規定。

JISB1217 規格全文情報

規格番号
JIS B1217 
規格名称
管フランジ用ボルト・ナット
規格名称英語訳
Bolting for use with pipe flanges
制定年月日
2009年3月20日
最新改正日
2018年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.060.10, 21.060.20, 23.040.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, ねじ II 2020
改訂:履歴
2009-03-20 制定日, 2012-01-20 改正日, 2016-10-20 確認日, 2018-02-20 改正
ページ
JIS B 1217:2018 PDF [31]
                                                                                   B 1217 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 ボルトの材料,鋼種区分及び強度区分・・・・[3]
  •  4.1 炭素鋼及び低合金鋼ボルト・・・・[3]
  •  4.2 ステンレス鋼ボルト・・・・[4]
  •  4.3 アルミニウム合金ボルト・・・・[4]
  •  5 ナットの材料,鋼種区分及び強度区分・・・・[5]
  •  6 ボルトとナットとの組合せ・・・・[5]
  •  7 ボルト・ナットの形状及び寸法・・・・[6]
  •  7.1 ボルト・ナットのねじ・・・・[6]
  •  7.2 ボルトの形状及び寸法・・・・[7]
  •  7.3 ナットの形状及び寸法・・・・[8]
  •  8 ボルト・ナットの表面欠陥・・・・[8]
  •  9 ボルト・ナットの検査・・・・[8]
  •  10 ボルト・ナットの製品の呼び方・・・・[9]
  •  10.1 ボルト・・・・[9]
  •  10.2 ナット・・・・[9]
  •  11 ボルト・ナットの表示・・・・[10]
  •  12 座金・・・・[11]
  •  附属書A(参考)フランジ用ボルトの呼び長さ,全長及びねじ部長さの計算値・・・・[12]
  •  附属書B(参考)参考文献・・・・[29]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 1217 pdf 1] ―――――

B 1217 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
機械学会(JSME)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。これによって,JIS B 1217:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1217 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1217 : 2018

管フランジ用ボルト・ナット

Bolting for use with pipe flanges

序文

  この規格は,2009年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2012年に
行われたが,その後の生産及び使用の実態に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 2220,JIS B 2239,JIS B 2240及びJIS B 2241に規定した管フランジ(以下,フラン
ジという。)の締結に使用するボルト,ナット及び関連部品について規定する。
なお,常温よりも低い温度に使用するボルト,ナット及び関連部品の材料,鋼種区分及び強度区分は,
受渡当事者間の協定による。
注記 この規格では,右ねじの使用を前提としている。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部 : 基準寸法
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部 : 原則及び基礎データ
JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部 : 一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は
めあい区分)
JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部 : ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B
及びC
JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1042 締結用部品−表面欠陥 第2部 : ナット
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−強度区分を規定したボルト,小ねじ及び
植込みボルト−並目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1052-2 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第2部 : 強度区分を規定したナット−並
目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第1部 : ボルト,小ねじ及び植込みボル

――――― [JIS B 1217 pdf 3] ―――――

2
B 1217 : 2018
JIS B 1054-2 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第2部 : ナット
JIS B 1071 締結用部品−精度測定方法
JIS B 1091 締結用部品−受入検査
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1256 平座金
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS B 2240 銅合金製管フランジ
JIS B 2241 アルミニウム合金製管フランジ
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4107 高温用合金鋼ボルト材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS H 4040 アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
ASTM A 194/A 194M,Standard Specification for Carbon Steel, Alloy Steel, and Stainless Steel Nuts for Bolts
for High Pressure or High Temperature Service, or Both

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101によるほか,次による。
3.1
両ねじボルト(stud bolt, threaded at both ends)
ねじの呼び径又は有効径に等しい径の円筒の両端にねじのあるボルト。
注記 図1のa) 及びb) を参照。
3.2
全ねじボルト(stud bolt, threaded full length)
円筒の全長にねじのあるボルト。
注記 図1のc) を参照。
a) b) c)
図1−両ねじボルト及び全ねじボルト
3.3
重ナット(heavy hex nut)
高さがねじの呼び径に等しい六角ナット。

――――― [JIS B 1217 pdf 4] ―――――

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B 1217 : 2018

4 ボルトの材料,鋼種区分及び強度区分

4.1 炭素鋼及び低合金鋼ボルト

  炭素鋼及び低合金鋼ボルトの材料による選択番号は,表1による。
表1−炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番号
材料a) 選択番号 材料a) 選択番号
JIS G 3101のSS400 1 JIS G 4051のS35C(H) 5
JIS G 3101のSS490 2 JIS G 4051のS45C(H) 6
JIS G 3101のSS540 3 JIS G 4107のSNB7 7
JIS G 4051のS25C(N) 4 JIS G 4107のSNB16 8
注a) IS G 4051のS25C(N),S35C(H)及びS45C(H)は,JIS G 0404によって
検査を行い,S25C(N)は引張強さが440 MPa以上,S35C(H)は引張強さ
が570 MPa以上,S45C(H)は引張強さが690 MPa以上のものとする。
フランジの規格,呼び圧力,ガスケットの形状及び温度に対応する炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番
号は,表2による。
表2−フランジに対応する炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番号
フランジの フランジの ガスケッ 選択番号
規格 呼び圧力 トの形状 使用温度 ℃
65を 220を 300を 350を 425を 450を 490を
超え 超え 超え 超え 超え 超え 超え
65以下 220以下 300以下 350以下 425以下 450以下 490以下 510以下
JIS B 2220 5K,10K, 全面形 14 a),5 b),6 b),7,8 − − − − −
10K薄形 リング 18 48 − − − − −
16K 全面形 5 b),6 b),7,8 − − −
リング 18 48 7,8 − − −
20K リング 18 48 7,8 − − −
30K リング 18 48 7,8 −
40K,63K リング 18 48 7,8 8
JIS B 2239 5K,10K, リング 18 48 − − − − −
10K薄形
16K,20K リング 18 48 − − − −
JIS B 2240 5K,10K, 全面形 1 c),26 b),7,8 − − − − − −
16K リング 18 − − − − − −
JIS B 2241 5K,10K, リング 18 − − − − − − −
16K
注a) 呼び圧力5Kで呼び径1 000A以下,呼び圧力10Kで呼び径600A以下,及び呼び圧力10K薄形のフランジで,
ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴムシートを用いて温度120 ℃以下で使用する場合に限る。
b) ガスケットに厚さ3 mm未満のジョイントシートを用いる場合は使用できない。
c) 呼び圧力5K及び10Kのフランジで,ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴムシートを用いて温度120 ℃以
下で使用する場合に限る。
温度150 ℃以下の用途では,表2の規定にかかわらず表3のJIS B 1051に規定する強度区分のボルトを
使用することができる。ただし,ねじの呼びM30×3,M42及びM42×3のボルトの機械的性質について
は,JIS B 1051の規定を準用し,最小極限引張力及び保証荷重試験力は受渡当事者間の協定による。
温度150 ℃を超える用途については,使用温度におけるボルトの強度を確認しなければならない。

――――― [JIS B 1217 pdf 5] ―――――

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JIS B 1217:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 1217:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0101:2013
ねじ用語
JISB0205-4:2001
一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
JISB0209-1:2001
一般用メートルねじ―公差―第1部:原則及び基礎データ
JISB0209-2:2001
一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
JISB1003:2014
締結用部品―メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
JISB1021:2003
締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
JISB1041:1993
締結用部品―表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
JISB1042:1998
締結用部品―表面欠陥 第2部:ナット
JISB1051:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1052-2:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:強度区分を規定したナット―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1054-1:2013
耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第1部:ボルト,小ねじ及び植込みボルト
JISB1054-2:2013
耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:ナット
JISB1071:2010
締結用部品―精度測定方法
JISB1091:2003
締結用部品―受入検査
JISB1180:2014
六角ボルト
JISB1181:2014
六角ナット
JISB1256:2008
平座金
JISB2220:2012
鋼製管フランジ
JISB2239:2013
鋳鉄製管フランジ
JISB2240:2006
銅合金製管フランジ
JISB2241:2006
アルミニウム合金製管フランジ
JISG0404:2014
鋼材の一般受渡し条件
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4107:2007
高温用合金鋼ボルト材
JISG4303:2012
ステンレス鋼棒
JISG4303:2021
ステンレス鋼棒
JISH4040:2015
アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線