この規格ページの目次
JIS B 1404-2:2005 規格概要
この規格 B1404-2は、一直線上にある2軸の一方から他の軸へ,又は同心軸上にある駆動側から被動側へトルクを伝達,遮断又は制動を行う電磁クラッチ及び電磁ブレーキの試験方法について規定。
JISB1404-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1404-2
- 規格名称
- 電磁クラッチ及び電磁ブレーキ―第2部 : 試験方法
- 規格名称英語訳
- Electromagnetic clutches and electromagnetic brakes -- Part 2:Test methods
- 制定年月日
- 2005年3月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-03-20 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 1404-2:2005 PDF [21]
B 1404-2 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作機器工業会(JMAA)/財団
法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 1404の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1404-1 第1部 : 用語
JIS B 1404-2 第2部 : 試験方法
――――― [JIS B 1404-2 pdf 1] ―――――
B 1404-2 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 記号・・・・[1]
- 5. 試験方法・・・・[1]
- 5.1 試験条件・・・・[1]
- 5.2 コイルの温度上昇限度試験・・・・[2]
- 5.3 静止試験・・・・[2]
- 5.4 トルク試験・・・・[4]
- 5.5 動作特性試験・・・・[11]
――――― [JIS B 1404-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 1404-2 : 2005
電磁クラッチ及び電磁ブレーキ-第2部 : 試験方法
Electromagnetic clutches and electromagnetic brakes−Part 2 : Test methods
1. 適用範囲
この規格は,一直線上にある2軸の一方から他の軸へ,又は同心軸上にある駆動側から被
動側へトルクを伝達,遮断又は制動を行う電磁クラッチ及び電磁ブレーキ(以下,クラッチ・ブレーキと
いう。)の試験方法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1404-1 電磁クラッチ及び電磁ブレーキ−第1部 : 用語
JIS C 1302 絶縁抵抗計
JIS K 2213 タービン油
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 1404-1による。
4. 記号
クラッチ・ブレーキの記号は,図1による。
クラッチ ブレーキ
図 1 クラッチ・ブレーキの記号
5. 試験方法
クラッチ・ブレーキの試験方法は,次による。
5.1 試験条件
5.1.1 使用電源 直流平滑電源,単相全波整流未平滑電源,単相半波整流未平滑電源などを使用し,その
種類を明確にする。
5.1.2 組付け状態 クラッチ・ブレーキを取り付ける回転軸は,水平組付け状態にして試験する。
――――― [JIS B 1404-2 pdf 3] ―――――
2
B 1404-2 : 2005
5.1.3 温度・湿度 JIS Z 8703に規定する常温(535 ℃)及び常湿(4585 %) で試験する。
備考 一般的には,常温及び常湿に近い状態で試験することができる。
5.1.4 試験場所 試験場所は,標高1 000 m以下とする。
5.1.5 潤滑 湿式の場合は,JIS K 2213に規定するタービン油1種のVG32又は同等の潤滑油を使用する。
油量については,静止時に外径の下部1/4程度が浸せき(漬)する油浴状態とする。また,試験前に十分
空転して摩擦板を均一な潤滑状態にする。
5.2 コイルの温度上昇限度試験
5.2.1 試験条件 クラッチ・ブレーキ単体を静止大気中又は同等の状態において,断熱材の上に放置して
試験する。
5.2.2 試験方法 定格電圧を加え,連続通電時のコイル温度上昇を抵抗法によって測定する。ただし,周
囲温度は40 ℃を超えてはならない。
抵抗法によるコイルの温度上昇値t(℃)は,コイルが銅線の場合にはコイルの抵抗の変化に基づいて,
次の式によって算出する。
R2−R1
tt 2 ta
=−= (235+t1 ) +−
t1 ta
R1
ここに, t1 : 試験の最初における周囲温度(℃)
t2 : 試験直後のコイル温度(℃)
ta : 試験最終の周囲温度(℃)
R1 : t1(℃)におけるコイルの抵抗値(Ω)
R2 : t2(℃)におけるコイルの抵抗値(Ω)
ただし,|t1−ta|≦5(℃)でなければならない。
5.3 静止試験
静止試験は,絶縁抵抗試験,絶縁耐力試験並びにコイル時定数及びインダクタンスの測
定で行う。
5.3.1 絶縁抵抗試験
5.3.1.1目的 絶縁抵抗試験は,絶縁耐力試験を行う前に,試験電圧を加えることの可否を確かめるため
に行う。
5.3.1.2 試験方法 コイルの温度上昇限度試験の直後に,クラッチ・ブレーキの充電部と非充電金属部と
の間の抵抗をJIS C 1302に規定するDC500 Vの絶縁抵抗計を使用して測定する。
5.3.2 絶縁耐力試験
5.3.2.1 目的 充電部と非充電金属部との間に,表1に規定する試験電圧を加えて,これに耐えることを
確かめる。
表 1 試験電圧
単位 V
定格電圧 試験電圧
60以下 1 000
60を超え220以下 1 500
5.3.2.2 試験方法 コイルの温度上昇限度試験の直後に,クラッチ・ブレーキが適切な絶縁抵抗をもって
いることを確かめた後に,充電部と非充電金属部との間に周波数50 Hz又は60 Hzの表1の交流試験電圧
を1分間加える(1)。
注(1) 受渡試験などで,数多くの製品について試験を行う場合には,冷状態で,表1に規定する試験
電圧の1.2倍の電圧を1秒間加え,この試験に代えることができる。
5.3.3 コイル時定数及びインダクタンスの測定
――――― [JIS B 1404-2 pdf 4] ―――――
3
B 1404-2 : 2005
5.3.3.1 目的 クラッチ・ブレーキではコイルのインダクタンスによって,電気的遅れが生じるが,この
遅れを測定し,求める。
5.3.3.2測定装置及び測定機器
(抵抗器)
クラッチ又は
ブレーキ
直
流 (スイッチ)
電
源
(検出抵抗) (記録計)
図 2 測定装置及び測定機器
5.3.3.3 測定方法 クラッチ・ブレーキを図2のように接続し,スイッチを投入したときの電流の変化を
連続的に測定し,記録する。時定数は,図3に示すように過渡特性図から求め,インダクタンスの算出は,
次の式による。
L = TR
ここに,L : インダクタンス(H)
T : 時定数(s)
R : 抵抗(Ω)
――――― [JIS B 1404-2 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 1404-2:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 1404-2:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1404-1:2005
- 電磁クラッチ及び電磁ブレーキ―第1部:用語
- JISC1302:2018
- 絶縁抵抗計
- JISK2213:1983
- タービン油
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態