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B 1514-2 : 2017 (ISO 199 : 2014)
附属書D
(参考)
長さに関わるサイズの指定条件についての図による説明
D.1 一般
この規格で使用する長さに関わるサイズの記号は,JIS B 0420-1に規定している。この附属書では,JIS
B 0420-1による指定条件記号の用語及び定義を図とともに記載する。
D.2 指定条件及び記号
表D.1は,長さに関わるサイズの指定条件記号を示す。これらの説明は,D.3及びD.4による。表D.2
は,指定条件記号の組合せを示す。これらの説明は,D.5による。
表D.1−長さに関わるサイズの指定条件
指定条件記号 用語 JIS B 0420-1の細分箇条 図
2点間サイズ 3.10.1 図D.1
中間サイズ 3.11.2.2.5 −
範囲サイズ 3.11.2.2.6 −
球サイズ 3.10.4 図D.2
(球で定義する局部サイズ)
最小外接サイズ 3.11.1.3 図D.3
任意の横断面 7.4 図D.4
回転体が対称形となるように − 図D.5
a) データム軸直線を通るように
切断する任意の縦断面
最小サイズ 3.11.2.2.2 −
注a) 右の空欄の枠内にデータム文字記号を指示する。
表D.2−指定条件記号の組合せ
指定条件記号の組合せ 特性記号 表1による説明 図例
Se スラスト玉軸受 ハウジング軌道盤の外径中心軸図D.6
を通る任意の縦断面上において,軌道溝と対向す
る背面との間の,最大内接球サイズのうちの最小
のもので,最大値と最小値との差(範囲サイズ)
a)
Si スラスト玉軸受 軸軌道盤の,内径中心軸を通る
任意の縦断面上において,軌道溝と対向する背面
との間の,最大内接球サイズのうちの最小のもの
で,最大値と最小値との差(範囲サイズ)
注a) 右の空欄の枠内にデータム文字記号を指示する。
D.3 JIS B 0420-1に規定している用語,定義及び指定条件並びに図を使った説明
JIS B 0420-1に規定している指定条件の用語及び定義を一般的な図と合わせて次に示す。
D.3.1
指定条件(specification modifier)
適用したときに,基本的なGPS指定の標準(デフォルト)定義を変更するGPS指定要素。
――――― [JIS B 1514-2 pdf 21] ―――――
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B 1514-2 : 2017 (ISO 199 : 2014)
注記 指定条件は,ISO,JIS又は社内の規格・文書で定義してもよい。
(JIS B 0420-1:2016の3.1参照)
D.3.2
サイズ形体(feature of size)
長さ又は角度に関わるサイズによって定義した幾何学的な形状。
注記1 サイズ形体は,円筒,球,平行二平面,円すい又はくさび。
注記2 JIS B 0672-1 [4]の用語“単純な加工物”及び“単独形体”は,“サイズ形体”とほぼ同等な意
味で用いていた。
(JIS B 0420-1:2016の3.2参照。ただし,注記3を省略した。)
D.3.3
サイズ(size)
図示形体,又は当てはめ形体で定義できるサイズ形体(D.3.2)の固有特性。
注記 JIS B 0420-1では,サイズは,円筒の直径又は相対する平行二平面間の距離のいずれかに相当
する(“直径”及び“距離”は,“サイズ”と同じ意味である。)。
(JIS B 0420-1:2016の3.8参照)
D.3.4
サイズ特性(size characteristic)
サイズ(D.3.3)に関連し,測得形体で定義する特性。
注記 サイズは,複数のサイズ特性によって評価できる(例えば,2点間直径又は測得形体について
の当てはめ形体の直径)。
(JIS B 0420-1:2016の3.9参照)
D.3.5
局部サイズ(local size)
サイズ形体(D.3.2)の周り及び/又はそれに沿った,一般的な評価結果を定義上もったサイズ特性(D.3.4)。
注記1 与えた形体には,無数の局部サイズがある。
注記2 JIS B 0420-1では,“局部サイズ”を“長さに関わる局部サイズ”の代わりに用いている。
(JIS B 0420-1:2016の3.10参照)
D.3.6
2点間サイズ(two-point size)
サイズ形体(D.3.2)から得た相対する2点間の距離を表したもの。局部サイズの中の一つ。
注記1 円筒から得た2点間サイズを,“2点間直径”という。JIS B 0672-2では,これを“測得円筒
の局部直径”と規定している。
注記2 二つの相対する平面から得た2点間サイズを,“2点間距離”という。ISO 14660-2では,こ
れを“二つの平行な測得表面の局部サイズ(D.3.5)”として定義している。
(JIS B 0420-1:2016の3.10.1参照)
図D.1参照。
――――― [JIS B 1514-2 pdf 22] ―――――
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B 1514-2 : 2017 (ISO 199 : 2014)
1 測得円筒
2 当てはめ円筒
3 当てはめ円筒2の中心軸
4 当てはめ円筒2の中心軸3に直角な無数の平面のうちの一つ
5 測得円
6 2点間サイズ(直径)
注記 この図では,三つの横断面を示しているが,D.3.5の注記1の局部サ
イズの説明と同じように,この図にも無数の横断面がある。
図D.1−2点間サイズ
D.3.7
順位サイズ(rank-order size)
公差付きサイズ形体(D.3.2)の周り及び/又はそれに沿って得た同種の局部サイズ(D.3.5)の値の集ま
りから数学的に定義するサイズ特性(D.3.4)。
注記1 順位サイズは,局部サイズ[2点間サイズ(D.3.6)]から(例えば,測得円筒表面で得る2
点間サイズ値の集まりの平均値などの)間接全体サイズを定義するために用いることができ
る。
注記2 順位サイズは,他の局部サイズから局部サイズを定義するために用いることができる(例え
ば,断面内で得た2点間サイズから順位断面サイズを定義する。)。
[JIS B 0420-1:2016の3.11.2.2参照(注記1を見直し,注記3を削除した。)。]
D.3.8
中間サイズ(mid-range size)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(D.3.5)の値の集まりの中の,最大値及び最小
――――― [JIS B 1514-2 pdf 23] ―――――
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B 1514-2 : 2017 (ISO 199 : 2014)
値の二つの値の平均値で定義する順位サイズ(D.3.7)。
(JIS B 0420-1:2016の3.11.2.2.5参照)
中間サイズの仕様は,指定条件記号“ ”を図面上に指示する。
D.3.9
範囲サイズ(range of sizes)
公差付き形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズ(D.3.5)の値の集まりの中から,最大値と最小
値との差で定義する順位サイズ(D.3.7)。
(JIS B 0420-1:2016の3.11.2.2.6参照)
範囲サイズの仕様は,指定条件記号“ ”を図面上に指示する。
D.3.10
球サイズ(spherical size)
最大内接球の直径を表したもの。局部サイズの中の一つ。
(JIS B 0420-1:2016の3.10.4参照)
図D.2参照。
P 位置
Sφd 最大内接球の直径
注記 この図では,四つの球を示しているが,実際には無数の球がある。
図D.2−球サイズ
D.3.11
最小外接サイズ(minimum circumscribed size)
最小外接判定基準による測得形体に対応する当てはめ形体のサイズ(D.3.3)。全体サイズの中の一つ。
(JIS B 0420-1:2016の3.11.1.3参照)
図D.3参照。
――――― [JIS B 1514-2 pdf 24] ―――――
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B 1514-2 : 2017 (ISO 199 : 2014)
1 測得形体
2 平行平面又は平行線
3 平行平面又は平行線の間の最小距離
図D.3−最小外接サイズ
D.3.12
最小サイズ(minimum size)
公差付きサイズ形体の周り及び/又はそれに沿った局部サイズの値の集まりの中から,最小値で定義す
る順位サイズ。
(JIS B 0420-1:2016の3.11.2.2.2参照)
最小サイズの仕様は,指定条件記号“ ”を図面上に指示する。
D.3.13
サイズ形体の任意の横断面[any cross section of a feature of size (ACS)]
指定条件を,完全なサイズ形体又は(固定した)限定した部分の,任意の横断面に適用する場合は,指
定条件記号“ACS”を指示する。また,横断面は図面上に公差を付けて指示し,指定条件記号“ACS”は
その公差に追加する。さらに,任意の横断面を完全なサイズ形体の限定した部分から採る場合,限定した
部分は太い一点鎖線又は区間指示記号によって指示する。
[JIS B 0420-1:2016の7.4参照(省略した説明文)]
図D.4参照。
――――― [JIS B 1514-2 pdf 25] ―――――
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JIS B 1514-2:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 199:2014(IDT)
JIS B 1514-2:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.100 : 軸受 > 21.100.20 : 転がり軸受
JIS B 1514-2:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0104:1991
- 転がり軸受用語
- JISB1512-2:2011
- 転がり軸受―主要寸法―第2部:平面座スラスト軸受
- JISB1514-3:2006
- 転がり軸受―軸受の公差―第3部:面取寸法の最大値