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JIS B 1702-3:2020 規格概要
この規格 B1702-3は、射出成形プラスチック円筒インボリュート歯車の精度等級,歯車の歯面偏差及び両歯面かみ合い偏差に関わる用語及び定義,並びに歯車の歯面精度等級システム及び両歯面かみ合い精度等級システムについて規定。
JISB1702-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B1702-3
- 規格名称
- 円筒歯車―精度等級―第3部 : 射出成形プラスチック歯車の歯面及び両歯面かみ合いに関する偏差の定義並びに許容値
- 規格名称英語訳
- Cylindrical gears -- System of tolerance classification -- Part 3:Definitions and allowable values of deviations relevant to corresponding gear-tooth flanks and radial-composite deviations of injection-molded plastic gears
- 制定年月日
- 2008年4月20日
- 最新改正日
- 2020年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 21.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2008-04-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2020-10-20 改正
- ページ
- JIS B 1702-3:2020 PDF [24]
B 1702-3 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 記号及び単位・・・・[10]
- 5 歯面偏差の測定・・・・[11]
- 5.1 一般・・・・[11]
- 5.2 測定位置・・・・[11]
- 5.3 測定データ・・・・[11]
- 6 両歯面かみ合い偏差の測定・・・・[12]
- 6.1 一般・・・・[12]
- 6.2 測定データ・・・・[12]
- 7 偏差の許容値・・・・[12]
- 7.1 歯面偏差の許容値・・・・[12]
- 7.2 両歯面かみ合い偏差の許容値・・・・[13]
- 7.3 歯面偏差及び両歯面かみ合い偏差の許容値の計算結果の例・・・・[14]
- 8 精度等級の指示・・・・[14]
- 8.1 一般・・・・[14]
- 8.2 注意事項・・・・[14]
- 附属書A(参考)歯面偏差の測定装置・・・・[16]
- 附属書B(参考)測定条件及び測定方法・・・・[17]
- 附属書C(参考)偏差の許容値の計算結果の例・・・・[18]
- 参考文献・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 1702-3 pdf 1] ―――――
B 1702-3 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本歯車工業会(JGMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業
規格である。これによって,JIS B 1702-3:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 1702規格群(円筒歯車−精度等級)は,次に示す部で構成する。
JIS B 1702-1 第1部 : 歯車の歯面に関する誤差の定義及び許容値
JIS B 1702-2 第2部 : 両歯面かみ合い誤差及び歯溝の振れの定義並びに精度許容値
JIS B 1702-3 第3部 : 射出成形プラスチック歯車の歯面及び両歯面かみ合いに関する偏差の定義並
びに許容値
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――――― [JIS B 1702-3 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 1702-3 : 2020
円筒歯車−精度等級−第3部 : 射出成形プラスチック歯車の歯面及び両歯面かみ合いに関する偏差の定義並びに許容値
Cylindrical gears-System of tolerance classification-Part 3: Definitions and allowable values of deviations relevant tocorresponding gear-tooth flanks and radial-composite deviations of injection-molded plastic gears
1 適用範囲
この規格は,射出成形プラスチック円筒インボリュート歯車(以下,歯車という。)の精度等級,歯車の
歯面偏差及び両歯面かみ合い偏差に関わる用語及び定義,並びに歯車の歯面精度等級システム及び両歯面
かみ合い精度等級システムについて規定する。
適用する歯車諸元の範囲を次に示す。
a) 歯直角モジュール(mn) 0.1 mm以上2.0 mm以下
b) 基準円直径(d) 1 mm以上280 mm以下
c) 歯数(z) 3以上
d) ねじれ角(β) 45°以下
e) 歯幅(b) 0.2 mm以上40 mm以下
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0102-1 歯車用語−第1部 : 幾何形状に関する定義
JIS B 0121 歯車記号−幾何学的データの記号
ISO 21771,Gears−Cylindrical involute gears and gear pairs−Concepts and geometry
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS B 0102-1及びISO 21771による。
注記 この規格に含まれる幾つかの記号及び用語は,他の規格及び文書で使用されるものと異なる場合
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B 1702-3 : 2020
がある。
3.1
一般諸元
3.1.1
測定円直径,dM(measurement diameter)
歯すじ形状又はピッチの測定において測定子が接触し,データム軸(3.1.5)を軸心とする円筒の直径
注釈1 測定円(筒)は,通常,可用歯面歯たけ中央を通る円筒とする。
3.1.2
かみ合い歯底円直径,dNf(active root diameter)
相手歯車とかみ合う歯面領域の歯底側境界に対応する直径
注釈1 切下げ開始位置又は相手歯車の可用歯先円直径(3.3.5)によって決まる(図1参照)。
gα
図1−かみ合い歯底円直径,かみ合い長さ及び可用歯先円直径
3.1.3
転がり長さ(roll path length)
インボリュート歯形上の一点から,その点を通る基礎円への接線上で測った基礎円との接点までの距離
注釈1 転がり長さは,転がり角(roll angle)とともに,インボリュート歯形上のある選ばれた直径位
置の点を特定する量である。
3.1.4
かみ合い長さ,gα(length of path of contact)
かみ合い歯底円直径(3.1.2)から可用歯先円直径(3.3.5)まで,又は相手歯車の切下げによってかみ合
いが外れる径までの転がり長さ(3.1.3)(図1参照)
3.1.5
データム軸(datum axis)
ピッチ,歯形及び歯すじの許容値に対応する公差域を規定するための幾何学的な基準となる軸直線
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B 1702-3 : 2020
3.2
ピッチ偏差
3.2.1
個別単一ピッチ偏差,fpi(individual single pitch deviation)
正面断面内の測定円上で測った実測のピッチとその理論値との差
注釈1 測定歯面間の円弧長さが理論値より長い場合を正,短い場合を負とする。
注釈2 個別単一ピッチ偏差は,左右両歯面に対して,それぞれ,歯数と同じ数が求められる。
3.2.2
単一ピッチ偏差,fp(single pitch deviation)
全ての個別単一ピッチ偏差(3.2.1)の絶対値の最大値
3.2.3
個別累積ピッチ偏差,Fpi(individual cumulative pitch deviation)
正面断面内測定円のnピッチに対応する実測円弧長とその理論値との差
注釈1 nは,1からz(歯数)までの値を取る。
注釈2 基準歯面から測定歯面までの円弧長さが理論値より長い場合を正,短い場合を負とする。
注釈3 個別累積ピッチ偏差の値は,基準歯面を一つ決めるため,左右両歯面に対して,それぞれ,zと
同じ数だけ存在する。
3.2.4
累積ピッチ偏差,Fp(total cumulative pitch deviation)
個別累積ピッチ偏差の最大値と最小値との差
注釈1 累積ピッチ偏差は左右両歯面に対して,それぞれ一つずつ存在する。
注釈2 累積ピッチ偏差の値は,どの歯面を基準歯面としても同じ値となる。
3.3
歯形偏差
3.3.1
測定歯形(measured profile)
歯形測定時に測定子が接触する領域の歯面形状
注釈1 測定歯形は,歯形評価範囲(3.3.2)を含まなければならない。
3.3.2
歯形評価範囲(profile evaluation range)
歯形管理円直径(3.3.4)から始まり,測定歯形(3.3.1)の偏差を評価する範囲(図2参照)
注釈1 特に指定がなければ,可用歯先円直径(3.3.5)までの転がり長さ(3.1.3)の95 %の範囲とする。
――――― [JIS B 1702-3 pdf 5] ―――――
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JIS B 1702-3:2020の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.200 : 歯車
JIS B 1702-3:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0102-1:2013
- 歯車用語―第1部:幾何形状に関する定義
- JISB0121:2012
- 歯車記号―幾何学的データの記号