JIS B 1707:2018 かさ歯車の歯面に関する形状偏差の定義及び許容値

JIS B 1707:2018 規格概要

この規格 B1707は、単体のかさ歯車及びハイポイドギヤにおける歯面に関する形状偏差の定義及び許容値を規定する。

JISB1707 規格全文情報

規格番号
JIS B1707 
規格名称
かさ歯車の歯面に関する形状偏差の定義及び許容値
規格名称英語訳
Bevel gears -- Definitions and tolerance classification of tooth flank form deviations
制定年月日
2018年10月22日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

21.200
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
機械要素(ねじを除く) 2021
改訂:履歴
2018-10-22 制定
ページ
JIS B 1707:2018 PDF [26]
                                                                                   B 1707 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.1 一般諸元・・・・[2]
  •  3.2 歯形偏差・・・・[3]
  •  3.3 歯すじ偏差・・・・[5]
  •  3.4 歯面偏差・・・・[8]
  •  4 記号及び単位・・・・[9]
  •  5 歯車測定の項目及び歯数・・・・[10]
  •  5.1 一般・・・・[10]
  •  5.2 測定項目・・・・[10]
  •  5.3 歯車測定の留意事項・・・・[10]
  •  5.4 精度等級・・・・[13]
  •  6 許容値・・・・[14]
  •  6.1 一般・・・・[14]
  •  6.2 計算式の適用・・・・[14]
  •  6.3 許容値に関する計算式・・・・[14]
  •  附属書A(参考)測定参照歯面の算出方法・・・・[16]
  •  附属書B(参考)二次曲線近似を用いる歯形偏差及び歯すじ偏差の評価方法・・・・[21]
  •  参考文献・・・・[24]

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――――― [JIS B 1707 pdf 1] ―――――

B 1707 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本歯車工業会(JGMA)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 1707 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 1707 : 2018

かさ歯車の歯面に関する形状偏差の定義及び許容値

Bevel gears- Definitions and tolerance classification of tooth flank form deviations

序文

  かさ歯車の歯面に関して,ピッチ誤差,歯溝の振れ及び片歯面かみ合い誤差は,ISO 17485:2006を基と
したJIS B 1704:2010で規定している。しかし,JIS B 1704:2010は,歯面の形状偏差に関する精度を規定
していない。かさ歯車については,歯面の形状偏差を測定する技術の開発が遅れ,人の官能評価に依存す
る“歯当たり検査”に頼ってきた。一方,1978年に歯面に関する形状偏差の測定技術を日本が開発した。
その後,およそ40年を経て,国際的にかさ歯車の歯面形状測定機の開発がされ,歯面形状測定方法の普及
が進んできたので,かさ歯車の歯面の形状偏差に関するこの規格を制定した。

1 適用範囲

  この規格は,単体のかさ歯車及びハイポイドギヤにおける歯面に関する形状偏差の定義及び許容値を規
定する。許容値の計算式を6.3に示す。また,この規格の適用範囲は,次による。
3.0 mm ≦mmn≦ 50 mm
1 ≦z≦ 400
5 mm ≦dT≦ 2 500 mm
ここに, dT : 精度規定直径(mm)
mmn : 中央歯直角モジュール(mm)
z : 歯数

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0102-1 歯車用語−第1部 : 幾何形状に関する定義
JIS B 0121 歯車記号−幾何学的データの記号
JIS B 0634 製品の幾何特性仕様(GPS)−フィルタ処理−線形の輪郭曲線フィルタ : ガウシアンフィ
ルタ
JIS B 0641-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−製品及び測定装置の測定による検査−第1部 : 仕様に対
する合否判定基準
JIS B 1704 かさ歯車の精度
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 10300-1,Calculation of load capacity of bevel gears−Part 1: Introduction and general influence factors
ISO 23509,Bevel and hypoid gear geometry

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2
B 1707 : 2018

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0102-1及びJIS B 1704によるほか,次による。
なお,hmw,Re,Rm,Ri,δ及びdTは,図1による。
1 歯形評価線 2 歯すじ評価線 3 回転基準軸 4 ピッチ円すい頂点
P 歯面中央点 hmw/2 中央有効歯たけの半分 dT 精度規定直径 δ ピッチ円すい角
Re 外端円すい距離 Rm 中央円すい距離 Ri 内端円すい距離
図1−歯形偏差及び歯すじ偏差の評価に関する項目

3.1 一般諸元

3.1.1
中央歯直角モジュール,mmn(mean normal module)
中央円すい距離における歯直角モジュール。式(1)によって計算する。
dm Rm
mmn cos m met cosm (1)
z Re
3.1.2
歯面中央点,P(flank mean point)
中央円すい距離Rmにおける有効歯たけhmwの中央点。
3.1.3
精度規定直径,dT(tolerance diameter)
歯面中央点(図1参照)の直径。小歯車の精度規定直径dT1及び大歯車の精度規定直径dT2は,式(2)及び
式(3)によって計算する。
hmw
dT1 dm1 2 ham2 cos 1 dm1 ham1 ham2 cos 1 (2)
2
hmw
dT2 dm2 2 ham2 cos 2 dm2 ham2 ham1 cos2 (3)
2
dm,hmw,ham及びδの値は,製造時の諸元表によるか,ISO 10300-1又はISO 23509に規定する計算式に
よる。

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B 1707 : 2018
3.1.4
測定参照歯面(reference surface of measurement)
被測定歯車の測定において参照する面。この面上では歯面の形状偏差は,0である。
注記 測定参照歯面の算出方法は,附属書A参照。
3.1.5
歯形評価線(profile evaluation line)
測定参照歯面上において,被測定歯車の歯形方向の形状偏差を評価する線。歯形評価線は通常,歯面中
央点を通りピッチ線に垂直方向とする(図1参照)。
3.1.6
歯すじ評価線(tooth trace evaluation line)
測定参照歯面上において,被測定歯車の歯すじ方向の形状偏差を評価する線。歯すじ評価線は通常,歯
面中央点を通る有効歯たけ中央の線とする(図1参照)。
3.1.7
歯面評価格子点(evaluation grid points on tooth surface)
測定参照歯面上において,被測定歯車の歯面偏差を評価するための格子状に配置した線の交点(図2参
照)。歯面評価格子点の数は,5.3.4による。歯面評価格子点の位置は,5.3.5による。
図2−歯面評価格子点の例
3.1.8
歯形フィルタカットオフ値,λα(Cut-off wavelength of profile form filter)
ガウシアンローパスフィルタによって歯形偏差測定データの振幅の50 %が伝達する波長。カットオフ値
は,5.3.6による。
3.1.9
歯すじフィルタカットオフ値,λβ(Cut-off wavelength of trace filter)
ガウシアンローパスフィルタによって歯すじ偏差測定データの振幅の50 %が伝達する波長。カットオフ
値は,5.3.6による。

3.2 歯形偏差

(Profile deviation)3.2.1 一般
3.2.1.1
有用歯先点,Fa(tip form point)

――――― [JIS B 1707 pdf 5] ―――――

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