JIS B 2005-4:2012 工業プロセス用調節弁―第4部:検査及び試験

JIS B 2005-4:2012 規格概要

この規格 B2005-4は、JIS B 2005の規格群に適合する調節弁の検査及び試験のための必要条件について規定。呼び圧力クラス2500までのバルブに適用。駆動部に対する要求事項は,空気式にだけ適用。

JISB2005-4 規格全文情報

規格番号
JIS B2005-4 
規格名称
工業プロセス用調節弁―第4部 : 検査及び試験
規格名称英語訳
Industrial-process control valves -- Part 4:Inspection and routine testing
制定年月日
2008年3月20日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 60534-4:2006(IDT)
国際規格分類

ICS

17.120, 19.020, 23.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
2008-03-20 制定日, 2012-01-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 2005-4:2012 PDF [15]
                                                                B 2005-4 : 2012 (IEC 60534-4 : 2006)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 要求事項・・・・[2]
  •  4.1 耐圧試験・・・・[3]
  •  4.2 弁座漏れ試験・・・・[3]
  •  4.3 パッキン試験・・・・[3]
  •  4.4 定格バルブ トラベル試験・・・・[3]
  •  4.5 不感帯試験・・・・[3]
  •  4.6 追加試験・・・・[4]
  •  5 試験手順・・・・[4]
  •  5.1 測定器・・・・[4]
  •  5.2 試験流体・・・・[4]
  •  5.3 試験設備・・・・[4]
  •  5.4 耐圧試験・・・・[4]
  •  5.5 弁座漏れ試験・・・・[5]
  •  5.6 パッキン試験・・・・[7]
  •  5.7 定格バルブ トラベル試験・・・・[8]
  •  5.8 不感帯試験・・・・[8]
  •  附属書A(参考)弁座漏れ量の計算例・・・・[10]
  •  附属書B(参考)JIS B 2005-4による検査及び試験のチェックリスト・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2005-4 pdf 1] ―――――

B 2005-4 : 2012 (IEC 60534-4 : 2006)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本バル
ブ工業会(JVMA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 2005-4:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2005の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2005-1 第1部 : 調節弁用語及び一般的必要条件
JIS B 2005-2-1 第2部 : 流れの容量−第1節 : 取付け状態における流れのサイジング式
JIS B 2005-2-3 第2部 : 流れの容量−第3節 : 試験手順
JIS B 2005-2-4 第2部 : 流れの容量−第4節 : 固有流量特性及びレンジアビリティ
JIS B 2005-3-1 第3部 : 寸法−第1節 : フランジ形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法及び
アングル形グローブ調節弁の中心−面間寸法
JIS B 2005-3-2 第3部 : 寸法−第2節 : バタフライ弁を除く回転形調節弁の面間寸法
JIS B 2005-3-3 第3部 : 寸法−第3節 : 突合せ溶接形二方ストレート形グローブ調節弁の面間寸法
JIS B 2005-4 第4部 : 検査及び試験
JIS B 2005-5 第5部 : 表示
JIS B 2005-6-1 第6部 : 調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第1節 : 直線運動駆動部へのポジシ
ョナの取付け
JIS B 2005-6-2 第6部 : 調節弁へのポジショナの取付けの詳細−第2節 : 回転運動駆動部へのポジシ
ョナの取付け
JIS B 2005-7 第7部 : 調節弁データシート
JIS B 2005-8-1 第8部 : 騒音−第1節 : 調節弁の空気力学的流動騒音の実験室における測定
JIS B 2005-8-2 第8部 : 騒音−第2節 : 調節弁の液体流動騒音の実験室における測定
JIS B 2005-8-3 第8部 : 騒音−第3節 : 調節弁の空気力学的流動騒音の予測方法
JIS B 2005-8-4 第8部 : 騒音−第4節 : 調節弁の液体流動騒音の予測方法
JIS B 2005-9 第9部 : ステップ入力からの応答測定のための試験手順(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2005-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 2005-4 : 2012
(IEC 60534-4 : 2006)

工業プロセス用調節弁−第4部 : 検査及び試験

Industrial-process control valves-Part 4: Inspection and routine testing

序文

  この規格は,2006年に第3版として発行されたIEC 60534-4を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 2005の規格群に適合する調節弁の検査及び試験のための必要条件について規定する。
この規格は,呼び圧力クラス2500までのバルブに適用する。また,駆動部に対する要求事項は,空気式
にだけ適用する。
この規格は,放射性設備,耐火安全試験設備など,危険性の高い作業に用いる調節弁には適用しない。
危険性の高い作業に関する規格が,この規格と矛盾する場合は,その規格を優先して適用する。
注記1 この規格は,購入者と製造業者との合意があれば,更に高い呼び圧力に適用することができ
る。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60534-4:2006,Industrial-process control valves−Part 4: Inspection and routine testing(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 2005(規格群) 工業プロセス用調節弁
注記 対応国際規格 : IEC 60534 (all parts),Industrial-process control valves(IDT)
JIS C 1805(規格群) プロセス計測制御機器−性能評価の一般的方法及び手順
注記 対応国際規格 : IEC 61298 (all parts),Process measurement and control devices−General methods
and procedures for evaluating performance(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 2005の規格群によるほか,次による。
3.1
ベンチ レンジ(bench range)

――――― [JIS B 2005-4 pdf 3] ―――――

2
B 2005-4 : 2012 (IEC 60534-4 : 2006)
バルブに圧力はかけないが,摩擦力がある状態で規定のトラベルが両方向に動作する範囲で駆動部にか
ける圧力レンジ。
注記 駆動部の操作レンジは,バルブが実際のプロセス状態で設置されるときのもので,ベンチ レン
ジとは異なる。
3.2
不感帯(dead band)
入力変数の反転によっても出力変数の変化が全く検知できない入力範囲の値(図1参照)。
a) 不感帯 b) ヒステリシス c) 不感帯を含むヒステリシス
図1−ヒステリシス及び不感帯
3.3
不感帯差(dead band error)
不感帯のスパンの最大値(全測定範囲)。
3.4
ヒステリシス(hysteresis)
入力値の増加及び減少の方向によって,入力値に対応する出力値が異なる機器又は計器の特性(図1参
照)。
3.5
ヒステリシス差(hysteresis error)
全レンジにわたって測定量を上昇及び下降させることによって得られる二つの校正曲線の間の,不感帯
分を除く最大偏差。
3.6
形式検査及び形式試験(type inspection and testing)
同じ製造工程によって作られた製品が購入者の要求に合うかどうか,製造業者独自の手順によって製造
業者が行う検査及び試験。検査及び試験する製品は,実際に供給される製品である必要はない。
3.7
出荷前実検査及び出荷前実試験(actual inspection and testing)
注文書の技術的要求に基づき,供給する製品又は製品の一部である試験対象品が,注文書の要求に合致
していることを検証するために,出荷前に行う検査及び試験。

4 要求事項

  各バルブは,表1に示す試験を行う。

――――― [JIS B 2005-4 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 2005-4 : 2012 (IEC 60534-4 : 2006)
補足試験は,受渡当事者間の協定による。
表1−試験
試験 カテゴリー 参照
耐圧試験 M 4.1及び5.4
弁座漏れ試験 M 4.2及び5.5
パッキン試験 S 4.3及び5.6
定格バルブ トラベル試験a) M 4.4及び5.7
不感帯試験a) S 4.5及び5.8
流れの容量 S 4.6及びJIS B 2005-2-3
流量特性 S 4.6及びJIS B 2005-2-4
Mは,必須試験を表す。
Sは,補足試験を表す。
注a) 一般に,工場での静的条件下の試験結果は,運転条件下の性能とは一致しな
い。この規格は,単に特定のバルブの試験に関連して,受渡当事者間の協定
の手引とすることを意図している。

4.1 耐圧試験

  全ての調節弁アセンブリは,溶接形継手を除き(5.4.5参照),駆動部取付けの有無によらず,5.4で規定
した圧力での水圧試験を実施する。

4.2 弁座漏れ試験

  製造業者は,達成し得る最小の漏れ量を通知する。漏れは,次のコード表記によって規定する。
X X X
↓ ↓ ↓
弁座漏れ量のクラス 試験流体 試験手順
表3に示す : IVI G : 空気又は窒素 1又は2
L : 水
例 III L 1
弁座漏れ試験は,5.5で規定するように,各バルブにおいて実施する。
これらの弁座漏れ試験は,次の値未満の定格容量係数の調節弁には適用しない。
Kv=0.086,Cv=0.1
クラスVIは,ソフトシート弁だけに適用することを意図している。
注記 この規格は,調節弁が実際の運転条件の下に取り付けられているときの,漏れ量の予測の基準
として使うことはできない。

4.3 パッキン試験

  この試験は,5.6に規定し,主要なバルブ パッキンに適用する。ベローズなどの二次パッキンは,この
試験から除外する。

4.4 定格バルブ トラベル試験

  調節弁のトラベル調整は,5.7で規定するように,工場での試験で確認する。

4.5 不感帯試験

  不感帯試験の目的は,入力信号を変化させバルブ駆動部の定格トラベルのほぼ25 %,50 %及び75 %の
とき,弁棒(又はシャフト)の動きの反転を生じさせるために必要な操作信号の変化を測定することであ
る。この試験は,5.8で規定するように,バルブ,及び駆動部組付け状態(ポジショナ付き又はなし)又は
駆動部単体(ポジショナ付き又はなし)で行ってもよい。

――――― [JIS B 2005-4 pdf 5] ―――――

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JIS B 2005-4:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60534-4:2006(IDT)

JIS B 2005-4:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2005-4:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB2005:1995
バルブの容量係数の試験方法