JIS B 2710-4:2021 重ね板ばね―第4部:製品仕様 | ページ 5

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B 2710-4 : 2021
図26−担いばねのばねつり穴の形状
表17−まくらばね及び担いばねの寸法許容差
単位 mm
項目 ばねの区分 条件他 許容差
+0.5
まくらばね −
胴締めの厚さ −1
担いばね − ±1
胴締めの長さ まくらばね及び担いばね − ±2
スパン1 000以上 3以下
胴締めの偏り まくらばね及び担いばね
スパン1 000未満 2以下
+2
長径 d1
0
ばねつり穴の大きさ 担いばね
+2
短径 d2
0
ばねつり穴の偏心(板幅方向) 担いばね − 1以下

10 部品

10.1 金属ブシュ

  金属ブシュの内径及び肉厚に基づくブシュ外径は,表18による。
表18−金属ブシュの内径及び肉厚に基づくブシュ外径
金属ブシュ 金属ブシュ(巻きブシュ)
単位 mm
ブシュの肉厚 ブシュの内径 DB
tB 25 28 30 32 35 38
3.0 (31) (34) (36) (38) − −
3.5 − − − − (42) −
4.0 − − (38) (40) − (46)
6.0 − − (42) (44) − (50)
注記 括弧内の寸法は,ブシュの外径を示す。

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10.2 センタボルト

  センタボルトの材質,形状及び寸法は,表19による。寸法の許容差は,JIS B 1021に規定する部品等級
Aによるが,ばね板を締め付ける以外の機能も付加する場合は,受渡当事者間の協定による。
なお,センタボルトに用いるナットは,JIS B 1181に規定する小形六角ナットとする。ただし,強度区
分及び表面処理は,受渡当事者間の協定による。
表19−センタボルトの材質,形状及び寸法
単位 mm
ねじの種類 JIS B 0205-2の一般用メートルねじ
ねじの呼び d M8 M10 M12 M14 M16
ボルト類の円筒部 ds 8 10 12 14 16
の径
ピッチ P 1.25 1.5
軸 ね ねじ部長さ Lb 15 20 25 30 40
部 じ +3 +4
ねじ許容差
部 0 0
公差域クラス JIS B 0209-2の6g
首下長さ LB 5の倍数
形状 丸頭タイプ 二面幅タイプ
頭部の径 dk 14 17 20 20 22 24 30

二面幅 S − − 12 14 17 17 17 19 27

高さ k 4の倍数
首下丸み半径 r 約0.5
表面処理(参考)a) Ep-Fe/Zn 5/CM2又はEp-Fe/Zn[2-C2](JIS H 8610参照)
強度区分 6.8 8.8 9.8
SCM435又は
材質(参考) S45C
SCM440
強度区分及び材質 熱処理 無 有
硬さ(参考) 8 HRC 22 HRC 28 HRC
(JIS Z 2245参照) 22 HRC 32 HRC 37 HRC
適用規格 JIS B 1051,JIS G 4051,JIS G 4053
注a) 表面処理は,受渡当事者間の協定によって省くことが可能である。

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10.3 クリップ

  クリップの材質,形状及び寸法は,表20によるが,リーフの横ずれ及び/又はワインドアップ時のリー
フ離れを抑制する以外の目的で使用するクリップの形状は,受渡当事者間の協定による。また,取付位置
は,受渡当事者間の協定による。さらに,クリップは,ナットを用いないボルト形及びクリンチ形がある
が,これら以外のタイプについても適用してもよい。
表20−クリップの材質,形状及び寸法
単位 mm
サイズ(tC×bC) 3×20 5×20 6×25 6×30 8×30
W ばね板の幅+3
hC クリップ取付部のばね板の総厚+α a)(hCは,5の倍数)
h1 − 10 12
d(ねじの呼び) − M8 M10
P(ねじのピッチ) − 1.25
dB − 8.5 10.5
dR b) 6.5,8.5 8.5,10.5 10.5,[13.5] 10.5,[13.5] 13.5,[16.5]
r 3
hCの左右差 0.5以下
ボルト穴の心ずれ − 1.0以下
表面処理(参考)c) Ep-Fe/Zn 5/CM2又はEp-Fe/Zn[2-C2](JIS H 8610参照)
材質 JIS G 3101のSS330又はJIS G 3505のSWRM6若しくはSWRM10
注a) αの値は,受渡当事者間の協定による。
注b) 角括弧内は,受渡当事者間の協定による。
注c) 表面処理は,受渡当事者間の協定によって省くことが可能である。

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10.4 クリップボルト

  クリップボルトの材質,形状及び寸法は,表21によるが,クリップの開き及び/又はワインドアップ時
のリーフ抑制以外の目的で使用する場合は,受渡当事者間の協定による。寸法の公差は,JIS B 1021に規
定する部品等級Aによる。
表21−クリップボルトの材質,形状及び寸法
単位 mm
ねじの種類 JIS B 0205-2の一般用メートルねじ
頭部形状 六角頭タイプ(六角ボルト) 皿頭タイプ(皿ボルト)
ねじの呼び d M8 M10 M8 M10
ボルト類の円筒部のds 8 10 8 10

+0.3
軸径許容差
軸 +0.1
部 ね ピッチ P 1.25
じ ねじ部長さ Lb 8
部 公差域クラス JIS B 0209-2の6g
首下長さ LB 受渡当事者間の協定(1 mm単位)
二面幅 S 12 14 − −
頭 対角距離 X 約13.9 約16.2 − −
部 高さ k 6 4.4 5.5
首下丸み r 約0.5
表面処理(参考)a) Ep-Fe/Zn 5/CM2又はEp-Fe/Zn[2-C2](JIS H 8610参照)
強度区分 4.8 6.8
材質(参考) SWCH12A S20C又はS45C
(JIS G 3507-2参照) (JIS G 4051参照)
強度及び材質
熱処理 無
硬さ(参考)
71 HRB95 HRB 89 HRB99 HRB
(JIS Z 2245参照)
注a) 表面処理は,受渡当事者間の協定によって省くことが可能である。

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10.5 クリップパイプ

  クリップパイプの材質,形状及び寸法は,表22によるが,リーフの変形防止以外の目的で使用する場合
は,受渡当事者間の協定による。
表22−クリップパイプの材質,形状及び寸法
単位 mm
呼び 8 10 12
内径 dP 9.0 11.0 14.0
内径の許容差 +1.2
−0.5
板厚 tP 1.0 1.2 1.2 1.6 1.2 1.6
板厚の許容差 ±0.2
長さ LP 1 mm単位
長さの許容差 +1.5
0
表面処理(参考)a) Ep-Fe/Zn 5/CM2若しくはEp-Fe/Zn[2-C2]又は塗装施行(JIS H 8610参照)
材質 JIS G 3131のSPHC若しくはSPHD,
JIS G 3141のSPCC若しくはSPCD,
又はJIS G 3445のSTKM
注a) 表面処理は,受渡当事者間の協定によって省くことが可能である。

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JIS B 2710-4:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 18137:2015(MOD)

JIS B 2710-4:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 2710-4:2021の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0103:2015
ばね用語
JISB0156:2015
ばね記号
JISB0205-2:2001
一般用メートルねじ―第2部:全体系
JISB0209-2:2001
一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
JISB0401-2:2016
製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
JISB1021:2003
締結用部品の公差―第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット―部品等級A,B及びC
JISB1051:2014
炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
JISB1181:2014
六角ナット
JISB1213:1995
冷間成形リベット
JISB2710-1:2008
重ね板ばね―第1部:用語
JISB2710-1:2020
重ね板ばね―第1部:用語
JISB2710-2:2008
重ね板ばね―第2部:設計方法
JISB2710-2:2020
重ね板ばね―第2部:設計方法
JISB2710-3:2008
重ね板ばね―第3部:試験方法
JISB2710-3:2021
重ね板ばね―第3部:測定及び試験方法
JISB2711:2013
ばねのショットピーニング
JISG3101:2015
一般構造用圧延鋼材
JISG3101:2020
一般構造用圧延鋼材
JISG3131:2018
熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
JISG3141:2017
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3141:2021
冷間圧延鋼板及び鋼帯
JISG3302:2019
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JISG3445:2016
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3445:2021
機械構造用炭素鋼鋼管
JISG3505:2017
軟鋼線材
JISG3507-1:2010
冷間圧造用炭素鋼―第1部:線材
JISG3507-1:2021
冷間圧造用炭素鋼―第1部:線材
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4053:2016
機械構造用合金鋼鋼材
JISG4801:2011
ばね鋼鋼材
JISG4801:2021
ばね鋼鋼材
JISZ8401:2019
数値の丸め方