JISB3951 : 2020 製造業向け分散連携システムの構成方法並びにプロトコル及びメッセージ

JIS B 3951:2020の規格概要

この規格 B3951は、製造業を中心における企業間ビジネス連携及び/又は企業内システム連携のために、“委託−受託関係”に基づいた二者間のサービスの授受を単位とするシステムの構成方法を提供し、分散型の業務連携のための両者間の共通手順(プロトコル)及び交換する情報(メッセージ)について規定。

JISB3951 規格全文情報

規格番号
JIS B3951 
規格名称
製造業向け分散連携システムの構成方法並びにプロトコル及びメッセージ
制定年月日
2020/12/21
最新改正日
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

03.100.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
改訂:履歴
  • 2020-12-21制定日

B 3951:2020

目 次

ページ

1 適用範囲 [ p.1 ]

2 引用規格 [ p.1 ]

3 用語及び定義 [ p.1 ]

4 分散連携システムの構成方法 [ p.3 ]

4.1 連携の考え方 [ p.3 ]

4.2 イベント実行サイクル [ p.3 ]

4.3 ビジネスプロセス及び機能階層 [ p.3 ]

5 業務連携のためのプロトコル [ p.4 ]

5.1 概要 [ p.4 ]

5.2 サブシステム間でのメッセージシーケンスの詳細 [ p.5 ]

5.3 問合せのプロトコル [ p.7 ]

5.4 通信円滑化のためのプロトコル [ p.7 ]

5.5 プロトコルのカスタマイズ [ p.7 ]

6 メッセージの体系及び構文 [ p.8 ]

6.1 ドメイン特化言語 [ p.8 ]

6.2 メッセージの体系 [ p.8 ]

6.3 メッセージの構文 [ p.9 ]

6.4 業務メッセージ [ p.11 ]

6.5 問合せメッセージ [ p.20 ]

6.6 制御メッセージ [ p.22 ]

附属書A(参考)サブシステム接続情報及びプロファイルデータの例 [ p.24 ]

附属書B(参考)特殊なビジネス慣行へのプロトコルの適用方法 [ p.30 ]

附属書C(参考)拡張BNFによる表記 [ p.31 ]

附属書D(規定)基本データ型の表記 [ p.32 ]

附属書E(参考)メッセージ構文のJSONによる記述 [ p.34 ]

附属書F(参考)メッセージ構文定義(JSONスキーマ)の例 [ p.36 ]

附属書G(参考)メッセージの記述例 [ p.43 ]

附属書H(参考)品目の仕様 [ p.48 ]

附属書I(参考)注文語とその他の注文属性との関係 [ p.49 ]

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B 3951:2020

まえがき

この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,特定非営利活動法人ものづくりAPS推進機

構(APSOM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定す

べきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

B 3951:2020

製造業向け分散連携システムの構成方法並びにプロトコル及びメッセージ

Configuration, protocols, and messages for collaboration among manufacturing systems

1

適用範囲

この規格は,製造業における企業間ビジネス連携及び/又は企業内システム連携のために,“委託−受託

関係”に基づいた二者間のサービスの授受を単位とするシステムの構成方法を提供し,分散型の業務連携

のための両者間の共通手順(プロトコル)及び交換する情報(メッセージ)について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS X 0301 情報交換のためのデータ要素及び交換形式−日付及び時刻の表記

JIS Z 8000-1 量及び単位−第1部:一般

ISO 4217,Codes for the representation of currencies

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

パーティ(party)

取引又は契約の主体となる法人,法人内の組織又は個人。法人及び法人内の組織の場合は,組織,役職

又は社員からなる組織階層のいずれかを指定して識別する。

3.2

仕事(work)

あるパーティにとっての関心事が,要求する状態に到達できるよう働きかける一連の活動。仕事は,一

つ又は複数の作業から構成する。

3.3

委託側(customer)

仕事を委託するパーティ。

3.4

受託側(performer)

仕事を受託し実行するパーティ。

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2

B 3951:2020

3.5

ビジネスプロセス(business process)

仕事を達成するための,情報の連鎖及び手順の集まり。ビジネスプロセスは,複数のパーティにまたが

る場合もある。

3.6

サービス(service)

委託側が要求し,受託側が提供する役務。

例えば,販売サービス,製造・加工サービス,保守サービス。

3.7

遂行動詞(performative)

委託−受託に関わるメッセージの交換(対話)において,メッセージの発信者自らが成し遂げる行為を

宣言する動詞。メッセージ内に記述すると同時に,そのメッセージの名称として用いる。

3.8

サブシステム(subsystem)

単一又は複数の機能をもつ情報処理システムのシステム要素。複数のサブシステムが協調してより大き

な業務連携システムを構成する。

業務連携を強調しないで個々のサブシステムを呼称する場合は,“サブ”を省略することが多い。例えば,

販売管理システム,生産管理システム,製造実行システム。

注記 情報処理システムは,JIS X 0001(情報処理用語−基本用語)の定義による。

3.9

注文(order)

委託側が受託側に対して要求するサービスの内容。一つの注文は,複数の注文属性によって構成する。

注記 一般的には,営業部門で受ける販売注文を短縮して“注文”と呼ぶことが多い。営業部門から

製造部門への製造注文を“製造依頼”と呼び,製造管理部門から作業場への実施注文を“作業

指示”と呼び分けることも一般的である。

3.10

注文属性(order attribute)

注文の諸元。注文属性を区別するための注文属性キーと注文属性値との対(ペア)で記述する。

3.11

注文語(order verb)

注文属性の一つであって,注文で要求する行為の種類を動詞の命令形で表現したもの。

例えば,“Sell”(売れ),“Make”(作れ),“Do”(実行せよ),“Bill”(代金を請求せよ)。

3.12

注文品(order item)

注文属性の一つであって,注文で要求する行為の対象を表現したもの。注文語の目的語に相当する。

3.13

プロファイルデータ(profile data)

委託側サブシステムと受託側サブシステムとの対話で必要となるパラメタを定義するデータ。

3.14

ドメイン特化言語(domain specific language)

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JIS B 3951:2020の引用国際規格一覧

  • ISO 4217

JIS B 3951:2020の国際規格分類一覧

  • 03.100.99

JIS B 3951:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
X0301
情報交換のためのデータ要素及び交換形式−日付及び時刻の表記(追補1)
Z8000-1
量及び単位−第1部:一般