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B 4413 : 1998
表3 マシンリーマの刃部の振れの公差
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
単位 mm
直径Dの範囲 外周の振れの 食付きの振れ
公差 の公差
を超え 以下 tr tc
6 31.75 0.02 0.02
31.75 85 0.03 0.03
7. 材料 リーマの材料は,JIS G 4403に規定するSKH51,又はこれと同等以上の性能をもつものとする。
なお,溶接リーマのシャンクの材料は,JIS G 4051に規定するS55C,又はこれと同等以上の性能をもつ
ものとする。
8. 試験方法
8.1 表面粗さ リーマの表面粗さは,目視によってJIS B 0659に規定する比較用表面粗さ標準片と比較
測定する。
8.2 硬さ リーマの刃部の硬さは,JIS B 7726に規定するロックウェル硬さ試験機を用いて,JIS Z 2245
に規定する試験方法によって測定する。ただし,ロックウェル硬さ試験機によって測定できない場合は,
JIS B 7725に規定するビッカース硬さ試験機を用いて,JIS Z 2244に規定する試験方法によって測定して
もよい。
なお,試験機による測定が困難な場合は,やすりによる比較測定を行ってもよい。
8.3 振れ リーマの刃部の振れは,図1のように,リーマを精密定盤上に置いたセンタ台に取り付け,
切れ刃に垂直にダイヤルゲージを当て,矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指針の動きを読む。読み
の最大値と最小値との差を測定値とする。
備考1. 精密定盤は,JIS B 7513に規定する1級とする。
2. ダイヤルゲージは,JIS B 7503に規定する目量0.01mmダイヤルゲージとする。
3. Vブロックは,JIS B 7540に規定する1級とする。
4. 測定用ゲージはテーパ穴をもち,その精度はJIS B 3301による。
測定用ゲージの外周の真円度及びテーパ部と外周との同軸度は,それぞれ2 下とする。
5. 鋼球は,JIS B 1501による。
――――― [JIS B 4413 pdf 6] ―――――
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B 4413 : 1998
図1 リーマ刃部の振れの測定方法
9. 検査 リーマの検査は,形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ及び振れについて行い,それぞれ5.及び
6.16.4の規定に適合しなければならない。
10. 製品の呼び方 リーマの呼び方は,名称,直径,等級又は直径の許容差,モールステーパ番号及び刃
部の材料記号(2)による。
例1. マシンリーマ 12 A級 MT1 SKH51
例2. マシンリーマ 12 m5 MT1 HSS
例3. マシンリーマ ねじれ刃 12 B級 MT1 HSS-Co
注(2) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は,HSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合に
はHSS-Coと呼んでもよい。
11. 表示
11.1 製品の表示 リーマには,刃部を下又は左側にして,次の事項を横書きに表示する。
例
a) 直径 : 20
b) 等級又は直径の許容差 : A又はm5
c) モールステーパ番号 : MT2
d) 刃部の材料記号(3) : SKH51
e) 製造業者名又はその略号
注(3) 使用材料が,SKH51又はこれと同等の場合は,HSSと,また,SKH55又はこれと同等の場合に
はHSS-Coと表示してもよい。
11.2 包装の表示 リーマの包装には,名称及び11.1に規定する事項を表示する。
――――― [JIS B 4413 pdf 7] ―――――
7
B 4413 : 1998
附属書(規定) J形マシンリーマ
1. 適用範囲 この附属書は,直径が3mmを超え52mm以下のJ形マシンリーマ(以下,J形リーマとい
う。)について規定する。
2. 形状・寸法 リーマの形状及び寸法は,附属書表1による。
附属書表1 J形マシンリーマの形状及び寸法
――――― [JIS B 4413 pdf 8] ―――――
8
B 4413 : 1998
附属書表1 J形マシンリーマの形状及び寸法(続き)
単位 mm
直径D 全長 刃長 モールス 参考
推奨寸法 許容差 テーパ番号食付きの長さ 刃数
m5 L l lc Z
3 +0.006 110 35 1 0.5 6
+0.002
3.5 +0.009
4 +0.004
4.5 120 45
5 1
5.5
6 130 50
6.5 +0.012
7 +0.006 140 55
7.5
8 150 60
8.5
9 160 70
9.5
10
10.5 +0.015
11 +0.007 170 75
11.5
12
12.5 180 80
13 8
13.5 190 85
14
14.5 210 90 2 1.5
15
16 215 95
17 220 100
18 225 105
19 +0.017
20 +0.008 230 110
21 240 120
22
23 250 130
24 270 3
25
――――― [JIS B 4413 pdf 9] ―――――
9
B 4413 : 1998
附属書表1 J形マシンリーマの形状及び寸法(続き)
単位 mm
直径D 全長 刃長 モールス 参考
推奨寸法 許容差 テーパ番号食付きの長さ 刃数
m5 L l lc Z
26 +0.017 280 140 3 1.5 10
28 +0.008
30 290 150
32 +0.020 300 160
34 +0.009 325 4 2
36 330 165
38
40 12
42 335 170
44
46 340 175
48 350 180
50 385 5
52 +0.024
+0.011
備考1. 直径Dの許容差は,JIS B 0401-2による。
2. 直刃の場合は,原則として刃溝を不等分割にするが,直径の測定
を容易にするため,相対する刃は軸心を含む同一平面にすること
が望ましい。
3. センタ穴は,JIS B 1011による。
4. モールステーパシャンクは,JIS B 4003による。
5. 全長L及び刃長lの許容差は,JIS B 0405に規定する公差等級c
(粗級)とする。
6. 直径Dには,原則として長さ100mmにつき0.03mmのバックテ
ーパを付けることが望ましい。
3. 品質
3.1 振れ J形リーマの刃部の振れは,本体8.3による試験を行ったとき附属書表2による。
附属書表2 J形リーマの刃部の振れの公差
備考 図示方法は,JIS B 0021による。
単位 mm
直径Dの範囲 外周の振れの 食付きの振れの
を超え 以下 公差 公差
tr tc
3 30 0.02 0.02
30 52 0.03 0.03
――――― [JIS B 4413 pdf 10] ―――――
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JIS B 4413:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 236-2:1976(MOD)
JIS B 4413:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.100 : 切削工具 > 25.100.30 : ドリル,ストレートシャンク,リーマ
JIS B 4413:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0021:1998
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―幾何公差表示方式―形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式
- JISB0173:2002
- リーマ用語
- JISB0401-2:2016
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―長さに関わるサイズ公差のISOコード方式―第2部:穴及び軸の許容差並びに基本サイズ公差クラスの表
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0659:1996
- 比較用表面粗さ標準片
- JISB1011:1987
- センタ穴
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB3301:2008
- テーパゲージ―モールステーパ及びメトリックテーパ
- JISB4003:1999
- 工具用テーパシャンク部及びソケット―形状・寸法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7540:1972
- Vブロック
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4403:2015
- 高速度工具鋼鋼材
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法