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JIS B 6190-4:2008 規格概要
この規格 B6190-4は、数値制御工作機械の二つの直進運動軸を同時に制御して円運動させたときの両方向の真円度,平均的な両方向の半径偏差,真円度,及び半径偏差の精度試験方法及び通則について規定。
JISB6190-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B6190-4
- 規格名称
- 工作機械試験方法通則―第4部 : 数値制御による円運動精度試験
- 規格名称英語訳
- Test code for machine tools -- Part 4:Circular tests for numerically controlled machine tools
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 230-4:2005(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 25.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工作機械 2019
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 6190-4:2008 PDF [18]
B 6190-4 : 2008 (ISO 230-4 : 2005)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験条件・・・・[4]
- 4.1 環境試験・・・・[4]
- 4.2 試験する機械・・・・[4]
- 4.3 暖機運転・・・・[4]
- 4.4 測定条件・・・・[4]
- 4.5 測定器の校正・・・・[5]
- 4.6 測定の不確かさ・・・・[5]
- 5 測定手順・・・・[5]
- 6 試験結果の表示方法・・・・[5]
- 7 受渡当事者間の協定すべき事項・・・・[6]
- 附属書A(参考)真円度と半径偏差との相違点・・・・[9]
- 附属書B(参考)円運動軌跡に及ぼす機械の代表的な偏差の影響・・・・[10]
- 附属書C(参考)直径及び速度の設定・・・・[14]
- 附属書D(参考)フィードバック信号を利用した円運動試験・・・・[15]
- 参考文献・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 6190-4 pdf 1] ―――――
B 6190-4 : 2008 (ISO 230-4 : 2005)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本工作機械工業会 (JMTBA) 及び
財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 6194:1997は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 6190の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 6190-2 第2部 : 数値制御による位置決め精度試験
JIS B 6190-4 第4部 : 数値制御による円運動精度試験
JIS B 6190-7 第7部 : 回転軸の幾何精度試験
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 6190-4 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 6190-4 : 2008
(ISO 230-4 : 2005)
工作機械試験方法通則−第4部 : 数値制御による円運動精度試験
Test code for machine tools− Part 4:Circular tests for numerically controlled machine tools
序文
この規格は,2005年に第2版として発行されたISO 230-4を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成
を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1 適用範囲
この規格は,数値制御工作機械の二つの直進運動軸を同時に制御して円運動させたときの両方向の真円
度,平均的な両方向の半径偏差,真円度,及び半径偏差の精度試験方法及び通則について規定する。この
規格に用いる測定器は,JIS B 6191の6.63による。
この規格の目的は,数値制御工作機械の輪郭性能の測定方法を提供することである。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 230-4:2005,Test code for machine tools−Part 4: Circular tests for numerically controlled machine
tools (IDT)
なお,対応の程度を表す記号 (IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 6191 工作機械−静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 230-1,Test code for machine tools−Part 1 : Geometric accuracy of machines
operating under no-load or finishing conditions (MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
設定円経路(nominal path)
工作機械の作業領域内の指定した平面,中心位置及び直径(又は半径)で運動する円経路又は90°以上
の数値制御でプログラムされた円弧経路。
――――― [JIS B 6190-4 pdf 3] ―――――
2
B 6190-4 : 2008 (ISO 230-4 : 2005)
3.2
実円経路(actual path)
設定円経路上を運動するようにプログラムされた,工作機械が実際に運動した円経路。
3.3
両方向真円度G(b),(bi-directional circular deviation)
時計回りに円運動させたときの実円経路の軌跡と反時計回りに円運動させたときの実円経路の軌跡との
半径の最大差(図1参照)。
注記1 両方向真円度G(b)は,最小二乗円からの半径方向の最大偏差幅として評価してよい。最小二
乗円は,二つの実円経路,すなわち,時計回りと反時計回りとの実円経路から算出する。
注記2 両方向真円度G(b)は,取付誤差,例えば,測定器の心出し誤差を含まない。
注記3 両方向真円度G(b)の測定は,校正した変位測定のできる測定器だけを使用して行うことがで
きる(経路の直径を校正する必要はない。)。半径偏差F及び平均両方向半径偏差Dの測定は,
経路の直径及び変位を校正した測定器を必要とする(附属書A参照)。
注記4 平面内にある線は,その線上のすべての点が二つの同心円の間にあり,その同心円の半径差
が許容値を超えないとき,真円であるとみなす(JIS B 6191の6.61参照)。
注記5 両方向真円度G(b)は,例えば,JIS B 6191の6.63に規定する測定器を使って測定する。ただ
し,フィードバック信号を利用した円運動測定の結果は,“フィードバック信号を利用した両
方向真円度G(b) f”と明記する(附属書D参照)。
+ 二つの実円経路の最小二乗円の中心
0
始点
1
時計回りの実円経路
2
反時計回りの実円経路
両方向真円度 G(b) XY=0.015 mm
図1−両方向真円度G(b)の評価
3.4
真円度,G (circular deviation)
時計回り又は反時計回りの輪郭を描いている経路の実際の経路を二つの同心円(最小領域円)で挟んだ
ときの最大内接円と最小外接円との半径差又は得られた実円経路の最小二乗円を基準とし,その中心を同
心として描いた最大半径円と最小半径円との半径差(図2参照)。
注記1 両方向真円度G(b)の注記は,真円度Gに適合する。真円度Gと半径偏差Fとの差異につい
ては,附属書A参照。
注記2 真円度Gは,例えば,JIS B 6191の6.63に規定する測定器を使って測定する。ただし,フィ
ードバック信号を利用した円運動測定の結果は,“フィードバック信号を利用した真円度
Gf”と明記する。附属書D参照。
――――― [JIS B 6190-4 pdf 4] ―――――
3
B 6190-4 : 2008 (ISO 230-4 : 2005)
+ 最小領域円中心
0 始点
1 最小領域円
2 実円経路
真円度,GXY=0.012 mm
図2−真円度Gの評価
3.5
半径偏差,F (radial deviation)
設定円経路と実円経路との偏差。設定円経路の中心は,次のいずれかによって求める。
a) 工作機械上に取り付けた測定器の中心。
b) 実円経路が全円の場合については,最小二乗円の中心。
注記1 正の偏差は,円又は円弧の中心から離れる向きの偏差であり,負の偏差は,円又は円弧の
中心に近付く向きの偏差である。半径偏差の最大値をFmaxで,最小値をFminで表す(図3
参照)。
注記2 a)の場合の測定器の心出し誤差は,半径偏差Fに含まれる。
注記3 半径偏差Fと真円度Gとの相違については,附属書A参照。
+ 設定円経路の中心
0
始点
1
設定円経路
2
実円経路
半径偏差,Fzx,max=+0.008 mm
Fzx,min=−0.006 mm
図3−半径偏差Fの評価
3.6
平均両方向半径偏差,D (mean bi-directional radial deviation)
一つ円経路は時計回りの運動で,もう一つの円経路は反時計回りの運動で行われた二つの実円経路の最
小二乗円の半径と設定円経路の半径との差。
注記 平均両方向半径偏差Dと両方向真円度G(b)との差異については,附属書A参照。
――――― [JIS B 6190-4 pdf 5] ―――――
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JIS B 6190-4:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 230-4:2005(IDT)
JIS B 6190-4:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.040 : 産業オートメーションシステム > 25.040.20 : 数値制御工作機械
JIS B 6190-4:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB6191:1999
- 工作機械―静的精度試験方法及び工作精度試験方法通則