この規格ページの目次
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B 6220 : 2021 (ISO 3875 : 2020)
-U +V
+W +R
+V
9 4
11 6
7
-U
13 3
-X2 +X1
c) タイプ2
-U +V
+W +R
+V
9 4
11 76
-U
8
13
-X2 +X1
d) タイプ3
図1−心なし研削盤の例(続き)
――――― [JIS B 6220 pdf 6] ―――――
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B 6220 : 2021 (ISO 3875 : 2020)
記号説明
名称 対応英語
1 : ベッド bed
2 : 調整車スライド案内面 regulating wheel guideway
3 : 調整車スライド(X1軸) regulating wheel slide (X1-axis)
3' : 調整車補助スライド(P軸) regulating wheel auxiliary slide (P-axis)
4 : 調整車修正装置(R軸及びV軸) regulating wheel dresser (R- and V-axis)
5 : 調整車頭 regulating wheel head
6 : 調整車(C2軸) regulating wheel (C2-axis)
7 : ブレード work support blade
8 : ワークレスト work support
8' : ワークレストスライド(X1軸) work support slide (X1-axis)
9 : といし車(C1軸) grinding wheel (C1-axis)
10 : といし軸頭 grinding wheel head
11 : といし車修正装置(U軸及びW軸) grinding wheel dresser (U- and W-axis)
12 : 工作物 workpiece
13 : といし軸頭のX方向スライド(X2軸) grinding wheel slide (X2-axis)
14 : といし軸頭のZ方向スライド(Z1軸) grinding wheel axial slide (Z1-axis)
15 : ブレード取付基準面(S)(垂直方向) reference surface S (vertical direction)
16 : ブレード取付基準面(S')(水平方向)reference surface S' (horizontal direction)
図1−心なし研削盤の例(続き)
5 一般事項
5.1 測定単位
この規格では,全ての長さ,長さの誤差及び対応する許容値は,ミリメートル(mm)で表す。角度は,
度(°)で表し,角度の誤差及び対応する許容値は,通常,長さの比で表すが,場合によってはマイクロ
ラジアン(μrad)又は秒(″)で表してもよい。式(1)は,角度誤差又は許容値の変換に用いるのがよい。
0.010/1 000=10 μrad≒2″ (1)
5.2 JIS B 6190-1及びJIS B 6190-2の参照
この規格を適用するに当たって,特に試験前の機械の据付け,回転軸及び他の運動部品の暖機運転,測
定方法の説明,並びに測定器の測定の不確かさについては,JIS B 6190-1:2016及びJIS B 6190-2:2016によ
る。
箇条6箇条8に記載する各試験事項の測定手順欄の最初の行には,その試験に関係するJIS B 6190-
1:2016及びJIS B 6190-2:2016の細分箇条を示す。
5.3 機械の水平出し
機械は,機械の試験を行う前に製造業者の指示に従って機械の水平出しをするのが望ましい(JIS B 6190-
1:2016の6.1.2参照)。
5.4 試験の順序
この規格に示す試験の順序は,実際の試験の順序を決めるものではない。測定器の取付け又は読取りを
――――― [JIS B 6220 pdf 7] ―――――
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B 6220 : 2021 (ISO 3875 : 2020)
容易にするために試験はどのような順序で行ってもよい。
5.5 実施する試験
機械を試験する場合は,必ずしもこの規格に規定する全ての試験を行う必要はなく,また,実行できる
とは限らない。受入目的でこの試験が必要な場合は,使用者は,製造業者との協定に基づいて関心のある
機械の構成要素及び/又は特性に関係する試験事項を選択してもよい。試験事項は,機械を発注するとき
に明確にしなければならない。実施する試験事項の指定がなく,また,試験に要する経費についての協定
もない場合には,この規格を受入試験に簡単に参照するだけでは,受渡当事者間を拘束することにならな
い。
5.6 測定器
箇条6箇条8に記載されている試験事項の測定器欄に示す測定器は,単なる例である。同じ量が測定
でき,測定の不確かさが同等又はそれ以下の他の測定器を使用してもよい。測定の不確かさと許容値との
関係については,JIS B 6190-1:2016の箇条5による。
測定器として“ダイヤルゲージ”と記載してある場合は,該当する試験に適用可能なときは,通常のダ
イヤル式テストインジケータ(DTI)だけでなく,アナログ式若しくはデジタル式ダイヤルゲージ,電気マ
イクロメータ,リニアスケール式変位計,又は非接触変位計を意味する。
同様に,測定器として“直定規”と記載してある場合は,花こう岩製,セラミックス製,鋼製,若しく
は鋳鉄製の直定規だけでなく,直角定規,円筒スコヤ,ます形ブロック,又はT溝若しくは他の基準面に
適合するように製作した直線基準をもつ特殊かつ専用の基準器を意味する。
測定器の有益な情報は,ISO/TR 230-11に記載されている。
5.7 工作精度試験
工作精度試験は,仕上げ加工だけで行わなければならない。荒加工は,かなりの研削抵抗が発生する可
能性があるため,避けなければならない。
5.8 ソフトウェア補正
幾何誤差,位置決め誤差,及び熱変形誤差の補正をするソフトウェア機能が組み込まれている場合,試
験中にこれらの補正機能を使用するかどうかは,受渡当事者間の協定によるのが望ましい。ソフトウェア
補正を使用した場合は,そのことを試験報告書に記載しなければならない。
幾何誤差の数値補正に関する有益な情報は,ISO/TR 16907から収集可能である。
5.9 試験していない軸
一つの運動軸で幾何精度試験を行っている間は,試験していない他の軸の位置が測定結果に影響を及ぼ
す可能性がある。したがって,試験していない軸の位置は,試験報告書に記載しなければならない。
5.10 最小許容値
この規格で規定している測定長さと異なる長さで許容値を決定する場合には(JIS B 6190-1:2016の4.1
参照),許容値の最小値が0.002 mmであることを考慮する。
原則として,角度誤差の許容値は,測定長さ1 000 mmに対する変位として与えられている。代表的な測
――――― [JIS B 6220 pdf 8] ―――――
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B 6220 : 2021 (ISO 3875 : 2020)
定長さに換算した許容値を括弧内に示す。
例 0.060/1 000(0.015/250)
――――― [JIS B 6220 pdf 9] ―――――
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6 幾何精度試験
目的 G1
といし車修正装置の直進運動(W軸)の試験
a) 作用面内におけるW軸運動の真直度(EXW)
b) 作用面内におけるといし軸(C1軸)の回転中心線とW軸運動との平行度[ZX面内,EB(0C1) W]
c) 作用面に垂直な平面内におけるといし軸(C1軸)の回転中心線とW軸運動との平行度[YZ面内,
EA(0C1) W]
測定方法図
c)
-U
-U
a), b) a), b)
1
2
+W
2
記号説明
1 倣いピン
2 マスタテンプレート
許容値 測定値
a) 測定長さ250について0.005 a)
b) 0.100/1 000(0.025/250) b)
c) 0.320/1 000(0.08/250) c)
測定長さが250を超える場合の許容値は,受渡当事者間の協定による。
測定器
ダイヤルゲージ,テストバー及びストレートマスタテンプレート
測定手順
JIS B 6190-1:2016の3.4.10,3.6.2,8.2.2.1及び10.1.3参照。
ダイヤルゲージは,ドレッサホルダ上に取り付け,その測定子を,a)及びb)については作用面内(ZX面内)で,及
びc)については作用面に垂直な面内(YZ面)で,といし軸に挿入したテストバーに当てる。
といし車修正装置は,W軸方向に通常の作業送り速度で運動させる。測定長さは,といし車の最大幅と等しくする。
機械が倣い機構をもっている場合には,倣いピンは,通常の作業圧力(製造業者が指定)でストレートマスタテン
プレートに押し当てる。
a)及びb)の許容値は,ダイヤモンドの切れ刃位置での値である。
――――― [JIS B 6220 pdf 10] ―――――
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JIS B 6220:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3875:2020(IDT)
JIS B 6220:2021の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 6220:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称