JIS B 6315-1:2013 産業オートメーションシステム及びその統合―機械の数値制御―プログラムフォーマット及びアドレスワードの定義―第1部:位置決め,直進運動及び輪郭制御システム用データフォーマット | ページ 5

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B 6315-1 : 2013
− 4桁の主軸機能
− 4桁の工具機能
− 2桁の補助機能
注記 プログラムフォーマットでは,スペースキャラクタは付けない。この例における要素間のスペ
ースは,テキストを明確にするためだけに付けてある。

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附属書D
(参考)
マシンプログラムの互換性についての注意事項
この附属書は,異なった工作機械と制御装置との間でマシンプログラムに互換性をもたせたいと考えて
いる使用者に対する注意事項について記載する。
機械は,同一又は同様の構造及び能力をもち,制御装置は,同じフォーマット仕様をもっていることを
確認する。
マシンプログラムの互換性は,複雑な特性をもった異なった工作機械(例えば,多軸工作機械又はねじ
切りモード中にリードを変えることのできる旋盤)間では可能になることはほとんどない。
しかし,機械が複雑でないときは,その機械に対する工作物は,この規格に従ってプログラムできる。
互換の程度は,機械の機能,工程能力,大きさ,モータ出力及び軸構成,数値制御の準備機能,補助機
能及び工具機能,並びにその他の考慮する必要のある事項がどの程度一致しているかによる。
工程能力に関係する最大速度のような機械軸の動的な特性を考慮するのが望ましい。
必要な機械機能が考慮されていることを確かめるために,機械機能コード(例えば,M,S及びT)を
調べることが望ましい。これらの機械コードには,工具交換装置,クランプ,パレットシャトル,主軸な
どの補助機能コードで開始するシーケンスも含む。
例えば,主軸速度変換又は工具割出しを手動で行う必要のある機械では,オプショナルストップコード
(M01)をデータブロックに入れるとよい。機能を手動で操作する必要がある場合には,オプショナルス
トップ機能を選択する。プログラムのこれらの機械機能コードを無効にしている制御では,これらは無視
されるが,オペレータ,機械及び工作物を保護するために,それによって起こる結果を解析するとよい。
送り速度及び主軸速度のコーディングについては,プログラマは,交換する制御装置間で正しく動作が
行われるかどうかを確認するために,送り速度及び主軸速度を見直す。
プログラムされない機能については,幾つかは,通常オペレータが制御する。その機能には,ミラーイ
メージ,軸変換,工具補正の量,フローティングゼロ又はゼロオフセットなどがある。
使用されているが附属書Eに特に規定していないGコード又はMコードは,どれも互換性を調べる。
幾つかの制御装置では,一つのブロックに二つ以上の準備機能を入れることができるものがある。互換
性を最大にするためには,一つのブロックに対して,このようなワードは一つだけコーディングするのが
望ましい。

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附属書E
(規定)
準備機能(G)及び補助機能(M)のコード
E.1 準備機能(G)のコード
準備機能(G)のコードは,キャラクタGの後に2桁の符号なし整数を続けることによって表す(表E.1
参照)。幾つかの新しい制御装置は,Gコードを3桁又はそれ以上の桁の整数に拡張しているが,使用方法
が異なるために,それらの整合をとって標準化することはできない。そのためこの附属書は,一般に使わ
れている2桁のGコードだけについて規定する。
表E.1−準備機能(G)コードの割当て
コード 機能 説明 有効期間a)
G00 位置決め FRC(a)
指令した位置へ最大送り(例えば,早送り)で移動
させるモード。このモードによってあらかじめプロ
グラムした速度は無視されるが,キャンセルされな
い。各軸の運動は,同期しなくてもよい。
G01 直線補間 FRC(a)
一様な勾配又は制御軸に平行な直進運動を指定する
制御のモード。一つのブロック内の情報によって,
同時に動く各軸の速度は,各軸の移動距離に比例す
る。
G02 時計回りの円弧補間 FRC(a)
工具の運動面をそれと直角な軸の負方向に見たとき
の工具の運動が,円弧に沿って時計回りになるよう
に制御する輪郭制御のモード。一つのブロック内の
情報によって,工具の運動を円弧に沿うように制御
する。円弧を作り出すためのその軸の速度は,制御
によって変化する。
G03 反時計回りの円弧補間 FRC(a)
工具の運動面をそれと直角な軸の負方向に見たとき
の工具の運動が,円弧に沿って反時計回りになるよ
うに制御する輪郭制御のモード。
G04 ドウェル TBO
プログラムした時間又は主軸回転数だけ,次のブロ
ックに入るのを遅らせる機能。インターロック及び
ホールドではない。
G05 未指定b) DDFC
G06 放物線補間 FRC(a)
一つ以上のブロックに含まれる情報によって,工具
の運動を放物線に沿うように制御する輪郭制御のモ
ード。この放物線を発生させるために使用する軸の
速度は,制御によって変化する。
G07G08 未指定b) DDFC
G09 イグザクトストップc) 指定したブロックの終わりの後,軸の移動を(短時
TBO
間)止めるために用いる。
G10G16 未指定c) DDFC
G17 XY面の選択 FRC(b)
同時に2軸を動作させる円弧補間,工具径補正など
G18 ZX面の選択 を行わせる面を選択するモード。 FRC(b)
G19 YZ面の選択 FRC(b)

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表E.1−準備機能(G)コードの割当て(続き)
コード 機能 説明 有効期間a)
G20 未指定b)又はインチデータ FRC(m)
インチデータを入力するモードとして使用してもよ
い。
G21 未指定b)又はメトリックデータ メトリックデータを入力するモードとして使用して
もよい。
G22G24 未指定b) DDFC
G25G27 今後とも指定しないd) DDFC
G28 今後とも指定しないd) 原点復帰モードとして使用してもよい。 TBO
又は原点復帰
G29G30 今後とも指定しないd) DDFC
G31G32 未指定b) DDFC
G33 一定リードのねじ切り 一定リードのねじ切りのモード。 FRC(a)
G34 可変リードのねじ切り(漸増)c)
一様に増加するリードのねじ切りのモード。
G35 可変リードのねじ切り(漸減)c)
一様に減少するリードのねじ切りのモード。
G36G39 今後とも指定しないd) DDFC
G40 工具径補正のキャンセルc) FRC(d)
前に与えた工具径補正(直径又は半径)又は工具オ
フセットをキャンセルする指令。キャンセル後は補
正しない工具経路となる。
G41 工具径補正,左 FRC(d)
工具の相対的な運動方向に向かって左側又は右側に
G42 工具径補正,右 工具経路を補正する指示。
G43 工具オフセット,正c) FRC(*d)
工具オフセットの値を関連するブロックの座標値に
G44 工具オフセット,負c) 加算又は減算する指令。
G45G48 未指定b) DDFC
G49 未指定又は工具長オフセットの DDFC
工具長オフセットのキャンセルとして使用してもよ
キャンセル い。
G50G52 未指定b) DDFC
G53 機械座標系選択c) FRC(f)
機械原点に関して機械上に固定された右手座標系の
選択。
G54G59 ワーク座標系選択c),e) FRC(f)
工作物に定められた複数の右手直交座標系からの選
択。
G60 イグザクトストップc) FRC(g)
各ブロックの終わりの後,軸の移動を(短時間)止
めるために用いる。
G61G62 未指定b) DDFC
G63 タッピングc) ねじ立ての指令。 TBO
G64 連続パスモードc) FRC(g)
2ブロック以上にわたってプログラムされた送り速
度で軸を移動させるために用いる。
G65G69 未指定b) DDFC
G70 インチデータc) インチデータを入力するモード。 FRC(m)
G71 メトリックデータc) メトリックデータを入力するモード。
G72G73 未指定b) DDFC
G74 原点復帰c) TBO
そのブロックで指定された軸を原点に動かすために
用いる。
G75G79 未指定b) DDFC
G80 固定サイクルのキャンセル 固定サイクルをキャンセルする指令。 FRC(e)
G81G89 固定サイクルf) FRC(e)
中ぐり,穴あけ,ねじ立てなどの加工を行うために,
あらかじめ定めた一連の作業シーケンスを実行させ
る指令。
各コードの内容は,表E.2による。

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B 6315-1 : 2013
表E.1−準備機能(G)コードの割当て(続き)
コード 機能 説明 有効期間a)
G90 アブソリュートディメンションc) FRC(i)
ブロック内の座標軸をアブソリュートディメンショ
G91 インクリメンタルディメンショ ン又はインクリメンタルディメンションとして与え
ンc) る指令。
G92 座標系設定c) TBO
プログラムされたディメンションワードによって,
座標系を修正又は設定するために用いる指令。これ
によって運動は起こらない。
G93 インバースタイム送りc) FRC(k)
ブロックを実行するために要する時間逆数の関数で
送りを表すモード。
G94 毎分当たり送り 送りの単位を毎分当たりミリメートル又はインチと
して与える指令。
G95 主軸1回転当たり送り 送り量の単位を主軸1回転当たりのミリメートル又
はインチとして与える指令。
G96 定切削速度(周速一定制御) FRC(l)
主軸機能(S機能)のアドレスに続くデータの毎分
当たりメートル又はフィートで表した切削速度であ
ることを示す指令。
主軸速度は,切削速度がプログラムされた値に常に
等しくなるように自動的に制御される。
G97 毎分当たり回転数c) 主軸速度の単位を,毎分当たりの回転数として与え
る指令。
G98G99 未指定b) DDFC
G100G999 未指定b) 3桁Gコード DDFC
注a) 表中で使用している有効期間に関する略号は,次による。
− DDFC 詳細フォーマット分類で指示する。
− FRC(α) 機能は,キャンセルされるか,同じ文字で表される別の指令が来るまで保持される(モーダル)
(*d)の場合,キャンセル又は置換えは,文字dで表すコードによって行う。
− TBO このブロックだけ。機能は,指令したブロック内でだけ有効。
b) 未指定コードは,個々の用途に使用できる。しかし,将来の国際規格又は改正においてこれらの未指定準備機
能コードに特定の機能を割り当てることがある。
c) このコードを,規定する目的のために使わないか,制御装置に機能がないときは,コードは未指定であり,別
の機能に用いてよい。
d) 今後とも指定しないコードは,個々の用途に使用できるものであり,この規格の将来の改正で指定することは,
予定されていない。
e) 前もって特定の軸に割り当てる。
f) 表E.2参照
表E.2−固定サイクル
コード 行き 底で 戻り 代表例
ドウェル 主軸
G81 切削送り − − 早送り 穴あけ,もみ付け
G82 切削送り 有 − 早送り 穴あけ,座ぐり
G83 間欠送り − − 早送り 深穴あけ
G84 主軸正転,切削送り − 逆転 切削送り ねじ立て
G85 切削送り − − 切削送り 中ぐり
G86 主軸始動,切削送り − 停止 早送り 中ぐり
G87 主軸始動,切削送り − − 手動又は早送り 中ぐり
G88 主軸始動,切削送り 有 停止 手動 中ぐり
G89 切削送り 有 − 切削送り 中ぐり

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JIS B 6315-1:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6983-1:2009(MOD)

JIS B 6315-1:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6315-1:2013の関連規格と引用規格一覧