JIS B 6912:2002 鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工 | ページ 3

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B 6912 : 2002
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS G 4410 中空鋼鋼材
JIS G 4801 ばね鋼鋼材
JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材
JIS G 5101 炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5111 構造用高張力炭素鋼及び低合金鋼鋳鋼品
JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS G 5704 パーライト可鍛鋳鉄品
JIS K 2242 熱処理油
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2246 ショア硬さ試験−試験方法
JIS Z 2251 ヌープ硬さ試験−試験方法
JIS Z 2343 浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
JIS Z 2501 焼結金属材料−密度,含油率及び開放気孔率試験方法
JIS Z 2550 焼結金属材料−仕様

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附属書(規定) 鉄系焼結材料の履歴,加工品の品質及び試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,鉄系焼結材料の履歴,加工品の品質及び試験方法について,規定する。
2. 引用規格 引用規格は,本体2.による。
3. 定義 用語の定義は,本体3.による。
4. 加工材料
4.1 加工材料の種類 加工材料の種類は,本体5.1による。
4.2 加工材料の履歴 加工材料の履歴については,本体5.2によるほか,次による。
a) 焼結密度 加工材料は,焼結密度を明らかにしたものでなければならない。
b) 気孔の大きさ及び分布状態 加工材料は,気孔の大きさ及び分布状態について,明らかにしたもので
あることが望ましい。
c) 密度差 複雑な形状の加工材料及びサイジング・コイニングの工程を経た加工材料は,単体内におけ
る密度を明らかにすることが望ましい。
d) 組織の均質さの度合い 加工材料は合金成分の,ミクロ的な組織の均質さの度合いを明らかにするこ
とが望ましい。
e) 含油率 焼結材料は油脂分が付着している場合は,付着した油脂分の種類と含油率を明らかにするこ
とが望ましい。
5. 加工品の品質
5.1 表面硬さのばらつき 表面硬さのばらつきは,附属書の6.1の規定によって試験したとき,附属書表
1の許容値又は受渡当事者間の協定による硬さの許容値を超えてはならない。
附属書表1 表面硬さのばらつきの許容値(ビッカース硬さ)
単位 HV
加工品の品質の区分 表面硬さのばらつき
単体内 同一ロット内
1号 150 250
2号 200 300
備考 同一ロットとは,本体表1113の備考3.と同じものをい
う。
5.2 硬化層深さのばらつき 硬化層深さのばらつきは,有効硬化層深さを附属書の6.2の規定によって試
験したとき,目標とする深さの位置について,有効硬化層深さの限界硬さ550 HV0.1又は受渡当事者間の
協定による硬さを超えていなければならない。
6. 加工品の試験方法
6.1 硬さ試験 硬さ試験は,JIS B 7725の試験機を用いて,JIS Z 2244の試験方法で行うか,又は受渡当
事者間の協定による方法で行う。

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なお,JIS Z 2244による試験方法の詳細は,次による。
a) 試験力 ビッカース硬さ試験に用いる測定の試験力は,0.980 7N(硬さ記号HV0.1)又は受渡当事者
間の協定による方法とする。
なお,試験力は硬さ記号で明示する。
b) 測定部 加工品の硬化面を研磨し,気孔部分,及び焼入れで硬化しない合金相を避けて,鉄を主成分
とする相を測定部とする。
c) 測定値 加工品については,気孔部分及び合金相の影響を受けていると思われる測定値を除いて,5
回の測定を行い,最大値及び最小値を除いた数値の3点の平均値を測定値とする。
6.2 硬化層深さ試験 硬化層深さ試験は,加工品を硬化面に垂直に切断し,切断面を研磨仕上げして,
被検面として行う。試験は,JIS B 7725の試験機を用いて,JIS Z 2244の試験方法で行うか,又は受渡当
事者間の協定による方法で行う。
なお,JIS Z 2244による試験方法の詳細は,次による。
a) 試験力 試験力は,附属書の6.1a)による。
b) 測定部 被検面の,硬化面から目標とする硬化層深さの位置で,気孔部分及び焼入れで硬化しない合
金相を避けて,鉄を主成分とする相を測定部とする。
c) 測定値 複数の測定を行った中から,気孔部分及び合金相の影響を受けていると思われる測定値を取
り除き,残った測定値の平均値を目標とする硬化層深さにおける硬さとする。
JIS B 6912 改正原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 金 武 典 夫 金属技術研究所
(幹事) 鎌 田 正 彦 日本電子工業株式会社
村 上 博 充 オリエンタルエンヂニアリング株式会社
(委員) 山 本 克 己 経済産業省製造産業局産業機械課
橋 本 進 財団法人日本規格協会
藤 木 栄 東京都城南地域中小企業振興センター
内 藤 武 志 社団法人日本熱処理技術協会(内藤技術士事務所)
三 宮 好 史 社団法人日本鉄鋼連盟
中 村 英 紀 株式会社日立製作所
小 高 敏 幸 三菱重工業株式会社
石 毛 健 吾 石川島播磨重工業株式会社
浜 坂 直 治 株式会社小松製作所
高 村 元 雄 高周波熱錬株式会社
巳之上 潤 二 富士電子工業株式会社
鈴 木 健 司 株式会社オーネックス
辻 隆 治 同和鉱業株式会社
(オブザーバ) 穐 山 貞 治 経済産業省産業技術環境局標準課
(事務局) 山 口 弘 造 日本金属熱処理工業会

――――― [JIS B 6912 pdf 13] ―――――

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JIS B 6912 改正原案作成分科会 構成表
氏名 所属
(委員長) 金 武 典 夫 金属技術研究所
(幹事) 鎌 田 正 彦 日本電子工業株式会社
(委員) 小 高 敏 幸 三菱重工業株式会社
石 毛 健 吾 石川島播磨重工業株式会社
高 村 元 雄 高周波熱錬株式会社
巳之上 潤 二 富士電子工業株式会社
小 杉 文 明 日本粉末冶金工業会(三菱マテリアル株式会社)
(オブザーバ) 穐 山 貞 治 経済産業省産業技術環境局標準課
(事務局) 山 口 弘 造 日本金属熱処理工業会

JIS B 6912:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 6912:2002の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0122:1978
加工方法記号
JISB0621:1984
幾何偏差の定義及び表示
JISB6901:1998
金属熱処理設備―有効加熱帯及び有効処理帯試験方法
JISB6905:1995
金属製品熱処理用語
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ
JISB7514:1977
直定規
JISB7524:2008
すきまゲージ
JISB7725:2010
ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
JISB7725:2020
ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
JISB7726:2017
ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
JISB7727:2000
ショア硬さ試験―試験機の検証
JISB7734:1997
ヌープ硬さ試験―試験機の検証
JISB7734:2020
ヌープ硬さ試験―試験機の検証及び校正
JISG0551:2013
鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
JISG0551:2020
鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
JISG0552:1998
鋼のフェライト結晶粒度試験方法
JISG0558:2007
鋼の脱炭層深さ測定方法
JISG0558:2020
鋼の脱炭層深さ測定方法
JISG0559:2019
鋼の炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ測定方法
JISG0565:1992
鉄鋼材料の磁粉探傷試験方法及び磁粉模様の分類
JISG0566:1980
鋼の火花試験方法
JISG3201:1988
炭素鋼鍛鋼品
JISG4051:2016
機械構造用炭素鋼鋼材
JISG4052:2016
焼入性を保証した構造用鋼鋼材(H鋼)
JISG4102:1979
ニッケルクロム鋼鋼材
JISG4103:1979
ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材
JISG4104:1979
クロム鋼鋼材
JISG4105:1979
クロムモリブデン鋼鋼材
JISG4106:1979
機械構造用マンガン鋼鋼材及びマンガンクロム鋼鋼材
JISG4303:2012
ステンレス鋼棒
JISG4303:2021
ステンレス鋼棒
JISG4311:2019
耐熱鋼棒及び線材
JISG4401:2009
炭素工具鋼鋼材
JISG4404:2015
合金工具鋼鋼材
JISG4410:1984
中空鋼鋼材
JISG4801:2011
ばね鋼鋼材
JISG4801:2021
ばね鋼鋼材
JISG4805:2019
高炭素クロム軸受鋼鋼材
JISG5101:1991
炭素鋼鋳鋼品
JISG5111:1991
構造用高張力炭素鋼及び低合金鋼鋳鋼品
JISG5121:2003
ステンレス鋼鋳鋼品
JISG5501:1995
ねずみ鋳鉄品
JISG5502:2001
球状黒鉛鋳鉄品
JISG5704:1988
パーライト可鍛鋳鉄品
JISK2242:2012
熱処理油剤
JISZ2244:2009
ビッカース硬さ試験―試験方法
JISZ2245:2016
ロックウェル硬さ試験―試験方法
JISZ2245:2021
ロックウェル硬さ試験―試験方法
JISZ2246:2000
ショア硬さ試験―試験方法
JISZ2251:2009
ヌープ硬さ試験―試験方法
JISZ2343:1992
浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
JISZ2501:2000
焼結金属材料―密度,含油率及び開放気孔率試験方法
JISZ2550:2016
焼結金属材料―仕様