JIS B 7525-1:2018 浮ひょう―第1部:密度浮ひょう | ページ 5

                                                                                             19
B 7525-1 : 2018
天びん
針金
器差検定を
行う目盛線

密度浮ひょう
図JA.1−衡量法の模式図
器差検定の方法は,15.4.1及び15.4.2による。ただし,質量の測定は,基準天びん又は附属書JCによっ
て管理された電子式はかりを用いて行う。また,各定数は,次の値を使用する。
式(1)において, 重力加速度g : 980(cm/s2)
空気密度ρ : 0.001 2(g/cm3)
ガラスの体膨張係数α : 0.000 025(℃−1)
1ρ : Δ1
T' : 水の表面張力(mN/m)
δ : 水の密度(g/cm3)
t : 水の液温(℃)
JA.10.4.4.2 器差検定の条件
器差検定の条件は,15.4.3のb)及びc)並びに次による。
a) 密度浮ひょうの器差検定は,水の温度を室温に近い温度に保って行う。
b) 密度浮ひょうの器差検定は,オーバフローシリンダを用いて水を一定量排出し,水の表面を清浄な状
態にしてから行う。ただし,オーバフローシリンダを用いることができない場合は,水の表面を一定
量吸い取ってから行わなければならない。

――――― [JIS B 7525-1 pdf 21] ―――――

20
B 7525-1 : 2018
JA.11 使用中検査
使用中検査は,附属書JBによる。
JA.12 対応関係
この規格の箇条と特定計量器検定検査規則(以下,検則という。)の項目との対応関係は,表JA.4によ
る。
表JA.4−この規格の箇条と検則項目との対比表
箇条 検則の対応項目
JA.9 表示 第十二章第一節第一款第一目“表記事項”
JA.6 材料 第十二章第一節第一款第二目“材質”
JA.2 適用範囲 第十二章第一節第一款第三目“性能”
JA.7 性能
JA.10.2 個々に定める性能の検定
JA.5 検定公差 第十二章第一節第二款“検定公差”
JA.8 試験方法 第十二章第一節第三款第一目“構造検定の方法”
JA.10.3 型式承認表示を付していない密度浮ひょうの
検定
JA.10.4 器差検定 第十二章第一節第三款第二目“器差検定の方法”
JB.2 性能に係る技術上の基準 第十二章第二節第一款“性能に係る技術上の基準”
JB.3 使用公差 第十二章第二節第二款“使用公差”
JB.4 性能に関する検査の方法 第十二章第二節第三款第一目“性能に関する検査の方法”
JB.5 器差検査の方法 第十二章第二節第三款第二目“器差検査の方法”

――――― [JIS B 7525-1 pdf 22] ―――――

                                                                                             21
B 7525-1 : 2018
附属書JB
(規定)
使用中検査
JB.1 一般
この附属書は,密度浮ひょうの製造後,市場において取引又は証明に使用されている密度浮ひょうの性
能などについて規定する。
JB.2 性能に係る技術上の基準
性能に係る技術上の基準は,JA.2及びJA.7を満足しなければならない。
JB.3 使用公差
使用公差は,密度浮ひょうの目量に応じ,それぞれJA.5による。ただし,“検定公差”は,“使用公差”
に置き換える。
JB.4 性能に関する検査の方法
性能に関する検査の方法は,目視及びJA.8による。ただし,JA.8.1,JA.8.3及びJA.8.4は,必要がない
と認めるときは省略することができる。
JB.5 器差検査の方法
密度浮ひょうの器差検査は,次による。
a) 任意の2か所の目盛線について行う。
b) A.10.4.3又はJA.10.4.4による。ただし,“器差検定”は,“器差検査”に置き換える。

――――― [JIS B 7525-1 pdf 23] ―――――

22
B 7525-1 : 2018
附属書JC
(規定)
電子式はかりの管理方法
JC.1 管理方法
電子式はかりは,密度浮ひょうの検定公差の1/10以下に相当する質量を量ることができるものを使用し,
繰返し性,偏置,クリープ(温度ドリフト含む。)及び誤差を1年に1回以上確認する。ただし,密度浮ひ
ょうのひょう(秤)量方法によっては,偏置の確認を省略してもよい。
なお,上記の確認項目に加えて,質量の正確な測定のための適切な管理を行えるように,確認項目など
を追加してもよい。
注記 具体的な方法については,JIS B 7611-1:2005を参考にしてもよい。
JC.2 使用する分銅
JC.1の検査は,検定公差の精度に応じた基準分銅を用いる。
JC.3 検査結果の管理
JC.1の検査結果は,器差検定のときに確認ができるよう管理する。
参考文献 JIS B 7611-1:2005 非自動はかり−性能要件及び試験方法−第1部 : 一般計量器

――――― [JIS B 7525-1 pdf 24] ―――――

                                                                                                                                          23
B 7525-1 : 2018
附属書JD
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 7525-1:2018 浮ひょう−第1部 : 密度浮ひょう ISO 649-1:1981,Laboratory glassware−Density hydrometers for general purposes−Part 1: Specification
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技
国際 ごとの評価及びその内容 術的差異の理由及び今後
規格 の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 20 ℃又は15 ℃の密度 1 20 ℃で特定の範囲は, 追加 20 ℃又は15 ℃を選択できる。国内の生産及び使用実態
における浮ひょうにつ 15 ℃。 を考慮し,追加した。
いて規定。
2 引用規格
3 用語及び定義 − − 追加 技術的差異はない。
4 目盛の単位 3 一致
5 標準温度 20 ℃又は15 ℃ 4 20 ℃。特定の範囲は, 追加 標準温度は選択できる。 国内の生産及び使用実態
15 ℃。 を考慮し,追加した。
6 最大許容誤差 L20 ±0.000 5 (±0.5) 13 L20 ±0.000 2 (±0.2) 変更 L20,L50,L50SP及びM50SPに 国内の生産及び使用実態
L50 ±0.001 (±1.0) L50 ±0.000 5 (±0.5) ついては最大許容誤差を緩和 を考慮し,変更した。今後
L50SP ±0.001 (±1.0) L50SP ±0.000 3 (±0.3) の国内の状況を踏まえ,将
M50SP ±0.001 (±1.0) M50SP ±0.000 6 (±0.6) 来的には整合化を図る。
7 表面張力 5 一致
8 視定の方法 水平面視定又は上縁視 6 水平面視定(不透明な液体選択 国内の使用実態を考慮し
液の透明,不透明にかかわらず,
定 の場合,上縁視定でも可) 視定は選択できることとした。 た。
9 浸没 7 一致
10 材料及び製作 8 変更
a) ガラス体膨張係(25±5)×10−6 ℃−1 (25±2)×10−6 ℃−1 ガラスの体膨張係数について緩国内の生産及び使用実態
B7
数 和した。 を考慮し,変更した。今後
5
b) 重量付加物耐性70 ℃ 80 ℃ 重量付加物の耐性温度を緩和しの国内の状況を踏まえ,将
25-
温度 た。 来的には整合化を図る。
1 : 2
c) 目盛紙耐性温度 70 ℃ 80 ℃ 目盛紙耐性温度を緩和した。
018
3

――――― [JIS B 7525-1 pdf 25] ―――――

次のページ PDF 26

JIS B 7525-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 649-1:1981(MOD)

JIS B 7525-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7525-1:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8103:2019
計測用語