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5. 真直度及び平行度
5.1 真直度 直角定規の使用面の真直度の許容値は,表3による。
表3
単位
使用面の全長 真直度の許容値
刃形直角定規 平形直角定規
I形直角定規
台付直角定規
(mm) 1級 2級 1級 2級
100以下 1.5 1.5 3.5 8 15
100を超え 200以下 2.0 2.0 4.5 10 20
200を超え 300以下 2.5 2.5 5.5 13 25
300を超え 400以下 − 3.0 6.5 15 30
400を超え 500以下 − 3.5 7.5 18 35
500を超え 600以下 − − − 20 40
600を超え 700以下 − − − 23 45
700を超え 800以下 − − − 25 50
800を超え 900以下 − − − 28 55
900を超え 1000以下 − − − 30 60
備考 表の値は,次の式で求めたものである。ただし,Lは使用面の全長 (mm) を表す。
単位
種類 等級 真直度の許容値の算式
刃形直角定規
−
L
1
I形直角定規
1級
L
2級 5.2
平形直角定規 L
1級 5
台付直角定規
L
2級 10
5.2 平行度 外側使用面と内側使用面との平行度の許容値は,表3の数値の2倍とする。
6. 剛性 図7のように短片を固定し,長片の先端に2.45N [{250gf}] の力を短片の長さ方向に加えたとき,
長片の先端のたわみは,表2の値の21以下とする。
――――― [JIS B 7526 pdf 6] ―――――
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図7
7. 表面粗さ 使用面の表面粗さは,表4による。
表4
単位mm
種類 等級 呼び寸法 表面粗さ
刃形直角定規 − 100, 150, 200, 300 0.8S
I形直角定規 1級 100, 150, 200, 300, 500
2級 100, 150, 200, 300
500 1.6S
平形直角定規 1級 75, 100, 150, 200, 300, 500
台付直角定規 2級 75, 100, 150, 200, 300
1級 750, 1000, 3.2S
2級 500, 750, 1000
8. 形状,寸法及び構造
8.1 形状 直角定規の形状は,図1,図2,図3及び図4による。内側使用面の互いに交わる部分には,
適当な形状の逃げを設けることが望ましい。
また,刃形直角定規の刃形りょうは,軽く丸みを付けるか,又は面取りを行う。
8.2 寸法 直角定規の寸法は,表5,表6,表7及び表8による。
表5 刃形直角定規
単位mm
呼び寸法 100 150 200 300
長片の全長 100 150 200 300
底面の全長 70 100 130 200
長片及 幅 25 30 35 40
び短片 厚さ 6 8 10 15
――――― [JIS B 7526 pdf 7] ―――――
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表6 I形直角定規
単位mm
呼び寸法 100 150 200 300 500
長片の全長 100 150 200 300 500
底面の全長 70 100 130 200 300
長片及 幅 25 30 35 40 55
び短片 厚さ 6 8 10 15 20
表7 平形直角定規
単位mm
呼び寸法 75 100 150 200 300 500 750 1000
長片の全長 75 100 150 200 300 500 750 1000
底面の全長 50 70 100 130 200 300 400 550
長片及 幅 18 20 25 25 30 40 50 60
び短片 厚さ 3 4 5 6 6 8 10 12
表8 台付直角定規
単位mm
呼び寸法 75 100 150 200 300 500 750 1000
長片の全長 75 100 150 200 300 500 750 1000
底面の全長 50 70 100 130 200 300 400 550
短片の全長 48 67 97 126 196 295 393 540
長片 幅 16 20 24 29 35 46 58 65
厚さ 2 2.5 3 3.5 4 5 7 10
短片 幅 15 18 22 26 32 45 63 80
厚さ 13 15 18 22 27 35 50 65
8.3 構造 直角定規の側面は,任意に肉抜きをしてもよい。
また,台付直角定規の短片と長片は,衝撃に耐えるように堅固に取り付ける。
9. 材料及び硬さ 直角定規の材料及び使用面の硬さは,表9による。
表9
分類 材料 使用面の硬さ
焼入したもの 焼入しないもの
鋼 JIS G 4401のSK5又はこれと同等以上の品質のもの HV450以上 HV170(HS25)
(HS60以上) HV235(HS35)
ステンレス鋼 JIS G 4303のSUS420J2 HV360以上
JIS G 4304のSUS403 (HS50以上)
JIS G 4305のSUS403
又はこれらと同等以上の品質のもの
なお,これらの材料は,狂いの生じないように適当な熱処理を行うものとする。
10. 測定方法
10.1 測定範囲 直角定規の直角度,真直度及び平行度の測定は,測定される面の長さの方向の両端を,
表10に示すaの寸法だけ除外した範囲について行う。
――――― [JIS B 7526 pdf 8] ―――――
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表10
単位mm
呼び寸法 a(除外寸法)
75 約2
100
150 約5
200
300
500 約10
750
1 000
10.2 測定用具の精度 測定用具の精度は,次のとおりとする。
(1) 基準直角定規には,通常,円筒直角定規,角形直角定規,I形直角定規が使用される。刃形直角定規
及びI形直角定規の検査に用いる基準直角定規は,直角からの狂いが正確に分かったもの,平形直角
定規及び台付直角定規の検査に使用する基準直角定規は,原則として被測定直角定規の直角からの狂
いの51以下のものとする。
(2) 定盤は,JIS B 7513の1級による。ただし,刃形直角定規又はI形直角定規を測定する場合は,平面
度が正確に分かったもので補正できるものとする。
(3) ブロックゲージは,JIS B 7506の2級による。
(4) ダイヤルゲージは,JIS B 7503による。
(5) オートコリメータは,1秒まで正しく測定できるものとする。
10.3 外側使用面の直角からの狂い 外側使用面の直角からの狂いの測定は,原則として次のいずれかの
方法による。
(1) 基準直角定規とブロックゲージによる方法 図8に示すように,基準直角定規の使用面に寸法の等し
い2個のブロックゲージA・A´を密着させて定盤上に立てる。定盤上の寸法の等しい2個のブロック
ゲージB・B'の上に被測定直角定規を置く。
被測定直角定規の使用面をブロックゲージA・A´に軽く当てる。接触部において目の反対側に置い
た光源からの光が見えなくなれば,この直角定規は正しく直角である。もし,上下いずれか一方のす
きまが残るときには,すきまがなくなるまでブロックゲージB・B´の寸法を変える。このときブロッ
クゲージB・B´の寸法の差とその間隔から,次の計算式で直角度を求める。
長片の全長
(a) 短片を下にした場合 直角からの狂い=(ブロックゲージの寸法の差)
底面の全長
(b) 長片を下にした場合 直角からの狂い=(ブロックゲージの寸法の差)
――――― [JIS B 7526 pdf 9] ―――――
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図8
(2) 基準直角定規とダイヤルゲージによる方法 図9に示すように,スタンドにダイヤルゲージを取り付
け,定盤上で基準直角定規にストッパを軽く当てたときのダイヤルゲージの読みと,同じ方法で被測
定直角定規に当てたときのダイヤルゲージの読みとの差をとる。
この方法は,ダイヤルゲージの測定力による被測定直角定規の変形を考慮に入れなければならない
から,その変形量が直角からの狂いの許容値に対して十分小さい場合にだけ適用することが望ましい。
図9
備考 図に示すaは,表10による。
(3) 直角定規検査器による方法 図10にその一例を示す。この検査器は,支持点A,B及びマイクロメー
タのスピンドルの先端の3点で支持される台に,互いに平行で,しかもABにも平行な直径の等しい
2個のローラを取り付け,マイクロメータによってA,Bを軸として傾斜できるようにしたものであ
る。これを定盤上に置き,被測定直角定規の長片を図10に示すように軽くローラに当て,その接触点
でのすきまが上下両点で等しくなるまでマイクロメータを調整する。次に直角定規検査器はそのまま
にし,被測定直角定規とブロックゲージをローラの反対側に移して前と同じようにローラに当て,も
し,すきまが両接触点で等しければ,この直角定規は正しく直角である。もし,この場合すきまが等
しくなければ,等しくなるまで再びマイクロメータを調整すると,直角からの狂いは次の式によって
算出される。
長片の全長
直角からの狙い=(マイクロメータの読みの差の 12 )
l
――――― [JIS B 7526 pdf 10] ―――――
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JIS B 7526:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.01 : 線及び角度の測定一般
JIS B 7526:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7506:2004
- ブロックゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISG4304:2012
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4304:2021
- 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2012
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4305:2021
- 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材