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JIS B 8286:2005 規格概要
この規格 B8286は、設計圧力30MPa未満の圧力容器に使用するのぞき窓の構造及びのぞき窓ガラスについて規定。
JISB8286 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8286
- 規格名称
- 圧力容器用のぞき窓
- 規格名称英語訳
- Sight glasses for pressure vessels
- 制定年月日
- 1994年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 23.020.30, 81.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 圧力容器・ボイラ 2021
- 改訂:履歴
- 1994-03-01 制定日, 2001-08-20 確認日, 2005-03-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS B 8286:2005 PDF [9]
B 8286 : 2005
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ボイ
ラ協会(JBA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8286:1994は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8286 pdf 1] ―――――
B 8286 : 2005
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. のぞき窓の構造・・・・[1]
- 5. のぞき窓ガラスの計算厚さ・・・・[2]
- 6. のぞき窓ガラスの種類及び特性・・・・[2]
- 7. のぞき窓ガラスの形状,寸法及び許容差・・・・[2]
- 7.1 形状・・・・[2]
- 7.2 寸法・・・・[2]
- 7.3 許容差・・・・[3]
- 8. のぞき窓ガラスの品質・・・・[3]
- 9. のぞき窓ガラスの試験方法・・・・[4]
- 10. 検査・・・・[5]
- 10.1 形状及び寸法検査・・・・[5]
- 10.2 外観検査・・・・[5]
- 10.3 平均線膨張係数検査・・・・[5]
- 10.4 曲げ強さ検査・・・・[5]
- 10.5 耐圧性,耐熱衝撃性及び耐腐食性検査・・・・[6]
- 11. 表示・・・・[6]
- 12. 記録・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8286 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8286 : 2005
圧力容器用のぞき窓
Sight glasses for pressure vessels
1. 適用範囲
この規格は,設計圧力30 MPa未満の圧力容器に使用するのぞき窓(以下,のぞき窓とい
う。)の構造及びのぞき窓ガラスについて規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0621 幾何偏差の定義及び表示
JIS B 8265 圧力容器の構造−一般事項
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
JIS R 3102 ガラスの平均線膨張係数の試験方法
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 常用最高温度 通常継続して使用できる最高の温度。
b) 泡 ガラスの素材を溶解し成形,固化させたとき,ガス・空気が残存して生じたもので円形又はだ円
形のもの。
c) 脈理 ガラス中にあって部分的に化学組成又は密度が平均値から偏っているために屈折率に差が生じ,
肉眼的に識別されるもので,多くはひも状のもの。
4. のぞき窓の構造
のぞき窓は,内部の必要な箇所が容易に見られるものであり,設計圧力・温度にお
いて十分な強度及び気密性をもち,また,のぞき窓ガラスが過度の曲げを受けることなく固定できる構造
とする。その構造例を図1に示す。
のぞき窓ガラスは,この規格で規定する円形ガラスを使用し,のぞき窓座,押え板などの材料,計算厚
さ,工作,試験及び検査は,それぞれの構造に応じJIS B 8265による。
なお,図1 a)に示すのぞき窓は,胴又は鏡板の著しい曲げを受ける部分に取り付けてはならない。
――――― [JIS B 8286 pdf 3] ―――――
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B 8286 : 2005
a)パット形 b)フランジ形 c)ねじ込み形
図 1 のぞき窓の構造例
5. のぞき窓ガラスの計算厚さ
圧力容器に使用するのぞき窓ガラスの計算厚さは,次の式によって求め
る。
5PA
t=
ここに, t : ガラスの計算厚さ(mm)
P : 設計圧力(MPa)
A : ガラスの圧力を受ける部分の面積(cm2)
拿 ガラスの許容曲げ応力(N/mm2)
ただし, 戰 表1に掲げる常温曲げ強さの最小値の101と
する。
6. のぞき窓ガラスの種類及び特性
のぞき窓ガラスの種類,記号,平均線膨張係数,常温曲げ強さの最
小値及び常用最高温度は,表1による。ただし,ソーダ石灰(軟質)については,内容物が腐食性のもの
に使用してはならない。
表 1 種類,平均線膨張係数,常温曲げ強さの最小値及び常用最高温度
ガラスの種類(1) 記号 平均線膨張係数 常温曲げ強さの最小値 常用最高温度
×10-7/℃ N/mm2 ℃
アルミノけい酸塩 Sa 38以上50以下 200 325
ほうけい酸塩 Sb 40以上55以下 150 200
低膨張ほうけい酸塩 Sc 37以下 120 260
ソーダ石灰(軟質) Sd 98以下 150 80
注(1) ガラスは強化処理を施したものとする。
備考1. 平均線膨張係数の測定は9.b)による。
2. 曲げ強さの測定は,9.c)による。
7. のぞき窓ガラスの形状,寸法及び許容差
7.1 形状
のぞき窓ガラスの形状は,円形平板とする。
7.2 寸法
のぞき窓ガラスの寸法は,表2による。
――――― [JIS B 8286 pdf 4] ―――――
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B 8286 : 2005
表 2 寸法
単位 mm
外径 厚さ 面取り
(D) (t) (C)
20以上40未満 12 15 20 25 30 0.8
40以上50未満 12 15 20 25 30 35 0.8
50以上100未満 12 15 20 25 30 35 40 0.8
100以上120未満 12 15 20 25 30 35 40 1.0
120以上140未満 15 20 25 30 35 40 1.0
140以上150未満 20 25 30 35 40 1.0
150以上170未満 20 25 30 35 40 1.5
170以上230未満 25 30 35 40 1.5
230以上250以下 30 35 40 1.5
7.3 許容差
D,tの許容差及び平行度と平面度との合計は,次による。
なお,平行度及び平面度の定義及び表示は,JIS B 0621による。
a) Dの許容差(mm)
D≦90のとき D+0,−0.4
D>90のとき D+0,−0.5
b) の許容差(mm)
D≦90のとき t+0.2,−0
D>90のとき t+0.3,−0
c) 平行度と平面度との合計(mm)(2)
D≦100のとき 0.05
100D>150 0.15
注(2) ソーダ石灰(軟質)の場合は,ガスケット当り面に対して適用する。ただし,ガラス全体につ
いて平行度と平面度との合計の値を満足する必要がある場合は,受渡当事者間の協議による。
8. のぞき窓ガラスの品質
のぞき窓ガラスの品質は,次による。
a) 外観 のぞき窓ガラスは,実用上差し支えない程度の透明度をもち,有害なきず及び異物があっては
ならない。
――――― [JIS B 8286 pdf 5] ―――――
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JIS B 8286:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.30 : ガラス製品
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.30 : 圧力容器,ガスボンベ
JIS B 8286:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0621:1984
- 幾何偏差の定義及び表示
- JISB8265:2017
- 圧力容器の構造―一般事項
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISR3102:1995
- ガラスの平均線膨張係数の試験方法