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B 8286 : 2005
なお,泡及び脈理がある場合は,次による。
1) 泡 泡は,次による。
− 平均径(3)0.5 mmを超え1 mm以下の泡は,透視面1 cm2内に2個以下とする。ただし,0.20.5 mm
のものが密集していてはならない。
注(3) 泡の長径及び短径の平均値とする。
− 平均径1 mmを超え2 mm以下の泡は,相互間又は側面からの直線距離が50 mm以上離れていな
ければならない。
− 平均径2 mmを超える泡があってはならない。
2) 脈理 脈理は,実用上差し支えない範囲とする。
b) 耐圧性,耐熱衝撃性及び耐腐食性 のぞき窓ガラスは,9. d)の試験を行ったとき,表3を満足しなけ
ればならない。
表 3 耐圧性,耐熱衝撃性及び耐腐食性
項目 品質
耐圧性 水圧試験を行ったとき,これに耐えなければならない。
耐熱衝撃性 熱衝撃試験を行ったとき,破壊してはならない。
耐腐食性 腐食試験を行ったとき,表面に実用上差しさわりのあるくもりがなく,かつ,
試料表面1 cm2当たりの質量の減少が7.0 mg以下でなければならない。
9. のぞき窓ガラスの試験方法
のぞき窓ガラスの試験方法は,次による。ただし,試料の採取方法及び
9.d)の試験項目は,受渡当事者間の協議による。
a) 形状及び寸法 のぞき窓ガラスの各部の形状及び寸法検査は,ノギス,マイクロメータなどを用いて
行う。
b) 平均線膨張係数の試験 平均線膨張係数の試験は,JIS R 3102による装置又はこれと同等以上の精度
をもつ装置によって行う。
c) 曲げ強さ試験 曲げ強さ試験は,製品と同じ材料及び同じ工程で製造された断面が長方形の角柱の試
験片を用いて行い,図2に示すように二点で支持し,二支点間の中央に荷重をかけ,破断したときの
荷重に対して次の式によって算定される曲げ強さを算出する。
3WL
2bt2
ここに, 曲げ強さ(N/mm2)
W : 破断荷重(N)
L : 二支点間距離(mm)
b : 試験片の断面の幅(mm)
t : 試験片の断面の厚さ(mm)
――――― [JIS B 8286 pdf 6] ―――――
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B 8286 : 2005
単位mm
R : 16
LT : 150以上
b : 30±0.5
L : 100±1
t : 使用厚さ±0.5
緩衝材 : ゴム[硬さA4060(4),厚さ2]
注(4) IS K 6253のスプリング式タイプA4060
図 2 曲げ強さ試験方法
d) 水圧試験,熱衝撃試験及び腐食試験 水圧試験,熱衝撃試験及び腐食試験は,表4による。
表 4 水圧,急熱急冷及び腐食試験
水圧試験 使用される圧力容器の最高使用圧力の2.0倍の水圧をかけ,30分間保持する。
(耐圧性)
熱衝撃試験 常用最高温度に均一に加熱された試料を10 ℃の水中に透視面を縦にして垂
(耐熱衝撃性) 直に投入し,急冷する。
腐食試験 オートクレーブを用い,濃度300 mg/Lの水酸化ナトリウム水溶液中に縦につ
(耐腐食性) り下げて全没させ,約1時間30分かけて徐々に加熱し,試験圧力5.0 MPaに
上げ,その圧力で5時間保持してから放冷し,大気圧となった後試料を取り
出し,軽く水洗いする。
なお,この試験においては,水酸化ナトリウム水溶液は試料表面積1 cm2当た
り最小5 mLとし,炭素鋼製容器に入れる。
備考1. 水圧試験及び熱衝撃試験は,製品と同一寸法及び同一工程を経たものを供試体とし,腐
食試験は,外径50 mm×厚さ12 mmの寸法のものを供試体とする。
2. 6.のただし書きによってソーダ石灰(軟質)は腐食試験の必要はない。
10. 検査
10.1 形状及び寸法検査
のぞき窓ガラスの形状及び寸法検査は,9. a)の試験を行ったとき,7.の規定に適
合しなければならない。
10.2 外観検査
のぞき窓ガラスの外観検査は,目視によって行い,8.a)の規定に適合しなければならない。
――――― [JIS B 8286 pdf 7] ―――――
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10.3 平均線膨張係数検査
のぞき窓ガラスの平均線膨張係数検査は,9.b)の試験を行ったとき,平均線膨
張係数が表1の規定に適合しなければならない。
10.4 曲げ強さ検査
のぞき窓ガラスの曲げ強さ検査は,9.c)の試験を行ったとき,曲げ強さが表1に規定
する常温曲げ強さの最小値以上でなければならない。
10.5 耐圧性,耐熱衝撃性及び耐腐食性検査
のぞき窓ガラスの耐圧性,耐熱衝撃性及び耐腐食性は,9.d)
の試験を行ったとき,8.b)の規定に適合しなければならない。
11. 表示
のぞき窓ガラスには,使用上支障がない見やすい箇所にガラスの特性に支障をきたさず,容易
に消えない方法で次の事項を表示する。
a) 種類の記号,外形及び厚さ
例 Sa50×20
Sb100×30
Sc200×40
b) 製造番号
c) 製造業者名又はその略号
12. 記録
のぞき窓ガラスには,次の試験結果について記録し,試験成績表を発行しなければならない。
a) 形状及び寸法
b) 平均線膨張係数の試験
c) 曲げ強さ試験
d) 水圧試験
e) 熱衝撃試験
f) 腐食試験
――――― [JIS B 8286 pdf 8] ―――――
JIS B 8286:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.30 : ガラス製品
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.020 : 流体貯蔵装備 > 23.020.30 : 圧力容器,ガスボンベ
JIS B 8286:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0621:1984
- 幾何偏差の定義及び表示
- JISB8265:2017
- 圧力容器の構造―一般事項
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISR3102:1995
- ガラスの平均線膨張係数の試験方法