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B 8363 : 2015
表2−附属金具の種類
附属金具の種類 記号 図
形状 ねじ
一端(機器側) 他端(継手側)
ストレート 管用テーパおねじ 管用平行おねじめすシート A2 14
ストレート 管用テーパおねじ 管用平行めねじおすシートユニオン A3 15
ストレート 管用平行おねじOリングシール UNFおねじOリングフェイスシール A4 16
ストレート 管用テーパおねじ 管用平行おねじおすシート A1a) 17
90°エルボ 管用テーパおねじ 管用平行おねじめすシート E2 18
90°エルボ 管用テーパおねじ 管用平行おねじおすシート E1a) 19
45°エルボ 管用テーパおねじ 管用平行おねじめすシート E4 20
45°エルボ 管用テーパおねじ 管用平行おねじおすシート E3a) 21
フランジヘッド継手タイプI用割フランジ CF1 22
フランジヘッド継手タイプII及びタイプIII用割フランジ CF2 23
注a) 1,E1及びE3は,使用しないのが望ましい。
5 性能
5.1 耐圧性
5.1.1 継手の耐圧性
継手の耐圧性は,JIS B 8360,JIS B 8362及びJIS B 8364に規定する耐圧試験を行ったとき,漏れその
他の異常があってはならない。ただし,継手は,表3の最高使用圧力を超えて使用してはならない。
表3−継手の最高使用圧力
単位 MPa
継手の記号 継手の呼び径 ボルトの
5 6 8 10 12 16 19 25 32 38 51 63 76 強度区分
R,G,C,Fa),Ma),MCa), 35 28 21 17 11 − −
4C-S,4C-M,9C-S,9C-M − 35 − 35 28 21 17 11 − −
GO − 35 − 35 28 21 17 11 − −
UFa) 35 28 21 − −
ORFS,4ORFS-S,4ORFS-M, − 42 − 42 35 25 21 − −
9ORFS-S,9ORFS-M,9ORFS-L
S − 35 − 35 25 21 14 10.9
4S,9S − 10.9
H,4H,9H 35 − 10.9
HD,4HD,9HD − 42 − 42 − 10.9
FA,FL,FF − 21 8.8
注記 ボルトの強度区分は,JIS B 1051による。
注a) ,M,MC及びUFは,使用しないのが望ましい。
5.1.2 附属金具の耐圧性
附属金具の耐圧性は,接続する継手の最高使用圧力を超えて使用してはならない。
5.2 締付けトルク
管用ねじを適用するユニオン継手及びユニオンアダプタは,表4に規定する締付けトルクの1.5倍の試
験トルクによって,10.4の方法で試験したとき破損,有害な変形などがなく,ユニオン部からの漏れ,そ
――――― [JIS B 8363 pdf 6] ―――――
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の他の異常があってはならない。
なお,ユニオン継手,ユニオンアダプタ及びボルトは,表4の締付けトルクを超えて使用してはならな
い。
表4−継手の締付けトルク
単位 N・m
継手の記号 継手の呼び径
5 6 8 10 12 16 19 25 32 38 51 63 76
R,G,C,Fa),Ma),MCa), 25 34 64 132 196 225 255 316 −
4C-S,4C-M,9C-S,9C-M − 25 − 34 64 132 196 225 255 316 −
GO − 25 − 34 64 132 196 225 255 −
UFa) 25 34 64 132 196 −
ORFS,4ORFS-S,4ORFS-M, 25 30 40 55 60 90 125 170 200 − − −
9ORFS-S,9ORFS-M,9ORFS-L
S,4S,9S タイプ1 − 32 − 70 130 295
(割フランジCF1) (メートルねじ)
タイプ2 − 32 − 60 92 150 295
(ユニファイねじ)
H,4H,9H,HD, タイプ1 − 32 − 70 130 295 550 − −
4HD,9HD (メートルねじ)
(割フランジCF2) タイプ2 − 32 − 60 92 150 295 450 − −
(ユニファイねじ)
FA,FL,FF − 40 65 190 380 550
− ORFS,4ORFS-S,4ORFS-M,9ORFS-S,9ORFS-M及び9ORFS-Lの締付けトルクは,ISO 8434-3による。
− S,4S及び9Sの締付けトルクは,ISO 6162-1による。
− H,4H,9H,HD,4HD及び9HDの締付けトルクは,ISO 6162-2による。
− 使用条件又は使用方法が過酷な場合には,受渡当事者間の協定が必要である。
注記 S,4S,9S,H,4H,9H,HD,4HD,9HD,FA,FL及びFFは,ボルトの締付けトルクである。
注a) ,M,MC及びUFは,使用しないのが望ましい。
6 寸法
6.1 継手の寸法
継手の寸法は,図1図13による。
6.2 附属金具の寸法
附属金具の寸法は,図14図23による。
6.3 ねじの寸法及び寸法許容差
ねじの寸法及び寸法許容差は,表5による。
表5−ねじの寸法及び寸法許容差
ねじの種類 寸法及び寸法許容差
管用テーパねじ JIS B 0203による。
管用平行ねじ JIS B 0202による。おねじはB級による。
一般用メートルねじ JIS B 0205-4,JIS B 0209-2のおねじは6g,めねじは6Hによる。
ユニファイ細目ねじ JIS B 0208,JIS B 0212の2B,ISO 68-2,ISO 263,ISO 5864及び
ISO 8434-3による。
――――― [JIS B 8363 pdf 7] ―――――
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7 外観
継手及び附属金具には,割れ,使用上有害なきず,巣,異常な変形などの欠点があってはならない。
8 表面処理
継手及び附属金具には,一般にJIS H 8610及びJIS H 8625に規定するEp-Fe/Zn5/CM1B又は
Ep-Fe/Zn[2]/CM1Bのめっき及びクロメート皮膜又はこれと同等以上の防せい処理を施さなければならな
い。
耐食試験は,10.5によって行い,赤さびの発生があってはならない。かしめのため,めっきの保護皮膜
が除去された箇所及び作動油の種類によって選択されるその他の防せい処理については,受渡当事者間の
協定による。
9 材料
継手及び附属金具の材料は,一般に表6によって箇条5を満足するものとする。ただし,加工法などに
よってその他の材料を使用する場合でも箇条5を満足するものとする。
表6−継手及び附属金具の材料
継手及び附属金具 材料
継手の本体部 JIS G 4051のS15C又は引張強さ370 N/mm2以上の強度をもつ
(六角部,芯管及び管状部) 鋼材又は鋼管とする。
附属金具の本体部
ユニオンナット JIS G 4051のS20C又は引張強さ400 N/mm2以上の材料とする。
フランジヘッド部 JIS G 3101のSS400及びJIS G 4051のS20C又は引張強さ400
N/mm2以上の材料とする。
継手の外筒部 JIS G 4051のS10C又は引張強さ310 N/mm2以上の材料とする。
10 試験方法
10.1 寸法の測定
寸法の測定は,直接測定又はゲージによって行う。
10.2 ねじ精度の測定
ねじ精度の測定は,表7に示すねじ用限界ゲージ又はこれと同等以上の精度をもつ検査器具によって行
う。
表7−ねじ用限界ゲージ
ねじの種類 ねじ用限界ゲージ
管用テーパねじ JIS B 0253による。
管用平行ねじ JIS B 0254による。おねじはB級用による。
一般用メートルねじ JIS B 0251のおねじは6gねじ用,めねじは6Hねじ用による。
ユニファイ細目ねじ JIS B 0255の2級ねじ用による。
10.3 耐圧試験
10.3.1 継手の耐圧試験
継手の耐圧試験は,JIS B 8360,JIS B 8362及びJIS B 8364に規定する耐圧試験方法による。
――――― [JIS B 8363 pdf 8] ―――――
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10.3.2 附属金具の耐圧試験
附属金具の耐圧試験は,常温1)の雰囲気において,接続する継手の最高使用圧力の2倍の試験圧力まで
水又は油で3060秒間加圧した後,漏れ,その他の異常の有無を調べる。
注1) 20±15 ℃(JIS Z 8703に規定する温度15級)とする。
10.4 締付けトルク試験
ユニオン継手及びユニオンアダプタの締付けトルク試験は,次による。
a) 試料に,ねじ部に油2)を塗布した試験用アダプタ3)を取り付け,適切なトルクレンチで,表4に規定
する締付けトルクの1.5倍の試験トルクまで締め付けた後,緩める。これを5回繰り返し,ユニオン
ナットが手で容易に回ることを確認し,また,継手各部の破損,有害な変形,その他の異常の有無を
調べる。
注2) 塗布する油は,JIS K 2213に規定する2種のISO VG 46又はこれに準じる鉱物性作動油とす
る。
3) 試験用アダプタの形状及び寸法は,附属金具に準じたものであり,その材料はJIS G 4051の
S25C又はこれと同等以上の品質をもつものとする。
b) ) の後,10.3の試験を行う。
10.5 塩水噴霧試験
塩水噴霧試験は,JIS Z 2371又はそれに準じた方法によって72時間実施し,継手及び附属金具の素地金
属(ただし,かしめのために保護皮膜が除去された箇所,及び流路の内孔部は除く。)の赤さび発生の有無
を調べる。
11 検査
11.1 一般事項
継手及び附属金具の検査は,形式検査,受渡検査に区分し,箇条10によって試験を行い,箇条5箇条
8に適合しなければならない。箇条10及び箇条5箇条8に規定しない項目について検査する場合の試験
方法及び要求性能は,受渡当事者間の協定による。
11.2 形式検査
形式検査は,次に示す項目について,全ての性能値を満足しなければならない。
形式検査は,新規の設計をしたとき,又は製造方法若しくは材料を変更したときに,実施しなければな
らない。
a) 外観
b) 表面処理
c) 寸法
d) 耐圧試験
e) 締付けトルク
11.3 受渡検査
受渡検査は,形式検査に合格し,性能の確認された継手及び附属金具と同種類のものについて,次の各
項目の検査を行い,箇条6及び箇条7の規定に適合しなければならない。
a) 外観
b) 寸法
検査は,外観については全数検査とし,寸法については抜取検査とする。
――――― [JIS B 8363 pdf 9] ―――――
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なお,抜取方式については,受渡当事者間の協定による。
12 保管及び包装
12.1 一般事項
継手及び附属金具は,包装に際して内部を清浄にし,ちり,ほこりなどが入らないような防じん処置を
施さなければならない。
12.2 防せい処理
長期間保管する場合,継手及び附属金具には,防せい油,防せい紙などで適切な処置を施すことが望ま
しい。
12.3 保管場所
直射日光を避け,−10 ℃+40 ℃程度の温度で,有害なガスのない乾燥した屋内の場所を選び,油,
薬品が付着しないようにする。
13 製品の呼び方
継手及び附属金具の呼び方は,規格番号,継手及び附属金具の記号並びに呼び径による。
例 JIS B 8363 4C-S-6
14 表示
14.1 製品
継手及び附属金具には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製造者名又はその記号
14.2 包装
継手及び附属金具の包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 継手及び附属金具の記号(例 4C-S)
b) 継手及び附属金具の呼び径(例 呼び径6)
c) 製造者名又はその記号(例 XXX)
――――― [JIS B 8363 pdf 10] ―――――
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JIS B 8363:2015の国際規格 ICS 分類一覧
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JIS B 8363:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB0205-4:2001
- 一般用メートルねじ―第4部:基準寸法
- JISB0208:1973
- ユニファイ細目ねじ
- JISB0209-2:2001
- 一般用メートルねじ―公差―第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法―中(はめあい区分)
- JISB0212:1973
- ユニファイ細目ねじの許容限界寸法及び公差
- JISB0251:2008
- メートルねじ用限界ゲージ
- JISB0253:1985
- 管用テーパねじゲージ
- JISB0254:2011
- 管用平行ねじゲージ
- JISB0255:1998
- ユニファイねじ用限界ゲージ
- JISB0405:1991
- 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
- JISB1051:2014
- 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―強度区分を規定したボルト,小ねじ及び植込みボルト―並目ねじ及び細目ねじ
- JISB1052-2:2014
- 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質―第2部:強度区分を規定したナット―並目ねじ及び細目ねじ
- JISB1180:2014
- 六角ボルト
- JISB1181:2014
- 六角ナット
- JISB2291:1994
- 油圧用21MPa管フランジ
- JISB2401-1:2012
- Oリング―第1部:Oリング
- JISB8360:2015
- 液圧用の鋼線又は繊維補強ゴムホースアセンブリ
- JISB8362:2000
- 液圧用繊維補強樹脂ホースアセンブリ
- JISB8364:2000
- 液圧用繊維補強ゴムホースアセンブリ
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISH8625:1993
- 電気亜鉛めっき及び電気カドミウムめっき上のクロメート皮膜
- JISK2213:1983
- タービン油
- JISZ2371:2015
- 塩水噴霧試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態