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JIS B 8801:2003 規格概要
この規格 B8801は、屋内において使用する,通常のつり具を備えたクラブ式天井クレーン及びホイスト式天井クレーン(電気チェーンブロック付きを含む。)について規定。
JISB8801 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8801
- 規格名称
- 天井クレーン
- 規格名称英語訳
- Overhead travelling crane
- 制定年月日
- 1950年8月14日
- 最新改正日
- 2017年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 53.020.20
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 物流 2019
- 改訂:履歴
- 1950-08-14 制定日, 1953-08-14 改正日, 1956-08-07 改正日, 1959-08-01 確認日, 1962-08-07 確認日, 1963-02-01 改正日, 1966-02-01 確認日, 1968-01-01 改正日, 1971-01-01 確認日, 1974-01-01 確認日, 1974-10-01 改正日, 1983-08-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 2000-08-20 確認日, 2003-04-25 改正日, 2008-03-25 確認日, 2012-10-25 確認日, 2017-10-25 確認
- ページ
- JIS B 8801:2003 PDF [18]
B 8801 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本クレ
ーン協会(JCA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び厚生労働大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS B 8801:1988は改正され,この規格に置き換えられる。
JIS B 8801には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)クラブ式天井クレーンの諸元
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 8801 pdf 1] ―――――
B 8801 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 主要仕様・・・・[1]
- 4.1 定格荷重・・・・[1]
- 4.2 スパン・・・・[1]
- 4.3 揚程・・・・[2]
- 4.4 速度・・・・[2]
- 5. クレーン全体としての等級群・・・・[2]
- 5.1 分類及び等級・・・・[2]
- 5.2 作業係数・・・・[2]
- 6. 建築限界・・・・[2]
- 7. 主要構造・・・・[3]
- 7.1 鉄構部分・・・・[3]
- 7.2 巻上装置・・・・[3]
- 7.3 横行装置・・・・[6]
- 7.4 走行装置・・・・[6]
- 7.5 運転室及び運転台・・・・[6]
- 7.6 操作装置などの配置・・・・[6]
- 8. 電気品・・・・[6]
- 8.1 電源・・・・[6]
- 8.2 電動機・・・・[6]
- 8.3 制御方式・・・・[6]
- 8.4 ブレーキ・・・・[6]
- 8.5 横行給電方式・・・・[6]
- 8.6 走行給電方式・・・・[6]
- 8.7 配線,配管・・・・[7]
- 9. クレーンの精度及び機能・・・・[7]
- 附属書(参考) クラブ式天井クレーンの諸元・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 8801 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8801 : 2003
天井クレーン
Overhead Travelling Crane
1. 適用範囲
この規格は,主として屋内において使用する,通常のつり具を備えたクラブ式天井クレー
ン及びホイスト式天井クレーン(電気チェーンブロック付きを含む。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語―第1部 : 一般
JIS B 8806 天井クレーン用鋳鋼製走行車輪及び鍛鋼製走行車輪
JIS B 8807 クレーン用シーブ
JIS B 8815 電気チェーンブロック
JIS B 8820 クレ−ンの定格荷重,定格速度及び旋回半径
JIS B 8823-5 クレーン−操作装置−操作レバー等の配置及び操作方法―第5部 : 天井走行クレーン及び橋形ク
レーン
JIS C 9620 電気ホイスト
JIS G 3525 ワイヤロープ
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0146-1によるほか,各項の規定による。
4. 主要仕様
主要仕様は次の各項による。また,標準的な高速形,普通形及び低速形クラブ式天井クレ
ーンの諸元を附属書(参考)に示す。
4.1 定格荷重
定格荷重は取り扱う運搬物の最大質量を基準とし,表 1の数列から選定する。
表 1 定格荷重 単位 t
0.5 0.63 0.8
1.0 1.25 1.6 2.0 2.5 2.8 3.0 3.2 4.0 4.8 5.0 6.3 7.5 8.0
10 12.5 15 16 20 25 30 32 40 50 63 80
100 125 160 200 250 320 400 500 630
備考 ゴシック字体の数値は,JIS B 8820による。
4.2 スパン
クレーンを搭載する建屋又はランウエイガーダに設置するクレーンの走行レールのスパン
は,クレーンの形式,定格荷重又は建築物の構造によって決定されるが,その数値はなるべく標準数(R20)
の数列から選定する。
4.3 揚程
揚程はクレーン下の作業空間によって決まるが,決定に当たっては,つり具の点検・修理を
考慮して,つり具を作業面に横置きすることのできる数値とする。
――――― [JIS B 8801 pdf 3] ―――――
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B 8801 : 2003
4.4 速度
運搬頻度,作業性等を考慮して決定する。クラブ式天井クレーンの巻上,横行及び走行速度
は,指定のない限りJIS B 8820の規定による。また,ホイスト式天井クレーンの巻上,横行速度について
は,製造者の推奨値による。
床上操作式クレーンの場合の横行及び走行速度は,運転者の安全を考慮して最大1.1 m/sとする。
5. クレーン全体としての等級群
5.1 分類及び等級
クレーンはその作業条件に応じて,A1A8の8群に分類する。表 2に荷重を受け
る回数と負荷区分による等級群を示す。
表 2 クレーンの等級群
荷重を受ける回数
6.3×104 1.0×106回 2.0×106回
6.3×104回 1.2×105回 2.5×105回 5.0×105回
負荷による区分 回未満 以上 以上 以上 以上 以上 以上
2.0×106回
1.2×105回 2.5×105回 5.0×105回 1.0×106回
未満 未満 未満 未満 未満
常態として定格荷重の
50 %未満の荷重の荷を A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7
つるクレーン
常態として定格荷重の
50 %以上63 %未満の荷 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8
重の荷をつるクレーン
常態として定格荷重の
63 %以上80 %未満の荷 A3 A4 A5 A6 A7 A8 A8
重の荷をつるクレーン
常態として定格荷重の
80 %以上の荷重の荷を A4 A5 A6 A7 A8 A8 A8
つるクレーン
5.2 作業係数
各等級に適用する作業係数Kを表 3に示す。
表 3 作業係数K
等級
A1 A2 A3 A4 A5 A6 A7 A8
作業係数 1.0 1.02 1.05 1.08 1.11 1.14 1.17 1.2
6. 建築限界
クレーン限界と建築限界とのすき間及び主集電架線の位置は,図1及び図2による。また,
標準的なクラブ式天井クレーンの建築限界を附属書(参考)の附属書参考図1に示す。
――――― [JIS B 8801 pdf 4] ―――――
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B 8801 : 2003
図 1 建築限界(クラブ式天井クレーン)
図 2 建築限界(ホイスト式サスペンション形天井クレーン)
7. 主要構造
7.1 鉄構部分
荷重及び衝撃に対して十分な強度及び剛性をもつものとし,クレーンの形式,荷重及び
スパンに適応したものとする。
主要部材の継手部分及び断面形状の変化部分は,応力集中を十分に考慮する。繰り返し荷重を受ける部
材は特に形状,加工に留意する。
ガーダの最も不利な位置における定格荷重によるたわみは,スパンの1/800以下とする。また,長スパ
ン又は使用頻度の高いクレーンで,着床などに位置合わせを必要とするクレーンにあっては,ガーダの動
的たわみ(振幅,減衰時間)を最小限に止める構造とする。
7.2 巻上装置
7.2.1 巻上装置の等級 巻上装置の実使用時間及び負荷の程度に応じて,巻上装置の等級群を表4に示す。
――――― [JIS B 8801 pdf 5] ―――――
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JIS B 8801:2003の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 8801:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0146-1:2017
- クレーン―用語―第1部:一般
- JISB8806:1992
- クレーン用鋳鋼製車輪及び鍛鋼製車輪
- JISB8807:2003
- クレーン用シーブ
- JISB8815:2013
- 電気チェーンブロック
- JISB8820:2004
- クレーンの定格荷重,定格速度及び旋回半径
- JISB8823-5:2001
- クレーン―操作装置―操作レバー等の配置及び操作方法―第5部:天井走行クレーン及び橋形クレーン
- JISC9620:2012
- 電気ホイスト
- JISG3525:2013
- ワイヤロープ