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JIS B 9901-2:2022 規格概要
この規格 B9901-2は、生活環境及び作業環境を構成する空気中に含まれる特定の有害ガスを除去する空気調和及び換気に用いられるガス除去フィルタ(GPACD)の性能試験方法について規定。
JISB9901-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9901-2
- 規格名称
- 一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法―第2部 : ガス除去フィルタ
- 規格名称英語訳
- Test method for performance of gas-removal media and devices for general ventilation -- Part 2:Gas-phase air cleaning devices
- 制定年月日
- 2022年2月21日
- 最新改正日
- 2022年2月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 10121-2:2013(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 23.120, 91.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2022-02-21 制定
- ページ
- JIS B 9901-2:2022 PDF [39]
B 9901-2 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び略語・・・・[2]
- 4.1 記号・・・・[2]
- 4.2 略語・・・・[3]
- 5 ガス除去フィルタの試験・・・・[3]
- 5.1 一般事項・・・・[3]
- 5.2 試験準備及び試験装置の標準構成図・・・・[4]
- 5.3 生データ,精度及び標準パラメータ・・・・[5]
- 5.4 標準的なベンチマークの設定・・・・[6]
- 5.5 受渡当事者間の協定によって選択する試験パラメータ・・・・[8]
- 6 試験手順・・・・[9]
- 6.1 一般事項・・・・[9]
- 6.2 試運転調整及び圧力損失の測定・・・・[9]
- 6.3 初期除去効率・・・・[11]
- 6.4 除去容量の測定・・・・[12]
- 6.5 保持力の測定・・・・[15]
- 7 試験装置の性能検証・・・・[16]
- 7.1 一般事項・・・・[16]
- 7.2 立上がり時間及び立下がり時間の決定・・・・[16]
- 8 評価及び報告書・・・・[17]
- 8.1 試験報告書の紹介・・・・[17]
- 8.2 試験報告書の例・・・・[18]
- 9 安全対策・・・・[21]
- 附属書A(規定)試験装置の要求事項,装置の性能検証及び定常操作・・・・[23]
- 附属書B(参考)試験ガス,ガス発生源及び分析技術・・・・[26]
- 附属書C(参考)試験装置の設計・・・・[32]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[36]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9901 pdf 1] ―――――
B 9901-2 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本空気清浄協会(JACA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出が
あり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。これによって,
JIS B 9901:1997は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 9901規格群(一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法)は,次に示す部で構成する。
JIS B 9901-1 第1部 : ガス除去材
JIS B 9901-2 第2部 : ガス除去フィルタ
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 9901 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
B 9901-2 : 2022
一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法−第2部 : ガス除去フィルタ
Test method for performance of gas-removal media and devices for general ventilation-Part 2: Gas-phase air cleaning devices
序文
この規格は,2013年に第1版として発行されたISO 10121-2を基とし,我が国の実情に合わせて,技術
的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,生活環境及び作業環境を構成する空気中に含まれる特定の有害ガスを除去する空気調和及
び換気に用いられるガス除去フィルタ(GPACD)の性能試験方法について規定する。この規格は,開口面
積が300 mm×300 mmから610 mm×610 mmまでの試験ダクトにおいて,風量が定格風量又は面風速が
2.5 m/sで適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 10121-2:2013,Test methods for assessing the performance of gas-phase air cleaning media and devices
for general ventilation−Part 2: Gas-phase air cleaning devices (GPACD)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 9901-1 一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法−第1部 : ガス除去材
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 10121-1:2014,Test methods for assessing the performance
of gas-phase air cleaning media and devices for general ventilation−Part 1: Gas-phase air cleaning
media
JIS B 9908-1 換気用エアフィルタユニット·換気用電気集じん器の性能試験方法−第1部 : 粒子状物
質捕集率に基づく仕様,要件及び分類
JIS Z 8122 コンタミネーションコントロール用語
ISO 29463-1,High efficiency filters and filter media for removing particles from air−Part 1: Classification,
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B 9901-2 : 2022
performance, testing and marking
ISO 29464,Cleaning of air and other gases−Terminology
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 9901-1,JIS Z 8122及びISO 29464による。
4 記号及び略語
4.1 記号
記号は,次による。
C 濃度(ppb,ppm)
CD ガス除去フィルタ後のY mmの位置で測定した下流の濃度(ppb,ppm)
CU ガス除去フィルタの手前X mmの位置で測定した上流の濃度(ppb,ppm)
EI 6.3の初期除去効率試験中に低負荷で測定されたガス除去フィルタの初期除去効率(%)
EC 6.4の除去容量試験中に選択された試験濃度で測定されたガス除去フィルタの除去効率(%)
EEND 試験終了時に記録された除去効率又は受渡当事者間で合意された値(%)
mr 保持力(g,mol)は,CDがゼロに近い規定値に達するまで,除去容量試験中に選択された同じ気
流において清浄空気で換気した後,ガス除去フィルタによって保持した汚染物量
ms 除去容量試験中にガス除去フィルタによって蓄積された試験ガスのモル又はグラムの積分量
(mol,g)
msEI 式(2)の初期除去効率試験の間に蓄積された負荷化合物のモル又はグラムの積分量(mol,g)
msD 式(3)の下流位置での測定中に蓄積された試験ガスのモル又はグラムの積分量(mol,g)
msU 式(3)の上流位置での測定中に蓄積された試験ガスのモル又はグラムの積分量(mol,g)
pD ガス除去フィルタ後のY mmの位置で測定した下流の圧力(Pa)
pU ガス除去フィルタの手前X mmの位置で測定した上流の圧力(Pa)
Q ガス除去フィルタ後のZ mmの位置で測定した試験で使用した風量(m3/h)(通常,定格風量)
QA 試験中にわたって均等に分布している個々の測定値から計算した平均風量(m3/h)
RHD ガス除去フィルタ後のY mmの位置で測定した下流の相対湿度(%)
RHU ガス除去フィルタの手前X mmの位置で測定した上流の相対湿度(%)
SV 空間速度(h-1)
t 時間(h)
t0 試験開始時刻。CU(上流の試験ガス濃度)が,空のダクトに対して選択された試験濃度と等しく
なった時刻
tDC 除去容量測定における試験濃度の立下がり時間(h)
tDE 初期除去効率測定における試験濃度の立下がり時間(h)
tEND 試験終了時刻。規定された試験手順(受渡当事者間で合意されたもの)のいずれかにおいて,所
望の濃度又はその他終了基準が満たされた時刻
tRC 除去容量測定における試験濃度の立上がり時間(h)
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3
B 9901-2 : 2022
tRE 初期除去効率測定における試験濃度の立上がり時間(h)
tVC 試験ガス供給弁を閉止したときの時刻
tVO 試験ガス供給弁を開放したときの時刻
TD ガス除去フィルタ後のY mmの位置で測定した下流の温度(°C)
TU ガス除去フィルタの手前X mmの位置で測定した上流の温度(°C)
vf ガス除去フィルタの流れ及び断面積から計算した面風速(m/s)
X 性能検証(附属書A参照)で決定された,乱されていない測定を可能にするためのフィルタ前方
の十分な位置X。位置Xでは,試験ガスが十分に混合され,ガス除去フィルタ試験の上流濃度を
表す。
Y 性能検証(附属書A参照)で決定された,乱されていない測定を可能にするためのフィルタ後方
の十分に離れた位置Y。位置Yでは,浸透する試験ガスの濃度が十分に混合され,ガス除去フィ
ルタ後の算術平均下流濃度を表す。
Z 性能検証(附属書A参照)で決定された,オリフィス装置又はピトー管を使用して信頼性のある
流量測定を可能にするためのガス除去フィルタから十分に離れた位置
Δp 試験したガス除去フィルタで測定した圧力損失(Pa)
4.2 略語
略号は,次による。
ASTM 前身が米国材料試験協会(American Society for Testing and Materials)として知られてい
るASTM International
HEPAフィルタ 高性能(High Efficiency Particulate Air)フィルタ
JIS 日本産業規格(Japanese Industrial Standard)
JACA 日本空気清浄協会(Japan Air Cleaning Association)
SDS 安全データシート(Safety Data Sheet)
NMP n-メチル-2-ピロリドン(1-Methyl-2-pyrrolidone)
TLV しきい(閾)値(Threshold Limit Value)1)
VOC 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)
AMC 分子状汚染物質(Airborne Molecular Contamination)
注1) 我が国の許容濃度に相当する。ほとんど全ての労働者が,毎日繰り返し暴露されても有害な影響
を受けることはない化学物質の濃度。
5 ガス除去フィルタの試験
5.1 一般事項
この箇条では,標準試験装置の規定,並びにベンチマーク試験のために気流及び試験ガスを発生させる
ための標準パラメータについて規定する。
ガス除去フィルタの性能を表す四つの重要なパラメータ(圧力損失Δp,除去容量ms,除去効率E及び
保持力mr)の測定方法を示す。これらのパラメータは,次のように相互関係がある。
− 対象ガスによって異なる(例外として,Δpは影響を受けない)。
――――― [JIS B 9901 pdf 5] ―――――
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JIS B 9901-2:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 10121-2:2013(MOD)
JIS B 9901-2:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.140 : 建築物の付帯施設 > 91.140.30 : 通風及び空気調和システム
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.120 : 換気装置.ファン.空調装置
JIS B 9901-2:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9901-1:2022
- 一般換気用ガス除去フィルタの性能試験方法―第1部:ガス除去材
- JISB9908-1:2019
- 換気用エアフィルタユニット・換気用電気集じん器の性能試験方法―第1部:粒子状物質捕集率に基づく仕様,要件及び分類
- JISZ8122:2000
- コンタミネーションコントロール用語